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8月1日、俺は暇を弄んでた。
そういや今日瑠璃が帰ってくる日だっけ俺は携帯を開き今日帰ってくるよーと示されている文字を見て心が踊った。
「てことはようやく瑠璃に会えるってことだよな。
いやー長かったわ、これでリア充に呪いをかけなくて済むわ。
早くデートしたいな、どこ行こうか海かそれともお祭りか心が躍るなー」
俺時計を見てそろそろ昼食の時間だなと思いカップラーメンを開けようとしたらピンポーンとチャイムが鳴った。
俺は水を入れてお湯を沸かしてから、宅急便なんてたんのだっけと思いながらドアを開けた。
そこにいたのは瑠璃だった。
俺は瑠璃に家の場所を教えてないので驚いて瑠璃を家に出迎えた。
「今、お茶持ってくるからそこの席で待ってて」
俺は急いで冷蔵庫からお茶を出して、コップに注いだ。
俺はそれを瑠璃の前に置いた。
「それにしてもいきなり家に来るなんて驚いたな」
俺は自分の分のお茶を注ぎながら言った。
「マナちゃんにお土産渡す時に教えてもらったんだ。まさか隣同士だなんて驚いたけど」
『それって俺にはお土産ないのか、俺は密かにお土産を楽しみにしてたんだが』
と思ったがそれを表情に出さず
「来るなら連絡くれたらよかったのに、そしたらなんか用意したぞ」
「サプライズできたんだ」
嬉しそうに微笑みながら言った
『サプライズか、それなら来ることを伝えないほうがよかったな
それにしてもサプライズ嬉しすぎるわ、このままお土産もくれたら最高なんだが』
俺がそう思ってると瑠璃はカバンをゴソゴソして何かを取り出し俺に渡した。
俺は袋の中から入ってるものを取り出し、
「八つ橋じゃん、俺これ好きなんだよね」
俺は嬉しそうに笑顔を見せながら言った。
「マナちゃんに聞いたんだ八つ橋好きって聞いたんだ。喜んでくて良かったなぁ」
瑠璃は目を細めてた笑顔を向けながら言った。
「俺ん家来たはいいけど何する何もやるこないと思うけど」
『俺ん家ラノベと少々の本しかないからな。
あートランプがあったな、でも2人でやってもつまらないよな。
S◯Oのゲームやるか』
「S◯Oのゲームやらないか?」
「いいよ、あれから一層上がったんだ」
「じゃーその層でサブクエストやるか」
瑠璃はいいよと言って携帯を探していた。やがて見つけ携帯を開き
ログインした。
俺も充電器から携帯をとって画面を開きログインした。
俺は8層に行き、瑠璃とパティーを組んで瑠璃がクエストを受注したのを確認してモンスターを狩っていた。
『ていうか、瑠璃攻撃回避するの上手くなってないか、俺よりもダメージ受けてないじゃん。俺の方がレベル上なのに』
「瑠璃、攻撃回避するの上手くなったな。」
「攻撃できるだけ受けない練習してたからかな、ポーション使うのもったいないから」
「だからか、イベントやるか?」
「やろう、そろそろ装備進化させたいしね」
俺は始まりの街に戻りイベントNPCに話しかけてパティーを募集して瑠璃が入ったのを確認して開始ボタンを押した。
すると画面が変わり、音には出てないがその場にいたら雄々しい叫び声らしい叫び声をモンスターが上げてクエストが始まった。
俺はダメージ覚悟で突っ込みスキルを使いダメージを食らわせ続けける。
瑠璃は一生懸命に回避しながらちょくちょくスキルを使ってダメージを食らわせる。
俺はダメージを受けまくってHPが半分になってるがポーションを使い回復する。
『狭い範囲の攻撃だけ回避するか
流石に今のままだと回復が追いつかなくなるし』
俺は後ろに周り狭い範囲の攻撃だけを回避しながらダメージを食らわす。
瑠璃はできるだけ距離を取りながらボスが攻撃をした時だけ後ろ近づいで攻撃をする。
そうしているとだんだんモンスターのHPが削られて遂に倒れた。
俺は瑠璃とハイタッチして画面が変わり報酬をもらった。
「レベル70って思ったよりきついな」
「そうだね、1人じゃなかなかきついよね」
それから数回イベントをやってると瑠璃があ、と言って
「宿題まだやってないんだけどやっていい?」
「いいぞ、俺もやってないから宿題やるわ」
俺はリュックを持ってきてそこから宿題を出した。
『折角瑠璃がいるんだし数学から片付けるか』
俺は手を合わせながら
「瑠璃、数学教えてもらってもいいか?」
瑠璃は目をプリントから離して俺の方を向いて、
「いいよ、わからなかったら言ってね」
微笑みながら言った。
俺はありがとうと返事をし数学と言う名の魔術に挑んだ。
『というか数学だけ予習とか見た目に反して鬼畜だよなあの先生』
始めてから十分くらい経って俺は瑠璃に教えを請いた。
「この証明がわからないんだか?」
「これは余弦定理を使って、へんだけの関係に直すんだよ」
てことは左辺が2分の一(a二乗b二乗-c二乗)になって、右辺が二分の一(2a二乗b二乗-c二乗になって
ゆえにa(a-cosB)=b(b-cosA)だな。
「瑠璃これであってるか?」
「あってるよ、すごいねこれ結構難し問題だよ」
「まじか、数学好きになりそうだわ、多分ならないけど」
瑠璃は優しく微笑みながら
「その調子で頑張って、数学の宿題頑張ろうね」
俺はああと言って頷いた。
それから何回か瑠璃にわからないところを教えてもらいなんとか数学の宿題を終えた。
そういや今日瑠璃が帰ってくる日だっけ俺は携帯を開き今日帰ってくるよーと示されている文字を見て心が踊った。
「てことはようやく瑠璃に会えるってことだよな。
いやー長かったわ、これでリア充に呪いをかけなくて済むわ。
早くデートしたいな、どこ行こうか海かそれともお祭りか心が躍るなー」
俺時計を見てそろそろ昼食の時間だなと思いカップラーメンを開けようとしたらピンポーンとチャイムが鳴った。
俺は水を入れてお湯を沸かしてから、宅急便なんてたんのだっけと思いながらドアを開けた。
そこにいたのは瑠璃だった。
俺は瑠璃に家の場所を教えてないので驚いて瑠璃を家に出迎えた。
「今、お茶持ってくるからそこの席で待ってて」
俺は急いで冷蔵庫からお茶を出して、コップに注いだ。
俺はそれを瑠璃の前に置いた。
「それにしてもいきなり家に来るなんて驚いたな」
俺は自分の分のお茶を注ぎながら言った。
「マナちゃんにお土産渡す時に教えてもらったんだ。まさか隣同士だなんて驚いたけど」
『それって俺にはお土産ないのか、俺は密かにお土産を楽しみにしてたんだが』
と思ったがそれを表情に出さず
「来るなら連絡くれたらよかったのに、そしたらなんか用意したぞ」
「サプライズできたんだ」
嬉しそうに微笑みながら言った
『サプライズか、それなら来ることを伝えないほうがよかったな
それにしてもサプライズ嬉しすぎるわ、このままお土産もくれたら最高なんだが』
俺がそう思ってると瑠璃はカバンをゴソゴソして何かを取り出し俺に渡した。
俺は袋の中から入ってるものを取り出し、
「八つ橋じゃん、俺これ好きなんだよね」
俺は嬉しそうに笑顔を見せながら言った。
「マナちゃんに聞いたんだ八つ橋好きって聞いたんだ。喜んでくて良かったなぁ」
瑠璃は目を細めてた笑顔を向けながら言った。
「俺ん家来たはいいけど何する何もやるこないと思うけど」
『俺ん家ラノベと少々の本しかないからな。
あートランプがあったな、でも2人でやってもつまらないよな。
S◯Oのゲームやるか』
「S◯Oのゲームやらないか?」
「いいよ、あれから一層上がったんだ」
「じゃーその層でサブクエストやるか」
瑠璃はいいよと言って携帯を探していた。やがて見つけ携帯を開き
ログインした。
俺も充電器から携帯をとって画面を開きログインした。
俺は8層に行き、瑠璃とパティーを組んで瑠璃がクエストを受注したのを確認してモンスターを狩っていた。
『ていうか、瑠璃攻撃回避するの上手くなってないか、俺よりもダメージ受けてないじゃん。俺の方がレベル上なのに』
「瑠璃、攻撃回避するの上手くなったな。」
「攻撃できるだけ受けない練習してたからかな、ポーション使うのもったいないから」
「だからか、イベントやるか?」
「やろう、そろそろ装備進化させたいしね」
俺は始まりの街に戻りイベントNPCに話しかけてパティーを募集して瑠璃が入ったのを確認して開始ボタンを押した。
すると画面が変わり、音には出てないがその場にいたら雄々しい叫び声らしい叫び声をモンスターが上げてクエストが始まった。
俺はダメージ覚悟で突っ込みスキルを使いダメージを食らわせ続けける。
瑠璃は一生懸命に回避しながらちょくちょくスキルを使ってダメージを食らわせる。
俺はダメージを受けまくってHPが半分になってるがポーションを使い回復する。
『狭い範囲の攻撃だけ回避するか
流石に今のままだと回復が追いつかなくなるし』
俺は後ろに周り狭い範囲の攻撃だけを回避しながらダメージを食らわす。
瑠璃はできるだけ距離を取りながらボスが攻撃をした時だけ後ろ近づいで攻撃をする。
そうしているとだんだんモンスターのHPが削られて遂に倒れた。
俺は瑠璃とハイタッチして画面が変わり報酬をもらった。
「レベル70って思ったよりきついな」
「そうだね、1人じゃなかなかきついよね」
それから数回イベントをやってると瑠璃があ、と言って
「宿題まだやってないんだけどやっていい?」
「いいぞ、俺もやってないから宿題やるわ」
俺はリュックを持ってきてそこから宿題を出した。
『折角瑠璃がいるんだし数学から片付けるか』
俺は手を合わせながら
「瑠璃、数学教えてもらってもいいか?」
瑠璃は目をプリントから離して俺の方を向いて、
「いいよ、わからなかったら言ってね」
微笑みながら言った。
俺はありがとうと返事をし数学と言う名の魔術に挑んだ。
『というか数学だけ予習とか見た目に反して鬼畜だよなあの先生』
始めてから十分くらい経って俺は瑠璃に教えを請いた。
「この証明がわからないんだか?」
「これは余弦定理を使って、へんだけの関係に直すんだよ」
てことは左辺が2分の一(a二乗b二乗-c二乗)になって、右辺が二分の一(2a二乗b二乗-c二乗になって
ゆえにa(a-cosB)=b(b-cosA)だな。
「瑠璃これであってるか?」
「あってるよ、すごいねこれ結構難し問題だよ」
「まじか、数学好きになりそうだわ、多分ならないけど」
瑠璃は優しく微笑みながら
「その調子で頑張って、数学の宿題頑張ろうね」
俺はああと言って頷いた。
それから何回か瑠璃にわからないところを教えてもらいなんとか数学の宿題を終えた。
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