78 / 272
第77話 アニオタの乱⑨
しおりを挟む
もうかれこれ数十体は倒したはずだ。
しかしいまだに悪魔は次々と現れ、その数はむしろ増えていっている。
「黒炎竜刃《アモン》!!」
――――どごぉぉぉぉおおぉっ!!!!
手加減のない火炎魔法が夜空を焦がす。
その炎に溶かされ、さらに十数体の悪魔が姿を消していった。
もういちいち婬眼《フェアリーズ》で確認することもなくなった。
一体一体はそれほど強くもない低級悪魔。
とにかく何も考えず、片っ端から片付けていく。
「く……ま、まだ出てくるのか……そ、そろそろ腕がしびれてきおったぞ」
額に玉の汗をかきながら元一が息を切らせている、
「ゲンさん、あんたはいったん下がれ!! 代わりにぬか娘、前へ!!」
六段の呼びかけに、無反応のぬか娘。
顔面をアニオタの唾液でデロデロにされて、ショックで寝込んでいた。
「……こ、こいつ……やくに立たねぇ!!」
「言ってやるな……おぼこ娘にとってはショックだったんじゃろうよ」
2日連続で、男に襲われたのだ。
それもこんなキモオタに……。
そりゃいいかげん心も折れるわなと元一は彼女に深く同情する。
隙きを突いて悪魔の一体がまたアニオタの身体に侵入した。
「し、しまったっ!! また!?」
アルテマが舌打ちすると、
『ああ~~~~やっぱり生身の肉体は良いわぁ~~。もう色々どこでも感じちゃう♡ 男でも女でもどっちでもいいわ、アチキと数百年ぶりの契を結ぼうぞ~~~~♡』
くねくね腰を踊らせながら色気を振りまきだすアニオタ、もとい、名も知らぬ低級悪魔。
「「お……おえ~~~~!!」」
しかし、振っても出でるのは色気ではなく気持ち悪さだけ。
三人は口を抑えて吐くのを我慢する。
『あら、この子可愛いわね。じゃ、手始めはこの子でいいわ、うふふふふふふふふふふ♡』
悪魔はアルテマに目を止めた。
その目がポンッっとハートマークに変わり、だらりと涎も垂らしてくる。
そして激しく地面を蹴ると、猛スピードでアルテマに突進してきた!!
『お嬢ちゃん、アチキといいことしましょうぞ~~~~♡』
「げっ!?」
「アルテマ!?」
「ぬ、イカン!!」
止めようと元一と六段が動くが、悪魔のほうが一歩早い。
歪んだ発情で興奮しきったアニオタ(悪魔)が汚い涎を垂らしまくり、アルテマに抱きつく。
「くっ!? こ、こら、やめんかっ!??」
そこに、
――――ざんっ!!!!
閃光のごとく赤い影が現れた。
影は目に見えぬほどの鋭い動きで剣を振るうと、
ザシュゥゥゥゥゥ!!!!
『う……うぎゃあっ!!!!』
一刀のもとにアニオタ(悪魔)を袈裟斬りにした!!
そして影は、転がり苦しむアニオタ(悪魔)をドカッと踏みつけると、
「……なに私のアルテマちゃんに勝手に抱きついてんの? ……殺すよ?」
と、殺人鬼のような目で睨み下ろした。
「……ぬ、ぬか娘?」
アルテマが呆けたような声を出す。
影は――――倒れていたはずのぬか娘であった。
暗黒魔法の加護によって強化された木刀は、アニオタの皮膚と肉を少し切ってしまったが、威力の大部分は精神体へのダメージとなる。
『ぐ……ううぅ……な、なんだ貴様……その刀は??』
たまらずアニオタの体から這い出てくる名も知らぬ低級悪魔。
その言葉に答えることもなく、キレたぬか娘は問答無用とばかりにとどめの一撃を振り下ろす。
――――どすっぅ!!
