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冤罪の罰
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ー翌日ー
(学校...行きたくない...)
ちさとは、学校に行こうか迷っていた。
だが、いつも仕事で忙しく働いてくれている母に心配をかけたくない。
無理やり起き上がり支度をする。
(お母さんにだけはばれないようにしなきゃ。)
ちさと『行ってきまーす!』
ちさとは無理に明るい声を出した。
ー昇降口ー
学校につくと、ちさとの靴箱にはゴミや泥がたくさん詰まっていた。
汚された上履きにはマッキーで酷い悪口がかかれている。
ちさと『っ.....』
仕方なくその上履きを履いていると5☆達が現れた。
いきなりめいがちさとを突き飛ばす。
めい『何学校来てんだよ!』
ちさと『いっ...』
そこであこがすかさずちさとに汚い水をかける。
あこ『はい、トイレの汚い水プレゼントーっ』
ちさと『きゃあっ』
みう『あっみうからもプレゼントあげるぅー』
みうがちさとの胸に何かを貼った。
それは、アバズレちさとと書かれた名札だった。
泥で汚く汚れている。
ちさと『やっ...』
みう『すごい似合ってるよぉw』
ちさとは必死で外そうとしたが、とれない。
れいか『とれませんよ?瞬間接着剤がついてますから。とりたいなら服を脱がないとだめですねw』
あこ『wwそれはそれでアバズレっぽいwww』
5☆はきゃははは!とちさとを見て笑った。
さな『あんたがあんなことするからこうなったのよ?ゆうすけに手を出した罰。こんなのじゃまだまだ終わらないわ!嫌だったらさっさと大人しく学校から去りなさい?wじゃあね。ア、バ、ズ、レ、ち、さ、と、さん?きゃはははっ』
5☆は教室に戻っていった。
残されたちさとは泣きそうになりながら自分が汚したわけでもない床や靴箱を掃除する。
ゆうすけ『ふふっ随分と惨めだね...ちさとちゃん?』
ちさとが驚いてふりかえると、ゆうすけがそこに立っていた。
ゆうすけ『相変わらずいい仕事するなあ。さなは』
ちさと『あ...あなたが....あなたがあんなことしたから!私は...!なんで!なんであんなことしたの!』
ゆうすけ『なんで?そんなの決まってるでしょ?ひ・ま・つ・ぶ・し☆』
ゆうすけはにこっと笑っていった。
ちさと『自分の暇つぶしのためにあんなことをしたっていうの?!』
ゆうすけ『うん♪』
ちさと『私があなたに何をしたっていうの!』
ゆうすけ『んー何をしたっていうか...まあ、しいていえば、むかついたからかなっ』
ちさと『え...?』
ゆうすけ『僕をちやほやしない女なんていない。誰もが憧れ、僕を見てふりかえる。容姿も権力も金も何もかもを持っているトップの僕。それなのに君は、この学園で底辺の君が、この僕をまあまあって言った!』
ゆうすけがちさとを睨む。
ゆうすけ『まっせいぜい頑張りなよ。僕はちさとちゃんがいじめられ、壊れていくのをじっくり眺めさせてもらうからっ☆じゃあね♪ちさとちゃん』
ゆうすけが去っていくと同時に、ちさとはへなへなとその場に座り込んだ。
(そんな....そんな理由で私は...こんな目にあったっていうの.......)
(学校...行きたくない...)
ちさとは、学校に行こうか迷っていた。
だが、いつも仕事で忙しく働いてくれている母に心配をかけたくない。
無理やり起き上がり支度をする。
(お母さんにだけはばれないようにしなきゃ。)
ちさと『行ってきまーす!』
ちさとは無理に明るい声を出した。
ー昇降口ー
学校につくと、ちさとの靴箱にはゴミや泥がたくさん詰まっていた。
汚された上履きにはマッキーで酷い悪口がかかれている。
ちさと『っ.....』
仕方なくその上履きを履いていると5☆達が現れた。
いきなりめいがちさとを突き飛ばす。
めい『何学校来てんだよ!』
ちさと『いっ...』
そこであこがすかさずちさとに汚い水をかける。
あこ『はい、トイレの汚い水プレゼントーっ』
ちさと『きゃあっ』
みう『あっみうからもプレゼントあげるぅー』
みうがちさとの胸に何かを貼った。
それは、アバズレちさとと書かれた名札だった。
泥で汚く汚れている。
ちさと『やっ...』
みう『すごい似合ってるよぉw』
ちさとは必死で外そうとしたが、とれない。
れいか『とれませんよ?瞬間接着剤がついてますから。とりたいなら服を脱がないとだめですねw』
あこ『wwそれはそれでアバズレっぽいwww』
5☆はきゃははは!とちさとを見て笑った。
さな『あんたがあんなことするからこうなったのよ?ゆうすけに手を出した罰。こんなのじゃまだまだ終わらないわ!嫌だったらさっさと大人しく学校から去りなさい?wじゃあね。ア、バ、ズ、レ、ち、さ、と、さん?きゃはははっ』
5☆は教室に戻っていった。
残されたちさとは泣きそうになりながら自分が汚したわけでもない床や靴箱を掃除する。
ゆうすけ『ふふっ随分と惨めだね...ちさとちゃん?』
ちさとが驚いてふりかえると、ゆうすけがそこに立っていた。
ゆうすけ『相変わらずいい仕事するなあ。さなは』
ちさと『あ...あなたが....あなたがあんなことしたから!私は...!なんで!なんであんなことしたの!』
ゆうすけ『なんで?そんなの決まってるでしょ?ひ・ま・つ・ぶ・し☆』
ゆうすけはにこっと笑っていった。
ちさと『自分の暇つぶしのためにあんなことをしたっていうの?!』
ゆうすけ『うん♪』
ちさと『私があなたに何をしたっていうの!』
ゆうすけ『んー何をしたっていうか...まあ、しいていえば、むかついたからかなっ』
ちさと『え...?』
ゆうすけ『僕をちやほやしない女なんていない。誰もが憧れ、僕を見てふりかえる。容姿も権力も金も何もかもを持っているトップの僕。それなのに君は、この学園で底辺の君が、この僕をまあまあって言った!』
ゆうすけがちさとを睨む。
ゆうすけ『まっせいぜい頑張りなよ。僕はちさとちゃんがいじめられ、壊れていくのをじっくり眺めさせてもらうからっ☆じゃあね♪ちさとちゃん』
ゆうすけが去っていくと同時に、ちさとはへなへなとその場に座り込んだ。
(そんな....そんな理由で私は...こんな目にあったっていうの.......)
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