上 下
68 / 137
風の向くまま

3

しおりを挟む

美味しいランチの後は
また、少しぶらぶらしながら
街を探索した

美味しそうな匂いのパン屋さん
匂いに釣られて見ていると
あっ、転んだ
小さな子が転んでしまった
すかさず、ライが駆け寄り
助け起こす
「ありがとう」
半泣きながら立ち上がり
礼を言う女の子、、
偉いなぁ、泣く前にお礼とは
「偉いね」
汚れを落としてあげながら
声をかけている
「うん、」ニコッ
頭を撫でられると
もう一度「ありがとう」
と言って走っていった
そこには母親らしき人がおり
こちらに頭を下げ、女の子を
撫で話しかけている
そして、こちらに手を振り
歩いて行った
寂しげ?戸惑い?気味な
男の子達にフェリーチェさん、
エレナさんが抱きしめる
今までは母親や、父親と一緒の
子供達を見ても感情を動かさなかった彼らが初めて見せた表情だった。
哀しいが今までは何も感じ無かった彼らにそういう感情が芽生えたのは一歩と言えるのかもしれない。
その感情が良い方向に向くように私達は彼らに愛情を示していきたい

「ライ、行こう」
と呼ぶとハッとしたように
笑顔を向ける。。
フェリーチェさんと手を繋ぎながら、
リンゼはアークさんと繋いでる
双子ちゃんは、、
ノアによじ登った
シェリーちゃんも、両親いるけど
引き離され、ずっと虐待暴力を
受けていた。。
幸せをコレから沢山経験して
幸せな
思い出を増やして欲しい
そして、やりたい事を
見つけていけば良い


ぶらぶらしたがまだ
少し時間があったから
冒険者ギルドに寄ってみる
どんなクエストがあるかなぁ

カランカラン♪
海の荒くれ男達だろうか
幾つか鋭い視線が飛んできた
全員がひよこ🐥なのをチラと
確認し、皆気にしているようだが
それぞれの会話に戻る。。

受け付けカウンターには
ブースが5つあり

人族のお姉さん
細身な色白のキラキラブロンドでサラサラヘアーの小顔な美人さん

猫耳のお姉さんは
何故か「たま」と呼びたくなる感じの白ベースの三毛猫の様な女性
髪は白ベースに黒と茶色のメッシュ、、、

耳の尖ったエルフのような女性
ざ、エルフ。。。サラサラブロンドに緑の眼。。整った鼻梁に小さな口元

犬獣人かな?
ゴールデンレトリーバーのような
耳と雰囲気の男性がいる
薄い茶色の耳と髪焦茶の瞳
正にゴールデンという感じ✨✨✨

後、人族の男性明るい茶髪に
ブルーの瞳キリッとした顔は出来る男感がある。。。

ど、どうしよう
どこに並ぶか、、私的には、
ゴールデンかたまが良い

しかし、たまは犬の強いオーラが嫌なのか引き攣った顔でノアを見ている、、、
ノアは、遊ぼ?て感じで近づいていきそうだが、、、来るなオーラがね、、、止めろノア、、シャーされるよ?
「ノアっおいでー」
「キュウン」おいでおいでする

やっぱり、小さくても強いのが分かるんだろうね、、、しょうがないよ、、
悲しむな。。。好き好きおやつだよー
プリプリプリ尻尾振りながら即堕ち。。
流石ノア。。オヤツに陥落
可愛い奴め💕

ゴールデンレトリーバーさんは、、、
うん、何とか行けそう
てか、アランさんにお願いしよう

私達はまだパーティー申請していなかったので、お願いしようかと思ったけど、人数多いからどうするかまた考え直す事になった
パーティー名もあるしね。。

この辺りの情報を教えてもらい
簡単なクエストから受けさせてもらう事にした。

まと、明日からの始動かな

行き当たりばったりだったからなぁ。。

後は、商業ギルドと冒険者ギルドに分かれて動いても良いし。。。
ただ、冒険者ギルドに登録して全然活動しないのも良く無いのでぼちぼちかなぁ

とりあえず、クエストの掲示板だけ見て帰ることにした

チャーリーさんはSランクだけどアランさん達も失効してひよこ🐥だからパーティー組んでもGランクのクエストまでしか受けられない。。。
積み重ねでいくしか無いね


H~Gだと
やはりお使い程度から
海の昆布的な植物の採取と壁の外の薬草採取になりそう。でも、もう少しでランクは上がるとの事。ダンジョン発見したグループだしね。そのポイントを全員で割り振るとやはり少し足りなかったようだ
何れにせよ、クエスト受けないと上がらない。私は良いけど、、アランさん達がいつまでもひよこじゃね。。。

よーし、色々頑張ろう





しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

異世界に召喚されたけど、聖女じゃないから用はない? それじゃあ、好き勝手させてもらいます!

