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瑠璃がいじめられる

いじめ7

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俺は席を立ち瑠璃たちに別れを告げて、俺はドアの前で1人待っている菅井さんの元に向かった。
菅井さんの元着くと俺は真剣な表情で、

「約束取り付けられたか?」

「約束できたよ、一番上の会の屋上につながる踊り場で集合するようにした。」

「わかった、急いで屋上の前を行こう」

俺たち2人は無言で屋上の前の扉に向かった。
そこについた俺たちは近衛さんの姿を探したが見つからず

「まだ来てないみたいだし、詳細になんでこんなことしたのかと、なんでまた仲良くなりたいのか聞かせてもらってもいいか?」

すると菅井さんは息を吸って吐いて、

「私はね声優を目指してるの、瑠璃も声優を目指してるって聞いて意気投合して仲良くなったのが始まりだった。
それからいろんなことを相談しあったりして、少なくても私は親友だと思ってた。
そして私は好きな人ができたの武田くんっていう名前なんだけど
そのことを瑠璃にも相談した。
すると瑠璃は武田くんの3人で、遊ぶ約束までしてくれたの。
それから3人で月2ぐらいで遊ぶことになったわでもある日、武田くんの友達が好きな人を言い合っていた。
私は教室の外から盗み聞きしたの、すると武田くんは瑠璃が好きって言った。
私はその時嫉妬に燃えた。なんで瑠璃なのよって
それで私は情報を売ったの瑠璃が罰ゲームで告白したって、そしたら友達がいろいろありもしないこと付け加えたの友達も瑠璃のことはよく思ってないらしくて、だけどいじめられてる瑠璃を見て私なんてことをしてしまったんだろうと思った。
それで瑠璃といた頃を思い出して、また誤って一緒にいたいと思ったし、互いに刺激しあって夢を一緒に追いたいと思ったの」

『要するにまた元の関係に戻って楽しく過ごしたいってことか
虫が良すぎる話だが、どうやら菅井さんは情報を提供しだけでいじめには加担してないっぽい、
菅井さんと瑠璃が楽しそうに会話するのは今まで見てきた。
元関係に戻るのは難しいだろう。だが、近い関係なら戻すことができる』

「取り敢えず理由はわかった。作戦通りに動いてくれ、そうしたらあとは菅井さん次第だ」

「うん、わかった頑張る」

するとしたからコツコツと階段を上る音が聞こえた。
近衛さんが見える位置まで来て菅井さんと俺を交互に見て、ニンマリとした表情をして

「菅井さんあなた私を裏切るの?」

その眼光の鋭さに菅井さんは一瞬怯んだ。
だが菅井さんは目をそらさずに近衛さん見た。

しばらく見つめあっていたが俺がごほんと咳をして、

「今話いいか?」

「なんの話ですの?今更こっちに着くからいじめやめてくれって言っても無理ですわよ」

「なんで今更そっちに行かなくちゃならないんだよ、取引をしに来たんだよ」

「取引?なんのですの」
小首を傾げて近衛さんは言った

『敵だってわかっていてもその仕草、可愛い奴がやるとやっぱ可愛いな胸がドキドキきしちゃいそうだわ』

「近衛さんが俺いう通りに作戦を実行してくれるかの取引だ。」

近衛さんはプッと笑い始めそこから腹を抱えて笑っている

「私がなんのメリットがあってあなたの作戦に通りに動かなきゃならないんですの?」

「俺の両親花マスコミ関係で働いているんだ。ちなみにこの前の音声はとってあるここまで言えばどいうことになるか分かるよな」

近衛さんはだんだん顔を真っ青になっていた。
しかし何かを思いついたのか口角をニヤッとあげて言った。

「そのくらい私のお父様がもみ消しますわ」

『だろうな、それくらいは想定内だ。むしろニュースに取り上げられるくらいなのに揉み消せない方がおかしいよな』

「だろうな、伏せてだがうちのマスコミ関係って言っても記者なんだ。だからネット記事に書いたりもするわけで、今はsnsがはやってるよなもしいじめの記事がネットに書かれたらどう思う?間違いなく紙の先に炎をつけて燃え広がるように拡散していくよな」

俺はにっと口角を上げて言った。

『まぁ両親が記者っていうのは嘘だがな。こう言えば相手は確証なくても信じざるおえないだろう。』

近衛さんはさっきよりも顔を真っ青にして今にも倒れそうだ。

俺はここで希望を与えることにする。

「もし俺のいう通りに動いたら両親には言わないでやる」

すると近衛さんは首何回もふり

「やりますわ、なんでもやる。だから両親には言わないで下さいました。」

近衛さんは泣きながら懇願するように言った。

「じゃー作戦教えるぞ、菅井さんも来てくれ」

俺と近衛さんのやりとりを驚きながら見てた菅井さんは自分の名前が呼ばれたことにピグってなったがすぐに来た。
そして俺は作戦を伝える、すると近衛さん複雑な表情をしながら

「それでいいんですの?それじゃあなただけが悪者になるじゃなくって」

「いいんだよ、これくらいしないと瑠璃へのいじめは完璧には終わらない」

「まぁ、私はあなたがそれでいいなら、文句はありませんわ」

「これを行うのは今日の放課後な」

2人はわかったと頷いて教室に戻っていた。

俺だけはその場で留まりながら
これで解決できるならこれでいいよなと自分で納得し教室に戻った。






そして放課後になった。
俺は近衛さんの元に行き口論になる。周りは何事かとこちらをみてくる。ここまでは順調だな

「近衛さん、俺へのいじめひどすぎないか、もうちょい抑えろよ」

俺は周りに聞こえるように大きな声で言った。

「何言ってるんですの?あなたがばれないくらいにひどくやれって言ったんしゃなくって」

「そうか、文句があるのかあのこと広めちゃうぞ」

「もういいですわ、これ以上人をいじめるのはたいきれません」
近衛さんは何かを決意した表情をして

「私はこの方に弱みを握られいじめをさせられたんですの」

そう大声でクラス中に聞こえる声で言った。

クラスメイトは俺たちをみながらヒソヒソ言ってる

近衛さんはこれで終わらず菅井さんに話しかけ

「あなたも脅されて罰ゲームの告白の相手を希堂にエランじゃなくて」

菅井さんは意を決したように

「私も多目さんに好きな人をバラすって脅されて、罰ゲームで告白する相手を俺にしてくれ言われました。」
菅井さんはそのあと瑠璃の方を向いてごめんねと謝った。

瑠璃は呆然とした表情をして現実を受け止められてなかった。

俺はとどめをさすために大きく息を吸って、

「そうだ、今までのことは俺が仕組んだことだ。瑠璃が好きで罰ゲームで告らせ、振られたからもう一回付き合うためにいじめをして、彼氏に振られるようにして、俺だけが味方だと思わすためにやったんだ」

俺は悪役のように笑いながら言った。

瑠璃を見ると悲しみと怒りが混じった表情してた。
瑠璃の隣にいつの間にか移動していたマナは何やってるだかという呆れた表情をしていた。

みんなからの視線を浴びながら帰る支度をして教室を出た。

久々にぼっちで帰るな。1人で帰るのがこんなに寂しいなんてな。
俺は駅に着くと
「瑠璃大丈夫だろうか?」

独り言ボソッと言った

『まぁマナがついてるから大丈夫か、菅井さん瑠璃と仲良くできるといいな。
近衛さんは俺が秘密を握ってるからまたいじめたりはしないだろう
改心してくれればいいんだがな』

流山行きの電車が来た今日はなんだか遠出したい気分だったので流山行きの電車に乗った。
俺はイヤホンをカバンから出し携帯に差し込んで流山娘の曲を聞いた。

パァ今日は精神的に疲れた。いつもならこの曲で回復するんだが、
今日はなぜか回復できない。
理由はわかっている、俺はイヤホンを外し音楽を止めてボート外の景色を眺めた。

するとあっという間に流山駅について切符を駅員に渡して、駅内を出た。

ねぇちょっとと言われ1人のおばさんに話しかけられた。

「私のこと覚えてる?あなたが悲愁感ただ寄せながら歩いてるからつい話しかけちゃったわよ」

『ああ、瑠璃と初めて流山の駅にきたときに話しかけてきたおばさんか、今はこの人の相手するほど元気じゃないんだか』

「覚えてますよ、前もここで話をしましたね」

「そうよ、さすが龍山高校の人だわ、それよりあなたその感じ彼女に振られたのね」

『なんでこの人はこんな直球的にいうの?普通気づいたら触れないだろうが、俺の心を抉るのが趣味かなんかなのか』

「まぁ、そうです振られたのはちょっと前ですが」

「まぁあなたたち釣り合ってなかったもんね、大丈夫よ次も彼女できるわ」

『釣り合ってなかったから振られたって言いたいのか?
釣り合ってなかった自覚はあったが、まさかこんなに直球的にいうってやっぱ俺の心抉るのが趣味だな。これから話すときは抉るのが趣味ってことを頭の片隅に置いときながら話そう。
まぁ、次会うか謎だがな』

「まあ、勉強も恋も頑張りなさいよ、応援してるわ」

そう言っておばさんは去っていた。

俺さらに精神的ダメージを受けて、甘いものが食べたくなったので、瑠璃と前に行った店に行くことにした。

店内は空いており、一階のカウンターで食べることにした。

「何になさいますか」
若い大学生ぐらいの女性の店員が営業スマイルで聞いてきた

「みりんスイートポテトでお願いします」
 そういうと店員注文は以上でよろしかったでしょうかと聞いてきたので以上でと言うと店員は厨房に注文を言いに行った。

俺は水を飲みながらこれからのことを考えた。

『おそらくいろんな人に無視はされるだろう。だか友達のいない俺には関係ない。マナはおそらく俺のやったことに気づいてるから説教を始めそうだな。瑠璃には間違いなく無視されるだろう、だから話しかけない傷つくからな。
まあこれからのことはじっくり考えるか今日1日使って』

俺は考えてる間に来たスイートポテトを食べた。

いつもより甘さを感じなかった。







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