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二章 えっちな3Pシェアハウス
お兄ちゃんとあそぼう 1
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その日の凛は、いつになくうきうきとしていた。
大学から家に帰る足どりはふわふわと軽く、地を蹴ってそのまま浮かんでしまいそうなほど。玄関のドアを開けて、おもむろに靴を確認。手を洗うのもそこそこにリビングに飛び込む。
「ただいま、お兄ちゃん!」
「おかえり、凛」
兄の航がハンディモップを片手に棚の掃除をしていた。
ふわふわのウェーブがかかったミディアムヘア、家にいる時だけかけられる丸みがあるボストンタイプの眼鏡。綺麗めのデザインが上品な、ニット×ジャケットのレイヤードスタイル。
掃除をしているだけなのに色気がすごいっ! 今日もお兄ちゃんはナンバーワン……凛はそう思いながら、棚の小物を戻している航に抱きつく。
「えへへ、今日はお兄ちゃん、久しぶりのお休みだもんね~」
「アーヤは飲み会で遅くなるんだって。今日はいっぱい遊ぼうね……」
「!」
凛が犬だったなら耳をぴんと立ててしっぽをぶんぶんと振っていただろう。いちゃいちゃしながら夕ご飯を食べて、お風呂に一緒に入って、そのあとは……。凛は想像しただけで頬を染める。
照れ隠しにスマホを見る。充電が五%しかなかった。リビングのコンセントに充電器が刺さっているのでコードを繋ぐ。
あれ? 充電器、そういえば家にいっぱいあるな。洗面所・自分の部屋・リビング・廊下……どうしてこんなに充電器があるんだろう? 凛は、ふとそんな事を考えた。
「ん? どうしたの、凛」
「何でもないよー」
まぁ、たくさんあって困るものではないしいいや。一瞬心に浮かんだ疑問はすぐに消えた。ご飯を食べてお風呂に入って、一緒に航の部屋のベッドに入る……凛と航の楽しくて長い夜が始まった。
「あっ……」
兄弟同士でいけない事をしている。二人とも、一応その自覚はある。
しかし、まるで流れるように何のためらいもなく兄弟は身体を重ねる。凛は航の局部に腰をこすりつけているし、航は航で凛の背中を撫でながら服を脱がせる。
今日の凛の下着は……フルシームで縫製された、薄い素材でできた下着。前から見るとほどよい透け感とフィット感があるビキニタイプの下着なのだが……後ろが丸くカットされて縫われており、そこからお尻が露出していた。いわゆるOバック。アルファベットのOの字のようにバックに大きな穴が開いているデザインの下着だ。
薄明りの中、ぷるんと揺れる凛の真っ白な尻の肉。谷間からとろんと垂れるローション、蠢くピンク色の穴……もはや履いている方がいやらしく見える下着だった。
「今日もすごい下着だね。お尻丸見えだよ?」
「これなら履いたままハメてもらえるかな、って……ね、はやく、はやくぅ」
凛は航に前向きに抱っこされながら、お尻を振っておねだりをする。下着のフロントからはみでた性器は先走りの汁でべとべと。その汁が航のパジャマのズボンを汚し、色が変わるほどに濡らす。凛の下着のシースルー素材はすでにぐちょぐちょで、性器の形がはっきりと分かる。
いつもならここでお尻をいじって挿入するのだが、航は少し何かを考えて、凛の耳元で囁いた。
「だめだよ。それじゃ、すぐ終わっちゃうから……楽しい事をしようね」
「え……?」
戸惑う凛の頭を航は優しく撫でて……手首をひねりあげるようにして強くつかむ。ひゃう、と凛の喉から間の抜けた声が出てきて、身体がのけぞった。かちゃ、と金属音がした。ピンク色のふわふわしたフェイクファーがついた手錠。
「今日は何しようかなあ? ふふ。可愛いね、凛……お兄ちゃんと、朝までいっぱい遊ぼうね……」
大学から家に帰る足どりはふわふわと軽く、地を蹴ってそのまま浮かんでしまいそうなほど。玄関のドアを開けて、おもむろに靴を確認。手を洗うのもそこそこにリビングに飛び込む。
「ただいま、お兄ちゃん!」
「おかえり、凛」
兄の航がハンディモップを片手に棚の掃除をしていた。
ふわふわのウェーブがかかったミディアムヘア、家にいる時だけかけられる丸みがあるボストンタイプの眼鏡。綺麗めのデザインが上品な、ニット×ジャケットのレイヤードスタイル。
掃除をしているだけなのに色気がすごいっ! 今日もお兄ちゃんはナンバーワン……凛はそう思いながら、棚の小物を戻している航に抱きつく。
「えへへ、今日はお兄ちゃん、久しぶりのお休みだもんね~」
「アーヤは飲み会で遅くなるんだって。今日はいっぱい遊ぼうね……」
「!」
凛が犬だったなら耳をぴんと立ててしっぽをぶんぶんと振っていただろう。いちゃいちゃしながら夕ご飯を食べて、お風呂に一緒に入って、そのあとは……。凛は想像しただけで頬を染める。
照れ隠しにスマホを見る。充電が五%しかなかった。リビングのコンセントに充電器が刺さっているのでコードを繋ぐ。
あれ? 充電器、そういえば家にいっぱいあるな。洗面所・自分の部屋・リビング・廊下……どうしてこんなに充電器があるんだろう? 凛は、ふとそんな事を考えた。
「ん? どうしたの、凛」
「何でもないよー」
まぁ、たくさんあって困るものではないしいいや。一瞬心に浮かんだ疑問はすぐに消えた。ご飯を食べてお風呂に入って、一緒に航の部屋のベッドに入る……凛と航の楽しくて長い夜が始まった。
「あっ……」
兄弟同士でいけない事をしている。二人とも、一応その自覚はある。
しかし、まるで流れるように何のためらいもなく兄弟は身体を重ねる。凛は航の局部に腰をこすりつけているし、航は航で凛の背中を撫でながら服を脱がせる。
今日の凛の下着は……フルシームで縫製された、薄い素材でできた下着。前から見るとほどよい透け感とフィット感があるビキニタイプの下着なのだが……後ろが丸くカットされて縫われており、そこからお尻が露出していた。いわゆるOバック。アルファベットのOの字のようにバックに大きな穴が開いているデザインの下着だ。
薄明りの中、ぷるんと揺れる凛の真っ白な尻の肉。谷間からとろんと垂れるローション、蠢くピンク色の穴……もはや履いている方がいやらしく見える下着だった。
「今日もすごい下着だね。お尻丸見えだよ?」
「これなら履いたままハメてもらえるかな、って……ね、はやく、はやくぅ」
凛は航に前向きに抱っこされながら、お尻を振っておねだりをする。下着のフロントからはみでた性器は先走りの汁でべとべと。その汁が航のパジャマのズボンを汚し、色が変わるほどに濡らす。凛の下着のシースルー素材はすでにぐちょぐちょで、性器の形がはっきりと分かる。
いつもならここでお尻をいじって挿入するのだが、航は少し何かを考えて、凛の耳元で囁いた。
「だめだよ。それじゃ、すぐ終わっちゃうから……楽しい事をしようね」
「え……?」
戸惑う凛の頭を航は優しく撫でて……手首をひねりあげるようにして強くつかむ。ひゃう、と凛の喉から間の抜けた声が出てきて、身体がのけぞった。かちゃ、と金属音がした。ピンク色のふわふわしたフェイクファーがついた手錠。
「今日は何しようかなあ? ふふ。可愛いね、凛……お兄ちゃんと、朝までいっぱい遊ぼうね……」
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