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異世界生活:グリーデン編
フラグ立てないでください
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調合師の3人の到着を待つ間に、蓮はグランと2人で解体場へ移動。
街に来るまでに狩った魔物と、ゴブリンジェネラル2体とゴブリンキング。
そしてゴブリンロードの半身をアイテムボックスから取り出す。
毎度のことながら、蓮が来ると魔物が山積みにされてゆく。
「お、おい。殺奪だけじゃなくてゴブリンロードまで居やがるのか」
見慣れた光景の中に見慣れぬ魔物が混じっており、ハンディルが戸惑う。
ゴブリンロードはゴブリンの最上位種。
リルだからこそ相手にならなかったが、Sランク冒険者が数名で挑み勝てるかどうかという強力な魔物だ。
「お待たせしました」
何やら小型の水晶玉を手に持っている。
グランはアニィから水晶玉を受け取り、魔素を流し込んだ。
「ふむ。ユニーク欄にスキル強奪とあるな」
どうやら以前にマンティコアを鑑定したという魔法具のようだ。
これでこの個体がゴブリンキングの中で『殺奪』を冠する 特別指定討伐対象であると特定できたようだ。
そのままグランはゴブリンロードにも水晶玉をかざした。
「ゴブリンロード……。ユニークスキルが傀儡の瞳!?」
「傀儡って!あの傀儡か!?」
何やらグランとハンディルが驚きの声を上げた。
蓮はよく分からずアニィを見るが、アニィも驚いた表情をしている。
「ひょっとして……。また 特別指定討伐対象ですか?」
グランたちは揃えて首を縦に振った。
そんなに頻度高く遭遇するものなのかを尋ねると、今度は揃えて首を横に振った。
「こんな短期間に 特別指定討伐対象を3体も……」
聞けば通常は遭遇しない。
目撃されても数年や数十年に一度程度だそうだ。
このままではまずい。
1体分だけでも自身の功績を減らそうと、ゴブリンロードはリルが倒したことを説明。
しかし、短期間で 特別指定討伐対象を 2体も倒している時点で前代未聞だと言葉が返った来た。
「だ、黙っておきません?」
蓮は一応確認したが、グランに無言で見つめられてしまった。
やはりできないようだ。
「安心しろ。闇病のマンティコアを持ち込んだ時点で手遅れだ」
安心しろの意味は全く分からなかったが、手遅れなことは理解した。
シュバルツが来ている時点で理解していたのだが、受け入れを心が拒否しただけだった。
当然、この2体の 特別指定討伐対象の事も、この後報告書をまとめる。
そして、明日には、王都にある冒険者ギルド本部に報告がいく。
「この先どれほどの偉業を残すのだろうな」
「やめてください」
グランはこの先にまだ何かが起こることを示唆するが、蓮はフラグになる気しかしないため制止した。
これ以上は目立ちたくない。
良からぬ輩を引き寄せる気がして仕方がない。
桜と向日葵には幸せに生きてほしい。
面倒ごとは御免だ。
「しかし、傀儡って……。あの傀儡のゴブリンロードだよな?」
ハンディルの言葉にグランは『それ以外に考えられまい』と言葉にした。
傀儡のゴブリンロード。
その目に映したものを意のままに操ることができると言われいてる特殊な個体。
噂程度でしかない理由は、目撃者は皆一様に操られてしまうからだ。
20年前。
ユーラ大陸の北東にあるリオーネス大陸にある街で、ゴブリンが大量発生した。
領主が、奴隷や犯罪者、冤罪で捉えた男女を領土の端にある森へと輸送。
男はゴブリンの餌。
女は繁殖用に使われていた。
領主の異変に気が付いた冒険者ギルドが調査を進め、領主がゴブリンロードに操られていることが分かった。
Sランク冒険者や上位魔法師と共に討伐に当たったそうだが、討伐は失敗。
その事件以降、そのゴブリンロードは見た者を意のままに操ることから『傀儡のゴブリンロード』と呼ばれるようになったそうだ。
「確か状態異常を防ぐ魔法具を装備したS冒険者と上位魔法師が討伐に向かったが、強力な魔法で手も足も出なかったという話です」
聞けばレグナムの誇る最上位魔法師の四魔帝と同等の力を持つ魔法師だったそうだ。
しかし、全く歯が立たず。
傀儡のゴブリンロードは倒れる魔法師たちを嘲笑い、姿を消したと言われているそうだ。
「こいつがグリーデンに来る前に倒せてよかったです」
ゴブリンたち雪崩れ込めば、グリーデンは地獄絵図と化していただろう。
グラン達は、過去の惨劇と同じことがグリーデンで起きた場合を想像し、唾を飲んだ。
暫く話した後、解体を任せて、蓮は応接室に戻った。
応接室に入ると、調合師の3人も居た。
「おかえりなさい。必要なものはありましたか?」
蓮がそう尋ねると調合師の3人は、これほどストレスなく買い物ができた事は初めてだと喜んだ。
フィーネたちは数多くの書籍や、研究に使えそうな道具を買ってきたようだ。
通常は全て自己負担。
経費で買えるなどまずありえない。
「仕事で使うものなら当然です」
元の世界でも、書類棚やペンや修正テープなど、仕事道具を買う時は自費負担だったことを思い出した。
そんなブラック思考を撲滅するためにも、金払いは良くしていきたい。
そして長く働いてほしい。
蓮はミミィに両替を頼み、精算。
レシートもないため、必要だった金額を口頭で聞いて、その額をそのまま渡した。
「僕が運びますよ」
大荷物で移動は大変だと全てアイテムボックスへ収納。
シュバルツはまだ目を覚ましていない。
今目を覚まされても面倒なため、蓮たちは早々に冒険者ギルドを出て、小熊のしっぽへ移動。
フェンたちと食事をすることにした。
街に来るまでに狩った魔物と、ゴブリンジェネラル2体とゴブリンキング。
そしてゴブリンロードの半身をアイテムボックスから取り出す。
毎度のことながら、蓮が来ると魔物が山積みにされてゆく。
「お、おい。殺奪だけじゃなくてゴブリンロードまで居やがるのか」
見慣れた光景の中に見慣れぬ魔物が混じっており、ハンディルが戸惑う。
ゴブリンロードはゴブリンの最上位種。
リルだからこそ相手にならなかったが、Sランク冒険者が数名で挑み勝てるかどうかという強力な魔物だ。
「お待たせしました」
何やら小型の水晶玉を手に持っている。
グランはアニィから水晶玉を受け取り、魔素を流し込んだ。
「ふむ。ユニーク欄にスキル強奪とあるな」
どうやら以前にマンティコアを鑑定したという魔法具のようだ。
これでこの個体がゴブリンキングの中で『殺奪』を冠する 特別指定討伐対象であると特定できたようだ。
そのままグランはゴブリンロードにも水晶玉をかざした。
「ゴブリンロード……。ユニークスキルが傀儡の瞳!?」
「傀儡って!あの傀儡か!?」
何やらグランとハンディルが驚きの声を上げた。
蓮はよく分からずアニィを見るが、アニィも驚いた表情をしている。
「ひょっとして……。また 特別指定討伐対象ですか?」
グランたちは揃えて首を縦に振った。
そんなに頻度高く遭遇するものなのかを尋ねると、今度は揃えて首を横に振った。
「こんな短期間に 特別指定討伐対象を3体も……」
聞けば通常は遭遇しない。
目撃されても数年や数十年に一度程度だそうだ。
このままではまずい。
1体分だけでも自身の功績を減らそうと、ゴブリンロードはリルが倒したことを説明。
しかし、短期間で 特別指定討伐対象を 2体も倒している時点で前代未聞だと言葉が返った来た。
「だ、黙っておきません?」
蓮は一応確認したが、グランに無言で見つめられてしまった。
やはりできないようだ。
「安心しろ。闇病のマンティコアを持ち込んだ時点で手遅れだ」
安心しろの意味は全く分からなかったが、手遅れなことは理解した。
シュバルツが来ている時点で理解していたのだが、受け入れを心が拒否しただけだった。
当然、この2体の 特別指定討伐対象の事も、この後報告書をまとめる。
そして、明日には、王都にある冒険者ギルド本部に報告がいく。
「この先どれほどの偉業を残すのだろうな」
「やめてください」
グランはこの先にまだ何かが起こることを示唆するが、蓮はフラグになる気しかしないため制止した。
これ以上は目立ちたくない。
良からぬ輩を引き寄せる気がして仕方がない。
桜と向日葵には幸せに生きてほしい。
面倒ごとは御免だ。
「しかし、傀儡って……。あの傀儡のゴブリンロードだよな?」
ハンディルの言葉にグランは『それ以外に考えられまい』と言葉にした。
傀儡のゴブリンロード。
その目に映したものを意のままに操ることができると言われいてる特殊な個体。
噂程度でしかない理由は、目撃者は皆一様に操られてしまうからだ。
20年前。
ユーラ大陸の北東にあるリオーネス大陸にある街で、ゴブリンが大量発生した。
領主が、奴隷や犯罪者、冤罪で捉えた男女を領土の端にある森へと輸送。
男はゴブリンの餌。
女は繁殖用に使われていた。
領主の異変に気が付いた冒険者ギルドが調査を進め、領主がゴブリンロードに操られていることが分かった。
Sランク冒険者や上位魔法師と共に討伐に当たったそうだが、討伐は失敗。
その事件以降、そのゴブリンロードは見た者を意のままに操ることから『傀儡のゴブリンロード』と呼ばれるようになったそうだ。
「確か状態異常を防ぐ魔法具を装備したS冒険者と上位魔法師が討伐に向かったが、強力な魔法で手も足も出なかったという話です」
聞けばレグナムの誇る最上位魔法師の四魔帝と同等の力を持つ魔法師だったそうだ。
しかし、全く歯が立たず。
傀儡のゴブリンロードは倒れる魔法師たちを嘲笑い、姿を消したと言われているそうだ。
「こいつがグリーデンに来る前に倒せてよかったです」
ゴブリンたち雪崩れ込めば、グリーデンは地獄絵図と化していただろう。
グラン達は、過去の惨劇と同じことがグリーデンで起きた場合を想像し、唾を飲んだ。
暫く話した後、解体を任せて、蓮は応接室に戻った。
応接室に入ると、調合師の3人も居た。
「おかえりなさい。必要なものはありましたか?」
蓮がそう尋ねると調合師の3人は、これほどストレスなく買い物ができた事は初めてだと喜んだ。
フィーネたちは数多くの書籍や、研究に使えそうな道具を買ってきたようだ。
通常は全て自己負担。
経費で買えるなどまずありえない。
「仕事で使うものなら当然です」
元の世界でも、書類棚やペンや修正テープなど、仕事道具を買う時は自費負担だったことを思い出した。
そんなブラック思考を撲滅するためにも、金払いは良くしていきたい。
そして長く働いてほしい。
蓮はミミィに両替を頼み、精算。
レシートもないため、必要だった金額を口頭で聞いて、その額をそのまま渡した。
「僕が運びますよ」
大荷物で移動は大変だと全てアイテムボックスへ収納。
シュバルツはまだ目を覚ましていない。
今目を覚まされても面倒なため、蓮たちは早々に冒険者ギルドを出て、小熊のしっぽへ移動。
フェンたちと食事をすることにした。
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