28 / 63
春だ!戦だ!人買は成敗尚、兵糧は貰うべ
しおりを挟む
春も麗の小田原城もとい近辺の村々は略奪と死闘とで地獄と化していた…
ワーーッ!キンッ!キシッ!!
オーッ!ぐあッ…ドシュッ
「一番槍じゃあ!!御免!大将首獲ったり!」
戦はある出世を望む若い足軽が敵の馬上の大将を槍で叩き落として突き、鎧とおしで首を切り落とし天高らかに上げまもなく一刻もせぬ間に落武者狩りの時間となった。
その中には勿論おらも混じっておるんだべが、
これからおらが本腰をいれてやらねばいけねぇ事があるべ、それは…
「ぐへへこいつあ上玉じゃ、母娘揃って高こう売れそうじゃあ」
「どうか、娘だけは…あたしはどうなろうがいいんだ!娘だけは「うるせぇ!」クハッ…」
「おっかさん!!」
お前さん略奪は許可されたが人攫いは認められてねえべな?お館様はお前さんに警告してたべな?次はないと
「!?誰だてめぇ、舐めた装備で何で俺の情事を知っておる!」
…はあ、いや薄々気がついてるべ?
「お、俺を消す刺客…」
拐かし未遂の男は図体がデカイ分、見た目が鬼の様だべが青白い鬼の骸みたいになってるべ。
震えるし、以前の忠告を思い出したんだべな報告によるとお館様に鞭打ち100回食らったんじゃったよなあ
まあ…「へっ?…ギャアッ!お、俺の鼻が!」
おらの速い抜刀で斬られた事にも削がれた鼻の痛みも遅れて気がついたべな、さてお前さんは凌遅刑だじっくりと肉を削いで死んで逝け…
「ヒッ…助けて!」
逃げても追いかけながら刑を続けた結果大男はおよそ四半刻鬼ごっこしながら細切れになった。
ふぅ…
「山本様…貴方は中々の鬼畜容赦無用ですのう」
あん?柳生の坊っちゃんじゃないかどうしたべ
「いや、、、拙者もそこの謀反者だった物を…まあもう終わった事だしな!拙者は母娘を安全な場所へ送り届け御館様に御報告へ参るゆえに山本様はどうぞご帰還なされ御家族がお待ちであろう?」
そうするべ後は任せたべ?
「御意」
さて、帰ったら庄屋の倉からかっぱらった砂金を加工するべそしてわらべたつと夕刻の春の祭事で金平糖でも何でも買うてやるべ~
若干小躍りで帰宅したべ
ワーーッ!キンッ!キシッ!!
オーッ!ぐあッ…ドシュッ
「一番槍じゃあ!!御免!大将首獲ったり!」
戦はある出世を望む若い足軽が敵の馬上の大将を槍で叩き落として突き、鎧とおしで首を切り落とし天高らかに上げまもなく一刻もせぬ間に落武者狩りの時間となった。
その中には勿論おらも混じっておるんだべが、
これからおらが本腰をいれてやらねばいけねぇ事があるべ、それは…
「ぐへへこいつあ上玉じゃ、母娘揃って高こう売れそうじゃあ」
「どうか、娘だけは…あたしはどうなろうがいいんだ!娘だけは「うるせぇ!」クハッ…」
「おっかさん!!」
お前さん略奪は許可されたが人攫いは認められてねえべな?お館様はお前さんに警告してたべな?次はないと
「!?誰だてめぇ、舐めた装備で何で俺の情事を知っておる!」
…はあ、いや薄々気がついてるべ?
「お、俺を消す刺客…」
拐かし未遂の男は図体がデカイ分、見た目が鬼の様だべが青白い鬼の骸みたいになってるべ。
震えるし、以前の忠告を思い出したんだべな報告によるとお館様に鞭打ち100回食らったんじゃったよなあ
まあ…「へっ?…ギャアッ!お、俺の鼻が!」
おらの速い抜刀で斬られた事にも削がれた鼻の痛みも遅れて気がついたべな、さてお前さんは凌遅刑だじっくりと肉を削いで死んで逝け…
「ヒッ…助けて!」
逃げても追いかけながら刑を続けた結果大男はおよそ四半刻鬼ごっこしながら細切れになった。
ふぅ…
「山本様…貴方は中々の鬼畜容赦無用ですのう」
あん?柳生の坊っちゃんじゃないかどうしたべ
「いや、、、拙者もそこの謀反者だった物を…まあもう終わった事だしな!拙者は母娘を安全な場所へ送り届け御館様に御報告へ参るゆえに山本様はどうぞご帰還なされ御家族がお待ちであろう?」
そうするべ後は任せたべ?
「御意」
さて、帰ったら庄屋の倉からかっぱらった砂金を加工するべそしてわらべたつと夕刻の春の祭事で金平糖でも何でも買うてやるべ~
若干小躍りで帰宅したべ
1
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
片翅の火蝶 ▽半端者と蔑まれていた蝶が、蝋燭頭の旦那様に溺愛されるようです▽
偽月
キャラ文芸
「――きっと、姉様の代わりにお役目を果たします」
大火々本帝国《だいかがほんていこく》。通称、火ノ本。
八千年の歴史を誇る、この国では火山を神として崇め、火を祀っている。国に伝わる火の神の伝承では、神の怒り……噴火を鎮めるため一人の女が火口に身を投じたと言う。
人々は蝶の痣を背負った一族の女を【火蝶《かちょう》】と呼び、火の神の巫女になった女の功績を讃え、祀る事にした。再び火山が噴火する日に備えて。
火縄八重《ひなわ やえ》は片翅分の痣しか持たない半端者。日々、お蚕様の世話に心血を注ぎ、絹糸を紡いできた十八歳の生娘。全ては自身に向けられる差別的な視線に耐える為に。
八重は火蝶の本家である火焚家の長男・火焚太蝋《ほたき たろう》に嫁ぐ日を迎えた。
火蝶の巫女となった姉・千重の代わりに。
蝶の翅の痣を背負う女と蝋燭頭の軍人が織りなす大正ロマンスファンタジー。
CODE:HEXA
青出 風太
キャラ文芸
舞台は近未来の日本。
AI技術の発展によってAIを搭載したロボットの社会進出が進む中、発展の陰に隠された事故は多くの孤児を生んでいた。
孤児である主人公の吹雪六花はAIの暴走を阻止する組織の一員として暗躍する。
※「小説家になろう」「カクヨム」の方にも投稿しています。
※毎週金曜日の投稿を予定しています。変更の可能性があります。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる