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第二部 学校編
6.
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結局、小山田くんのほうが折れた。
まあ、ぼくが本気でお願いをすれば、ざっとこんなもんだよ! ――ただし、小山田くんに限るって注釈が付くけど……。
「無理だと思ったら言えよ?」
「大丈夫だよ」
さすがにぼくの身体――尻孔? が心配なのか、小山田くんが何度もたずねてくる。
キィちゃんなら問答無用で突っ込んでくるところだけど、小山田くんはそういうところは紳士だからさ。
強引なのも嫌いじゃないけれど、気遣いはたいせつだと思う。
えっちするだけえっちしたら、はいおしまい、なんていう関係はやっぱりさみしいから……。
小山田くんの指が、ぼくのパンツをずらして尻孔に触れてきた。
「んぅっ!」
「やわらかい……カズ、もしかして自分でいじった?」
目の前の小山田くんを見上げてうなずく。
まさか、こうして会えるなんて思っていなかったから、小山田くんのちんぽをおかずに、アナニーをすませちゃっていたんだよね。
こんなことならガマンしておけばよかった。
「だから、すぐに挿れても大丈夫だよ」
ぼくは小山田くんの中心で、ガチガチになっているちんぽをぎゅっと握った。
相変わらず感動しちゃうほどのでかさである。
「か、カズ!」
切羽詰まった声をあげられたけど、かまわずに何度も擦ればガマン汁があふれてくる。
小山田くんの精子タンクもぱんぱんにかたくって、今にもはちきれそうだ。
思わずごくりと喉が鳴る。
「桜くんのセーエキ、下のお口から飲ませて?」
がんばってかわいくしてみたぼくのおねだりは、キィちゃんを呆れさせるレベルだけれども、小山田くんには効果があったらしい。
気が付いたら背中にシーツの感触があって、小山田くんのちんぽがぼくの中に挿ってきた。
「ふあっ!? あ、あ、おっきいよぉう!!」
小山田くんのでかちんに中を広げられる感覚に、息が止まりそうになる。
「はああっ、んっ、桜くん!」
「はっ、あっ、カズ」
本人は乱暴にしているつもりはないんだろうけど、運動部の小山田くんの腰使いはわりと激しめだ。
ぐっぽぐっぽ、えっちな音を立てながら、腰を振るう小山田くんの腰に足をまきつけた。こうでもしておかないと、小山田くんの動きに付いていけないからね。
「カズ、カズ、出すぞ」
「んっ、お腹いっぱい、ちょーだい!」
まあ、ぼくが本気でお願いをすれば、ざっとこんなもんだよ! ――ただし、小山田くんに限るって注釈が付くけど……。
「無理だと思ったら言えよ?」
「大丈夫だよ」
さすがにぼくの身体――尻孔? が心配なのか、小山田くんが何度もたずねてくる。
キィちゃんなら問答無用で突っ込んでくるところだけど、小山田くんはそういうところは紳士だからさ。
強引なのも嫌いじゃないけれど、気遣いはたいせつだと思う。
えっちするだけえっちしたら、はいおしまい、なんていう関係はやっぱりさみしいから……。
小山田くんの指が、ぼくのパンツをずらして尻孔に触れてきた。
「んぅっ!」
「やわらかい……カズ、もしかして自分でいじった?」
目の前の小山田くんを見上げてうなずく。
まさか、こうして会えるなんて思っていなかったから、小山田くんのちんぽをおかずに、アナニーをすませちゃっていたんだよね。
こんなことならガマンしておけばよかった。
「だから、すぐに挿れても大丈夫だよ」
ぼくは小山田くんの中心で、ガチガチになっているちんぽをぎゅっと握った。
相変わらず感動しちゃうほどのでかさである。
「か、カズ!」
切羽詰まった声をあげられたけど、かまわずに何度も擦ればガマン汁があふれてくる。
小山田くんの精子タンクもぱんぱんにかたくって、今にもはちきれそうだ。
思わずごくりと喉が鳴る。
「桜くんのセーエキ、下のお口から飲ませて?」
がんばってかわいくしてみたぼくのおねだりは、キィちゃんを呆れさせるレベルだけれども、小山田くんには効果があったらしい。
気が付いたら背中にシーツの感触があって、小山田くんのちんぽがぼくの中に挿ってきた。
「ふあっ!? あ、あ、おっきいよぉう!!」
小山田くんのでかちんに中を広げられる感覚に、息が止まりそうになる。
「はああっ、んっ、桜くん!」
「はっ、あっ、カズ」
本人は乱暴にしているつもりはないんだろうけど、運動部の小山田くんの腰使いはわりと激しめだ。
ぐっぽぐっぽ、えっちな音を立てながら、腰を振るう小山田くんの腰に足をまきつけた。こうでもしておかないと、小山田くんの動きに付いていけないからね。
「カズ、カズ、出すぞ」
「んっ、お腹いっぱい、ちょーだい!」
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