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第二章 共通の知人

第十六話 仕込まれた欠片

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「アヤ、いま彼氏いないんだぁ…ァハは…エドガー、誰か紹介してあげてよぉ」

「おお、こいつらちょうど女を探しに行くところだったんだ。よかったな」

「まじで。アヤちゃん彼氏いないの?」

「いないいない…遊んでもな…い。ねえ、アヤもこっちにおいでぇ。イヤなことなんか全部忘れて…ッ…めちゃくちゃ気持ちよく過ごせるよぉ」


そう言いながら飲んでいるお酒が、口の端から零れ始めている。


「セイラ、帰ろう」


手を伸ばして、セイラの手首をつかむはずだった。


「ヤッ…やめて」


ソファーのうえで男に馬乗りされる。反動で押さえつけられた手首が痛い。びくともしないのはわかっていたが、それでも反射的に暴れてしまうのは、単純な嫌悪と恐怖。ロイ、スヲン、ランディ以外に触られたくない。それだけでしかないのに、彼らは好物でも見つけたかのような目でじっと見下ろしてくる。


「私に触らないで」


大きな声で拒絶を吐いてにらむ。
ヒューとどこかからかうような口笛が聞こえてきたが、それどころじゃない。


「震えながらそういう目をしてくる女とやるの大好き。セイラも言ってただろ、ほら。これ飲んで楽しくやろう」

「……飲む?」


吸うではなく飲む。セイラは気付いていないのか、エドガーにもたれかかるその姿は明らかに正常を失っていた。


「セイラに何をしたの?」

「はい、アヤちゃんも気持ちよくなろう。従順になったら沢山で可愛がってあげるし、ほら、いっきに飲めよ」

「や…ッめ…~~~~ッ」

「それ飲むついでに、これも一緒に飲んで」

「~~な、ッ」

「ピル。妊娠するのイヤでしょ?」

「ッ!?」

「……痛ってぇ、こいつ噛みやがった…くっそ…小さいくせして気ぃ強ぇな」

「手伝うか?」

「ああ、そうだな。じゃじゃ馬を大人しくさせるのに、少々乱暴にしたって誰も文句は言わねぇだろ」

「あっちも、もうお楽しみの最中だ。殴られたくなきゃ大人しくしろ」

「イヤァァッ」


自分の叫び声に混ざって、バキッという聞きなれない音と、テーブルの上に並んだグラスが割れて散らばる音が聞こえてくる。突然の事態に状況が読み取れなかったが、アヤは軽くなった身体が優しく抱き起されて、よく知る体温の中にいることを認識した。


「……っ、ランディ。お前、なんでここに!?」

「エドガー、悪いな」


ロイの腕の中からランディの背中を見上げる。
吹き飛ばされた仲間をみたエドガーがランディに何かを言っている気がするが、よく聞こえない。早口のスラングは難しい以前に、ロイに耳を塞がれてしまったからかもしれない。


「アヤ、帰るよ」


何がどう収まったのか。セイラがランディの腕に抱き上げられて向かってくる。


「セイラっ」


どうやら気を失っているらしい。それも口の端から白い泡が出て、半開きの瞳が真っ白になっている。薬物中毒。ポスターやネットでしか見ない言葉が浮き彫りになる。
途端に恐怖が襲ってきて指先が震える。
足の力が抜けて立てなくなる。


「アヤ、行こう」

「大丈夫だ。とにかく出るぞ」


そのままアヤはロイとランディに連れられて、店を後にした。
店の外で車を停めて待っていたスヲンと合流して病院へ向かう。小さな病院だったが、スヲンがいうには腕が確かな医者らしい。


「心配はいらない」


スヲンはそう言ってくれたが、アヤは瀕死にしかみえないセイラが運ばれて行くのを信じられない気持ちで見つめていた。


「目を覚ますまでここで待つと言いたいところだけど、アヤ。おいで」


セイラが心配で一人で病院に置いていけない。
アヤは首を横に振って、てこでも動かない意思をスヲンに伝えた。


「帰らないから、少し来なさい」


スヲンの命令には逆らえない。アヤは後ろ髪をひかれる思いでセイラの病室から出ると、しんとした誰もいない廊下をスヲンに続く。あの店よりもこの病院の方が暗くて静かなのに、不思議と怖くはない。たぶん、スヲンが一緒だからだと思うが、あのときロイとランディが来てくれた時も心の底から安心できた。


