愛され末っ子

記憶がなくなる前の話

26話

  


琉架サイド



「んゆ？だぁれ？」

パパの声が聞こえたけどそのままお部屋に入ろうとした瞬間、体が持ち上がった。

うぷ、ちょっと気持ち悪い。。。



「琉架様、突然失礼いたします。」

「っはぁ、遼ナイス。」

パパがはぁはぁ言いながら僕の前に走ってきた。


パパ、はぁはぁなの？

「パパ、あげりゅ。」


僕はいつも使っている吸うやつを遼からもらって渡す。

「ん、ありがとう琉架。パパは大丈夫だから。」

「にゅにゅ。」

いらないって。。。
しょぼーんっとなっているとパパは慌てて「でもるぅの気持ちは嬉しいよ！ありがとう😊」って言ってくれた。


「では琉架様。念のためお風呂に入ってうがいをしておきましょう？ちょうど静矢様たちがいらしましたよ。」

バタバタバタ！

バン！！

「「「ッるぅ！！！」」」

ドバッとせいにぃたちがが流れ込んできた。


、、、ワァオ。


ってダメだ。
つい反応しちゃった。

僕は今みんなに怒ってるんだった。


ぷいっ


遼に抱っこされたまんまだけどあんまり顔を見ないようにする。


「っるぅ～ごめんだからこっち向いて、、、！」

「るぅ、、、。」

「ごめんなさぃ、、、るぅ、、、。」


うぅっそんななきそうな声しないでよ。

「、、、今日だけ、ね？いいよ。」

そう言って顔をそっちに向けたらパァァァアア！って音がつきそうなくらいの笑顔をしていた。


「では、お風呂場に向かいましょうか。」

そのまま遼は僕を抱っこしたままお風呂場に向かった。


















、、、後ろに男の子3人がぴょこぴょこついてきているのはなんだか可愛い❤️