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僕勘違いをする
部活でかっこいいところを見せる10
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僕はねるからアクエリの入った紙コップを笑顔で受け取りそれを一気に飲み干した。
「ありがとう、美味しかったよ」
「それならよかった、藍兎くんがいいピッチングできるように心を込めて作ったんだ」
花が咲いたような笑みでねるは言った。
『やばい萌える、まさか二次元のようなことを言ってくれる人がいるなんて、さすが僕のことを好きなだけあるな。僕の好みをよくわかってらっしゃる』
「次の回もゼロで抑えるよ、ねると出かけたいからね」
僕はイケメンを超えるような笑みを浮かべながら言った。
「私も藍兎くんと出かけたいから、がんばだよー」
『やっぱり僕のこと好きなんだな。一緒に出かけないなんて、ねるのためにも次のイニングも気合入れるか』
僕はグラウンドを見て自分のチームの攻撃を見た。
先頭打者が出たらしくファーストべーすでガッツポーズをしてる。
『あれ柏島先輩じゃん、まああの人熾烈なレギュラー争いしてるからなヒット一本でも重要なんだろう
だからあれだけ喜びを爆発をさせるんだろうな』
僕は先制点をもらえれば楽に投げれるので次の打者を懸命に応援した。
次の打者は内野ゴロでゲッツーになりその次も内野ゴロでアウトになりチャンスを生かすことができなかった。
『まぁ僕が失点しなきゃ負け投手にはならないから、失点しないように気おつけよう』
そう思って僕はマウンドに余裕がたっぷりな雰囲気を出しながら向かった。
僕はマウンドに着くとポケットからロージンを出しポンポンとして滑らなそうになったらポケットにしまって、僕はグローブを斎都の方に向けてボールが来るのを待った。
ボールが来ると僕は斎都が構えたコースにボールを三球投げ込みこの回の守りが始まった。
僕は1人目の打者は外のスライダーで三振を簡単に取った。
だが次の打者対してインコースのツーシムを粘られてる。
『さあどうしようか、僕はアウトコースにスライダーを投げるのがいいと思うんだけど斎都はどう考えてるんだろう?』
僕は斎都のサインを見た。
アウトコースにスライダーだった。
僕こくんとうなずき足を上げてその足を右におもっきし踏み込み腕をおもっきし振った。
だけどリリースの時にボールがすべって真ん中付近にいってしまった。
僕はしまったと思った時には左中間にボールが飛んで行ってた。
僕はボールがズレた時のためにセカンドベースのちょっと後ろに立った。
センターの好守備によってなんとか三塁には進めるのは阻止した。
だが今日初めてのピンチだ。
僕はクイックが苦手なので不安に苛まれた。
『あーどうしよう一応今日クイックして投げたけどあまりボールが安定してなかったんだよなー
ここで一点取られると相手にムードがいってしまう』
そんなことを考えながらマウンドの土を掘っていると、斎都がマスクを取って駆け足でマウンドに来た。
「セットポディションだな、あまり気負いせずにランナーを気にせず構えたコースだけを見ろ」
僕は目をつぶって、深呼吸してふぅーと息を吐いて、
「わかったランナー気にせず投げてみる」
そう言うと斎都は任せたぞと言って元の場所に戻って審判に大丈夫ですとおそらく伝えて、審判がプレイと言って試合が始まった。
僕はもう一回深呼吸をし、気合を入れ直して、足をあまり上げず右側に踏み込み投げた。
ボールはアウトコースより外に行きボールだった。
その後も1球だけストライクを取れたが結局フォアボールになった。
『やばいな、ストライクが入らないかといって置きに行くと打たれるし
どうしたものか』
僕はちらっとねるを見た。
寝るは僕の視線に気がついたのか芙蓉のような笑顔を浮かべて
「藍兎くん頑張れー」
僕に向かって柏木先輩が普段受けるような声援をうけた。
『ねるに応援されたら抑えるしかないよな。ねるの声援は何百倍の力になる。
とりあえず腕の振りを確認しておこう
....今まで窮屈に投げてたぽいな
もっと肩甲骨を広く使って投げるか』
僕はボールを斎都から受け取りマウンドの穴を滑らないように掘った。
「プレイ」
審判が手をゲッツのようにしながら言った。
僕は左足を上げて右に踏み込み体を思いっきり捻り腕を大きく使って思いっきり振った。
するとボールはインコースに決まった。バッターは唖然としていた。
どうだ僕の渾身のツーシムはそんなことを思いながら最後にアウトコースにスライダーを投げて三振に取って終わった。
だが次の打者には追い込んだもののカットされて打ち取れない。
すると甘く入ったボールを柏島先輩の守るサードとショート間に飛んでいった。
僕は一点取られることを覚悟したが
柏島先輩のファインプレーでこの回をなんとか抑えることができた。
僕は戻ってくる柏島先輩にありがとうございますと帽子をとって頭を下げた。
「礼ならこの試合無失点で抑えてくれ。もちろん俺たちバックも安心できるように守るからさ」
僕はベンチにグローブを置いて
「最初からそのつもりですよ」
僕は内なる闘志を燃やしながら言った。
それから3回4回と相手をゼロで抑えた。
そして今は僕のチームの攻撃だ。
柏島先輩が先頭打者で追い込まれながらも粘っている。
僕は5回でおそらく終わりだから、柏島先輩を懸命に応援した。
すると柏島先輩は真ん中高めのボールを打ち左中間にボールを運んだ。
全速力で柏島先輩は一塁を蹴り二塁に向かいスライディングしてセーフになった。そして僕の方向き拳を上げた。
僕はそれに応えるように拳を高く上げて次のバッターがヒットを打つことを願った。
すると柏木先輩がバットを持ってバッターボックスに向かった。
『代打か、しかも柏木先輩って期待持てるな。
て言うより弁当食べるの早いですね』
そうどうでもいいことを思うほど余裕を持っていた。
なぜなら柏木先輩の得点圏打率4割を超えているからだ。
柏木先輩は初球を見逃してその後ボールが二つ続いて、カウントワンツーできたアウトコース高めの甘めの球を逆らわずに右中間に運んだ。
俺はそれを見てガッツポーズをした。
『これで一点入った。あとは無失点で抑えれば僕が勝ち投手になれる。』
僕は気持ちが昂るのを感じていた。
スリーアウトになったので僕はダッシュで五回のマウンドに上がった。
すると斎都が駆け足で来て、僕にグローブで口元を隠しながら
「この回で終わりだから気合入れろよ」
『やっぱりこの回で終わりか、なんとかゼロで抑えてねるとのデートを勝ち取るか』
僕は最初の打者にツーシムをインコースに投げストライクを取った。
そこから簡単に追い込んで内野ゴロに打ち取った。その後の打者もピッチャーゴロに打ち取った。
だがそこから疲れで甘くなったボールを捉えられランナーを2人出してしまった。
ねるは頑張れーと声援を送ってくれる。
俺はロージンを触りながらふぅーと息を吐き気持ちを入れ替えてどこに投げるか考えた。
『インコースだと甘く入る可能性があるからアウトコースに投げるか』
斎とも同じことを考えてるのかアウトコースのサインを出した。
僕はアウトコースを中心に組立アウトコースのスライダーで三振に打ち取り
僕は喜びの叫び声を上げガッツポーズをした。
「ありがとう、美味しかったよ」
「それならよかった、藍兎くんがいいピッチングできるように心を込めて作ったんだ」
花が咲いたような笑みでねるは言った。
『やばい萌える、まさか二次元のようなことを言ってくれる人がいるなんて、さすが僕のことを好きなだけあるな。僕の好みをよくわかってらっしゃる』
「次の回もゼロで抑えるよ、ねると出かけたいからね」
僕はイケメンを超えるような笑みを浮かべながら言った。
「私も藍兎くんと出かけたいから、がんばだよー」
『やっぱり僕のこと好きなんだな。一緒に出かけないなんて、ねるのためにも次のイニングも気合入れるか』
僕はグラウンドを見て自分のチームの攻撃を見た。
先頭打者が出たらしくファーストべーすでガッツポーズをしてる。
『あれ柏島先輩じゃん、まああの人熾烈なレギュラー争いしてるからなヒット一本でも重要なんだろう
だからあれだけ喜びを爆発をさせるんだろうな』
僕は先制点をもらえれば楽に投げれるので次の打者を懸命に応援した。
次の打者は内野ゴロでゲッツーになりその次も内野ゴロでアウトになりチャンスを生かすことができなかった。
『まぁ僕が失点しなきゃ負け投手にはならないから、失点しないように気おつけよう』
そう思って僕はマウンドに余裕がたっぷりな雰囲気を出しながら向かった。
僕はマウンドに着くとポケットからロージンを出しポンポンとして滑らなそうになったらポケットにしまって、僕はグローブを斎都の方に向けてボールが来るのを待った。
ボールが来ると僕は斎都が構えたコースにボールを三球投げ込みこの回の守りが始まった。
僕は1人目の打者は外のスライダーで三振を簡単に取った。
だが次の打者対してインコースのツーシムを粘られてる。
『さあどうしようか、僕はアウトコースにスライダーを投げるのがいいと思うんだけど斎都はどう考えてるんだろう?』
僕は斎都のサインを見た。
アウトコースにスライダーだった。
僕こくんとうなずき足を上げてその足を右におもっきし踏み込み腕をおもっきし振った。
だけどリリースの時にボールがすべって真ん中付近にいってしまった。
僕はしまったと思った時には左中間にボールが飛んで行ってた。
僕はボールがズレた時のためにセカンドベースのちょっと後ろに立った。
センターの好守備によってなんとか三塁には進めるのは阻止した。
だが今日初めてのピンチだ。
僕はクイックが苦手なので不安に苛まれた。
『あーどうしよう一応今日クイックして投げたけどあまりボールが安定してなかったんだよなー
ここで一点取られると相手にムードがいってしまう』
そんなことを考えながらマウンドの土を掘っていると、斎都がマスクを取って駆け足でマウンドに来た。
「セットポディションだな、あまり気負いせずにランナーを気にせず構えたコースだけを見ろ」
僕は目をつぶって、深呼吸してふぅーと息を吐いて、
「わかったランナー気にせず投げてみる」
そう言うと斎都は任せたぞと言って元の場所に戻って審判に大丈夫ですとおそらく伝えて、審判がプレイと言って試合が始まった。
僕はもう一回深呼吸をし、気合を入れ直して、足をあまり上げず右側に踏み込み投げた。
ボールはアウトコースより外に行きボールだった。
その後も1球だけストライクを取れたが結局フォアボールになった。
『やばいな、ストライクが入らないかといって置きに行くと打たれるし
どうしたものか』
僕はちらっとねるを見た。
寝るは僕の視線に気がついたのか芙蓉のような笑顔を浮かべて
「藍兎くん頑張れー」
僕に向かって柏木先輩が普段受けるような声援をうけた。
『ねるに応援されたら抑えるしかないよな。ねるの声援は何百倍の力になる。
とりあえず腕の振りを確認しておこう
....今まで窮屈に投げてたぽいな
もっと肩甲骨を広く使って投げるか』
僕はボールを斎都から受け取りマウンドの穴を滑らないように掘った。
「プレイ」
審判が手をゲッツのようにしながら言った。
僕は左足を上げて右に踏み込み体を思いっきり捻り腕を大きく使って思いっきり振った。
するとボールはインコースに決まった。バッターは唖然としていた。
どうだ僕の渾身のツーシムはそんなことを思いながら最後にアウトコースにスライダーを投げて三振に取って終わった。
だが次の打者には追い込んだもののカットされて打ち取れない。
すると甘く入ったボールを柏島先輩の守るサードとショート間に飛んでいった。
僕は一点取られることを覚悟したが
柏島先輩のファインプレーでこの回をなんとか抑えることができた。
僕は戻ってくる柏島先輩にありがとうございますと帽子をとって頭を下げた。
「礼ならこの試合無失点で抑えてくれ。もちろん俺たちバックも安心できるように守るからさ」
僕はベンチにグローブを置いて
「最初からそのつもりですよ」
僕は内なる闘志を燃やしながら言った。
それから3回4回と相手をゼロで抑えた。
そして今は僕のチームの攻撃だ。
柏島先輩が先頭打者で追い込まれながらも粘っている。
僕は5回でおそらく終わりだから、柏島先輩を懸命に応援した。
すると柏島先輩は真ん中高めのボールを打ち左中間にボールを運んだ。
全速力で柏島先輩は一塁を蹴り二塁に向かいスライディングしてセーフになった。そして僕の方向き拳を上げた。
僕はそれに応えるように拳を高く上げて次のバッターがヒットを打つことを願った。
すると柏木先輩がバットを持ってバッターボックスに向かった。
『代打か、しかも柏木先輩って期待持てるな。
て言うより弁当食べるの早いですね』
そうどうでもいいことを思うほど余裕を持っていた。
なぜなら柏木先輩の得点圏打率4割を超えているからだ。
柏木先輩は初球を見逃してその後ボールが二つ続いて、カウントワンツーできたアウトコース高めの甘めの球を逆らわずに右中間に運んだ。
俺はそれを見てガッツポーズをした。
『これで一点入った。あとは無失点で抑えれば僕が勝ち投手になれる。』
僕は気持ちが昂るのを感じていた。
スリーアウトになったので僕はダッシュで五回のマウンドに上がった。
すると斎都が駆け足で来て、僕にグローブで口元を隠しながら
「この回で終わりだから気合入れろよ」
『やっぱりこの回で終わりか、なんとかゼロで抑えてねるとのデートを勝ち取るか』
僕は最初の打者にツーシムをインコースに投げストライクを取った。
そこから簡単に追い込んで内野ゴロに打ち取った。その後の打者もピッチャーゴロに打ち取った。
だがそこから疲れで甘くなったボールを捉えられランナーを2人出してしまった。
ねるは頑張れーと声援を送ってくれる。
俺はロージンを触りながらふぅーと息を吐き気持ちを入れ替えてどこに投げるか考えた。
『インコースだと甘く入る可能性があるからアウトコースに投げるか』
斎とも同じことを考えてるのかアウトコースのサインを出した。
僕はアウトコースを中心に組立アウトコースのスライダーで三振に打ち取り
僕は喜びの叫び声を上げガッツポーズをした。
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