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 中学時代、いずれは全国区のバドミントンプレイヤーになると目されていながら、中三のときに遭遇した事故により、肩を負傷して表舞台から消えた少女、仁藤紬(にとうつむぎ)
 そんな紬の運命を変えたのは、中学時代のライバルであった歳桃心(さいとうこころ)と、友人の石黒紗枝(いしぐろさえ)だった。
「私と一緒にダブルスやろうよ!」
 二人の説得により、肩があがらなくてもプレーできる前衛専門のプレイヤーとして、紬は再びバドミントン部に入部する。
 なぜ、彼女は事故に遭ったのか?
 なぜ、彼女は中三のとき試合をボイコットしたのか?
 紬の過去を知っているかつてのチームメイト、神宮寺姫子(じんぐうじひめこ)と再会したことで、紬の運命は再び動き出した――。
 さあ行こう! インターハイの頂点へ。
 これは、団体戦でインターハイの頂点を目指す彼女らの、青春バドミントンストーリーだ。

表紙イラスト担当:Siena様
タイトルロゴ担当:立藤 夕貴様(@tokinote216)
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