嘘つきな私のニューゲーム~自分を偽ってきた彼と、親友を欺いた彼女の物語~
――後悔していること、あなたにはありますか?
初恋の相手に、気持ちを伝えることができなかった過去を悔やんでいる青年、三嶋蓮(みしまれん)
大切な親友に嘘をつき、気まずくなってしまった過去を悔いている女性、霧島七瀬(きりしまななせ)
十年前、二分の一成人式で当時小学生だった自分が現在の自分に書いた手紙がタイムカプセルから出てきたとき、二人の心の傷がよみがえる。
そんななか、蓮の前に現れたのは、雨の日だけバス停に佇んでいるちょっと不思議なセーラー服の少女。
少女の姿は、二人の共通の友人だった森川菫(もりかわすみれ)と何故か瓜二つで?
少女と森川菫の共通点が見えてくるにつれて、蓮が忘れかけていた純粋な恋心と、七瀬が隠し続けていた過去の罪が浮き彫りになっていくのだった。
これは、未練を解消していくための、二人がたどった「ニューゲーム」だ。
※表紙画像は、イトノコ様のフリーアイコンを使わせて頂いています。
初恋の相手に、気持ちを伝えることができなかった過去を悔やんでいる青年、三嶋蓮(みしまれん)
大切な親友に嘘をつき、気まずくなってしまった過去を悔いている女性、霧島七瀬(きりしまななせ)
十年前、二分の一成人式で当時小学生だった自分が現在の自分に書いた手紙がタイムカプセルから出てきたとき、二人の心の傷がよみがえる。
そんななか、蓮の前に現れたのは、雨の日だけバス停に佇んでいるちょっと不思議なセーラー服の少女。
少女の姿は、二人の共通の友人だった森川菫(もりかわすみれ)と何故か瓜二つで?
少女と森川菫の共通点が見えてくるにつれて、蓮が忘れかけていた純粋な恋心と、七瀬が隠し続けていた過去の罪が浮き彫りになっていくのだった。
これは、未練を解消していくための、二人がたどった「ニューゲーム」だ。
※表紙画像は、イトノコ様のフリーアイコンを使わせて頂いています。
あなたにおすすめの小説
連れ子が中学生に成長して胸が膨らむ・・・1人での快感にも目覚て恥ずかしそうにベッドの上で寝る
マッキーの世界
大衆娯楽
連れ子が成長し、中学生になった。
思春期ということもあり、反抗的な態度をとられる。
だが、そんな反抗的な表情も妙に俺の心を捉えて離さない。
「ああ、抱きたい・・・」
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【女性向けR18】性なる教師と溺れる
タチバナ
恋愛
教師が性に溺れる物語。
恋愛要素やエロに至るまでの話多めの女性向け官能小説です。
教師がやらしいことをしても罪に問われづらい世界線の話です。
オムニバス形式になると思います。
全て未発表作品です。
エロのお供になりますと幸いです。
しばらく学校に出入りしていないので学校の設定はでたらめです。
完全架空の学校と先生をどうぞ温かく見守りくださいませ。
完全に趣味&自己満小説です。←重要です。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
霧島七瀬というキャラクターを通じて描きたかったのは「持っている人間なりの苦悩」でした。
彼女は考えられうる最短のルートで教師になる夢を叶え、同棲相手もいて、容姿端麗で、教師なのでもちろん頭脳明晰です。
何ひとつ失うものはないのですが、実のところ、手に入ったものもそこまで多くない。
親との仲は壊れてしまったし、初恋の相手には気持ちを伝えられなかったし、同棲相手ともあまり上手くいってない。容姿端麗であることも、時としてマイナスに働いた。
それら全ては(ある意味)彼女の自業自得ともいえるし、それだけに強い苦悩を抱えています。
そういった彼女の苦悩を深めていた元凶が、悦子であり美登里であるわけですね。名わき役たちの存在意義を感じていただけて感謝です。
書きたい展開が多かったため思いのほか長くなったのと、最後もうちっと盛り上げたかったなーという後悔もあるのですが、花火のシーンは二回ともエモかったんじゃないかなと、花火展開マニアとしては思うのです。
結末の解釈は仰るとおり、読み手に全てまかせました。それでも言えるのは、記憶を失ったことは森川にとって完全に不幸ではないし、彼ら彼女らは、しっかり前を向けたはず、ということですかね。
そうなんじゃないかな? と思わせたり、いや、もしかして勘違いかな? と思わせたり。情報の出し入れに拘った章でした。
七瀬に比べると尺の短い章になりましたが、短いなかでもしっかり落ちはつけられたのかなと。
冒頭の蓮はわりとクズっぽい(苦笑)思考をしているので、元々あったはずの純粋さを取り戻していく様が、あまり不自然にならないようにと気遣いました。
背伸びをしていたこの思考こそが、彼にとっての『嘘』であったわけです。
こちらも拝読させて頂く決意がつきました。
タイムカプセルに入れられた十年後の自分たち。
未来への手紙に何が記されているのか?
楽しみにして読ませて頂きます。
一話目の気持ちをここに残しておきます。
アルファでは初感想。ありがとうございます!
事件の裏と表を、二人の主人公の視点から描いた作品です。
タイムカプセルから出てきた手紙の文面が、彼らの心にどんな影を落とすのか。過去を見つめ直したことで、どんな決断をくだすのか?あたりがテーマでしょうか。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。