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異世界生活:王都レグナム編
魔法は魔法名を叫ぶのが基本
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レグナムへの空の道をかけて移動中。
眠っている向日葵を抱えたユグドラシルと桜はドラコのマスケットで空から見る景色を堪能。
蓮とリルは空を駆ける。
後方から雷を纏い、稲妻が走るように、現れ、シュバルツは蓮達へと追いついた。
「お、お前らとんでもない速さだな」
「よく追いつけたね。それも魔法?」
グリーデンからレグナムへと続く街道の上空を走りながら、蓮は先ほど起きたある事が気になり、遠回しにシュバルツへと尋ねた。
「雷の恩恵か?」
シュバルツはグランから蓮達が異界人であるため無知であると聞いていたこと思い出し、説明をした。
雷の恩恵。
肉弾戦向きの雷魔法。
本来の用途は2つ。
雷を纏い戦う事で相手を感電させることと、雷耐性を向上させること。
敏捷が増す効果があるため、支援魔法だけでは追い付けないと思い、支援魔法に重ね掛けしたそうだ。
その話を聞いて、蓮は電気信号が加速化するのだろうかなどと生物学的な思考を巡らせた。
「水魔法や風魔法でも同じような魔法はあるの?」
「ああ。各属性ごとにあるぞ」
それぞれ各属性の耐性を向上させることに加えて、それぞれに異なるよ用途がある。
水の恩恵を使えば魚人族じゃなくても水の中を自由に移動できる。
火の恩恵を使えば火山地帯でも暑さを感じにくくなる。
風の恩恵を使えば妖精族のように宙を舞うことができる。
「どれも初歩の魔法だが、極めればなかなか使える良い魔法だ」
シュバルツの話しを聞いて、魔物の使用する魔法と人間が使用する魔法には違いがある事を蓮は感じだ。
「シュバルツさんの特異な攻撃魔法は何ですか?」
その問いにシュバルツは自慢げな表情を浮かべ『俺は雷の槍と闇の剣の威力と連射速度で四魔帝になった男だぜ』と答えた。
やはり攻撃する魔法にも名前が付けられているようだ。
「サンダーランスっていう魔法は習得が難しいんですか?」
蓮は自身の雷属性への適性がLv3である事を補足して聞くと、シュバルツは『3なら数日練習すれば形にはなるんじゃねぇか』と答えた。
ゲームのように技によって威力が決まるものではなく、使用者のステータスや熟練度によって威力や効果が異なることは経験上理解していた。
そして、習得速度にも差がある事は理解していた。
空手家が拳を突き出す動きに正拳突きという名称を付けるのと同じように、雷の槍を作り出して敵を攻撃する魔法にサンダーランスと名を付けていることが分かった。
ゴブリンロードに放った雷も、リルからすれば強めに放った雷魔法だが、人間からするとサンダーボルトという名前が付けられた魔法なのかもしれない。
ユグドラシルも支援魔法を使用する際に、効果性を説明するために魔力系統向上や身体能力向上と呼ばれる魔法であると説明をしてくれたことはあったが、その魔法名を言葉にしながら使用したことはなかった。
蓮は勇気を出して、先程微かに聞こえたある事に関して尋ねることにした。
「魔法の名前って言いながら使わないとダメなの?」
「あん?本当に知らねぇんだな。当たり前だろ」
愕然とした表情を浮かべる蓮をよそに、シュバルツは『無詠唱なんてやるのは魔物くらいだぞ』と言葉を続けた。
ユグドラシルやリル、ドラコのように人語を操る知力の高い一部の魔物を除き、基本的には魔物は人語を話せない。
そのため、魔法名を口にする事ができない。
言語は女神が人間に与えた大切なものだという思想があり、魔法名を口にすることは女神の力を借りて、魔法の効果や威力を高める作用があると考えられているそうだ。
さらに、人間よりも強い力を持つ事が多い魔物という存在に対抗するための術だとも考えられているため、魔法名は必ずと言って良いほど口にされるそうだ。
「略式詠唱だけでも威力は下がるんだ。無詠唱なんて誰もやらねぇよ。まぁ例外はいるがな」
そう言いながらシュバルツはリルを見た。
圧倒的なステータスの前には、魔法の名を口にするかどうかは意味をなさないようだ。
詠唱には無詠唱、略式詠唱、正式詠唱の3種類がある。
無詠唱は言葉にはせず、魔素を想像で変換させて魔法として発動する。
略式は魔法名だけを口にし、正式はその魔法を連想させるために決められた言葉があるそうだ。
「そ、そっかぁ」
白狼の一団が『パワースラッシュ』と技名を叫んでいることを聞いていたため、ひょっとしたらと思っていたが、攻撃魔法にも名称があり、当然のように魔法名を口にして発動するようだ。
「ふん。無駄なことを」
シュバルツの話しをリルが両断した。
リルによれば、想像をより固める作業が出来れば、無詠唱でも正式詠唱でも威力は変わらない。
正式詠唱は何事も型に当てはめることが好きな人間特有のものであり、さらに言えば、未熟な証だという。
リルに言われてしまえばシュバルツも言い返すことはできない。
「ちなみに正式詠唱ってどんな風に言うんですか?」
「闇の剣なら、漆黒の刃よ。我が敵を切り裂け。だな」
言えない。
蓮も闇魔法は得意な方だ。
しかし、『闇の剣!』と叫ぶことは恥ずかしくて言えない。
さらに『漆黒の刃よ!我が敵を切り裂け!闇の剣!』なんて恥ずかしくて死んでしまう。
「他にもあるぞ」
魔法神マーリンよ。我に至高の魔力を。魔力系統向上。
