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3章
31.帰還拒否
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沈黙……。
王宮に居た頃のヴェル……いや、カインヴェルは言葉も封じられていたから。
「カイン様、王宮にお戻りください。 アナタが望むなら……100の美食、100の美女を集めましょう。 国はアナタの双肩にかかっているのです」
現公爵だと言うエリックとその妹エリナ、そして家臣たちが膝をつき頭を下げた。
「それは、野生の獣に対して残酷と言うものだろう」
長い沈黙の後に口を開いたのはダニエルだった。
「このまま、大地が熱を孕み、人々が飢えと疫病に苦しむ……。 コチラはカイン様が快適にお過ごし出来るよう王宮に迎えると言っているのに、何が不満だと言うのですか。 国の統治は全てお任せ下さい。 アナタは王宮にあるだけで……いいえ……子を作る事だけを考えて下さればよいのです。 姿は獣であっても、心は人であるアナタでは……妻を娶る事も夢のまた夢……。 それでも、こうして私の妹のようにアナタを愛すると言うものがいるのです。 感謝すべきだと思いませんか?」
「お兄様、そのように言われては私の愛が疑われてしまいますわ」
王位につけと言っていた男は、他の王族と共にコチラを蔑んだ視線で見ていた。 今でも言葉の端々には侮辱がある。 ソレを忘れたこと等無い、忘れるつもりも無い、……怒り……は、あった。
だが、恥じらい交じりに兄の言動をいさめ、視線が合えば笑みを見せてくるエリナを見てヴェルは戸惑っていた……戸惑わずにはいられなかった。
愛している?
愛されていた?
獣である自分を?
「だが、コレは言っておくべき事だ。 エリナ、オマエにも覚悟が必要だ。 この国は王族のその力によって支えられていた。 今、王族と呼べる存在がカイン様しかいない以上、カイン様には多くの子を残していただかねばならない。 オマエ以外には妻を娶らないにしても、彼が望む限り彼には愛人を迎えなければいけない」
「分かっておりますわ。 彼は王で私は臣下ですもの。 それでも一番の寵愛を得られるなら、私はソレで十分ですわ。 カイン様、私を妻に迎えて頂けますか?」
カインヴェルの白い身体に触れる距離に近づいたエリナは、その毛並みに触れようとした。 王宮に居た頃、微笑みと共に彼に触れた者などいただろうか? そんな記憶等無かった。
「ほん……」
ボソリとカインヴェルは、自分は本当に愛されていた、愛されているのかと確認を取ろうと声を発しようとした。
「急にこのような事を言われても、カイン様はお困りなるだけ……今日の所は予定通り、お師匠様の見舞いを済ませ、一度検討のために帰らせて頂きましょう」
カインヴェルはそう語ったダニエルを振り返り、頷こうとしたがエリックはソレを許す事は無かった。
「では、大爺様にお会いした後、王宮に出向きましょう。 私の発言が真実だと分かれば、アナタがこの国に背負う責任も理解されるはずです」
「お兄様、そのような言い方は良くありませんわ。 余りにもコチラの理由を押し付ける身勝手な言葉……。 ですが、私は、カイン様に私を理解して欲しい。 分かっていただきたい。 そのお時間を頂きたい……ですから、王宮に留まっていただけないでしょうか?」
エリナの言葉に、カインヴェルはダニエルを振り返った。 それは喜びに満ちながらも、共に暮らした3年間への配慮なのだろう。
ダニエルは溜息と共に尋ねる。
「何時から、王族の役割を知っていたのですか?」
「それは……大爺様がこの暑さに発作を起こされた際に、伝えるべき事実があると……本来は王族にのみ伝えられる義務で、大爺様には知る権利は無かった。 だけれど……このように国が大きく変化しては、黙っては居られないと……そして、王族の使命を語ってくださったのです」
「それで、現国王には?」
「あれはぁ、ダメでしょう。 民意を率い王位を退いて頂きますよ。 彼には天意が無かったと言って」
「それで、彼を真の王だと発表するのか?」
「まさか……王族が王宮になければ、気温に変化を与える事は、本来は王族にのみ伝わる秘密。 民に知られる訳にはいかない。 ソレに彼には政務をこなす事も、貴族や他国の使者と対峙する事も難しい。 全て私が真の王の傀儡として処理する予定となっております。 カイン様は何も心配なさる事はありません。 全ては私が上手く行いますから……」
「何百年も国の都合で閉じ込めて来た獣は、そろそろ自由にしてやるべきではないのか?」
「彼のように獣の姿をした彼に、どんな権利がある」
「彼は、獣だ」
ダニエルの言葉に、カインヴェルはショックに振り返った。
「彼は、獣ではないわ!! 彼ほど美しい存在はいない!!」
エリナは、カインヴェルに抱き着いた。
突き放す言葉。
