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私には好きな人がいる。
もちろんその相手は、素敵な男性……なら良かったんだけどね……。
私の好きな人は実の姉。
6つ離れていていつも私を助けてくれるし頼りがいがある姉。
いつからだろうか……いや、そんなことはない。
ハッキリ覚えている。
忘れもしないあれは中学生の時……私は学校帰りに不良に絡まれていた。
「ねぇ、お嬢さん……お兄さん達と遊ばない?」
「あーあ、震えちゃってるよ」
「お前が怖いんだろ?」
元々小柄な体をしている私はその時は大きい男の人2人組に囲まれ怖くて怖くて震えるしか無かった。
「まぁあっちで遊ぼうぜ?」
腕を捕まれ、路地裏に引き込まれそうになった時だった。
「お巡りさん、こっちです!!」
聞き覚えのある声だ……いや、すぐにわかった……お姉ちゃんだと。
「やべっ!行くぞ」
2人組の男達は慌てて逃げていった。
私は腰を抜かし、その場に座り込んでしまうと同時に私はお姉ちゃんに抱きしめられていた。
「大丈夫!?怪我ない?」
ペタペタと私の身体を触り、怪我がないか聞いてきたが、わたしは安心からか泣き出してしまった。
びっくりしたお姉ちゃんはそっと優しく抱きしめて、怖かったね、もう大丈夫だよ……と何度も何度も頭を撫でてくれた。
その頃から私はお姉ちゃんが気になり始め、ついには恋愛として好きになってしまった。
いけないことだとは分かる……報われない恋だとも。
でも、私はこの想いを捨てたくない。
そして今日も姉の事を想って一日を過ごす。
きっとこの想いは神様だけが知ってるだろうな。
もちろんその相手は、素敵な男性……なら良かったんだけどね……。
私の好きな人は実の姉。
6つ離れていていつも私を助けてくれるし頼りがいがある姉。
いつからだろうか……いや、そんなことはない。
ハッキリ覚えている。
忘れもしないあれは中学生の時……私は学校帰りに不良に絡まれていた。
「ねぇ、お嬢さん……お兄さん達と遊ばない?」
「あーあ、震えちゃってるよ」
「お前が怖いんだろ?」
元々小柄な体をしている私はその時は大きい男の人2人組に囲まれ怖くて怖くて震えるしか無かった。
「まぁあっちで遊ぼうぜ?」
腕を捕まれ、路地裏に引き込まれそうになった時だった。
「お巡りさん、こっちです!!」
聞き覚えのある声だ……いや、すぐにわかった……お姉ちゃんだと。
「やべっ!行くぞ」
2人組の男達は慌てて逃げていった。
私は腰を抜かし、その場に座り込んでしまうと同時に私はお姉ちゃんに抱きしめられていた。
「大丈夫!?怪我ない?」
ペタペタと私の身体を触り、怪我がないか聞いてきたが、わたしは安心からか泣き出してしまった。
びっくりしたお姉ちゃんはそっと優しく抱きしめて、怖かったね、もう大丈夫だよ……と何度も何度も頭を撫でてくれた。
その頃から私はお姉ちゃんが気になり始め、ついには恋愛として好きになってしまった。
いけないことだとは分かる……報われない恋だとも。
でも、私はこの想いを捨てたくない。
そして今日も姉の事を想って一日を過ごす。
きっとこの想いは神様だけが知ってるだろうな。
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