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夏休みは続いてる
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ミ~ン ミン ミン チン チンッ(なんか鳴き方おかしくねぇか?)蝉が良く鳴く、夏の午後
現在、8月に入ったばかり、バリから帰って来た冬馬君達は夏休みを引き続き楽しんでいた。
バリから帰った後は、みんなはそれぞれの家に一旦帰って行った。
ああ、バリ旅行楽しかったなぁ。
蝉の鳴き声に耳を澄ましながら、冬馬君は海の様に広々とした青空を部屋から寝転び、見上げていた。
海外旅行と言う経験が、冬馬君の心を成長と言う海原で泳がせ、大きくさせた(はずである)
まだまだ夏休みは沢山ある、そんな気分になれるこの時期は、気分的にも上がる期間である。
そう言えば、今年は清香達と毎年恒例になっているキャンプ行って無いなあ。
今年もみんなで行きたいんだけどなぁ。
そんな事を思いながら、冬馬君は渋々と起き上がり、自分の勉強机に向かい歩き出す。
たまるにたまった、夏休みの宿題を、少しでも終わらせておく為に。
みんな、今頃家で一生懸命、宿題やっているだろうな。
最初は本と向き合い必死に格闘しているのであるが、宿題を初めて十分もすれば、普段は絶対にやらない机の上を片付け始めると言う、謎の行動に自分の集中力の無さを教えられるのである。
ケーオー!!!
「あ~なんで宿題なんて出すんだよぉ、夏休みは休む為にあるんでしょ~、だから夏休みなんでしょ~」一人ブツブツ文句を言いながら、問いすら読まずに適当に答えを書き込み、宿題に少しでも、感じている、怒りをぶつける。
ミーン ミン ミン
外では蝉が元気に鳴いている、この夏の気分に浸らせてくれる蝉の合唱が冬馬君は大好きなのだ。
宿題をやめ、冬馬君は鏡に映る自分の顔を見た。
そして空想を始める。
「僕は正義のヒーロー、スーパートウバマンだ」自分の事を正義のヒーローに見立て、鏡の前でポーズを決める
「はいやぁ~~、はちょっ、はちょちょっ、はちゃっ」
両手を天にかざし
決め台詞
「ハイヤーー 冬馬ま~~~~んんっ」
手をクロスさせビームを打った。
「ハイヤァ~~ ビビビビビーーーっ」
ガチャ
ドアを開け、部屋に入って来た正子が、一瞬どんな反応をするか戸惑うほど、凄まじい形相で息子はポーズを決めていた。
「洗濯乾いたよ」今回ばかりは、何故か正子は、ポーズを見てみぬふり、不意打ちをくらい、まともな反応をミスったのだ。
その反応にますます恥ずかしくなる冬馬君。
くそっ、なんで、あんな瞬間を見られるんだよっ。
恥ずかしくなった冬馬君は「ファ~~っ」
まさかの、今のポーズはただ欠伸していただけ、と言う事で片付けようとしたが、さすがに無理があった、そう、手はクロスされているからだ。
そのまま上にかざしたら、凄い画期的な欠伸のポーズになってもうたそうな。
これぞ、冬馬欠伸ポーーーーーーズッ
ミーン ミン ミン ミン チーーーン
蝉は鳴く 親子の気まずさ 知りもせず
夜は父の隆が帰って来てから、皆で夕食を食べた。
夕飯はカレー
「夏のカレーがまた美味しいんだよ、冷房の効いた部屋で食べられる幸せ~」隆は美味しそうに食べている。
そんな流れでこんな話題になる
「今年もみんなでキャンプに行きたいね」隆が言った。
「清香ちゃん達も行くんじゃない?」正子のその言葉に飛び跳ねて喜ぶ冬馬君
「それなら速いほうがいい、みんなに、聞いてご覧よ」隆のその発言に冬馬君は立ち上がり「みんなに電話する」すぐ様、受話器に猛ダッシュ。
こんな流れで、今年もまたみんなでキャンプに行ける事になったのだ、今年は、この恒例行事がどんな展開になるのか?
どんな思い出が待っているのか?
