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しおりを挟むお母さん狼の話を聞いて
アランさん達の所に戻ってきた
そして、皆んなに先程からの顛末を
伝えた。。。
「多分、黒い波動の人間って
くま太を捕らえて使役していた
悪い奴らと。。同じ?か類する人達
だよね?きっと」
「うん、そうだね
多分その連中だと思うよ。。。
そう言う奴らが多くなってきてる
とは聞いた事あるしね。。。
どうする?アラン」
そう聞くチャーリーさん。。
助けたいオーラを飛ばす私。。
「うーん、困ったね。。。」
「助けたいのは、やまやま、、」
「ただ、かなり大掛かりなグループだ
喧嘩売る事になるからな。。
大所帯になった以上。。
他のメンツにも責任がある。。」
「うん。。ソレハ分かる」
ダメかな。。何とかしてあげたい
「「「「「。。。。。」」」」」
「少人数、若しくは
私と、ノアと行くって言うのは?」
「「「「「ダメだ!」」」」」
_| ̄|○そんなぁ。。。。。
私は、高速で考えた。。。
少ない脳みそをフル稼働させて。。
自分が居なくなっても皆んなが
やっていける様にするには、
どうすれば良いのか。。。
先ず、 島
があるからこそら私達は安心出来る
島 へのアクセスを。。
私以外。。。
アランさん、エレナさん
アークさん、チャーリーさんこの3人が出来る様に設定出来ないかな。。。
そして、ダンジョンの様に
最低限やっていける様に
アクセス権を渡せる様に。。。
創造想像をフル稼働。。。
ヨシ!出来た!
私、ヤれば出来る子✨✨✨
今回は、ちょっと大変だった。。
あと、ライ、リンゼ、ルリ。。
双子ちゃん達。。。
可愛いブラザーズ。。。
まだ子供の皆んな
コレからも安全に生きていける様に。。
島 へのアクセス権と
大きくなったら、もう少し
色々と触れる様に。。。と。。
島 は、私が居なくなった後、、
も、成長して、、善人が
幸せに暮らしていける様に。。
想いのたけを詰め込んだ。。
悪意のある者は、利用出来ない様に
入り込めない様に。。
より強く、、願った
アイテムバッグや、ルーム。。
諸々出来るだけ作成し。。
アイテム別にアイテムバッグに入れた
料理とかも諸々作れる分だけ作って共用のインベントリに入れて行く。。
そして、その事をアランさん達に伝える。
皆んなを驚かせてしまった。。
「そこまで、しなきゃいけない?」
「。。。。。うん」
「ここでは、まだユウは子供だ」
「うん」
「僕達を、捨てるの?」
「そうじゃない!!
とも言い切れないか。。
でも、助けたい。。狼」
「「「。。。」」」
「今回、ここまで準備はしたけど。。
コッソリとステルスを使って
助けられる子達を助けて。。
コッソリ、 島 に入る
所謂、忍んで行く作戦!!」
「それって、僕達も行くよ。。」
「え"、危ないよ!!!」
「ソレハ、ユウも同じ!!」
「。。。」
「ノアや、くま太連れてくより
人間の方が危険が少ない気がするよ?」
「。。。だってさ。。危ないのは私独りでと思ってさ。。」
不毛な争いを繰り広げる私達。。
「ソコが!!ダメダメ!!!」
ライに怒られる私。。だってだって。。
「全く、、そこまで、準備すんなら
考えてみよう、、、」
え?
ボトボト涙を落としながら
アークさんを見る
だって、ダメって、、言った!!
「確かにダメとは言ったが、、
助けたいのは俺たちも同じだ、、
ただ、クランに責任があるのも
確かなんだ。。」
うん、うん頷く私
「ユウはな、動物が関わると
何も見えなくなるだろ?」
「グスッ、グス。。。うん」
「ちっと、落ち着け、。」
「でも、間に合わなかったら?
狼殺されてたら?」
「でも、無鉄砲に突っ込んでも
両方ヤられたら何もなんないだろが?」
「うん、、グスグスッ。。」
「全く。。しょうがないですね。。
その、ステルスとはどんなモノですか?」
「うん、ステルスってのはね
敵に感知出来ない、見えないの。。」
「敵に、感知出来ない。。」
「うん、だから
捕まらない限り、相手に私達だって
分からない。。捕まっても、
島 に入ってしまえば逃げられる
私にも、かなりお偉いさんが関わってる大きな犯罪組織だって。。分かる
だから、バレない様にしなきゃってのもバレたら。。皆んなが危ないのも分かる
だから単独でって思って。。
少しずつ、壊して、、
その組織。。潰す。。」
「「「「。。。。。」」」」
「きっと、人も攫ってるはずだよ?」
「うん、ソレハあると思う。。
でも、本当に危険だよ?」
「うん、それでも、やりたいんだ」
「分かった。。人を殺す覚悟は
あるの?」
「。。。アル」
何人か息を呑む音が聴こえた
あるよ。。だって、、
くま太の事覚えてるでしょ?
アランさんや、皆んながどんな仕打ちをされて来たか。。。覚えてるよ
フェリーチェさんの苦しさも。。
少しずつでも、悪い組織壊さないと。。。極端に苦しむ人。。助けられないよ
その過程では、、人を殺す事も出で来るよねきっと。。綺麗事だけでは済まされない
「綺麗事だけでは、済まされない」
「うん、そうだよ。。。
人を殺す事も出て来る。。
その、覚悟があるなら、、
共に、ヤろう。。」
「でも、どうにも出来ない時以外は
誰も殺さない
悪人と同じになるから」
「ヨシ、なら今回はステルス作戦で
メンバーは、、
ユウ、ライ、リンゼ、、、
チャーリーで。。
あと、狼との交渉に
ノアな。。
アーク、、すまん
お前、ガタイが良いからな。。」
項垂れつつ、頷くアークさん。。
ごめん。。最初に
同意してくれたのに。。
行けなくて。。
ステルス作戦!
いざっ!!!
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