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一年
忘れていますが、エウもいます:this winter
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それから、少しばかり俺はクラリスさんに聞いた内容を纏めたり、考察していた。
クラリスさんはジュースを片手にクッキーを美味しそうに食べている。けれど、食べ過ぎではなかろうか。夕食が食べらなくなってアランに怒られる未来しか見えないのだが。
まぁ、いいか。
俺はクラリスさんの事を脇において、考察を続ける。
魔力が概念に影響を受けるって魔法と同じだよな。あれも、魔力が思念を受け取って、その思念に影響されて魔力の性質が変わったりして、魔法が展開されるわけだし。
しかし、魂魄って何だ?
魔力が概念的な塊を創ったところでそこに魂魄が宿る意味が分からん。“解析者”で解析しようにも、そもそも魂魄という存在を捉えられないからな。
結局、そこで行き詰る。
まぁ、いいや。
それより、人類が妖精になる事が気になる。俺が持っていた妖精や精霊にかんする知識も結構間違っているらしいし、洗い直しが必要だしな。
「ねぇ、クラリスさん。妖人族は妖精に分類されないの?」
「ん? ああ、そうだの。妖精とは、精神生命体のことを指すのだ。妖人族は肉体を持ち、そして精神生命体にはなれん。まぁ、精神生命体が肉体を持つことは可能だがの」
「ふぅーん」
精神生命体って、つまり魂魄だけで生きているってことだよな。あれか、俺が初めてクロノス爺とあった時みたいな感じか。
あの時は、俺は魂魄だけだったけど、クロノス爺が肉体らしきものを与えてくれたし、そんな感じなのか。
魔力で肉体を創っているのか……
「ねぇ、精神生命体が持つ肉体ってさ、この世界の物質的存在を肉体とするの? それとも、魔力で創り出すの?」
「ふむ。精霊などは主に魔力で肉体を創り出すが、それ以外は大抵、この世界の物質的存在に己の精神を宿すことが多いの。特に悪魔と天使は受肉といって、妖精界からこちらの世界に来るとき、大抵人類の死体を己の器とする。悪魔と天使は、人類種が誕生してから、爆発的に増えての。その影響か、人類種の肉体が器としての適性が高いらしい」
「ぅへー。マジか」
悪魔降臨の儀式とか、あくどい事がこの世界でも蔓延っているのだろうか。っていうか、天使もそうなのか。名前的にクロノス爺たちの召使だと思ったんだが、そうでもないらしい。
えー。
「まぁ、現在、悪魔と天使は妖精界での覇権争いが忙しくての。呼びかけがあってもこの世界に降りてくることは殆んどないから、気にせんでよい」
「覇権争い?」
「うむ。儂も直接確認したわけではないのだがの。友人の精霊に聞いたところ、妖精界を統べていた妖精女王がどうやら旅行に出掛けてしまっての」
何それ。っというか、妖精が旅行って何処に行くんだ。
「それを好機と見た悪魔と天使が己の派閥を広げようと争っておるのだ。両者とも概念的な性質故、常に争っておるらしいのがの、妖精女王が公式的な争い以外は禁止しておっての」
「だけど、今はその妖精女王がいないから、その内に争ってしまおうと?」
「うむ」
妖精って超人的な存在だと思ってたんだけどな。こう、自由という鎖によって縛られて、それ以外の鎖を切り捨てた存在だと思ったんだがな。
派閥争いとかするのか。
「……お主がどうおもっているかは分からんが、派閥争いが好きなのは悪魔と天使だけだの。他の妖精は基本的に自由気ままだの。まぁ、精霊の場合だと秩序を重んじたりするのだがの」
あ、それはイメージ通りだ。精霊は自然の理とかにうるさくって調停者的な役割をもっているとか、そんなイメージがある。
「あ、ねぇ。妖精女王ってどんな概念なの?」
「それはとてもシンプルだの」
「シンプル?」
「うむ。妖精女王は妖精を統べる概念で形作られておる」
え。つまり、生まれながらにして、妖精に絶対的な力があるとかそういう存在ってことか。生まれながらにして女王なのか。
「概念って結構自由なんだね」
「うむ。十人十色というわけではないが、多くの生物が多種多様な概念を持っておる。そして、妖精も生物の一種類であるからの」
「つまり、妖精から妖精が生まれるってことなんだ」
面白いな。この世界。
にしても、クラリスさんはこんな事まで知っているのか。精霊の友人がいるって言ってたし、俺も精霊、いや、妖精にあって話して……
あ、ウメンがいるじゃん。
ああ、けど、今はずっと眠ってるんだ。春以降、俺が呼びかけても出て来なくなったんだよな。アテナ母さんに聞いたら、蛹みたいな状態だって言ってたけど、いつまでかかるんだろ。
会いたいな。
「ねぇ、二人とも何を話しているの?」
と、俺が少しだけアンニュイになっていたら、ライン兄さんが自分の研究室から出てきた。たぶん、休憩を取りに来たんだろう。
前は、休憩することを知らず、不眠不休で研究したり、研究書を読んでいたりとしていたが、アテナ母さんとロイス父さんにこってり絞られてからそれはなくなった。休憩する大事さを教わったたしい。
「妖精についてだよ」
「へぇー、そうなんだ」
ライン兄さんは頷きながらも、棚にあった自分専用のカップを取り出し、また、水魔法とお湯を沸かす魔道具を使って、紅茶を入れていく。
そして、手際よく紅茶を作ったら、俺の隣に座った。クラリスさんの隣に座れば良かったのに。
「何?」
そう思ってライン兄さんを見たら、ライン兄さんが目を細めて問うてきた。
「いや、何でもないよ」
ここで余計な事をいっても面倒なので、そう言っておく。まぁ、何でもない、という言葉はこの上なくムカつく、いや、気になる言葉ではあるんだが。
「ふぅん」
ただ、このやり取りはいつもの事であり、ライン兄さんは軽く流した。そういうものだ。
「して、ラインは何をしておったのだ?」
クラリスさんはライン兄さんの事を呼び捨てで呼ぶようになった。ライン坊とは言わなくなった。ライン兄さんが嫌ったのもあるし、クラリスさんが俺と区別化するのはよくないだろうと思ったかららしい。
まぁ、そんな事はおいておいて、クラリスさんに問われたライン兄さんは、ゆっくりと紅茶を口に含んだあと、翡翠の瞳を黄金の瞳に向ける。
絵になるな。
「絵を描いていたよ」
ライン兄さんは多芸で多趣味だ。絵を描くのも一つの趣味である。
それにそんな絵を描く趣味友達を見つけたようだし、ライン兄さんが植物や幻獣と添い遂げる未来はなさそうで安心である。
いや、まぁ、その生き方が悪いとは思っていないが、けど、少しだけ気になる者ではあるのだ。
「どんな絵かの?」
「物語性がある絵みたいな感じだよ。セオが教えてくれたんだ」
俺もあまり詳しくないが、連続的な物語性がある日本の絵巻物語的な感じの絵と西洋の、特に教会関連で多かった一枚の絵に多くの時系列をつぎ込む離散的な絵を教えたのだ。
まぁ、先程も言った通り、俺の絵に関する知識は相当弱い。前世ではそこまで絵に興味がなかったので――アニメの絵とかは別だが――俺の絵の知識はクイズ番組によって作られてる。
だから、断片的な知識だし、正確性もないのだが、この世界は地球ではない。地球の知識を正確に記憶している必要はないし、正確に伝来する必要もない。
それより、ライン兄さんにその断片的な情報を与えたら、どうやって返してくるのか気になったのだ。
ライン兄さんは天職が“芸術家”であるから、俺の予想外、いや、予想外はたぶんないか。地球でライン兄さん級の天才が何百年と積み上げてきたモノを一応知っているし。
けど、面白いものが見れるのではないかと思った。
「ほう」
それはクラリスさんも同様であった。
クラリスさんはジュースを片手にクッキーを美味しそうに食べている。けれど、食べ過ぎではなかろうか。夕食が食べらなくなってアランに怒られる未来しか見えないのだが。
まぁ、いいか。
俺はクラリスさんの事を脇において、考察を続ける。
魔力が概念に影響を受けるって魔法と同じだよな。あれも、魔力が思念を受け取って、その思念に影響されて魔力の性質が変わったりして、魔法が展開されるわけだし。
しかし、魂魄って何だ?
魔力が概念的な塊を創ったところでそこに魂魄が宿る意味が分からん。“解析者”で解析しようにも、そもそも魂魄という存在を捉えられないからな。
結局、そこで行き詰る。
まぁ、いいや。
それより、人類が妖精になる事が気になる。俺が持っていた妖精や精霊にかんする知識も結構間違っているらしいし、洗い直しが必要だしな。
「ねぇ、クラリスさん。妖人族は妖精に分類されないの?」
「ん? ああ、そうだの。妖精とは、精神生命体のことを指すのだ。妖人族は肉体を持ち、そして精神生命体にはなれん。まぁ、精神生命体が肉体を持つことは可能だがの」
「ふぅーん」
精神生命体って、つまり魂魄だけで生きているってことだよな。あれか、俺が初めてクロノス爺とあった時みたいな感じか。
あの時は、俺は魂魄だけだったけど、クロノス爺が肉体らしきものを与えてくれたし、そんな感じなのか。
魔力で肉体を創っているのか……
「ねぇ、精神生命体が持つ肉体ってさ、この世界の物質的存在を肉体とするの? それとも、魔力で創り出すの?」
「ふむ。精霊などは主に魔力で肉体を創り出すが、それ以外は大抵、この世界の物質的存在に己の精神を宿すことが多いの。特に悪魔と天使は受肉といって、妖精界からこちらの世界に来るとき、大抵人類の死体を己の器とする。悪魔と天使は、人類種が誕生してから、爆発的に増えての。その影響か、人類種の肉体が器としての適性が高いらしい」
「ぅへー。マジか」
悪魔降臨の儀式とか、あくどい事がこの世界でも蔓延っているのだろうか。っていうか、天使もそうなのか。名前的にクロノス爺たちの召使だと思ったんだが、そうでもないらしい。
えー。
「まぁ、現在、悪魔と天使は妖精界での覇権争いが忙しくての。呼びかけがあってもこの世界に降りてくることは殆んどないから、気にせんでよい」
「覇権争い?」
「うむ。儂も直接確認したわけではないのだがの。友人の精霊に聞いたところ、妖精界を統べていた妖精女王がどうやら旅行に出掛けてしまっての」
何それ。っというか、妖精が旅行って何処に行くんだ。
「それを好機と見た悪魔と天使が己の派閥を広げようと争っておるのだ。両者とも概念的な性質故、常に争っておるらしいのがの、妖精女王が公式的な争い以外は禁止しておっての」
「だけど、今はその妖精女王がいないから、その内に争ってしまおうと?」
「うむ」
妖精って超人的な存在だと思ってたんだけどな。こう、自由という鎖によって縛られて、それ以外の鎖を切り捨てた存在だと思ったんだがな。
派閥争いとかするのか。
「……お主がどうおもっているかは分からんが、派閥争いが好きなのは悪魔と天使だけだの。他の妖精は基本的に自由気ままだの。まぁ、精霊の場合だと秩序を重んじたりするのだがの」
あ、それはイメージ通りだ。精霊は自然の理とかにうるさくって調停者的な役割をもっているとか、そんなイメージがある。
「あ、ねぇ。妖精女王ってどんな概念なの?」
「それはとてもシンプルだの」
「シンプル?」
「うむ。妖精女王は妖精を統べる概念で形作られておる」
え。つまり、生まれながらにして、妖精に絶対的な力があるとかそういう存在ってことか。生まれながらにして女王なのか。
「概念って結構自由なんだね」
「うむ。十人十色というわけではないが、多くの生物が多種多様な概念を持っておる。そして、妖精も生物の一種類であるからの」
「つまり、妖精から妖精が生まれるってことなんだ」
面白いな。この世界。
にしても、クラリスさんはこんな事まで知っているのか。精霊の友人がいるって言ってたし、俺も精霊、いや、妖精にあって話して……
あ、ウメンがいるじゃん。
ああ、けど、今はずっと眠ってるんだ。春以降、俺が呼びかけても出て来なくなったんだよな。アテナ母さんに聞いたら、蛹みたいな状態だって言ってたけど、いつまでかかるんだろ。
会いたいな。
「ねぇ、二人とも何を話しているの?」
と、俺が少しだけアンニュイになっていたら、ライン兄さんが自分の研究室から出てきた。たぶん、休憩を取りに来たんだろう。
前は、休憩することを知らず、不眠不休で研究したり、研究書を読んでいたりとしていたが、アテナ母さんとロイス父さんにこってり絞られてからそれはなくなった。休憩する大事さを教わったたしい。
「妖精についてだよ」
「へぇー、そうなんだ」
ライン兄さんは頷きながらも、棚にあった自分専用のカップを取り出し、また、水魔法とお湯を沸かす魔道具を使って、紅茶を入れていく。
そして、手際よく紅茶を作ったら、俺の隣に座った。クラリスさんの隣に座れば良かったのに。
「何?」
そう思ってライン兄さんを見たら、ライン兄さんが目を細めて問うてきた。
「いや、何でもないよ」
ここで余計な事をいっても面倒なので、そう言っておく。まぁ、何でもない、という言葉はこの上なくムカつく、いや、気になる言葉ではあるんだが。
「ふぅん」
ただ、このやり取りはいつもの事であり、ライン兄さんは軽く流した。そういうものだ。
「して、ラインは何をしておったのだ?」
クラリスさんはライン兄さんの事を呼び捨てで呼ぶようになった。ライン坊とは言わなくなった。ライン兄さんが嫌ったのもあるし、クラリスさんが俺と区別化するのはよくないだろうと思ったかららしい。
まぁ、そんな事はおいておいて、クラリスさんに問われたライン兄さんは、ゆっくりと紅茶を口に含んだあと、翡翠の瞳を黄金の瞳に向ける。
絵になるな。
「絵を描いていたよ」
ライン兄さんは多芸で多趣味だ。絵を描くのも一つの趣味である。
それにそんな絵を描く趣味友達を見つけたようだし、ライン兄さんが植物や幻獣と添い遂げる未来はなさそうで安心である。
いや、まぁ、その生き方が悪いとは思っていないが、けど、少しだけ気になる者ではあるのだ。
「どんな絵かの?」
「物語性がある絵みたいな感じだよ。セオが教えてくれたんだ」
俺もあまり詳しくないが、連続的な物語性がある日本の絵巻物語的な感じの絵と西洋の、特に教会関連で多かった一枚の絵に多くの時系列をつぎ込む離散的な絵を教えたのだ。
まぁ、先程も言った通り、俺の絵に関する知識は相当弱い。前世ではそこまで絵に興味がなかったので――アニメの絵とかは別だが――俺の絵の知識はクイズ番組によって作られてる。
だから、断片的な知識だし、正確性もないのだが、この世界は地球ではない。地球の知識を正確に記憶している必要はないし、正確に伝来する必要もない。
それより、ライン兄さんにその断片的な情報を与えたら、どうやって返してくるのか気になったのだ。
ライン兄さんは天職が“芸術家”であるから、俺の予想外、いや、予想外はたぶんないか。地球でライン兄さん級の天才が何百年と積み上げてきたモノを一応知っているし。
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