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本編 幼女期

16  精霊さんと妖精さんは王様でした⁉そういう事は早く言ってぇ‼

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つんつん、

「ママ、ディーネおばさま、パパとレックスおじさま、こわいよぉ~、」

私はブツブツ呟いているパパとレックスおじさまが怖くなってママ達に助けを求めた

ママ達はため息を付き、パパ達の所へ行き、そしてパパ達の胸ぐらを掴んで、

「「アリス(ちゃん)が怯えているのでそろそろいい加減にしてくださいませ、旦那様?」」

般若モード再び‼ あ、説教突入しちゃった、 ごめんよ2人、、、


時間が出来たので質問再開‼の前に、、、

「バル、ジルにぃに、ぎゅーー‼」

私は先程泣いていた2人(私もだけど、)をぎゅっと抱きしめた

「「おれ(僕)たちもぎゅーー‼」」

そしたら2人も抱きしめ返してきた!


「はぁ~、可愛いなぁ~♪」

お?もしかして第一王子殿下はシスコン?そんな設定熱プリで有ったっけ?


まいっか!



**********


窓から見える空が少し暗くなり始めた


・・・それにしても、ぎゅー‼長くね?

そして説教もまだまだ続きそう、、、

「バル、ジルにぃにそろそろ離して?」

「「やだ!」」

えぇ~~、アルカディオスとソルディオスに質問出来ないよぉ~

「あぁ、我儘を言う天使とそれに戸惑う天使が可愛い可愛い可愛い・・・」

あ、第一王子殿下が壊れた、 
それにしても天使って、、ちょっと、ねぇ、そして可愛い連打、、引くわ、、、

それにしてもアルカディオスとソルディオス、名前が長いなぁ、(私が付けたけど)

そうだ!愛称決めていいか聞こう!


・・・何でまた言い合いしているの?

まぁ、さっき言い聞かせたから大丈夫でしょ!

「ねぇ、「「は、はい、なんだ?(何でしょう?)」」

まぁ、いいっか、 少し怯えられた、、、 辛い、、、

よし!切り替えて質問だ! ぎゅってされながら、、、

「アルカディオスのことをアルディ、ソルディオスのことをソルディ、っていっていい?」
(アルカディオスの事をアルディ、ソルディオスの事をソルディ、って言って良い?)

「呼び方はアリスの自由でいいぞ?」
「私達の主はアリスだ、アリスの好きに呼んで良いに決まっている、」

あ、そうなんだ! じゃぁ、今後からアルカディオスの事はアルディ、ソルディオスの事はソルディと呼ぼう!


そして一応最後の質問をしよう!

「アルディとソルディは、どのくらいいち?がたかいの?」
(アルディとソルディはどの位、位置?が高いの?)

それは初めから気になっていた事で

位置?が高ければ高いほど成長しているらしい、、、 

だって精霊さんや妖精さんは今日始めて見たから比べようがない、
精霊さんは金の瞳で妖精さんは銀の瞳で確か、最下位が形?が取れなくて、下位が2~3等身、中位が50~70センチ、上位が100~130センチ、最上位が150~だって、
精霊王や妖精王はまだ誰も見た事が無くて分からないそうだ

アルディとソルディの身長は180センチ位だから最上位かぁ~、

精霊王や妖精王はまだ誰も見た事が無いから流石に違うだろう、


「俺の位置は精霊王だぞ?」
「え?」

私はつい、間抜けな声を出してしまった、

今、ありえない事を聞いたような、、、? 聞き間違えかな?

「私の位置も妖精王だ、」
「は?」

え、嘘、は?

私は混乱した

契約した事無いという事=誰にも見つけられた事が無いという事=頂点である王


「は?」


「契約出来る者と初めて出会えて嬉しいぞ!」

ソルディは心底嬉しそうに言った

「あぁ、俺もだ‼」

アルディもソルディの意見に心底嬉しそうに頷いた



あ、


私は今思い出した、本来、精霊王は誰とも契約出来ず落ち込んでいる所にヒロインと出会う、要は攻略キャラクター
である、そして妖精王も本来隠しキャラクターなのだ!


私、やらかしちゃった、、、








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