「……来てくれて、ありがとう」

「もう少し早く行きたかったよ」


頭を撫でられて、突き当りの部屋に入るよう促される。灯りのともった室内にはロイとランディがいて、アヤは吸い寄せられるようにそこに足を運んだ。


「アヤ、こっち見て」


ロイに言われるまま、じっとロイの目を見つめる。
変な気分。そのままキスをして甘えたくなる。


「手首見せて」

「……ぁっ」

「痛い?」


首を横に振る。少し指の痕が残っているが痛くはない。そう伝えたはずなのに、ロイはそのまま指先で優しくさすると唇を押し当てて頬ずりした。


「…っ…」


肌の感覚が手首から伝わって、妙に体がぞくぞくする。


「クスリ少し入っちゃったね。いつもより敏感になってる」

「……ん?」

「こうして肌の表面軽く触られるだけで体がぴくぴく跳ねちゃうでしょ。悪い子だね、アヤは。もう少しでボクたち以外の男に、そんな顔を見せようとしてたなんて」


手首から這い上がってきたロイの視線を拒めない。下からすくいあげるようにキスを求められて、目を閉じるころには後頭部ごと抱き寄せられて、アヤはベッドの上で仰向けに寝転がっていた。
真上に、ロイとランディと、それからスヲンが見える。
消毒液の匂いがほのかに漂う病室の簡易ベッドはギシギシと軋みを訴えているが、その微弱な揺れもなんだか心地いい。


「な…っ、か…ぐるぐるす、る…」

「だろうね。少量でもかなり効くって噂だけど、久しぶりのセックスだし、アヤに優しく出来ないかもしれない今のボクたちには好都合」

「ンッ…はぁ…ァ…ろ、ぃ」

「これは治療なんだよ、アヤ。長く苦しませるなんてことはせずに、すぐにラクにしてあげるからね」


ロイに唇を舌で舐められて、丁寧に食べられていく。下唇を形のいい唇で挟んで、軽く吸っては引っ張って離す。上唇も同じようにしてから重なったそれは、口内からアヤの舌を引きずり出して何度も同じ行為を繰り返した。
逃げようとすれば、また舌で挟まれて引っ張られる。口内を味わうロイの舌が歯の表面もほっぺたの裏側も確認するようになぞっていく。


「ぁンッ…~ふっ…ぁ」


思考がうまく働かない。ただただ気持ちよくて、脱力していく。
スヲンが靴を脱がして、ランディが服を脱がして、気付けばブラジャーとショーツだけになっているのに、それさえも簡単に取り払われて全裸にさせられる。


「アヤ、今日は随分と大胆だな」


恥じらいまで一緒に脱ぎ去ったアヤの体が、ベッドに対して真横になだれている。
ひざから落ちた足は適度に開き、両手は顔の横で力を失くして指先だけを静かに揺らす。頬を赤く染めて、熱を帯びた瞳で見つめてくるその顔は、完全に夜の蝶が舞い降りていた。


「あーあー、こんなに濡らしちゃって。まだキスしかしてないのに、クリトリスももうビンビン」

「ん…ッぁ…アッ」

「腰浮かせるほどキモチイイの。どうしようか、アヤ」

「さわッ…ぁ…触ってほしい」

「触るだけでいいのか?」

「ァァ…ぁ…ふッぁ…ランディ」


ロイに割れ目を広げられて陰核を弾かれていたはずなのに、なぜかそこにランディの指が加わっている。大きな手、長い指。濡れた蜜を絡ませて割れ目を往復する感覚が思考回路を焼きに来る。


「ヤッぁ…ぁ、舐めて…中もぐりゅ…ぁ…ぐるぐる混ぜて」


口にしたことが叶えられていくたびに、電流が駆け抜けるほど気持ちいい。


「ロイ…ぁ…乳首も舐めっ…ンッぁ」

「舐めるだけ?」

「ア、ッぁ~~ッん、指で…ッ、ん」

「こうされるのも好きだろ?」

「ヒッぅ、ぁ…スヲン、好き…それ、好き」


頭側から回ってきたスヲンの指が人差し指と中指で左胸の乳首をつまみ、親指の腹で表面をゆるく撫で回してくる。つまむ強さとなでる優しさの違いに自然とのけぞっていたが、右胸に吸い付くロイのせいで、そこまで高くも持ち上がらない。


「…ぁ…イクぅ、ッア…ぁ」


左手で器用に乳首を弄びながら、空いたスヲンの右手が左耳を指先でなぞって、首筋を手のひらで鎖骨まで撫で下ろしてくる。
ロイは右胸に吸い付いたまま左指で口内を凌辱し、右手で右側の膝裏を支えて足を閉じないように支えている。
ランディは揺れる腰の下に顔を埋め、指と舌でアヤの快楽を煽っていた。


