不器用な純愛 ~征服王と初恋王女~

夜の闇に紛れるようにして、王女ディアヌは敵国の王ルディガーのもとを訪れ、民を虐げる自分の父と異母兄を売り渡すと告げる。

かつてわずかな時を共に過ごした二人。
その時間だけで、互いを必要とするには十分だった――けれど。

きっと、あの出会いは必然だった。

ならばすべてを投げ出そう。ルディガーを真の王とするために。

不器用な愛の物語が、今、始まる。

※他サイト掲載作品の改稿版です。
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