『ぎゃあぁぁっっぁぁぁぁ!!』
あっさりと悪魔を仕留めると、座った目をギョロリと動かし、次の侵入を虎視眈々と狙っている他の雑魚たちを見上げるぬか娘。
「次は誰じゃい、かかってこいやオラァ~~~~~~~~~~っ!!!!」
吠えてみせた。
完全にキャラがおかしくなっているが。
彼女にとってみればアルテマにちょっかいを出されるということは、自分が汚されることよりも何よりも一大事なこと。
なれば悠長に気絶などしていられない。
そしてそれと同じだけ怒りを覚えている人間がもう一人。
「お……おのれ貴様……ワシの可愛いアルテマにちょっかいかけようとしよったな」
元一である。
彼は怒りに震える手で、引き絞った矢をアニオタの頭に向けると弦を――――、
「て、違う違う狙いはあっちだ!!」
慌ててアルテマがその向きを180度変える。
自分にちょっかいを出そうとしたのは、こいつら淫魔であってアニオタじゃない。
そこは勘違いしてはならぬぞ、とアルテマは二人に念を押した。
そして数分後―――。
やはりどれだけ倒しても悪魔が途切れることはなかった。
年齢の深い元一は、もはや体力が尽き、膝を折ってしまっている。
六段もまだ立ってはいるが同様に疲弊し、技にキレがなくなっている。
アルテマもこの小さい体にはそれ相応の体力しかないらしく、すでに息も切れ切れだ。
唯一元気なのは怒りに狂ったぬか娘だが、こちらもはたしていつまで持つやら。
四人は意識のないアニオタを庇い、背中を向けあっている。
しかしどのみち供給が無限なのだとしたら。いずれまた憑依されてしまうのは目に見えている。
このまま来る敵を退けているだけの対応では意味がない。
この悪循を断ち切るには、やはりあの龍穴の祠を調べてみるしかないのか?
しかしそんな事している暇も、手段もない。
となると頼みの綱は……あと一つだけ。
その時、
――――からからからから~~んっ!!
絶妙のタイミングで鳴り響く開門揖盗《デモン・ザ・ホール》の呼び鐘。
「師匠だ!! 待ちわびたぞ!!」
アルテマは喜々としてそれに応答する。
「開門揖盗《デモン・ザ・ホール》!!」
まばゆい光とともに銀の柱が天に登る。
その光が収まったそこには、魔素で形作られたジルの姿が浮かんでいた。
しかしいまだに悪魔は次々と現れ、その数はむしろ増えていっている。
「黒炎竜刃《アモン》!!」
――――どごぉぉぉぉおおぉっ!!!!
手加減のない火炎魔法が夜空を焦がす。
その炎に溶かされ、さらに十数体の悪魔が姿を消していった。
もういちいち婬眼《フェアリーズ》で確認することもなくなった。
一体一体はそれほど強くもない低級悪魔。
とにかく何も考えず、片っ端から片付けていく。
「く……ま、まだ出てくるのか……そ、そろそろ腕がしびれてきおったぞ」
額に玉の汗をかきながら元一が息を切らせている、
「ゲンさん、あんたはいったん下がれ!! 代わりにぬか娘、前へ!!」
六段の呼びかけに、無反応のぬか娘。
顔面をアニオタの唾液でデロデロにされて、ショックで寝込んでいた。
「……こ、こいつ……やくに立たねぇ!!」
「言ってやるな……おぼこ娘にとってはショックだったんじゃろうよ」
2日連続で、男に襲われたのだ。
それもこんなキモオタに……。
そりゃいいかげん心も折れるわなと元一は彼女に深く同情する。
隙きを突いて悪魔の一体がまたアニオタの身体に侵入した。
「し、しまったっ!! また!?」
アルテマが舌打ちすると、
『ああ~~~~やっぱり生身の肉体は良いわぁ~~。もう色々どこでも感じちゃう♡ 男でも女でもどっちでもいいわ、アチキと数百年ぶりの契を結ぼうぞ~~~~♡』
くねくね腰を踊らせながら色気を振りまきだすアニオタ、もとい、名も知らぬ低級悪魔。
「「お……おえ~~~~!!」」
しかし、振っても出でるのは色気ではなく気持ち悪さだけ。
三人は口を抑えて吐くのを我慢する。
『あら、この子可愛いわね。じゃ、手始めはこの子でいいわ、うふふふふふふふふふふ♡』
悪魔はアルテマに目を止めた。
その目がポンッっとハートマークに変わり、だらりと涎も垂らしてくる。
そして激しく地面を蹴ると、猛スピードでアルテマに突進してきた!!
『お嬢ちゃん、アチキといいことしましょうぞ~~~~♡』
「げっ!?」
「アルテマ!?」
「ぬ、イカン!!」
止めようと元一と六段が動くが、悪魔のほうが一歩早い。
歪んだ発情で興奮しきったアニオタ(悪魔)が汚い涎を垂らしまくり、アルテマに抱きつく。
「くっ!? こ、こら、やめんかっ!??」
そこに、
――――ざんっ!!!!
閃光のごとく赤い影が現れた。
影は目に見えぬほどの鋭い動きで剣を振るうと、
ザシュゥゥゥゥゥ!!!!
『う……うぎゃあっ!!!!』
一刀のもとにアニオタ(悪魔)を袈裟斬りにした!!