戦闘神アレスよ。我が身体に祝福を。身体能力向上。
支援魔法にもそれぞれ正式詠唱があるそうだ。
蓮はその話を聞いて、人外認定されようと、魔物に近いと言われようとも、魔法も剣技も武技も、無詠唱を貫くこと決意した。
眠っている向日葵を抱えたユグドラシルと桜はドラコのマスケットで空から見る景色を堪能。
蓮とリルは空を駆ける。
後方から雷を纏い、稲妻が走るように、現れ、シュバルツは蓮達へと追いついた。
「お、お前らとんでもない速さだな」
「よく追いつけたね。それも魔法?」
グリーデンからレグナムへと続く街道の上空を走りながら、蓮は先ほど起きたある事が気になり、遠回しにシュバルツへと尋ねた。
「雷の恩恵か?」
シュバルツはグランから蓮達が異界人であるため無知であると聞いていたこと思い出し、説明をした。
雷の恩恵。
肉弾戦向きの雷魔法。
本来の用途は2つ。
雷を纏い戦う事で相手を感電させることと、雷耐性を向上させること。
敏捷が増す効果があるため、支援魔法だけでは追い付けないと思い、支援魔法に重ね掛けしたそうだ。
その話を聞いて、蓮は電気信号が加速化するのだろうかなどと生物学的な思考を巡らせた。
「水魔法や風魔法でも同じような魔法はあるの?」
「ああ。各属性ごとにあるぞ」
それぞれ各属性の耐性を向上させることに加えて、それぞれに異なるよ用途がある。
水の恩恵を使えば魚人族じゃなくても水の中を自由に移動できる。
火の恩恵を使えば火山地帯でも暑さを感じにくくなる。
風の恩恵を使えば妖精族のように宙を舞うことができる。
「どれも初歩の魔法だが、極めればなかなか使える良い魔法だ」
シュバルツの話しを聞いて、魔物の使用する魔法と人間が使用する魔法には違いがある事を蓮は感じだ。
「シュバルツさんの特異な攻撃魔法は何ですか?」
その問いにシュバルツは自慢げな表情を浮かべ『俺は雷の槍と闇の剣の威力と連射速度で四魔帝になった男だぜ』と答えた。
やはり攻撃する魔法にも名前が付けられているようだ。
「サンダーランスっていう魔法は習得が難しいんですか?」
蓮は自身の雷属性への適性がLv3である事を補足して聞くと、シュバルツは『3なら数日練習すれば形にはなるんじゃねぇか』と答えた。
ゲームのように技によって威力が決まるものではなく、使用者のステータスや熟練度によって威力や効果が異なることは経験上理解していた。
そして、習得速度にも差がある事は理解していた。
空手家が拳を突き出す動きに正拳突きという名称を付けるのと同じように、雷の槍を作り出して敵を攻撃する魔法にサンダーランスと名を付けていることが分かった。
ゴブリンロードに放った雷も、リルからすれば強めに放った雷魔法だが、人間からするとサンダーボルトという名前が付けられた魔法なのかもしれない。
ユグドラシルも支援魔法を使用する際に、効果性を説明するために魔力系統向上や身体能力向上と呼ばれる魔法であると説明をしてくれたことはあったが、その魔法名を言葉にしながら使用したことはなかった。
蓮は勇気を出して、先程微かに聞こえたある事に関して尋ねることにした。
「魔法の名前って言いながら使わないとダメなの?」
「あん?本当に知らねぇんだな。当たり前だろ」
愕然とした表情を浮かべる蓮をよそに、シュバルツは『無詠唱なんてやるのは魔物くらいだぞ』と言葉を続けた。
ユグドラシルやリル、ドラコのように人語を操る知力の高い一部の魔物を除き、基本的には魔物は人語を話せない。
そのため、魔法名を口にする事ができない。
言語は女神が人間に与えた大切なものだという思想があり、魔法名を口にすることは女神の力を借りて、魔法の効果や威力を高める作用があると考えられているそうだ。
さらに、人間よりも強い力を持つ事が多い魔物という存在に対抗するための術だとも考えられているため、魔法名は必ずと言って良いほど口にされるそうだ。
「略式詠唱だけでも威力は下がるんだ。無詠唱なんて誰もやらねぇよ。まぁ例外はいるがな」
そう言いながらシュバルツはリルを見た。
圧倒的なステータスの前には、魔法の名を口にするかどうかは意味をなさないようだ。
詠唱には無詠唱、略式詠唱、正式詠唱の3種類がある。
無詠唱は言葉にはせず、魔素を想像で変換させて魔法として発動する。
略式は魔法名だけを口にし、正式はその魔法を連想させるために決められた言葉があるそうだ。
「そ、そっかぁ」
白狼の一団が『パワースラッシュ』と技名を叫んでいることを聞いていたため、ひょっとしたらと思っていたが、攻撃魔法にも名称があり、当然のように魔法名を口にして発動するようだ。
「ふん。無駄なことを」
シュバルツの話しをリルが両断した。
リルによれば、想像をより固める作業が出来れば、無詠唱でも正式詠唱でも威力は変わらない。
正式詠唱は何事も型に当てはめることが好きな人間特有のものであり、さらに言えば、未熟な証だという。
リルに言われてしまえばシュバルツも言い返すことはできない。
「ちなみに正式詠唱ってどんな風に言うんですか?」
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言えない。
蓮も闇魔法は得意な方だ。
しかし、『闇の剣!』と叫ぶことは恥ずかしくて言えない。
さらに『漆黒の刃よ!我が敵を切り裂け!闇の剣!』なんて恥ずかしくて死んでしまう。
「他にもあるぞ」
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