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気の向くまま

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翌朝、、、
「あんた達、、気をつけてね
元気でまた、帰って来るんだよ」
涙ぐむ女将さんの肩をそっと
抱き寄せる旦那さん。。

何か、何か、、
羨ましいぞー
誰か、私にも愛をプリーズ
ツンペロキュウンカジカジ
今日はカジカジ付きღ
「オレがいるでしょー」
怒んなって、、
何で分かったのよ。。。
うん、ありがとう
ノアのキュルルンお目々に
ヤラレター

「はい、ありがとうございます
女将さん、旦那さん
また、帰ってきます」

ギュッと抱きしめてくれる
女将さんに、
地球の母を思い出す。
幾つになっても母は
恋しいな。。。

「「「「行ってきます!!」」」」

「「行ってらっしゃい」」

女将さんと旦那さん
2人に見送られて出発

フリーのご飯が
美味しかったのか
一回りも二回りも大きくなった
メェーナーとカーウル達
デカっ、、、
来た時と同様
キャラバンみたいになりながら
旅立つ


途中大きな子達と
一緒の私達を見ても誰も
怖がらない
受け入れてくれたみたいで
嬉しい

来た時とは反対の門に向かう途中
チャーリーさんの
お兄さんカールトンさんに会う
門まで見送ってくれるそう

アランさんが
「カールトン、ありがとうな
また、今度会うまで元気にな」

「ああ、お前たちこそ、
元気でな、
私も、この街の任期が終わったら
監査を兼ねてお忍びで
行商みたいに回るんだ
また、会う事も
増えるかも知れない
その時は、またよろしくな

チャーリーの事頼む

ユウさん達の事も
お前達が付いてたら
安心だな。」

「ああ、任せとけ」ニカッと
笑顔で漢同士のお約束。。

カッコ良いな

「チャーリー、元気でな
皆んなと楽しくな」

「もちろん
兄さんと、再会出来るのを
楽しみにしてる」

「じゃ、皆んな
気をつけて、、楽しんでね
私と会った時はまた、
よろしくお願いしますね」

「「「はい、ありがとうございます
その時はまたよろしくお願いします」」」

チャーリーさんに
見送られながら出発する

門番さんに
「おっ、ひよこ🐥達
今度は、どこ行くんだ?
気ぃーつけるんだぞー」ニカッ

「ありがとうございます。
行く先は、、気の向くままです」
ニコッ

こうして私達は
次に向けて旅立った。。
ひよこ🐥のまま



今、、私達は大きくなった
メェーナーの背中に乗っている

しばらく、外の空気を吸いながら
進んで行く

ノアに小さくなって
一緒に乗ってもらった

久しぶりに2人だけで
ゴロゴロとしナデナデしながら
ノアとメェーナーの
フカフカモフモフに包まれて
幸せーーღウトウトする

気付くと、、歩みは止まっていて
「おーい、食事にするかー?」
アランさんだ
「はーい」
降ろしてもらう
どうしようか?
今何時かな、、、13時か、、
「一度、 島 に入りますか?」

「そうだな、、フェリーチェさんと
チャーリーの顔合わせも
あるしな、、そうするか?

皆んな、それでいいか?」

「俺はそれで良い」
アークさんも賛成のようだ

「「「はーい」」」

他の皆んなも賛成みたいなので

 島 へ入ることにする
周りに誰も居ないのを
確かめて、、、

「初めての 島 楽しみだ」
チャーリーさん
初の 島 へ

「ヨシ、行くよー」
「「「オーーー」」」

こうして夜
チョコチョコ帰る以外は
久しぶりの 島 へ皆んなと
帰る
私は、昨日帰ったけどね
(*´罒`*)♡︎



「すごいな、、思っていたより
大きな島だね。。。」

うん、、本当大きくなった
「徐々に大きくなってるんです
色々条件があるみたいなんですけど
最初は、本当に小屋くらいの小さな
家とほんの小さな島でした。」

「そうだったんだね
すっかり、山のようで
森もかなり遠くまで。。
畑や、果樹も、、スゴイ」

後ろを振り返った
チャーリーさんが言葉を失う
「。。。。。」

あー、世界樹、、
確かにびっくりだよね、、


「あ、アレは世界樹?!!?」

「はい、世界樹です」
流石チャーリーさん
世界樹知ってるんだね

「ああ、あの世界樹のおかげで
俺たちは、生き延びたんだ
そして、失った手足
身体を治してもらった」
アランさんの言葉に
「手足を失って
何故歩けているのか
信じられませんでしたが
世界樹。。。
コレで信じられた」

「ああ、俺も
手足全てを失っていたんだ
今、こうして動けているのは
奇跡だ、、本当に
感謝している」とアークさん 

「コレは本当に奇跡です
失われたと思っていた、、
世界樹が此処に。。」

「やっぱり貴重な樹だったんですね
世界樹もあって、、此処は
癒しの力が大きいです

この 島 には
私達に悪意のある人
そして、根本に悪がある人
物、全て入れないように
設定してあります

だから、此処に一緒に
入れたチャーリーさんには
本当の悪は有りません」

「こういう 島 
だからこそ、、
契約魔法が必要だったんですね」

「はい、先ず
この 島 のスキルは
大きいです。そして
そこに世界樹が有れば
尚のこと、、、
悪用されてはなりません。」

「とても、納得出来ました
本当に守らねばなりませんね

それに、あの果樹。。
世界樹があるからこそ
あそこまでの
味わいだったのですね
元々美味しい実では
あるのですが、、、
飛び抜けていました」

「はい、あの果物達は
本当に美味しいです
大好物です✨✨ღ」

「本当にびっくりしました
ここまでの驚きは
初めてですね。。」

「コレから
この 島 含めて
よろしくお願いします」

「はい、こちらこそ
光栄です」ニコッ

イケオジのチャーリーさんも
すごく好きだったけど
若くても
カッコ良い
カジカジカジカジ
あ、、ノアお前が1番✨✨

「では、家の中へ」





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