【R18】従姉妹に貶められ全てを失くした子爵令嬢は、王子に拾われ溺愛される

年老いたグラント子爵には醜い容貌をした孫娘がいた。

ワカメのような髪と、カエルを連想する顔立ちをし、誰もが彼女を疎んじ虐げる。 彼女はどれほど酷い目にあっても、己の醜さを自覚していたため逃げる事もできず……そして死んでしまった……。

実際には、彼女は竜と呼ばれる幻獣を片親に持っており、死んだのではなく成体になるための準備をしていたの過ぎない。

竜の娘を手に入れたのは、幻獣マニアが行き過ぎた第三王子『ディルク・クライン』であった。

6/24 醜いと虐げられた子爵家の孫娘は、新たな保護者の元で溺愛される
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