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記憶がなくなる前の話
61話
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琉架サイド
「、、、ん、喘鳴や不整脈の音はしませんね、大丈夫ですよ。」
律先生は補聴器を外してニコッと笑ってくれた。
「やった、!教室にいける!大丈夫だったよ!りぃくん!はる!」
キャッキャッと足をパタパタさせると遼に埃がたちますから、ってとめられちゃった。
でもよかったですね、ってふんわり笑ってくれた!!
「りぃくん!一緒に教室に行こう?お友達作らないと、、、!」
「るぅが大丈夫でよかった、、、!でももうちょっとここにいてもいいんじゃない?お胸が弱くなっちゃってちょっと動いただけでも痛くなっちゃうかもしれないよ??」
横に座ってくれてたりぃくんがぼくの顔を覗き込みながら聞いてくれる。
むぅ、ぼくだって自分のお胸のことくらいわかるもん。
「むぅ、大丈夫だもん!ぼく、教室に行きたい!」
ふん!と手を握って意気込むとりぃくんは何故か少し驚いた顔をしてた。
「わかった、行こう!その代わり、ちょっとでもおかしいなって思ったら理斗か遼に言ってね??」
「あい!」
ふふ~ん、って嬉しくなってたらいい遼がいつの間にか鞄や制服の上着を持って靴を履かせようとしてくれてた。
「!!ぼくひとりで履けるようになったんだよ!みてて!」
そういえば入学前にこっそりお部屋で練習してたの、朝に見てもらえなかったから今見てもらおう!
「え?!るぅ、いつのまに練習したの?!そのままでいいのに、、、」
りぃくんが驚いてるみたいだった。
なんだか呟いていたけど、ぼくは綺麗に靴を履くのに一生懸命になった。
「ここを、こうして、、、ふんっ、、、ん~っ!」
ふぅ、と片足を履いてひといき。
休憩って大事だよね。にぃたちも無理はダメって言ってたし。
ぼくはぼくのペースで、、、
「つぎ!」
ふんっと足や指先に力を入れて頑張って履く。
「できた!はけたよ!ほら!見てみて~!」
足をパタパタさせて遼とりぃくん、律先生に見せる。今度は蘭にも見てもらいたいな~
「うわぁ、!るぅすごい!」
ぴょんぴょん跳ねながらりぃくんは褒めてくれた。遼も「私の仕事が、、、」とか言いながらも素晴らしいです!って褒めてくれたの!
律先生もすごいって言いながらふんわり笑ってくれた。
「えへへ」
じゃあ、今度こそ教室に行こうって言って律先生にバイバイした。
廊下に出たらみんなミーティング中なのかシーン、としていて少し怖かった。
きゅっ、とりぃくんと繋いでる手に力を入れたらりぃくんが「るぅ?しんどい?」って聞いてきてくれた。
「ううん、静かだからちょっと怖いの。」
「大丈夫ですよ、琉架様。私たちがおりますし、もう少し歩けば教室の前を通るので今より賑やかだと思います。」
「そっかぁ、」
安心して怖さなんかなくなっちゃった。
りぃくんたち以外の人、りぃくん以外の同い年の子たち、、、。
ぼく、ちゃんとお友達できるかな?
ちょっと不安だけど、りぃくんがいてくれるからきっと大丈夫!
ぼくもお友達とおしゃべりしてご飯食べられるようになるんだ!
「、、、ん、喘鳴や不整脈の音はしませんね、大丈夫ですよ。」
律先生は補聴器を外してニコッと笑ってくれた。
「やった、!教室にいける!大丈夫だったよ!りぃくん!はる!」
キャッキャッと足をパタパタさせると遼に埃がたちますから、ってとめられちゃった。
でもよかったですね、ってふんわり笑ってくれた!!
「りぃくん!一緒に教室に行こう?お友達作らないと、、、!」
「るぅが大丈夫でよかった、、、!でももうちょっとここにいてもいいんじゃない?お胸が弱くなっちゃってちょっと動いただけでも痛くなっちゃうかもしれないよ??」
横に座ってくれてたりぃくんがぼくの顔を覗き込みながら聞いてくれる。
むぅ、ぼくだって自分のお胸のことくらいわかるもん。
「むぅ、大丈夫だもん!ぼく、教室に行きたい!」
ふん!と手を握って意気込むとりぃくんは何故か少し驚いた顔をしてた。
「わかった、行こう!その代わり、ちょっとでもおかしいなって思ったら理斗か遼に言ってね??」
「あい!」
ふふ~ん、って嬉しくなってたらいい遼がいつの間にか鞄や制服の上着を持って靴を履かせようとしてくれてた。
「!!ぼくひとりで履けるようになったんだよ!みてて!」
そういえば入学前にこっそりお部屋で練習してたの、朝に見てもらえなかったから今見てもらおう!
「え?!るぅ、いつのまに練習したの?!そのままでいいのに、、、」
りぃくんが驚いてるみたいだった。
なんだか呟いていたけど、ぼくは綺麗に靴を履くのに一生懸命になった。
「ここを、こうして、、、ふんっ、、、ん~っ!」
ふぅ、と片足を履いてひといき。
休憩って大事だよね。にぃたちも無理はダメって言ってたし。
ぼくはぼくのペースで、、、
「つぎ!」
ふんっと足や指先に力を入れて頑張って履く。
「できた!はけたよ!ほら!見てみて~!」
足をパタパタさせて遼とりぃくん、律先生に見せる。今度は蘭にも見てもらいたいな~
「うわぁ、!るぅすごい!」
ぴょんぴょん跳ねながらりぃくんは褒めてくれた。遼も「私の仕事が、、、」とか言いながらも素晴らしいです!って褒めてくれたの!
律先生もすごいって言いながらふんわり笑ってくれた。
「えへへ」
じゃあ、今度こそ教室に行こうって言って律先生にバイバイした。
廊下に出たらみんなミーティング中なのかシーン、としていて少し怖かった。
きゅっ、とりぃくんと繋いでる手に力を入れたらりぃくんが「るぅ?しんどい?」って聞いてきてくれた。
「ううん、静かだからちょっと怖いの。」
「大丈夫ですよ、琉架様。私たちがおりますし、もう少し歩けば教室の前を通るので今より賑やかだと思います。」
「そっかぁ、」
安心して怖さなんかなくなっちゃった。
りぃくんたち以外の人、りぃくん以外の同い年の子たち、、、。
ぼく、ちゃんとお友達できるかな?
ちょっと不安だけど、りぃくんがいてくれるからきっと大丈夫!
ぼくもお友達とおしゃべりしてご飯食べられるようになるんだ!
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凄くいい話でした
理斗くんと瑠架くん可愛過ぎる‼️
こんにちは、すごく面白かったです!
続きがとっても気になってしまって…
更新楽しみに待ってます☺️体調に気をつけてこれからも頑張ってください!!!
こんにちわ。
無理なさらず頑張ってくださいね。
楽しみにしています。
この度は私の作品を読んでいただきありがとうございます。
ご期待に添えるよう頑張ります。
これからもよろしくお願いします。