明衣令央
ファンタジー
 糸井織絵は、ある日、オブルリヒト王国が行った聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界ルリアルークへと飛ばされてしまう。  一緒に召喚された、若く美しい女が聖女――織絵は召喚の儀に巻き込まれた年増の豚女として不遇な扱いを受けたが、元スマホケースのハリネズミのぬいぐるみであるサーチートと共に、オブルリヒト王女ユリアナに保護され、聖女の力を開花させる。  だが、オブルリヒト王国の王子ジュニアスは、追い出した織絵にも聖女の可能性があるとして、織絵を連れ戻しに来た。  そして、異世界転移状態から正式に異世界転生した織絵は、若く美しい姿へと生まれ変わる。  この物語は、聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界転移後、新たに転生した一人の元おばさんの聖女が、相棒の元スマホケースのハリネズミと楽しく無双していく、恋と冒険の物語。 2022.9.7 話が少し進みましたので、内容紹介を変更しました。その都度変更していきます。

目覚めたら地下室!?~転生少女の夢の先~

そらのあお
ファンタジー
夢半ばに死んでしまった少女が異世界に転生して、様々な困難を乗り越えて行く物語。 *小説を読もう!にも掲載中

異世界に落ちたら若返りました。

アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。 夫との2人暮らし。 何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。 そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー 気がついたら知らない場所!? しかもなんかやたらと若返ってない!? なんで!? そんなおばあちゃんのお話です。 更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。

聖女の紋章 転生?少女は女神の加護と前世の知識で無双する わたしは聖女ではありません。公爵令嬢です!

幸之丞
ファンタジー
2023/11/22~11/23  女性向けホットランキング1位 2023/11/24 10:00 ファンタジーランキング1位  ありがとうございます。 「うわ~ 私を捨てないでー!」 声を出して私を捨てようとする父さんに叫ぼうとしました・・・ でも私は意識がはっきりしているけれど、体はまだ、生れて1週間くらいしか経っていないので 「ばぶ ばぶうう ばぶ だああ」 くらいにしか聞こえていないのね? と思っていたけど ササッと 捨てられてしまいました~ 誰か拾って~ 私は、陽菜。数ヶ月前まで、日本で女子高生をしていました。 将来の為に良い大学に入学しようと塾にいっています。 塾の帰り道、車の事故に巻き込まれて、気づいてみたら何故か新しいお母さんのお腹の中。隣には姉妹もいる。そう双子なの。 私達が生まれたその後、私は魔力が少ないから、伯爵の娘として恥ずかしいとかで、捨てられた・・・  ↑ここ冒頭 けれども、公爵家に拾われた。ああ 良かった・・・ そしてこれから私は捨てられないように、前世の記憶を使って知識チートで家族のため、公爵領にする人のために領地を豊かにします。 「この子ちょっとおかしいこと言ってるぞ」 と言われても、必殺 「女神様のお告げです。昨夜夢にでてきました」で大丈夫。 だって私には、愛と豊穣の女神様に愛されている証、聖女の紋章があるのです。 この物語は、魔法と剣の世界で主人公のエルーシアは魔法チートと知識チートで領地を豊かにするためにスライムや古竜と仲良くなって、お力をちょっと借りたりもします。 果たして、エルーシアは捨てられた本当の理由を知ることが出来るのか? さあ! 物語が始まります。

隠密スキルでコレクター道まっしぐら

たまき 藍
ファンタジー
没落寸前の貴族に生まれた少女は、世にも珍しい”見抜く眼”を持っていた。 その希少性から隠し、閉じ込められて5つまで育つが、いよいよ家計が苦しくなり、人買いに売られてしまう。 しかし道中、隊商は強力な魔物に襲われ壊滅。少女だけが生き残った。 奇しくも自由を手にした少女は、姿を隠すため、魔物はびこる森へと駆け出した。 これはそんな彼女が森に入って10年後、サバイバル生活の中で隠密スキルを極め、立派な素材コレクターに成長してからのお話。

モブ令嬢はモブとして生きる~周回を極めた私がこっそり国を救います!~

片海 鏡
ファンタジー
――――主人公の為に世界は回っていない。私はやりたい様にエンディングを目指す RPG顔負けのやり込み要素満載な恋愛ゲーム《アルカディアの戦姫》の世界へと転生をした男爵令嬢《ミューゼリア》 最初はヒロインの行動を先読みしてラストバトルに備えようと思ったが、私は私だと自覚して大好きな家族を守る為にも違う方法を探そうと決心する。そんなある日、屋敷の敷地にある小さな泉から精霊が現れる。 ヒーロー候補との恋愛はしない。学園生活は行事を除くの全イベントガン無視。聖なるアイテムの捜索はヒロインにおまかせ。ダンジョン攻略よりも、生態調査。ヒロインとは違う行動をしてこそ、掴める勝利がある!

転生したらチートでした

ユナネコ
ファンタジー
通り魔に刺されそうになっていた親友を助けたら死んじゃってまさかの転生!?物語だけの話だと思ってたけど、まさかほんとにあるなんて!よし、第二の人生楽しむぞー!!

一般人に生まれ変わったはずなのに・・・!

モンド
ファンタジー
第一章「学園編」が終了し第二章「成人貴族編」に突入しました。 突然の事故で命を落とした主人公。 すると異世界の神から転生のチャンスをもらえることに。  それならばとチートな能力をもらって無双・・・いやいや程々の生活がしたいので。 「チートはいりません健康な体と少しばかりの幸運を頂きたい」と、希望し転生した。  転生して成長するほどに人と何か違うことに不信を抱くが気にすることなく異世界に馴染んでいく。 しかしちょっと不便を改善、危険は排除としているうちに何故かえらいことに。 そんな平々凡々を求める男の勘違い英雄譚。 ※誤字脱字に乱丁など読みづらいと思いますが、申し訳ありませんがこう言うスタイルなので。

処理中です...