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さい、出発!
しおりを挟む昨日は、本当に楽しい時間だった。お料理は残っている物もあるけど、朝は別メニューで。 サラダは出すみたい。今朝は、洋食メニューだ。ホテルの朝食って感じで、卵焼き、スクランブルエッグ、目玉焼きにベーコン、ウィンナー、諸々ね。パンはロールパン、クロワッサン、食パン、等々。
飲み物もコーヒー、紅茶、果物、野菜ジュースと贅沢過ぎん?て感じ。
コレもお料理スキルと、時間経過無しのインベントリがあるから勿体無い!って思わずに出来る。ありがたいスキルだ。
基本の物は共有のインベントリを作って入れてある。追加で食べたい時はその中から出して食べられる様にしてある。
コレは、清羅さんがご飯の時も忙しくて、ゆっくり食べて貰いたいと思ったら出来る様になった。
"しょうゆ取って!"が要らないシステム。少し寂しいかな?
でも、おかわりを我慢せずに済むし、食べたい分取れるからヨシとしよう。
そんな、朝ごはんが終わり、皆んなで
「「「「「ごちそうさまでした」」」」」をした後は、クリーンをかけて一斉にインベントリへ。こんなに楽を覚えちゃうともう、日本に帰れないよ・・・
テーブルごと入れると、インベントリが自動で仕分けて収納してくれる。良い!!
朝から、ホゲホゲと喜びながら片付けとも言えない片付けを済ませた私達は出発した。
狼親子と黒鉄は仲良く遊びながら?偵察しつつ並走してくれて時折戻ってきては甘えてくる。もう~、可愛いんだからぁღ
そうこうしていると、段々と木が疎になり開けた場所に出た。 一旦此処で昼休憩。ガントさんがずっと馭者をしてくれているんだけど・・・ずっと1人に負担が掛かってるんだよね。申し訳なくて。
コレいかに・・・ポクポクポクチーン!と昭和の良き時代のアニメを思い出しつつ考えた。けど思い付かない。
うーん、自動操縦。難しい問題だ。
「ごめんね、ガントさん1人にいつもお願いして。」
「ん?大丈夫だ。気にすんなって。元々1人で魔淵の森まで行く筈だったんだ。夜安全に眠れるだけでも楽なんだぞ?逆に美味しいもん食べれて、夜もベッドで毎回眠れて感謝してるからな、心配すんな。」と頭をグリグリ撫でてくれた。首がもげるよ。
何か、ベースが有れば何とかなるのかなぁと思いつつも、ご飯が目の前にあるとそちらに全力投球。 美味しく頂きましたღ
そして、また目ぼしい物が有れば採取しながら進んで行き、今日の野営地に到着。
真斗さんや、優さんとも相談して自動車、まぁ、車でカバー出来ないかと言う話になった。 真斗さん曰く、車の取り引きは出来るらしくて、燃料はどうするのかなと思って3人でテレビで確認しつつ見ていると他の皆んなも集まって来ていた。
そして、事の経緯を話すと皆んなもやはりガントさん1人にお願いするのは気になっていた様子。 更に、私含めて皆んな結構車の運転が好きだった様だ。意外な共通点! 車にしても、同じくルームが有れば今と同じ様な快適な旅が約束されている!
車の燃料は、魔石を使う仕様になるらしい。だったら沢山あるね。て事で排気ガスの出ない車にドキドキワクワクの私達。色々な物で資金は潤沢だ!私達は其々の欲しい車を買う事に。ロマンだね~♬
優さんは、某ト○タのラン○ク○ーザー。カッコいいよね!あの車ゾンビの事も考えたそう。そうか、それでお願いします。
真斗さんは、若い男の子も、おじさんもお姉さんも皆んな大好き?某有名スポーツカー。めっちゃカッコいいけど、乗り口が狭いのが難点。
樹凛さんは、黒い、渋い滑らかな流線型を描く艶消しのボディを持つべ〇〇のスポーツタイプ。めっちゃカッコいいんだよね。前見た時怪しいとは思いつつあまりのかっこ良さに暫く周りを彷徨いて見惚れたもんだ・・・
清羅さんは、某アメリカのメーカーの車。○マー。綺麗なお姉さんが運転する○マー・・・カッコ良すぎん?コレ。色は、迷彩の緑の方の色。
私は・・・ホ○ダのス○ッ○ワ○ン。ス○ー○。ア○○ァ○ドと迷ったけど、こっちの方が少し小さい・・・安全設計にしてあるけどちょっと大きくて車庫入れが難しかった記憶が甦りこっちにした。
どちらも素敵な車です!!慣れれば大丈夫なんだろうけどね。しかも、こちらの世界は車庫入れも広いから問題無いんだけど・・・
運転し慣れた車が1番よね?
て事で車購入ღ 通常ならば納入までかなりの時間が掛かるのだけどそこはお取り引き。真斗さんの力でチョイチョイですღ
早速届いた車達!カッケーーー!!!とずっとうろついて見て回る私達。変な人が居まーす!案件になっていた。
思い思いに外に出て運転して、楽しんだ私達。ただ、乗って見てやはり、と言うかスポーツタイプはカッコいいけど乗り込んでルームに入るまでが大変。なので、通常は私が迷ったア○○ァ○ドの白を購入して代わりばんこに運転する事になった。他の車は?て事でコレは其々のお楽しみで使う事に。贅沢だわ~。
馬さん達や、狼親子に黒鉄の運動不足は私のルームがやたらと拡大していて・・・私1人だと迷子になれるレベルに発展。困ったよ。・・・て事でルームの中に土とか川の水とか入れたらそこの地形が川とかも含めて再現出来るようになったから家の周りに、湖以外にも自然の地形が再現された。
謎仕様で、昼夜も太陽、月?も再現されてお天気も外と連動。なので家の周りは結界の簡易バージョンの雨風のみ遮るタイプを使用した。今迄採取して来た薬草や樹木も株分とかしてもらい、果物や色々もルームで育ててる。
樹凛さんや優さんも各自必要な素材は自分のインベントリで育ててるんだ。こちらがオリジナルね。
ルームの拡大もだけど、扉を株分みたいに渡しておくと、登録した人はいつでも私のルームに入れる仕様になった。ただ、誰でもは怖いから今一緒にいるメンバーだけにしてある。 悪人は入れないシステム設定だから追われて来てもメンバーのみしか入れない。
こうしておいたら、別の街、森、何処にいてもルームに入ればお互いが一緒に過ごす事が出来る。どう言うシステムなのか分からないけれどコレはありがたく受け取って使っていこうと思う。私に取ったら強さよりも何よりもチート案件だ。謎の力よギフト諸々ありがとう。
心からの感謝を捧げた。
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