76 / 272
第75話 アニオタの乱⑦
しおりを挟む
「な、なんだと!?」
その勢いに気圧されて尻もちをついてしまうアルテマ。
新たな悪魔に取り憑かれてしまったアニオタは、これまでとはまた違う、怪しげな女の雰囲気をその身にまとい、
「ほほほほほ、これしきの罠でわっちを捕らえようなんぞ100年早いんでありんすよ? どれ、では久しぶりに外界のおなごでも舐めてこようでありんしょう?」
と、誰のものだかわからない口調で気持ち悪く笑うと、
「ぐるふふふふふふふふふふふっ!!!!」
一変、獣の呻きを残して走り去ってしまった。
「な、なんじゃあ……ありゃあ……??」
何が起こったのか? わけがわからず見送る元一に、
「くそ、除霊したそばから別の悪魔が入り込んだか!!」
やはり予想していた通りかと、アルテマは苦い顔で立ち上がった。
アニオタにとって生きる希望なのだろうアニメ鑑賞とやらの趣味。
それを取り上げられた現実が解決しないかぎり、彼の心の穴も永遠に塞がれない。
そしてその穴がある限り、悪魔どもはそこを憑依の足がかりとし何度でも入り込んでくる。
まずは彼の心の風穴を塞がらなければ何も解決しないのだ。
「さっきの悪魔に代わり、別の悪魔が憑依したのだ!! とにかく追うぞ、このままヤツを放っておいたらなにをしでかすかわからんぞっ!!」
「そ……そうか、わかった追いかけよう!!」
アルテマの説明で事態を何となく理解した元一は、それ以上詳しく聞く場面ではないと猟師の勘で判断し、ともかくアニオタを止めるべく後を追う。
アニオタ、もとい、憑依した悪魔は麓のほうへ駆けていった。
「外界のおなごを舐めるとか言っておったが……まさか!?」
「ああ、今度のやつはさっきのよりもさらに色欲が強そうだ!! はやく止めないと生きた女がその餌食に――――!!」
言ったそばから、
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
でっかい悲鳴が下の方から聞こえてきた。
「む、この悲鳴は!?」
「ああ、ぬか娘のものだ!! 急ぐぞ元一!!」
二人は転がり落ちるほどのスピードで坂道を駆け下りる。
アルテマの短い足が袴の裾に引っかかり転びそうになるが、そこを元一が上手いこと拾い上げつつ、絶妙なコンビネーションで下って行くと――――、
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!! やめて来ないでっ!! ばっちいばっちい、ほっぺたを舐めないで!! 誰か助けて~~~~っ!!」
と泣きわめくぬか娘と、
「ぬおぉぉぉぉぉっ!! この腐れ痴れ者がぁぁぁぁぁっぁ!! ワシだけでは飽きたらず、おのれが義妹にまで手を出すというか~~~~っ!!!!」
彼女に覆いかぶさるアニオタをドカドカ殴りつける六段がいた。
アニオタ(悪魔)はぬか娘の頬をいやらしく、かつ美味しそうに、れろ~~~~んと舐めると恍惚の表情を浮かべ、
「おぉおぉ……何百年ぶりかのぉ……生娘の味じゃ。青臭くも初々しい、おぼこの味じゃぞえ~~~~♡」
とヨダレを垂らして興奮している。
「おのれ、貴様!! とうとう落ちる所まで落ちたか!! ええい、しかしこれだけ殴りつけてもビクともせんとはどういうことじゃっ!!??」
生理的嫌忌に身を震わせ、気が遠くなってきているぬか娘を助けようと何度も殴打や蹴りを打ち続ける六段だが、不思議なことにアニオタの身体にはまるでダメージが入っていないようす。
「そいつはいま悪魔に意識を乗っ取られている!! なので通常手段でいくら攻撃しても本体である悪魔にはダメージなど届かんぞ!!」
追いついてきたアルテマがそう解説する。
「なに、そうか!? ならいつものアレをかけてくれ!!」
「了解だ!! だがやりすぎるなよ!!」
「わかっとる!!」
六段が返事すると、アルテマはすでに口の中で唱えておいた呪文の最後の文言を魔神に捧げる。
「――――魔呪浸刀《レリクス》っ!!」
――――ドンッ!!!!
