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10.私のツガイ様 05
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エルは、ロサの胸の先端を舌先で弄り、強く吸いながら、下腹部を優しく撫でる。 ただ、お腹を撫でられているだけなのにと、ロサは言いようのない快楽に身体をしならせ、甘い声を吐息に混ぜていた。
ロサに甘い声を出させている。
ロサが自分を求めている。
そう思えば、エルは気分が良かった。
ロサの声を楽しみながら、腹部を撫でる手が下へと移動させ、ショーツの端を繋いだリボンを解き、太ももを撫であげれば、ビックリした様子でロサは両太ももを閉ざそうとした。だが、それを遮るようにエルは自身の足を置き遮り、秘部へと指を侵入させる。
溢れる蜜が、エルの指先を濡らし、蜜に濡れた太い指は、多くの蜜を絡めるようにと割れ目をなぞる。 蜜で濡れる指で、ロサの赤く熟れた敏感な蕾に触れれば、ロサは声を飲み込むように身体を弓逸らせた。
「ユックリと呼吸をするんだ」
キツク首筋を吸い舐めながら、囁かれれば、ロサは浅く呼吸を繰り返し、快楽に怯え、甘い声を漏らす。
「……あっ……あぁっ!……んっ、ソレ、だめっ……」
「だめな訳ないよな?」
甘く優しく取り繕っていた言葉が乱れる。 怯えさせまいとしていたが、ロサの乱れる姿に興奮し、部屋中に満ちる蜜の香りに欲情を深め本性が剥き出されていく。
ロサの耳もとでクスッと甘い声でエルは囁く。 エルの声と呼吸に反応したロサはぁはぁと落ち着かない呼吸で身をよじらせ、ジリジリと逃げようとした。 だが、ロサもまた汗と愛液の香りにより、ツガイへの欲求が高まっており、ダメと言いながらもロサは腰を揺すり、蜜を溢れさせ、エルの身体にしがみつく。
エルはその体を抱き起し、両手を首元で回させ、ロサを膝立ちで立たせ、割れ目を撫でながら、興奮に剥き出しとなった蕾を一緒に刺激する。
「ひゃぁっ……んっ、ふ」
快楽に支えきれない身体をロサはエルに預けた。 密着した身体の間で豊かな胸が押し潰れ、ロサはエルの首元に甘く噛みつき舌を這わせ、ピチャピチャと音をたてはじめる。
「くっ、いけない子だ」
眉間を寄せ漏れ出る声は、吐息交じりで色香があった。 その声にすら酔うようにロサは甘く息を吐く。
「両足を広げるんだ。 中をシッカリと解さないと、ツライのはロサですよ」
身体を支える事もやっとなロサが、自分の力で体勢を変えることができるはずもなく、いやいやとロサが首を横に振る。
「仕方のない子だ」
エルはロサの腰に手をまわし軽く持ち上げ、さりげなく太ももを掴み、指先で割れ目にかすかに触れながら両足を開かせる。
「んっ」
ロサはエルの肩に歯をあて、幼い子供が空腹を紛らわすかのように、エルの肩口、首筋、耳元を舐める。 今のロサは羞恥よりも、刺激を欲しており、ソレがエルを興奮へと追いやる。
開いたロサの両足の間、蜜を溢れさせる熱い割れ目の中にエルは指をユックリと沈めようとすれば、指を押し返すように指を圧迫し返す。
強引に押し進めれば、しがみつくロサの腕に力が入った。
「爪を立てても構わんよ」
首筋にたてられた歯や、甘い呼吸を繰り返すごとに動く舌先は、エルの欲情を促し張り詰めた欲望は限界を迎えていた。 我慢できるのは、ツガイへの愛と言えるだろう。
「ほら、もう、指の根本まで入る。 わかりますか? 中が熱を持ちうねって指を締め付けてくる。 気持ち良いのですね」
エルは大きく息を吐きながら、左手で抱きしめるように乱暴に髪を撫で、右手は蜜をかきだすように秘部の中を引っ掻いた。 背筋が弓なりに反れば、肩先に噛みついていたロサが身を離す。 その隙を狙うようにエルはロサの唇を塞ぐ。