甘い言葉。
その日、カインヴェルはダニエルと共に戻る事は無かった。
王宮に居た頃のヴェル……いや、カインヴェルは言葉も封じられていたから。
「カイン様、王宮にお戻りください。 アナタが望むなら……100の美食、100の美女を集めましょう。 国はアナタの双肩にかかっているのです」
現公爵だと言うエリックとその妹エリナ、そして家臣たちが膝をつき頭を下げた。
「それは、野生の獣に対して残酷と言うものだろう」
長い沈黙の後に口を開いたのはダニエルだった。
「このまま、大地が熱を孕み、人々が飢えと疫病に苦しむ……。 コチラはカイン様が快適にお過ごし出来るよう王宮に迎えると言っているのに、何が不満だと言うのですか。 国の統治は全てお任せ下さい。 アナタは王宮にあるだけで……いいえ……子を作る事だけを考えて下さればよいのです。 姿は獣であっても、心は人であるアナタでは……妻を娶る事も夢のまた夢……。 それでも、こうして私の妹のようにアナタを愛すると言うものがいるのです。 感謝すべきだと思いませんか?」
「お兄様、そのように言われては私の愛が疑われてしまいますわ」
王位につけと言っていた男は、他の王族と共にコチラを蔑んだ視線で見ていた。 今でも言葉の端々には侮辱がある。 ソレを忘れたこと等無い、忘れるつもりも無い、……怒り……は、あった。
だが、恥じらい交じりに兄の言動をいさめ、視線が合えば笑みを見せてくるエリナを見てヴェルは戸惑っていた……戸惑わずにはいられなかった。
愛している?
愛されていた?
獣である自分を?
「だが、コレは言っておくべき事だ。 エリナ、オマエにも覚悟が必要だ。 この国は王族のその力によって支えられていた。 今、王族と呼べる存在がカイン様しかいない以上、カイン様には多くの子を残していただかねばならない。 オマエ以外には妻を娶らないにしても、彼が望む限り彼には愛人を迎えなければいけない」
「分かっておりますわ。 彼は王で私は臣下ですもの。 それでも一番の寵愛を得られるなら、私はソレで十分ですわ。 カイン様、私を妻に迎えて頂けますか?」
カインヴェルの白い身体に触れる距離に近づいたエリナは、その毛並みに触れようとした。 王宮に居た頃、微笑みと共に彼に触れた者などいただろうか? そんな記憶等無かった。
「ほん……」
ボソリとカインヴェルは、自分は本当に愛されていた、愛されているのかと確認を取ろうと声を発しようとした。
「急にこのような事を言われても、カイン様はお困りなるだけ……今日の所は予定通り、お師匠様の見舞いを済ませ、一度検討のために帰らせて頂きましょう」
カインヴェルはそう語ったダニエルを振り返り、頷こうとしたがエリックはソレを許す事は無かった。
「では、大爺様にお会いした後、王宮に出向きましょう。 私の発言が真実だと分かれば、アナタがこの国に背負う責任も理解されるはずです」
「お兄様、そのような言い方は良くありませんわ。 余りにもコチラの理由を押し付ける身勝手な言葉……。 ですが、私は、カイン様に私を理解して欲しい。 分かっていただきたい。 そのお時間を頂きたい……ですから、王宮に留まっていただけないでしょうか?」
エリナの言葉に、カインヴェルはダニエルを振り返った。 それは喜びに満ちながらも、共に暮らした3年間への配慮なのだろう。
ダニエルは溜息と共に尋ねる。
「何時から、王族の役割を知っていたのですか?」
「それは……大爺様がこの暑さに発作を起こされた際に、伝えるべき事実があると……本来は王族にのみ伝えられる義務で、大爺様には知る権利は無かった。 だけれど……このように国が大きく変化しては、黙っては居られないと……そして、王族の使命を語ってくださったのです」
「それで、現国王には?」
「あれはぁ、ダメでしょう。 民意を率い王位を退いて頂きますよ。 彼には天意が無かったと言って」
「それで、彼を真の王だと発表するのか?」
「まさか……王族が王宮になければ、気温に変化を与える事は、本来は王族にのみ伝わる秘密。 民に知られる訳にはいかない。 ソレに彼には政務をこなす事も、貴族や他国の使者と対峙する事も難しい。 全て私が真の王の傀儡として処理する予定となっております。 カイン様は何も心配なさる事はありません。 全ては私が上手く行いますから……」
「何百年も国の都合で閉じ込めて来た獣は、そろそろ自由にしてやるべきではないのか?」
「彼のように獣の姿をした彼に、どんな権利がある」
「彼は、獣だ」
ダニエルの言葉に、カインヴェルはショックに振り返った。
「彼は、獣ではないわ!! 彼ほど美しい存在はいない!!」
エリナは、カインヴェルに抱き着いた。
突き放す言葉。
甘い言葉。
その日、カインヴェルはダニエルと共に戻る事は無かった。
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