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無課金?なんぞ?

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 おっす皆、元気だべか?

「おい、そこな兄ちゃん危ねえぞ!」

 あ、すまねぇだ

「おーい!こっちの方は乾いたから倉に運んどけえ!」

「「「へい!」」」


 因みに今、火薬を扱う職人街に来ているだよ
 ほれ、鍛冶屋の爺さんが鉄火砲てつはう作ってたべ?なんでも爺さんの友人が今、火薬を広く国々に相手に商いさしてるんだべよ。


「すまねぇなああんたは客人だってのに茶の一杯も出さなくて今持ってくるからそこの切り株に座っておいてくれや」


 あ、お構い無くだべや

 律儀な人だなあ…突然押し掛けて見物させて貰ったってえのに忝ないべ。

「親方!た、大変だ!」


「おい、どうした源一泥まみれじゃねえか」


「おれのこたあいいから、それより北から火薬をブン盗りに来ようと大勢の野武士が攻めてきやがる!親方ど、どうするよ!」


「どれくらいの人数か解るか?」


「おそらく百人はいるぞそれと馬鹿でけえ大砲も荷車に積んであった!」


 …おらがそいつらとっちめてくるべよ


「はあ?誰が知らんがおまえさん一人でか?それにそんな装備で勝てるわけないだろ!」


 いや、おらにヤらせてくれ!


「そうだなついでに荷車に積んである大砲も掻っ払って来て貰えるか?」


「親方!?」


 おお、問題ないべ!んじゃあちと片付けてくるべ。


「あ、おい!」


「源一、あの方は本丸爆破の山本殿だぞ。」

「えっ、単独で城を崩壊させたあの!?」


「ああ、…そういえば新作の種子島が十丁あったなあまだ試し撃ちしてないんだが」


「親方、若衆集めましょうか?」


「バカヤローこれは独り言だ」

「おーい!聞いてたなおめぇら、親方が新作の種子島試射してえらしいから山本殿か向かった北へ行くぞ!」


「「「「おう!」」」」



 ~それから~


「ぎゃあ!」「う、腕があ!」

「アーッお、俺のナニが!」

「痛てぇ」「ひいっ!」

「おい、何故此処にが居る!」

「知らんが不味いぞ!」

 え、なんだべ無課金って?なあなあ無課金とはどういう意味だべ?

「ひっ、とある書物で裸に近い装備で強い武士で金かけない者をそういうんだ!」


 ほう?無課金…悪くないべな!


「隙ありィ!」あっしまっ…


「ズドーンッ」「ぎゃあ!」


 おお…!?

「ふぅ山本殿、間一髪でしたな」

 おう助かったべ。それ新作の種子島だべか?


「そうだ、凄いだろう?」


 半端ねぇ威力だべなあ!


「き、聞いてねえぞ!お、俺は逃げる!」
「そ、某も」「拙者も」


 ありゃりゃ蜘蛛の子を散らすように逃げるべなだが…


「「「!はやっ…ぎゃあ!」」」


 始末完了。親方、ほれこれが例の大砲だと思うべよ!


「がっはっは!野郎共!野武士はとんでもねえ物を遺して来やがった!そして、その野武士の進行を阻んでくれた山本殿に皆礼を延べなさい」


「「「「「「「ありがとうございます!」」」」」」」


 いやあ此方も助かったべやっぱり種子島は便利だべな!



「何を申される山本殿、貴殿の力量と今までの活躍には及びますまい!」


時代はそのうち太刀人斬り包丁なんぞ使わなくなるだろうとおもうだべがなあ。
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