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本作は一番最初に書いた恋愛作品でもあったため、特に奇をてらうことなく王道ど真ん中にしたいと考えていたので、その評であっていると思います。
【そして別れの春がくる】の回は、この作品の初稿においては最終話でもあったので(つまり、ビターエンドだったんです)、わりと気合を入れて書いていましたしね。
いったん完結させた後に書いたアフターストーリー(この作品で言うと、冒頭、幕間、終話、のみっつ)と抱き合わせることで、いまの構成になりました。真人間になっている瑠衣との再会とか、なんだかんだ恭子を支えてくれる律や悠里の演出とか、ニ十歳になった恭子の現状を描いたことで、ようやく本作も完結したんだな、という実感が当時あったのは確かです。
なお、同期会の幹事ら三人による外伝が、短編集「夢に繋がる架け橋」の中の一話「私をプロデュースする方法」で描かれています。こちらの主人公は上田律。
これはついでの宣伝でしたw
ここがこの作品の、実質クライマックスとなります。
実際、誰も悪くなんかないんですよね。
玲は自分の気持ちを晃に伝えようと、命が燃え尽きる瞬間に抗っただけで。
恭子は玲との約束を果たすため、正々堂々晃にぶつかっていっただけですし。
晃にしても、この状態で恭子の気持ちを真っすぐ受け止めるのはさすがに無理だった。
ただ、それだけのことなのです。
タイミングが、それぞれに最悪な形で重なっただけのことで。
決戦前夜 読みました。
ここで日記の内容の開示はずるい。
泣けてくるじゃないですか。
友のため。約束を果たすため。いざ、告白の時。
太古の昔から手紙とか日記はズルいものと相場が決まっていますのでw
ここで突然日記の本文に変化させたのは、「そもそも、ここまで全部日記を読み返している、恭子視点の回想だからね」というのを読者に示す目的もあります。
ちょっとわかりにくいんですけどね。
なので、幕間とか時々視点変更で入って来る「現在の描写」こそが、この物語の「本編」なのです。