呼吸をする余裕を奪うように舌を絡め吸い、甘く歯を当てる。 深く熱く荒々しく交わされる口づけに、ロサは身じろぎし逃げようとするがエルが許す訳などなかった。
ロサに甘い声を出させている。
ロサが自分を求めている。
そう思えば、エルは気分が良かった。
ロサの声を楽しみながら、腹部を撫でる手が下へと移動させ、ショーツの端を繋いだリボンを解き、太ももを撫であげれば、ビックリした様子でロサは両太ももを閉ざそうとした。だが、それを遮るようにエルは自身の足を置き遮り、秘部へと指を侵入させる。
溢れる蜜が、エルの指先を濡らし、蜜に濡れた太い指は、多くの蜜を絡めるようにと割れ目をなぞる。 蜜で濡れる指で、ロサの赤く熟れた敏感な蕾に触れれば、ロサは声を飲み込むように身体を弓逸らせた。
「ユックリと呼吸をするんだ」
キツク首筋を吸い舐めながら、囁かれれば、ロサは浅く呼吸を繰り返し、快楽に怯え、甘い声を漏らす。
「……あっ……あぁっ!……んっ、ソレ、だめっ……」
「だめな訳ないよな?」
甘く優しく取り繕っていた言葉が乱れる。 怯えさせまいとしていたが、ロサの乱れる姿に興奮し、部屋中に満ちる蜜の香りに欲情を深め本性が剥き出されていく。
ロサの耳もとでクスッと甘い声でエルは囁く。 エルの声と呼吸に反応したロサはぁはぁと落ち着かない呼吸で身をよじらせ、ジリジリと逃げようとした。 だが、ロサもまた汗と愛液の香りにより、ツガイへの欲求が高まっており、ダメと言いながらもロサは腰を揺すり、蜜を溢れさせ、エルの身体にしがみつく。
エルはその体を抱き起し、両手を首元で回させ、ロサを膝立ちで立たせ、割れ目を撫でながら、興奮に剥き出しとなった蕾を一緒に刺激する。
「ひゃぁっ……んっ、ふ」
快楽に支えきれない身体をロサはエルに預けた。 密着した身体の間で豊かな胸が押し潰れ、ロサはエルの首元に甘く噛みつき舌を這わせ、ピチャピチャと音をたてはじめる。
「くっ、いけない子だ」
眉間を寄せ漏れ出る声は、吐息交じりで色香があった。 その声にすら酔うようにロサは甘く息を吐く。
「両足を広げるんだ。 中をシッカリと解さないと、ツライのはロサですよ」
身体を支える事もやっとなロサが、自分の力で体勢を変えることができるはずもなく、いやいやとロサが首を横に振る。
「仕方のない子だ」
エルはロサの腰に手をまわし軽く持ち上げ、さりげなく太ももを掴み、指先で割れ目にかすかに触れながら両足を開かせる。
「んっ」
ロサはエルの肩に歯をあて、幼い子供が空腹を紛らわすかのように、エルの肩口、首筋、耳元を舐める。 今のロサは羞恥よりも、刺激を欲しており、ソレがエルを興奮へと追いやる。
開いたロサの両足の間、蜜を溢れさせる熱い割れ目の中にエルは指をユックリと沈めようとすれば、指を押し返すように指を圧迫し返す。
強引に押し進めれば、しがみつくロサの腕に力が入った。
「爪を立てても構わんよ」
首筋にたてられた歯や、甘い呼吸を繰り返すごとに動く舌先は、エルの欲情を促し張り詰めた欲望は限界を迎えていた。 我慢できるのは、ツガイへの愛と言えるだろう。
「ほら、もう、指の根本まで入る。 わかりますか? 中が熱を持ちうねって指を締め付けてくる。 気持ち良いのですね」
エルは大きく息を吐きながら、左手で抱きしめるように乱暴に髪を撫で、右手は蜜をかきだすように秘部の中を引っ掻いた。 背筋が弓なりに反れば、肩先に噛みついていたロサが身を離す。 その隙を狙うようにエルはロサの唇を塞ぐ。
呼吸をする余裕を奪うように舌を絡め吸い、甘く歯を当てる。 深く熱く荒々しく交わされる口づけに、ロサは身じろぎし逃げようとするがエルが許す訳などなかった。
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