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本編

11,  皆をお泊りに誘う

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 アクアディーネと契約した次の日、アクアディーネに、
「主は寝ている時に、皆に睡姦されて居ますよ? 大丈夫なのですか?」
と聞かれた。
 
 俺はすいかん(睡姦)の意味が分からなかったから、
「すいかんって何の事だ?」
と聞いたら、アクアディーネは言葉に詰まってブツブツ…呟き初めた。

 よく聞こえないが
「こんな純粋な子になんていう事をしているのでしょうか…アイツら……。」
とか聞こえたけど、何の事?

 アクアディーネは慎重に言葉を選びながら昨日の事を教えてくれた。
「睡姦の事は忘れて下さい。皆様は主が眠っている時に…、えぇっと…、なんというか……そうそう! 
主が眠っている時に、えぇっと、寂しくないか? 一緒に寝たそうに? い、色々確認しに来ていましたよ? 本当に…色々と…。」

 そうなのか? 俺、いつも普通に眠れているけどな。
 それにしても、アクアディーネの言葉が可怪しい気がするのは、気の所為か?

「えぇっと…、気にしないで下さい。気にしない方が良いですよ。」
 アクアディーネが気にしない方が良いって言っているから、気にしなくても良いか。

 それにしても何でアクアディーネが戸惑っているんだ? 
 ま、良いか…。

 一緒に寝たそうに…か、 今日、皆にお泊り誘ってみるか!



 俺は皆に俺の部屋でのお泊りを誘う事にした。

 そして俺はお泊りで、知りたくなかった体の違和感の事情を知る事となる。




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