結ばれる力言葉と同時に、六段の手足が赤黒く光る。
「よし、これでいい!! くらえい!! この恥知らずがぁぁぁぁぁっ!!」
――――どめしゃっ!!
退魔の加護を付けられた六段の拳は、ほとばしる粛清のオーラとともにアニオタの横っ腹に深くめり込んだ!!
「「ぐっはぁぁっっぁぁぁぁああぁっっ!!!!」」
断末魔の叫びが二つ。
一つはアニオタ自身。
もう一つは憑依していた悪魔のもの。
堪らず飛び出してきたその悪魔は、びちゃびちゃと濡れた長い髪を弾けさせ、乱れた着物からは、鱗に覆われた女体があられもなくさらけ出される。
『濡れ女。日本の妖怪。エッチくて凶暴、近寄っちゃダメだぞ☆』
婬眼《フェアリーズ》が解析してくれた。
「六段!!」
アルテマの示唆に、
「わかっとるわいっ!!」
六段は即座に標的を濡れ女に切り替えると、
「どぅおぉぉぉぅりゃあぃっ!!!!」
――――ヒュッ、ドギャコッ!!!!
渾身の上段回し蹴りを、その顔面にぶちかました!!
『ぼぶっはあぁぁぁっっぁぁぁああぁぁあっ!!!!』
その衝撃に、濡れ女の霊体は大きく弾けて吹き飛ばされる。
そこにすかさずアルテマの魔素吸収《ソウル・イート》がたたみかけると、
『ごぐわぁぁぁっっぁぁぁぁぁっ!!!!』
しゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!
濡れ女はあっけなく魔素へと変換されアルテマに吸収された。
しかしアルテマは気を緩めることなく、そくざに虚空へと目線を飛ばす、
「油断するな!! まだまだ悪魔は湧いて出てくるぞっ!!」
その勢いに気圧されて尻もちをついてしまうアルテマ。
新たな悪魔に取り憑かれてしまったアニオタは、これまでとはまた違う、怪しげな女の雰囲気をその身にまとい、
「ほほほほほ、これしきの罠でわっちを捕らえようなんぞ100年早いんでありんすよ? どれ、では久しぶりに外界のおなごでも舐めてこようでありんしょう?」
と、誰のものだかわからない口調で気持ち悪く笑うと、
「ぐるふふふふふふふふふふふっ!!!!」
一変、獣の呻きを残して走り去ってしまった。
「な、なんじゃあ……ありゃあ……??」
何が起こったのか? わけがわからず見送る元一に、
「くそ、除霊したそばから別の悪魔が入り込んだか!!」
やはり予想していた通りかと、アルテマは苦い顔で立ち上がった。
アニオタにとって生きる希望なのだろうアニメ鑑賞とやらの趣味。
それを取り上げられた現実が解決しないかぎり、彼の心の穴も永遠に塞がれない。
そしてその穴がある限り、悪魔どもはそこを憑依の足がかりとし何度でも入り込んでくる。
まずは彼の心の風穴を塞がらなければ何も解決しないのだ。
「さっきの悪魔に代わり、別の悪魔が憑依したのだ!! とにかく追うぞ、このままヤツを放っておいたらなにをしでかすかわからんぞっ!!」
「そ……そうか、わかった追いかけよう!!」
アルテマの説明で事態を何となく理解した元一は、それ以上詳しく聞く場面ではないと猟師の勘で判断し、ともかくアニオタを止めるべく後を追う。
アニオタ、もとい、憑依した悪魔は麓のほうへ駆けていった。
「外界のおなごを舐めるとか言っておったが……まさか!?」
「ああ、今度のやつはさっきのよりもさらに色欲が強そうだ!! はやく止めないと生きた女がその餌食に――――!!」
言ったそばから、
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
でっかい悲鳴が下の方から聞こえてきた。
「む、この悲鳴は!?」
「ああ、ぬか娘のものだ!! 急ぐぞ元一!!」
二人は転がり落ちるほどのスピードで坂道を駆け下りる。
アルテマの短い足が袴の裾に引っかかり転びそうになるが、そこを元一が上手いこと拾い上げつつ、絶妙なコンビネーションで下って行くと――――、
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!! やめて来ないでっ!! ばっちいばっちい、ほっぺたを舐めないで!! 誰か助けて~~~~っ!!」
と泣きわめくぬか娘と、
「ぬおぉぉぉぉぉっ!! この腐れ痴れ者がぁぁぁぁぁっぁ!! ワシだけでは飽きたらず、おのれが義妹にまで手を出すというか~~~~っ!!!!」
彼女に覆いかぶさるアニオタをドカドカ殴りつける六段がいた。
アニオタ(悪魔)はぬか娘の頬をいやらしく、かつ美味しそうに、れろ~~~~んと舐めると恍惚の表情を浮かべ、
「おぉおぉ……何百年ぶりかのぉ……生娘の味じゃ。青臭くも初々しい、おぼこの味じゃぞえ~~~~♡」
とヨダレを垂らして興奮している。
「おのれ、貴様!! とうとう落ちる所まで落ちたか!! ええい、しかしこれだけ殴りつけてもビクともせんとはどういうことじゃっ!!??」
生理的嫌忌に身を震わせ、気が遠くなってきているぬか娘を助けようと何度も殴打や蹴りを打ち続ける六段だが、不思議なことにアニオタの身体にはまるでダメージが入っていないようす。
「そいつはいま悪魔に意識を乗っ取られている!! なので通常手段でいくら攻撃しても本体である悪魔にはダメージなど届かんぞ!!」
追いついてきたアルテマがそう解説する。
「なに、そうか!? ならいつものアレをかけてくれ!!」
「了解だ!! だがやりすぎるなよ!!」
「わかっとる!!」
六段が返事すると、アルテマはすでに口の中で唱えておいた呪文の最後の文言を魔神に捧げる。
「――――魔呪浸刀《レリクス》っ!!」
――――ドンッ!!!!
結ばれる力言葉と同時に、六段の手足が赤黒く光る。
「よし、これでいい!! くらえい!! この恥知らずがぁぁぁぁぁっ!!」
――――どめしゃっ!!
退魔の加護を付けられた六段の拳は、ほとばしる粛清のオーラとともにアニオタの横っ腹に深くめり込んだ!!
「「ぐっはぁぁっっぁぁぁぁああぁっっ!!!!」」
断末魔の叫びが二つ。
一つはアニオタ自身。
もう一つは憑依していた悪魔のもの。
堪らず飛び出してきたその悪魔は、びちゃびちゃと濡れた長い髪を弾けさせ、乱れた着物からは、鱗に覆われた女体があられもなくさらけ出される。
『濡れ女。日本の妖怪。エッチくて凶暴、近寄っちゃダメだぞ☆』
婬眼《フェアリーズ》が解析してくれた。
「六段!!」
アルテマの示唆に、
「わかっとるわいっ!!」
六段は即座に標的を濡れ女に切り替えると、
「どぅおぉぉぉぅりゃあぃっ!!!!」
――――ヒュッ、ドギャコッ!!!!
渾身の上段回し蹴りを、その顔面にぶちかました!!
『ぼぶっはあぁぁぁっっぁぁぁああぁぁあっ!!!!』
その衝撃に、濡れ女の霊体は大きく弾けて吹き飛ばされる。
そこにすかさずアルテマの魔素吸収《ソウル・イート》がたたみかけると、
『ごぐわぁぁぁっっぁぁぁぁぁっ!!!!』
しゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!
濡れ女はあっけなく魔素へと変換されアルテマに吸収された。
しかしアルテマは気を緩めることなく、そくざに虚空へと目線を飛ばす、
「油断するな!! まだまだ悪魔は湧いて出てくるぞっ!!」
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
婚約破棄? あ、ハイ。了解です【短編】
キョウキョウ
恋愛
突然、婚約破棄を突きつけられたマーガレットだったが平然と受け入れる。
それに納得いかなかったのは、王子のフィリップ。
もっと、取り乱したような姿を見れると思っていたのに。
そして彼は逆ギレする。なぜ、そんなに落ち着いていられるのか、と。
普通の可愛らしい女ならば、泣いて許しを請うはずじゃないのかと。
マーガレットが平然と受け入れたのは、他に興味があったから。婚約していたのは、親が決めたから。
彼女の興味は、婚約相手よりも魔法技術に向いていた。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる