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マナとディナー3

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俺は一生懸命に自電車を漕いでると目的地が見えてきたので減速し自転車から降りて

「ついたから降りていいぞ、俺は自転車止めてくるからそこで少し待っててなー」

わかったとマナは返事をし俺は駐輪場に行って自転車を置きマナの待っている場所に向かって歩いた。

マナの待っている場所に着くと

「待たせたな、それじゃいこうぜ」
ウキウキしながらサイゼリアに向かった。
なぜウキウキしてるのは内緒だ入ればわかる

後ろで囁くように
「何ウキウキしてんの何か企んでるでるね」
怪しいわという視線を向けながら後ろをついてきた

聞こえるぞ。
ていうかなんで何か企んでることバレてるだよやっぱりマナの前では隠し事できないってことか。
そう思いながら店内に入った

「お客様、何名様でしょうか?」

「二名でお願いします」
俺はピースサインの形をしながら二名であることを示した。

「お客様カップルでしょうか?」

俺とマナを交互に見てそう尋ねた

「違います、友達です」

ちなみに今回入る店は瑠璃と入った店とは違う店だ。

だからマナと2人きりで入っても気まづくない。

「そうでしたか、あまりに仲が良さそうに見えたので申し訳ございません。こちらの席にどうぞ」


俺は仲がいいと言われ悪い気はしなかった。

側から見たらカップルに見えるのだろうか?

そうだとするとあの店はもう使えないなと思いながら案内された席の奥側に座った。
さっきの本でパラパラと読んだものを試して見た。
どうやら奥に座らせるといろんなものが視界に入りやすくいろんなものが気になってしまうらしい
と書いてあったので俺だけに集中させるために奥に座った。

「マナ、メニュー何する?」

メニュー表をマナの方に向けながら聞いた。

「キャベツのペペロンチーノにしようかな」

と顎に手を乗せながら言った




「おれもキャベツのペペロンチーノ気分だなー」
とマナと同じ動作をしながら言った

マナが顎から手を話してじゃー頼むよと言いボタンを押した

そのあとマナは両手を膝の上に手を乗せながら店員が来るのを待った。
俺も手を膝の上に置き店員が注文を取りにくるのを待った。

感のいい人はもうお気づきかもしれないがこうやって同じ行動することによって親近感がわくらしい。
そんなことを思ってると店員が注文を取りに来た。
「キャベツのペペロンチーノ二つお願いします」
俺はマナを見て以上でいいか目で尋ねると
「ドリングバーお願い」
はっとした表情で言った

いやー俺も忘れてたわドリンクバー頼まないなら来る意味ないなじゃんと思いながら
「ドリングバー二つお願いします、以上で」
すると店員は素敵な営業スマイルをして厨房に入っていた。

俺はいくつかのテクニックを使ってみてマナの様子を観察してみた
、、、、特に変化なさそうだな
まあ、まだ始めたばっかだしもうちょい試してみるか





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