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プロローグ

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「起きなさーい」
戦争も終わってしまうじゃないかってくらいの優しい声で僕を起こしにくる。
僕はこの声て快く朝を迎えた。
みんなは幼馴染が可愛く起こしに来たと思っただろうか?
それとも妹がもう朝だーよーと起こしに来たと思っただろうか?
だかどちらもハズレである。この可愛い声はアプリが出してる音だ。
機械の進化は早いものであるこのままいけば実際にキャラが起こしくれるんじゃないかと思ってしまう。
そんな日を妄想してニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべているとドアがプリントが舞うくらい勢いよく開かれた。
ドアのさきにいたのは目がぱちくりと大きく目鼻立ち整った小顔の美少女が堂々東京タワーのごとく立っている。
僕の妹である。
「ドアを開けるときぐらいはノックしてよ」呆れたようにそう呟いた。
「だってノックしてもニヤニヤして考え事してるからでないじゃない。」妹は呆れながら肩腹に手を置きながら言った。
「それにアニメの声で起きるのって恥ずかしくないの、なんなんなら昔見たいに起こしてあげようか?」小馬鹿にしながら妹は言った。
『何を言ってるんだこの妹は萌え声だからこそ起きれるんだろが三次元の妹に起こしに来たら腹痛でしばらく起きれないよ。』
「それになぁ、あんな腹部を拳で思いっ切りパンチしながら起こすされるのは嫌なんだか、二次元だったらもっと優しく起こしてくれるのに」
僕はは二次元のキャラのポスターをちらっと見ながら言った
『三次元の妹は本当の妹じゃない
妹っていうのはもっと優しくあるべきだ。せっかく美少女なのにこの妹は横暴でもったいない』

「お兄ちゃんまた二次元以外は妹じゃないと思ってるでしょ」
左肘を壁にくっつけて拳をほっぺに乗せながら呆れながら片目をつぶって言った。

『なんで読まれてるんだよ、僕の妹は読心術でも覚えたのか。
考えまで読まれたら僕がどんだけ二次元好きなのかバレちゃうじゃないか
いや、もうバレてるか』


「まあいいや話すと長くなりそうだしとりあえずご飯できてるから下に降りきてね」
そう言って妹はドアをバタンと閉めて少し経ってから階段を降りて行った。

『やっぱり三次元はクソだ、二次元だったらここで二次元の妹に夢中になるなんてお兄ちゃんのバガって言いながらどダバダ階段を降りてくのにあの妹は最後呆れながら去ってたよ。
やっぱり三次元は二次元には敵わない。これは真理である』
俺は確信を持ってそう思っていると、下から妹の呼ぶ声が聞こえる。
「早くこないと冷めちゃうから早く来て」

冷めちゃうのは嫌だから急いでパジャマを脱いで、制服を着てカバンに学校で読むためのラノベを二冊突っ込み疾風の如く用意をし階段をドタドタと降りた。
階段を降りると朝食を食べ終えた妹が自分の食器を洗っていた。

『二次元だったら僕が来るまで待っているのになこの妹は先に食べ終えちゃってるよ
二次元がいかに尊いかがわかるな』

妹は靴を履いてトントンとしっかり履けてるか確認をして、
「お兄ちゃん先行ってるねー」

そう言ってドアを思いっ切り開けて、外に出て学校に向かった。

家には僕だけがぽつねんと取り残された。
『やれやれなんで三次元の妹ってやつはこうも兄を邪険にするのだろう。僕は妹を見て三次元には期待しないようになったのだ。まあ細かくゆえば他にもあるが、
まあとりあえず理由は一連の行動を見ればわかるだろう。僕の妹は二次元だけだ。』

僕は妹が用意してくれた焼けた食パンにジャムをつけて食べた。

毎朝朝食を作ってくれるのはありがたいがな。
僕の家は共働きで両親は朝早く出てしまうから朝食の準備をする暇なく家を出てしまう。
だから妹が毎朝朝食を作ってくれるのだ。
僕は何も作れないからね。てへ

今日はクラス替えして初めての登校日だ
『だが僕は期待しない、美少女との恋愛は期待しても無駄ってことを中一の時に経験した。
あの時ひどい振られ方をしたもんだ。何があなた友達でもないような気がするんだけどだ。
普通そこはいい友達でいてくれる?だろ』
酷い思い出だ。
俺は思い出して泣きそうになったが、食パンを詰め込みながら我慢した。

僕は食べ終えると、椅子から降りて皿をスポンジでサッと洗った。

『今日はクラス替えしてからの初登校だからな
忘れ物がないか入念にチェクしなければ、初っ端から目立ちたくはない。』

チェックをし終えると、時計を見て、待ち合わせにまだ時間があることを知って、僕は携帯ゲームをやり始めた。

今日は僕の押しがメインのイベントなので気合を入れて短い時間でも気合を入れてプレーする

『オタクの特徴かもしれないが僕は推しのカードはなんとしてでもゲットしたいのだ。』

僕はリズムに乗りながら音ゲーをやって、集合時間までやった。


ゲームを終えると僕は携帯をリビングに置いて、かばんを持って僕は家を出た。
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