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第一章 【2人の兄編】
まだ続くの……? ※
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兄さんたちの攻めで僕はあっけなく果て、レイヴン兄さんに精子を飲まれた。
恥ずかしさで死ねるんなら、きっと今この瞬間から心臓は止まってると思う。
しかし兄さんたちに襲われたことで心臓はこれでもかというほど動いている。お陰で全身に血が巡って身体が熱い……。
「やはり甘いな」
レイヴン兄さんが自身の口元をぬぐいながらそう呟いた。
この前もそんなこと言っていたが、そんなことあるわけがない。
「レイヴン兄様、そんなことあるわけないでしょ。頭だけじゃなく味覚までおかしくなったのですか?」
「あとでお前も飲めばいい。そしたらわかるぞ」
「言われなくても飲みますよ。どんな味でもノエルの体液には変わりないですから」
ああああ!! ほんとになんでこんなことになったの!? 僕が一体何をした!
ってか後でってなに!? まさかまだ続けるの!?
「に、兄さん。これ外してっ!」
兄さんの前に両腕を差し出し、魔力で出来ているという手枷を見せる。
もう行為が終わりなら外してくれるだろうけど……もしまだ続くんなら__。
「なにを言ってるんだ? まだ終わってないぞ? 外すのは終わってからな」
レイヴン兄さんは優しい口調で、僕にとって残酷な言葉を投げかける。
「と言うわけで、ノエルの処女は俺がもらうが、文句はないな? グレン」
その質問は僕自身にして欲しかったよレイヴン兄さん……。まあ、今更僕が何を言っても聞く気は無いんだろうけど。
「ええ。先ほども言いましたが今回は私も参加出来れば結構です」
「そう言うわけだ。ノエル、もう少し頑張ってもらうぞ」
「……レイヴン兄さんもグレン兄さんも嫌い」
「すぐ気持ちよくさせてやる。そしたら身も心も俺を求めることになる」
「私を忘れないでください。レイヴン兄様には負けませんよ」
二人は熱のこもった視線を僕に向けたまま服を脱ぎ始める。
そして一糸纏わぬ姿になると、レイヴン兄さんが脱ぎ捨てた自身のズボンの中から液体の入った小瓶を取り出した。その小瓶の栓を抜き、中にある透明な液体を僕のお尻の秘部に塗りつける。
「ひゃっ!」
「少し冷たいか。だが我慢しろ。すぐ熱くなる」
その液体はヌルヌルしていて、ローションのようなものだと言うことがわかった。
兄さんの指は秘部や秘部の周り右往左往し、地震でも信じられないことだが、それが少し気持ちいい。
「ノエルのもの、立ってきましたね。お尻が気持ちいいのですか?」
グレン兄さんが耳元でそう囁く。
自身のものが立っていること、兄さんたちにそれを見られていること、グレン兄さんに指摘されたことが僕の羞恥心を刺激し、顔から火が出そうだ。
「お、ノエルの可愛いお尻がヒクついてるな。早く入れて欲しいのか?」
「違、うっ……」
「俺にはそうは思えないがな」
「だから、ちがっんあぁあああ!!!」
兄さんに抗議しようと声を出した時、兄さんの指が僕の中に入ってきた。
恥ずかしさで死ねるんなら、きっと今この瞬間から心臓は止まってると思う。
しかし兄さんたちに襲われたことで心臓はこれでもかというほど動いている。お陰で全身に血が巡って身体が熱い……。
「やはり甘いな」
レイヴン兄さんが自身の口元をぬぐいながらそう呟いた。
この前もそんなこと言っていたが、そんなことあるわけがない。
「レイヴン兄様、そんなことあるわけないでしょ。頭だけじゃなく味覚までおかしくなったのですか?」
「あとでお前も飲めばいい。そしたらわかるぞ」
「言われなくても飲みますよ。どんな味でもノエルの体液には変わりないですから」
ああああ!! ほんとになんでこんなことになったの!? 僕が一体何をした!
ってか後でってなに!? まさかまだ続けるの!?
「に、兄さん。これ外してっ!」
兄さんの前に両腕を差し出し、魔力で出来ているという手枷を見せる。
もう行為が終わりなら外してくれるだろうけど……もしまだ続くんなら__。
「なにを言ってるんだ? まだ終わってないぞ? 外すのは終わってからな」
レイヴン兄さんは優しい口調で、僕にとって残酷な言葉を投げかける。
「と言うわけで、ノエルの処女は俺がもらうが、文句はないな? グレン」
その質問は僕自身にして欲しかったよレイヴン兄さん……。まあ、今更僕が何を言っても聞く気は無いんだろうけど。
「ええ。先ほども言いましたが今回は私も参加出来れば結構です」
「そう言うわけだ。ノエル、もう少し頑張ってもらうぞ」
「……レイヴン兄さんもグレン兄さんも嫌い」
「すぐ気持ちよくさせてやる。そしたら身も心も俺を求めることになる」
「私を忘れないでください。レイヴン兄様には負けませんよ」
二人は熱のこもった視線を僕に向けたまま服を脱ぎ始める。
そして一糸纏わぬ姿になると、レイヴン兄さんが脱ぎ捨てた自身のズボンの中から液体の入った小瓶を取り出した。その小瓶の栓を抜き、中にある透明な液体を僕のお尻の秘部に塗りつける。
「ひゃっ!」
「少し冷たいか。だが我慢しろ。すぐ熱くなる」
その液体はヌルヌルしていて、ローションのようなものだと言うことがわかった。
兄さんの指は秘部や秘部の周り右往左往し、地震でも信じられないことだが、それが少し気持ちいい。
「ノエルのもの、立ってきましたね。お尻が気持ちいいのですか?」
グレン兄さんが耳元でそう囁く。
自身のものが立っていること、兄さんたちにそれを見られていること、グレン兄さんに指摘されたことが僕の羞恥心を刺激し、顔から火が出そうだ。
「お、ノエルの可愛いお尻がヒクついてるな。早く入れて欲しいのか?」
「違、うっ……」
「俺にはそうは思えないがな」
「だから、ちがっんあぁあああ!!!」
兄さんに抗議しようと声を出した時、兄さんの指が僕の中に入ってきた。
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