「…ぅ…ぁ…」


なぜかピタリと止まった感覚に、アヤは震えた神経に疑問符を浮かべる。


「ァッ…ぃ…イキた、ぃ」


ねだるように全身がくねる。
普段なら絶対にしない。自分から腰をあげて、割れ目を自分の手で開いて見せつけて、口に入ったままのロイの指に舌をはわせ、音を立てて吸いつく。
くすくすと笑うのは誰だったか。
ロイもスヲンもランディも触れていた距離を離して服を脱ぎ始める。


「…っ…ぁ…」


もどかしい。
三者三様の綺麗な肉体美を持っていることは知っている。その美しさとはかけ離れた歪な獣を飼っていることも知っている。
現にそれらは大きくそそりたって、それぞれのおへそに引っ付くくらいに膨張している。


「…っん…ぁ…」


最初にスヲンにしゃぶりついたのは、後頭部を抱え込む手のひらに誘われたせい。
ベッドを横に使うせいで仰向けのまま頭が落ちて、そこにスヲンの雄が突き刺さる。


「即効それからいく?」

「病院では静かに、だろ」

「ッ、む~~~ぅ、ッア…」

「スヲン、アヤが何か言ってるんだけど」

「俺じゃない」


あっちだあっちとスヲンが示す先で、ランディがアヤの足を折り曲げて自刃を突き刺そうとしている。
一週間ぶりに迎え入れる男のスタートが、この三人のなかで一番を謳うものなんて無理だと、本能が警戒したのかもしれない。


「ヒッ…っ…~~~ぅ」


まさに串刺し。仰向けのまま口からスヲン。膣からランディに突き上げられたアヤの身体がしなっている。


「アヤ。もしかして、イッちゃった?」

「…ぁ…ンッ…ァア…ぅ…」


喉の奥へと差し込まれたスヲンのせいで言葉になっていない。イエスなのか、ノーなのか、判断できない声と鼻息でそれとなく察することは出来る。


「よくわからないから、今度はちゃんといかせてあげるね」


スヲンとランディが笑っているあたり、アヤの体は絶頂に浸っていたのだろう。それをわかっていながらロイは悪戯に手のひらと舌を這わせて、アヤの乳首と陰核に刺激を加えていく。


「~~~ッ!?」


何かを言っているが、どこを掴んで誰を止めればこの快楽の暴挙を止められるかアヤはわかっていないに違いない。もがいて彷徨わせた右手をロイの肩に、左手をスヲンの手首に爪をたててその快感の大きさを訴えていた。


「……すっげ」


ランディが少し苦しそうに、けれどどこか興奮した悦びを隠しきれていない。
アヤの足は膝を曲げて左右に開かれ、ランディに押し付けられるようにしてその股の間を埋めていたが、密着した腰が出入りを繰り返すたびに、おびただしい量の水が溢れて零れている。
スヲンもツッコむ喉の奥が心地よく震えているのか、のけぞるアヤの喉を嬉しそうに見下ろしていた。


「アヤ、さっき飛んでたぞ」

「ゴホッ…ぁー…ァッぁ…~~ぅ」

「アヤの身体、だいぶ開発されちゃったからねぇ」

「ぅ…ァツぃ…ヒッくぁ…ぁ」


喉からぬるりと外に出たスヲンのおかげで酸素が戻ってくるものの、まともに息なんかできない。スヲンとロイが全身を撫でながら何かを教えてくれているが、それが何を意味するのか理解するのもままならない。


「…クッぁ…いくっぁァア…な、で…」


スヲンに上半身を少しだけ起こされて、ランディが突き刺さっている箇所に視線を落とすような体勢にさせられる。ロイが額にキスを落としてくれるが、それさえ感情をあおってくる。オスたちの肌の中で全身を愛撫されながら犯される。
尖った乳首もなぜかお腹や胸に赤く色づくキスマークも濡れた下肢も全部が色っぽく視界に飛び込んで、本能を凌辱してくる。


「もう色々溶けちゃって可愛いね。子宮突かれるたびに潮まで吹いちゃって、そんなに気持ちいいの?」

「…ぁ…はぃ…キモチぃ…ぃ…ぁ…」

「アヤ。病院だから静かにしような」

「ス…ァッ…~~~ンッん」


スヲンに後ろから口を塞がれて、左手に指を絡ませられる。その途端に、腰を掴んで荒くぶつけ始めたランディの行為にアヤは身体をはじけさせて喜んでいた。
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