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最終章 変化
冒険記録51 追跡
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2人が走り去ろうとしていたところを止めたのはガルーラだった。走る速さを緩め、近づく。ヨシュアの走る速さに驚いていたが、姿にも驚いていた。目の色が紫に変化し、両腕には鎖ではなく幾何学模様が刻まれていた。
「お主、ヨシュアかの?」
「何言ってんだ、じいさん。さてはボケたか?」
「ボケておらんわい!」
自分以外いないだろうという目でガルーラを見るヨシュアだが、服装以外全て変わってるよとヘルニーに言われ、慌てて自分の姿を見回していた。腕と目はもちろん、しわが出来ていた手が張りのあるものに変わり、髪も焼けた黒色から金に変わっている。
「ちょっと待て、こんなに変わるとは聞いてないぞ」
抗議させろと怒りまくるヨシュア。その間にガルーラの要件をヘルニーが聞いていた。
「どさくさに紛れて殺人をしている者がおっての」
「魔法とやらで見つけりゃいいじゃねぇか」
空に向かって文句を言っていたヨシュアが振り返り、提案する。先程知ったばかりの魔法についてよくまだ分かっていないヨシュア。何でもできると思い込んでいた。
「先程から探しておるのだが、見つからんのじゃ」
「それほど便利ってわけではないんだな、魔法って」
ヨシュアが感心しているとヘイリーが彼の腕を引っ張り、犯人がいる方へ走っていく。足跡を辿ったようだ。半神になり立てとはいえ、いまだ急に引っ張られることに慣れていないヨシュアは、いつも目を見開いて連れ去られている。どちらに行ったかをガルーラが言おうとしていたが、もうすでに2人の姿は豆粒のように小さかった。
「おい、いつも何も言わずに引っ張るんじゃねぇ。毎回心臓に悪いっての」
「でも急がないと逃げちゃうよ」
「その前に一言言えや。いくら人ではないやつになったとはいえ、こちとらもともと人だったんだからな」
あまりにも早い走りにヨシュアの体が浮くほどだったが、地に足を付けて文句を言いながら自分で走り出す。街を駆け回り、ついでに救助をしつつ探している。手がかりを見つけても早すぎて通り過ぎてしまうこともしばしばあった。
「ここで分かれてる」
「紛らわせるために散り散りになったか」
今まで足跡は1つだった。それが4つになり、それぞれ別の方向へと走った後を、ヘルニーとヨシュアは特殊な目で見ていた。
「匂いとかで分かんない?」
「私は犬じゃないんだぞ。分かるわけないだろ」
「そっか」
もはやここまでかと肩を落とすヘルニー。ガルーラの元に戻ろうかとヨシュア達が背を向けたとき、微かに血の匂いがヨシュアの鼻を掠る。匂いを嗅いだ瞬間、ヨシュアの足が自然と犯人の方へ向き、ヨシュアは走り出した。別の方向を向いていたヘルニーはヨシュアの足音を聞き、慌てて追いかけ、並走する。ちらりとヘルニーがヨシュアの顔を見ると、口角を上げて笑っていた。それはもう狂気をはらんだかのように。
「おお、こわ……」
「おい、失礼だろ」
「だって君のさっきの顔怖いんだもん。他の人が見たら死んじゃうくらいに」
「それは言い過ぎだ」
言い合いは続く。殺人犯は大通りの人ごみを抜けて門に向かっている。普通ならば人にぶつからないよう走る速度は軽減するはずなのだが、2人は誰に触れることもなく避けて進んでいく。木と布で出来た担架の上に人を乗せて移動しているその下を、ヘルニーはタイルで出来た地面に身体を擦り付けて滑り込み、ヨシュアは足に力を入れて、人の上を飛び越えた。
避けた後すぐ立ち上がり、ヨシュアに場所を聞く。
「ここから離れようとしてんだろうな」
「国外逃亡?」
「ああ」
「だったら尚更捕まえなきゃ」
善行をすることに必死になっているヘルニー。つられてやっているが、ヨシュアは少し不満が溜まっていた。彼の性格上、タダでいいことをするときは、自身の気分が高揚している時か、何かしらの報酬がある時。今回彼がこの事故を引き起こしたとはいえ、何もなしというのはいささか不服だったのだろう。不満げにヘルニーを見る。
「おい、ヘルニー」
「ん?」
「女神アテリアに言われたから人助けをやってはいるけどよ、報酬とかねぇのか?」
「報酬かー」
走りながら目を瞑り、腕を組んでいる。目の前に瓦礫で道が細くなっているが、障害物など関係ないと言わんばかりに難なく上を飛び越えていく。
「僕が言えないことが報酬かな」
「一体何なんだよ」
秘密にされていることに不満そうに眉間に皺を寄せながら走るヨシュア。その顔を見ながらヘルニーは楽しそうに笑う。
血の匂いが濃くなったのか、ヨシュアは手で鼻を押さえて不快感たっぷりな顔をする。先程まで笑っていたが、ヨシュアの表情が変わったのを見たヘルニーも真剣なまなざしへと変えた。門の前で犯人が立往生している。門番は犯人がこの揺れや火事で混乱しているから落ち着かせようと声をかけているが、聞こえていないのか、犯人は喚き声を発して暴れていた。抑え込もうとしている時、ヘルニーが犯人に飛び蹴りを食らわせた。当たる前に減速したとはいえ、ヘルニーの一撃をくらった犯人は門に顔をぶつけ、鼻血を出しながら意識を失った。
「お主、ヨシュアかの?」
「何言ってんだ、じいさん。さてはボケたか?」
「ボケておらんわい!」
自分以外いないだろうという目でガルーラを見るヨシュアだが、服装以外全て変わってるよとヘルニーに言われ、慌てて自分の姿を見回していた。腕と目はもちろん、しわが出来ていた手が張りのあるものに変わり、髪も焼けた黒色から金に変わっている。
「ちょっと待て、こんなに変わるとは聞いてないぞ」
抗議させろと怒りまくるヨシュア。その間にガルーラの要件をヘルニーが聞いていた。
「どさくさに紛れて殺人をしている者がおっての」
「魔法とやらで見つけりゃいいじゃねぇか」
空に向かって文句を言っていたヨシュアが振り返り、提案する。先程知ったばかりの魔法についてよくまだ分かっていないヨシュア。何でもできると思い込んでいた。
「先程から探しておるのだが、見つからんのじゃ」
「それほど便利ってわけではないんだな、魔法って」
ヨシュアが感心しているとヘイリーが彼の腕を引っ張り、犯人がいる方へ走っていく。足跡を辿ったようだ。半神になり立てとはいえ、いまだ急に引っ張られることに慣れていないヨシュアは、いつも目を見開いて連れ去られている。どちらに行ったかをガルーラが言おうとしていたが、もうすでに2人の姿は豆粒のように小さかった。
「おい、いつも何も言わずに引っ張るんじゃねぇ。毎回心臓に悪いっての」
「でも急がないと逃げちゃうよ」
「その前に一言言えや。いくら人ではないやつになったとはいえ、こちとらもともと人だったんだからな」
あまりにも早い走りにヨシュアの体が浮くほどだったが、地に足を付けて文句を言いながら自分で走り出す。街を駆け回り、ついでに救助をしつつ探している。手がかりを見つけても早すぎて通り過ぎてしまうこともしばしばあった。
「ここで分かれてる」
「紛らわせるために散り散りになったか」
今まで足跡は1つだった。それが4つになり、それぞれ別の方向へと走った後を、ヘルニーとヨシュアは特殊な目で見ていた。
「匂いとかで分かんない?」
「私は犬じゃないんだぞ。分かるわけないだろ」
「そっか」
もはやここまでかと肩を落とすヘルニー。ガルーラの元に戻ろうかとヨシュア達が背を向けたとき、微かに血の匂いがヨシュアの鼻を掠る。匂いを嗅いだ瞬間、ヨシュアの足が自然と犯人の方へ向き、ヨシュアは走り出した。別の方向を向いていたヘルニーはヨシュアの足音を聞き、慌てて追いかけ、並走する。ちらりとヘルニーがヨシュアの顔を見ると、口角を上げて笑っていた。それはもう狂気をはらんだかのように。
「おお、こわ……」
「おい、失礼だろ」
「だって君のさっきの顔怖いんだもん。他の人が見たら死んじゃうくらいに」
「それは言い過ぎだ」
言い合いは続く。殺人犯は大通りの人ごみを抜けて門に向かっている。普通ならば人にぶつからないよう走る速度は軽減するはずなのだが、2人は誰に触れることもなく避けて進んでいく。木と布で出来た担架の上に人を乗せて移動しているその下を、ヘルニーはタイルで出来た地面に身体を擦り付けて滑り込み、ヨシュアは足に力を入れて、人の上を飛び越えた。
避けた後すぐ立ち上がり、ヨシュアに場所を聞く。
「ここから離れようとしてんだろうな」
「国外逃亡?」
「ああ」
「だったら尚更捕まえなきゃ」
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「おい、ヘルニー」
「ん?」
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「報酬かー」
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