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第三章 それぞれの素性

第三十四話 イタズラな指先

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携帯の電源をいれた途端、その通知の量に現実感はすぐに得られた。
文明の利器は凄まじい。


「……ん?」


同時に、これで現実感が得られるならさっきまでの行為はなんだったのかと正常な思考まで戻ってくる。


「ぅにゃ!?」


身体はどこまでも正直らしい。


「子猫ちゃん、足開いて」

「……自分です、る」

「アヤはお母さんにメッセージが先」


爽やかな笑顔。ランディはシーツを丸めているし、ロイはどこかに電話をかけている。
スヲンが情事のあとを拭き取ってくれるらしいが、出来ることなら遠慮したい。
理性とは無関係に、まだ火照った熱の残る肌は敏感で、むしろ触ってもらえる心地よさに溺れたくなる。ついさっきまで寝落ちてしまいそうなほど酷使していた体力は限界を訴えているのだから、それもそうだろう。
でも、スヲンがいうように、それではダメなこともわかっている。
何も出来なくなる前にせめて出来ることをしようと、アヤは寝そべる身体に力をこめた。


「シャワー浴びてくる」

「わかった」

「……ちがっ、スヲン…」


ブラジャーが簡単に外されて、携帯を取り上げられて、お姫様抱っこで持ち上げてくるスヲンの「わかった」は理解力が高すぎる。


「落ちるよ」

「自分で…っ…やるから」

「それはダメ」


有無をいわせない笑顔で器用に部屋に備え付けられたユニットバスまで運ばれる。
アメリカのマンションと同じ。
全員で入っても問題ない大きさの浴槽にアヤは放り込まれ、上からシャワーを浴びせられた。


「わっ…ぅ…んー」


気持ちいい。
浴槽に座っているだけで頭の先から順番に泡に包まれて洗われていくのは至福ともいえる。
一人で入ろうと思っていたのに、すでにされるがままほだされているのは、どうなのか。幸せだから、まあいいか。抜けていくのは体の力ではなく、心の力なのかもしれない。


「………」

「アヤ?」


ふいに大人しく泡を見つめて指先で感触を遊び始めたアヤの様子に、スヲンが動きを止めて覗いてきた。


「うわっ!?」

「あはは、引っ掛かった」

「このっ」


スヲンの驚いた声がおかしくて、いつも涼しく余裕ぶった顔が崩れるのが可愛くて、アヤは泡をスヲンの頭に塗りたくる。
服を着ているとか知らない。
先に浴びたとか言わせない。
一緒にいるなら、全部一緒がいい。


「……んっ」


泡まみれで重なるだけのキスをする。
それから額を引っ付け合って、アヤとスヲンは声をあげて笑った。


「うっわ。スヲンの笑い声なんて久しぶりに聞いた」

「珍しいな」

「うん、超レア。二人だけで何、楽しいことしてるの?」


ロイとランディが顔を見せる。
アヤはスヲンと目で会話して、この惨状に二人を招き入れることで合意した。


「え?」


間抜けなロイの顔がおかしい。


「うぉっ!?」


焦ったランディの声が大きくて、それだけで笑ってしまう。


「……やったな」


両手を広げて浴槽にたまった泡をすくいあげたランディが襲いかかってくると、ひとたまりもない。


「きゃー」


波のあるプールに流されたような錯覚。
スヲンでせき止められていても、ロイまでシャワーで動きを加速させてくるのだから気は抜けない。


「……ちょ、やだ…あはは」


いつぶりだろう。
声をあげて笑ったのは。
三十路も近くなると、人と声をあげて笑いあうことも少なくなる。イベントでも何でもない日常が、心底楽しいと思えるなんて幸福以外の何でもない。
大事にしたいと思う。
目の前の彼らを。


「愛してる」


言葉に出来ない思い。付き合って三ヶ月にも満たないくせに、もうそう思ってる。
恋は盲目だというが、溺れている自覚はさすがに持っている。
水もしたたるいい男たち。
自分以外の全員。先に身なりを整えた罰ではなく、自分をここまで惚れさせた罰だとイタズラもしたくなる。


「みんなびしょ濡れ」


気付けば全員で浴槽に入って暴れていた。
泡をなすりあい、水を掛け合い、たまに溺れて吹き返した息を笑いあう。
豪奢なホテルのユニットバスは、あっという間に水浸しになった。


「うわー…どうするの、そ……れ」


ひとしきり笑ったあと、アヤは改めて三人の姿を眺める。


「……っ」


体躯のいい三人のシャツは濡れてぴったりと肌に密着し、そでから覗いた二の腕の筋肉や血管の色気も相まって、それぞれ髪をかきあげる仕草が様になる。
本人たちは計算も何もしていないと思うが、ここから眺める景色はご褒美でなくて何と呼べばいいのだろう。


「……かっこいい」


小さく呟いた声に反応した三人の口角が同時にあがる。


「ぅ、わっ」


指で弾かれた水面から飛んできた滴が顔に当たって、アヤは目をつぶった。


「もー、誰ぇ…あ、痛…泡が目に入った」


目を閉じたまま腕だけでシャワーヘッドを探す。クスクスと笑い声が聞こえるのは、おおかた今の間抜けな姿を笑っているに違いない。


「笑ってないでシャワー」


要望と同時にお湯と指先が降ってくる。
シャワーを当ててくれているのはスヲン。目の下から親指で擦ってくれるのはロイの指先で、眉頭からこめかみに流してくれるのはランディの指先。
目を閉じていてもわかる。
三人の中心で温かな愛を感じる。


「……んっ…」


泡はもうほとんど残っていなかった。
排水につながる穴付近にたまっているだけで、浴槽は透明なお湯がとめどなく流れている。


「そろそろあがろっか」


ずっと目を閉じていたからロイが、ランディとスヲンが、どんな顔をしていたかは知らない。
それでも、その声が大切なものを呼ぶような音を響かせるから「アヤ」の名前が特別なのだと感じられる。


「……うん」


目を閉じたまま、いつの間にか濡れた服を脱いだロイの腕にすり寄る。
抱き上げられて運ばれた先でランディに全身をタオルでくるまれ、スヲンに化粧水を塗られ、簡易なシャツを被せられた。
たぶん、ランディのTシャツ。
相変わらず大きすぎて、ワンピースに見えなくもない。


「お父さんには金曜日の夜に会うことにする」


そう告げたアヤに三人はもちろん、母からのメッセージにも「了解」と可愛いスタンプが押されていた。

* * * * * *

翌朝早朝、今日は帰国後初出勤になるかと思いきや、大型台風の影響で各種交通網が遮断され、まさかの休みになった。


「………おやすみ?」


ランディの服を着たままベッドに埋もれていたアヤは、おはようのキスをしてくるロイに「もう少し寝てていいよ」と頭を撫でられながら理解する。
そういえば、三人が薄暗い時間からバタバタと電話したりしていたような気がしないでもない。


「それにしても日本の台風はすごいね。道路は冠水、地下鉄も動かないって……うわ、本当にみんなちゃんと並んでる。こういうところは日本の美徳だよね」

「昨日の夜、すごい雷だったぞ。風もやばかったし、このホテルも少し揺れた気がした」

「あれで寝ていられるアヤがすごい」


テレビのニュース番組は各地の実況中継を告げているらしい。それを見ながら各々に喋っている声が聞こえてくる。
アヤからしてみれば生まれた国の季節の風物詩だが、台風を初めてリアルタイムで体感した三人はどこか興奮した様子で語り合っていた。


「てか、会社はこの程度で休みにならないんじゃ」


そう発言した瞬間の三人の顔は出来ることなら写真に納めたかった。


「アヤ、なに言ってるの!?」

「まだ寝ぼけてるのか?」

「安心しろ。全社員休むかリモートで仕事するか、自宅待機するように通達済みだ」


スヲンの発言に今度は三人揃ってうんうんとうなずいている。


「一日休んだくらいでつぶれる会社じゃない。日本人は働きすぎだ」

「必要なら明日、今日の分までやればいい」

「そうだよ、アヤ。わざわざ天災に挑んでケガとかしたらどうするの。警報が出てるんだから大人しく家にいるのが正解」

「いや……まあ、うん……会社がそうしてくれるなら」


有給を消化することなく会社が『本日休業』としてくれるなら文句はない。夜中はひどい雨模様だったかもしれないが、確かに暴風警報と大雨洪水警報もテレビの画面上に表示されてるが、窓から見た空の感じでは日常生活に支障があるように見えない。
いままでの感覚から言えば、テレビに写る人たちと同じように、遅延と混雑の通勤電車に揺られ、外部との打ち合わせを延期にするか、メールかテレビ通話に変更させ、低気圧でやる気を削がれた心情を奮い立たせて時間をやり過ごし、定時に初めて「今日は早く帰れよ」なんて通達されたりする。
それが、事前に休み。
ホワイト企業ってすごい。


「ロイたちが日本の会社をお休みにしたの?」

「ボクたちが言う前に叔父さ……社長が先手打って休みを宣言してたけど」

「俺たちはただ全社員に通達する手伝いをしただけ」

「緊急時の対応をするようアメリカにも調整をかけたりはしたけどな」

「そっか……お疲れ様」


ベッドに寝そべりながらへにゃりと笑う。
惰眠をむさぼれる休日が確定なら万々歳だし、そうなるよう働いてくれた三人が誇らしい。
よしよしと順番に頭を撫でて、それから布団にもぐりこむ。
ホテルのベッドはどこかよそ行きの匂いがしても、適度な重みが深い眠りを与えてくれるような気がした。


「ボクもアヤと寝る。アイマスクちょーだい」


スヲンからそれを受け取ったロイが隣にもぐり込んでくる。
快適な室内。大きな窓から入る外の明るさが気になるのか、ロイはアイマスクをして眠ろうとしている。


「アヤも一緒に寝よ」

「……ん」


朝に「おやすみ」とキスを交わして眠るのは、まだ夢の続きのような気がした。


「……ッ、あっ」


何がどうなって、こうなったのか。
目覚めたときからおかしいことはわかっていた。


「やっ…ッ…ん」


アイマスクがなぜか自分の顔の半分を覆っていて、視界がほの暗い灰色に囚われている。


「アヤは寝起きから感度がいいね」

「静かに。ロイが起きる」


ひそひそと、耳で囁くのはスヲンとランディ。大きなランディのTシャツの隙間から差し込まれた手が縦横無尽に肌をすべり、怠惰な眠りから呼び起こされたようだった。


「ッ、あっ……ーーー」


「シーっ」と二人揃って額を顔に引っ付けてくる。声を我慢しろということなのかもしれないが、勝手に漏れていくものを抑えるのは難しいと、アヤは両手を口に当てて物理的にそれを遮断した。


「そう、そのまま」


スヲンの声がご褒美のキスをアイマスク越しに届けてくる。


「んっ」


頭側にスヲン。足側にランディ。
右側を下にする形で横向きに眠っていたアヤは、その形のまま二人の愛撫に襲われる。


「~~~ンッ~……ぅ」


声を出せないと思えば思うほど、声は出ていこうとする。口は訴えを聞いてもらおうと大きく開き、喉の奥からつっかえた言葉の破片がこぼれたがる。
それを何とかなだめて吐息に変え、隣で眠っているはずのロイを起こさないために静寂を保つ。


「……っ、イッ…はぁ…~ふ」


肌の表面を優しく撫でられるだけが、とび跳ねるほどの刺激だと思えてくる。


「声、抑えれてないな」

「ッ、ん」

「アヤ、手伝ってほしい?」


出来ることなら、ランディの指先が下着をつけていない下半身をふくらはぎから一気に太ももの内側まで撫でたせいだと叫びたかった。
それは出来ない。
アヤは声を出せない代わりにスヲンの提案を無言のうなずきで受け入れる。


「っ、ぅ」


スヲンが何をどう手伝うつもりなのか、よく考えもせずに承諾したのは他でもない。
自分だとわかっている。
わかっていても当然のように唇に触れたそれに、アヤは一瞬の戸惑いを隠せなかった。


「~~ぁ、ん」


戸惑ってもそれはそれ。
唇に触れたら口をあけて迎え入れるものだと身体が思考よりも先に動く。


「いい子だ」


スヲンに褒められるのは素直に嬉しい。頭を撫でてくれる手がどこまでも女であることを教えてくれる。


「上の口が静かなら下の口も静かにしねぇと」


誰にでもなく聞こえてきたランディの指が割れ目を浅く往復している。
自然と足が開いて、ランディがいじりやすいようにアヤは腰を浮かせた。
「はっ」とランディが嬉しそうな息を漏らして、次いで指を一本ゆっくりとねじこんでくる。まだ半分柔らかな肉芽もその舌で吸い付いて、丁寧に舐め始めた。


「……っ…」


静かな空間に、ほんのわずかな粘着性のある音が断続的に聞こえてくる。
恋人との逢瀬。
なにも悪いことはしていないはずなのに、まとわりつく背徳感に気が乱れていく。
遮断された視界のせいで他の感覚が冴えてきているのだろうか。口内から繰り出される卑猥な音が静けさに紛れて鼓膜と鼓動を震わせる。
はりつめていくのは空気だけ。


「ッ」


Tシャツの上からスヲンの指先が先端を引っ掻いた。


「~~~ん」


アイマスクの下でアヤは目を閉じて神経をなだめるために意識を別に向ける。スヲンのものをしゃぶっていれば、自分の身体に施される刺激を忘れられる気がした。


「はっ……ッ……っん」


鼻で呼吸するのも限界で、口を離そうとしたアヤの様子にスヲンとランディがついてくる。


「~~……ンッ」


後頭部に優しく手を添えたスヲンが体制を変えてまたがってくる。仰向けで両脇を閉じたアヤの両腕を挟むように膝をたてて、掴んだままの後頭部目掛けて雄がゆっくりと埋まっている。


「っ、は」


苦しい。
口のなかいっぱいに押し込まれたものが舌の動きすら封じ込めている。
両腕も自由をなくし、唯一動く指先がTシャツを握りしめる。暴れたくても足の間にはランディが顔を埋めているのだからそれも出来ない。


「アヤ、いってる?」

「ああ」


喉の奥の変化に気付いたスヲンが問いかける。当然、アヤは答えられないので、必然的に内部を知るランディがそれに応えた。


「音たてていいなら潮吹くぞ」

「そんなに?」


声を潜めつつも驚いたスヲンが身体を捻ってアヤの下半身を視界に写したらしい。
「なるほど」と何を納得したのか、腰の輸送を開始しながらスヲンはアヤの名前を囁いた。


「本当、どこまでも可愛いやつだな」

「…っ…」


心臓が高鳴ったのはスヲンの独白だけではない。


「アヤはマゾだしな」


違うと首を振ることも出来ない。
体制的にはもちろん、静かに自身を埋めてきたランディの圧力に悦ぶ身体がそれを肯定している。


「心配しなくてもゆっくりするさ」

「~~~っ……ん」


太くて逞しいものがゆっくりと時間をかけて内臓を押し上げてくる。
太ももの裏側を掴んで体重をのせられる圧迫感に息を漏らそうにもスヲンがそれを許してくれない。
静かに、静かに、侵食されていく。
微熱が子宮にまとわりついて、汗ばむ体感が神経を這い上がってくる。


「……ッ、ん!?」


到達を告げる深さと、食べられるほどの時間のかけ方に焦れた快楽が暴走したらしい。
鼻から抜ける呼吸が鳴いている。
服を掴んでいたはずの指が開いて、静かな矯声を叫んでいた。


「ぁ……ぅ、ぁッ……ふ」


声をあげてはいけない。
それを忠実に守る。
アイマスクが情報をくれないせいで、スヲンとランディの動きに過剰反応を起こしてしまう。


「…ッ…~~~は、ぅ」


音がでないように、ゆっくり。意識して輸送される大がかりな動きが逆に深い。
舌の上を喉まで滑るスヲンのものが口腔内を蹂躙していく。
膣の内壁を割っていくランディも同じ。
阿吽の呼吸が大波を加速させて、揺れているのか、いないのか。確実に溢れていく体液と唾液が、時折我慢できないような空気の音を立てていく。


「~~~~ぅ、はぁッ…ッゴホ、ごほ…ぅー」


抜けたスヲンのおかげで酸素が気道に流れてくる。
生理的に咳き込み、飲み込みきれない唾液が唇の端から流れるのを感じながらアヤは自由になった両手で口を抑えていた。

「声、我慢できて偉いよ」

「……っ」


耳元で褒めてくれるスヲンの声が優しくて嬉しい。
アイマスクをとって、その顔を見たいのに、ランディが腰から背中に腕を差し込んで抱き上げてきたせいで、そのタイミングを逃してしまった。
ランディの匂いに包まれると安心する。
ラッコのようにぐるっと回転したランディのお腹の上でうつぶせになると、依然下半身に突き刺さったままでも、聞こえてくる心音に甘えてしまう。


「ぅ………にっ」


ひざをちゃんと曲げろと、無言のランディの腕に結合部が粘着性の音を深める。
ランディの上半身にぴったりと寄り添って呼吸を整えるアヤの様子を眺めていたスヲンの気配が、それと連動して後方に移動していた。


「いい子だな」

「~~~~~っ」


ギュッと抱き締めてきたランディの声が耳に響く。


「力、抜け。大丈夫だ」


どこが大丈夫なのか。
ランディを埋めたまま、そこにスヲンが入る余地はない。心はそう叫んでいるのに、身体はなぜか従順にスヲンのものを尻穴に受け入れようとしている。
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