そして影は、転がり苦しむアニオタ(悪魔)をドカッと踏みつけると、
「……なに私のアルテマちゃんに勝手に抱きついてんの? ……殺すよ?」
と、殺人鬼のような目で睨み下ろした。
「……ぬ、ぬか娘?」
アルテマが呆けたような声を出す。
影は――――倒れていたはずのぬか娘であった。
暗黒魔法の加護によって強化された木刀は、アニオタの皮膚と肉を少し切ってしまったが、威力の大部分は精神体へのダメージとなる。
『ぐ……ううぅ……な、なんだ貴様……その刀は??』
たまらずアニオタの体から這い出てくる名も知らぬ低級悪魔。
その言葉に答えることもなく、キレたぬか娘は問答無用とばかりにとどめの一撃を振り下ろす。
――――どすっぅ!!
『ぎゃあぁぁっっぁぁぁぁ!!』
あっさりと悪魔を仕留めると、座った目をギョロリと動かし、次の侵入を虎視眈々と狙っている他の雑魚たちを見上げるぬか娘。
「次は誰じゃい、かかってこいやオラァ~~~~~~~~~~っ!!!!」
吠えてみせた。
完全にキャラがおかしくなっているが。
彼女にとってみればアルテマにちょっかいを出されるということは、自分が汚されることよりも何よりも一大事なこと。
なれば悠長に気絶などしていられない。
そしてそれと同じだけ怒りを覚えている人間がもう一人。
「お……おのれ貴様……ワシの可愛いアルテマにちょっかいかけようとしよったな」
元一である。
彼は怒りに震える手で、引き絞った矢をアニオタの頭に向けると弦を――――、
「て、違う違う狙いはあっちだ!!」
慌ててアルテマがその向きを180度変える。
自分にちょっかいを出そうとしたのは、こいつら淫魔であってアニオタじゃない。
そこは勘違いしてはならぬぞ、とアルテマは二人に念を押した。
そして数分後―――。
やはりどれだけ倒しても悪魔が途切れることはなかった。
年齢の深い元一は、もはや体力が尽き、膝を折ってしまっている。
六段もまだ立ってはいるが同様に疲弊し、技にキレがなくなっている。
アルテマもこの小さい体にはそれ相応の体力しかないらしく、すでに息も切れ切れだ。
唯一元気なのは怒りに狂ったぬか娘だが、こちらもはたしていつまで持つやら。
四人は意識のないアニオタを庇い、背中を向けあっている。
しかしどのみち供給が無限なのだとしたら。いずれまた憑依されてしまうのは目に見えている。
このまま来る敵を退けているだけの対応では意味がない。
この悪循を断ち切るには、やはりあの龍穴の祠を調べてみるしかないのか?
しかしそんな事している暇も、手段もない。
となると頼みの綱は……あと一つだけ。
その時、
――――からからからから~~んっ!!
絶妙のタイミングで鳴り響く開門揖盗《デモン・ザ・ホール》の呼び鐘。
「師匠だ!! 待ちわびたぞ!!」
アルテマは喜々としてそれに応答する。
「開門揖盗《デモン・ザ・ホール》!!」
まばゆい光とともに銀の柱が天に登る。
その光が収まったそこには、魔素で形作られたジルの姿が浮かんでいた。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
ReBirth 上位世界から下位世界へ
小林誉
ファンタジー
ある日帰宅途中にマンホールに落ちた男。気がつくと見知らぬ部屋に居て、世界間のシステムを名乗る声に死を告げられる。そして『あなたが落ちたのは下位世界に繋がる穴です』と説明された。この世に現れる天才奇才の一部は、今のあなたと同様に上位世界から落ちてきた者達だと。下位世界に転生できる機会を得た男に、どのような世界や環境を希望するのか質問される。男が出した答えとは――
※この小説の主人公は聖人君子ではありません。正義の味方のつもりもありません。勝つためならどんな手でも使い、売られた喧嘩は買う人物です。他人より仲間を最優先し、面倒な事が嫌いです。これはそんな、少しずるい男の物語。
1~4巻発売中です。
婚約破棄? あ、ハイ。了解です【短編】
キョウキョウ
恋愛
突然、婚約破棄を突きつけられたマーガレットだったが平然と受け入れる。
それに納得いかなかったのは、王子のフィリップ。
もっと、取り乱したような姿を見れると思っていたのに。
そして彼は逆ギレする。なぜ、そんなに落ち着いていられるのか、と。
普通の可愛らしい女ならば、泣いて許しを請うはずじゃないのかと。
マーガレットが平然と受け入れたのは、他に興味があったから。婚約していたのは、親が決めたから。
彼女の興味は、婚約相手よりも魔法技術に向いていた。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる