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調査依頼
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今日も今日とて平和な日常、最近職務中熊が群れで出てきて襲われかけたり山火事に巻き込まれたりなんやかんやあったものの半年前よりよっぽど平和過ぎて今なら矢でも鉄砲でも降ってきても平和だと言いきれる
「社長本日の配達終わりました」
「ご苦労様‥‥しかしさ常々思うんだけれど何できみそんなぴんぴんしてるの?」
「え、何か事故に巻き込まれた記憶は御座いませんが」
「いや、、、熊の群れに遭遇したり山火事で丸焼きにされかけたり今日だって道中落石にあったじゃない?」
「ありましたねえ‥まあ全員無事でしたし無問題なのでは?」
俺の思っていた言葉を聞いた社長は「ハアッ‥」
何故か深いため息を吐いてから話す
「まあ社員全員無事だし熊は猟友会に掛け合って対策したし山火事は君の周囲だけで済んだ?から沈下できたし‥」ならば問題ないのでは?
「でもねぇ流石に今回の落石で私は考えたんだ新規運搬ルートを開拓するべきなのでは?と」
「あー流石に顧客の荷物をおじゃんにするのはわが社の存続の危機に繋がりますもんね」
こいつなんでそんなへらへらしてるんだろうなんて思っている社長の事も露知らず
「ま、まあその新規ルートも獣道に近い場所になっちゃうのは確実なんだけれど‥」
三日月山の登山道は上級者向けな為、我々運搬業者は道とは呼べない獣道を適度に開拓し、短縮を測って頂上迄物資を運べているのである
「それでね新規ルートを開拓してくれたらなあと」
社長は俺に期待してくれてるのかだったら答えはひとつ
「その依頼引き受けましょう因みに残業代って出ます?」
「!う、うむ‥冗談半分で言ったんだけれど勿論それ相当の手当ても出すし人数はどうしようか知り合いに建築業者がいてね少々値が張るんだが‥」「なんでしたら俺独りでやりますよ」
「は!?いやいや流石に君ひとりは危ないし何より標高どれくらいあるとおもってるの!」
「道をある程度平らにすれば良いんですよね?なら明日から連休なので二日かけて山を往復しながら来週の勤務時間までには戻ってきますので」
「きみなら出来そうで怖い‥ま、まあ確かに人の足の重さで地面をならすのも策だよね他にも従業員を派遣させるから新規ルートの様子みてきてくれない?一応目星は決めてあってね」
そういうと社長はこの辺りの三日月山と会社をつなぐルートを赤線で繋いである地図を出す
「ふむふむ成る程解りましたその途中洞窟がある場所の茂みを開拓していけばいいのですね」
「うんでも取り敢えず先ずは調査ね?あと週末はしっかり休んでおいて来週からきみはそこに出向いて水質や土壌調査も序でに頼む此方の運搬作業はしばらく我々に任せてくれ」
「畏まりました」
「では今週もお疲れ様」「お疲れ様です」
来週は調査かあ帰りに少し依ってみようかな?
明日は休日、沢山眠る為には動くべし
目的地へふらっと立ち寄った俺は半年間の平和がまた崩されることを否応なしに思い知られたのである
あの娘は諦めてなかったことに
「社長本日の配達終わりました」
「ご苦労様‥‥しかしさ常々思うんだけれど何できみそんなぴんぴんしてるの?」
「え、何か事故に巻き込まれた記憶は御座いませんが」
「いや、、、熊の群れに遭遇したり山火事で丸焼きにされかけたり今日だって道中落石にあったじゃない?」
「ありましたねえ‥まあ全員無事でしたし無問題なのでは?」
俺の思っていた言葉を聞いた社長は「ハアッ‥」
何故か深いため息を吐いてから話す
「まあ社員全員無事だし熊は猟友会に掛け合って対策したし山火事は君の周囲だけで済んだ?から沈下できたし‥」ならば問題ないのでは?
「でもねぇ流石に今回の落石で私は考えたんだ新規運搬ルートを開拓するべきなのでは?と」
「あー流石に顧客の荷物をおじゃんにするのはわが社の存続の危機に繋がりますもんね」
こいつなんでそんなへらへらしてるんだろうなんて思っている社長の事も露知らず
「ま、まあその新規ルートも獣道に近い場所になっちゃうのは確実なんだけれど‥」
三日月山の登山道は上級者向けな為、我々運搬業者は道とは呼べない獣道を適度に開拓し、短縮を測って頂上迄物資を運べているのである
「それでね新規ルートを開拓してくれたらなあと」
社長は俺に期待してくれてるのかだったら答えはひとつ
「その依頼引き受けましょう因みに残業代って出ます?」
「!う、うむ‥冗談半分で言ったんだけれど勿論それ相当の手当ても出すし人数はどうしようか知り合いに建築業者がいてね少々値が張るんだが‥」「なんでしたら俺独りでやりますよ」
「は!?いやいや流石に君ひとりは危ないし何より標高どれくらいあるとおもってるの!」
「道をある程度平らにすれば良いんですよね?なら明日から連休なので二日かけて山を往復しながら来週の勤務時間までには戻ってきますので」
「きみなら出来そうで怖い‥ま、まあ確かに人の足の重さで地面をならすのも策だよね他にも従業員を派遣させるから新規ルートの様子みてきてくれない?一応目星は決めてあってね」
そういうと社長はこの辺りの三日月山と会社をつなぐルートを赤線で繋いである地図を出す
「ふむふむ成る程解りましたその途中洞窟がある場所の茂みを開拓していけばいいのですね」
「うんでも取り敢えず先ずは調査ね?あと週末はしっかり休んでおいて来週からきみはそこに出向いて水質や土壌調査も序でに頼む此方の運搬作業はしばらく我々に任せてくれ」
「畏まりました」
「では今週もお疲れ様」「お疲れ様です」
来週は調査かあ帰りに少し依ってみようかな?
明日は休日、沢山眠る為には動くべし
目的地へふらっと立ち寄った俺は半年間の平和がまた崩されることを否応なしに思い知られたのである
あの娘は諦めてなかったことに
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