ワクワクする心と共に、冬馬君の夏休みは、まだまだ続く。
現在、8月に入ったばかり、バリから帰って来た冬馬君達は夏休みを引き続き楽しんでいた。
バリから帰った後は、みんなはそれぞれの家に一旦帰って行った。
ああ、バリ旅行楽しかったなぁ。
蝉の鳴き声に耳を澄ましながら、冬馬君は海の様に広々とした青空を部屋から寝転び、見上げていた。
海外旅行と言う経験が、冬馬君の心を成長と言う海原で泳がせ、大きくさせた(はずである)
まだまだ夏休みは沢山ある、そんな気分になれるこの時期は、気分的にも上がる期間である。
そう言えば、今年は清香達と毎年恒例になっているキャンプ行って無いなあ。
今年もみんなで行きたいんだけどなぁ。
そんな事を思いながら、冬馬君は渋々と起き上がり、自分の勉強机に向かい歩き出す。
たまるにたまった、夏休みの宿題を、少しでも終わらせておく為に。
みんな、今頃家で一生懸命、宿題やっているだろうな。
最初は本と向き合い必死に格闘しているのであるが、宿題を初めて十分もすれば、普段は絶対にやらない机の上を片付け始めると言う、謎の行動に自分の集中力の無さを教えられるのである。
ケーオー!!!
「あ~なんで宿題なんて出すんだよぉ、夏休みは休む為にあるんでしょ~、だから夏休みなんでしょ~」一人ブツブツ文句を言いながら、問いすら読まずに適当に答えを書き込み、宿題に少しでも、感じている、怒りをぶつける。
ミーン ミン ミン
外では蝉が元気に鳴いている、この夏の気分に浸らせてくれる蝉の合唱が冬馬君は大好きなのだ。
宿題をやめ、冬馬君は鏡に映る自分の顔を見た。
そして空想を始める。
「僕は正義のヒーロー、スーパートウバマンだ」自分の事を正義のヒーローに見立て、鏡の前でポーズを決める
「はいやぁ~~、はちょっ、はちょちょっ、はちゃっ」
両手を天にかざし
決め台詞
「ハイヤーー 冬馬ま~~~~んんっ」
手をクロスさせビームを打った。
「ハイヤァ~~ ビビビビビーーーっ」
ガチャ
ドアを開け、部屋に入って来た正子が、一瞬どんな反応をするか戸惑うほど、凄まじい形相で息子はポーズを決めていた。
「洗濯乾いたよ」今回ばかりは、何故か正子は、ポーズを見てみぬふり、不意打ちをくらい、まともな反応をミスったのだ。
その反応にますます恥ずかしくなる冬馬君。
くそっ、なんで、あんな瞬間を見られるんだよっ。
恥ずかしくなった冬馬君は「ファ~~っ」
まさかの、今のポーズはただ欠伸していただけ、と言う事で片付けようとしたが、さすがに無理があった、そう、手はクロスされているからだ。
そのまま上にかざしたら、凄い画期的な欠伸のポーズになってもうたそうな。
これぞ、冬馬欠伸ポーーーーーーズッ
ミーン ミン ミン ミン チーーーン
蝉は鳴く 親子の気まずさ 知りもせず
夜は父の隆が帰って来てから、皆で夕食を食べた。
夕飯はカレー
「夏のカレーがまた美味しいんだよ、冷房の効いた部屋で食べられる幸せ~」隆は美味しそうに食べている。
そんな流れでこんな話題になる
「今年もみんなでキャンプに行きたいね」隆が言った。
「清香ちゃん達も行くんじゃない?」正子のその言葉に飛び跳ねて喜ぶ冬馬君
「それなら速いほうがいい、みんなに、聞いてご覧よ」隆のその発言に冬馬君は立ち上がり「みんなに電話する」すぐ様、受話器に猛ダッシュ。
こんな流れで、今年もまたみんなでキャンプに行ける事になったのだ、今年は、この恒例行事がどんな展開になるのか?
どんな思い出が待っているのか?
ワクワクする心と共に、冬馬君の夏休みは、まだまだ続く。
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