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異世界生活:グリーデン編
交流
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話し合いを終えて小熊のしっぽに行き、料理が来るの待っていると、門前に居た耳も尾も白い毛で覆われている男性と再会。
獣人が営む飲食店に人族の蓮が居たため、突っかかってきたが、食事を一緒にどうかと声をかけると戸惑われてしまった。
この街での交流を広めておきたい。
少し勇気を出してフェン達を食事に誘ったが、返事はない。
ただ、きょとんとした表情で見つめられてしまった。
「あ……。無理にとは言わないですが……」
「悪い。そうじゃねぇよ」
誘いを取り消そうとしたが、そういう訳ではなかったようだ。
「僕たち獣人は耳や尻尾の毛が食事に混じると言って、一緒に食事をしたがらない人族が多いんだよ」
フェンの横に居た男性が優しい言葉で説明をする。
「そうそう!人族に誘われたのなんて初めてでびっくりしちゃった!」
同じく傍に居た小柄な女性も驚きを口にした。
気分を害したのでなければ良かったと安心した。
「全然気にしないですよ」
ここ以外の店に入ったことが無いが、高級店には獣人の飲食スペースと、人族の飲食スペースが分けられている店もあるそうだ。
「獣人お断りって書いてやがる店もある」
怒り交じりにフェンが言う。
「僕は蓮と言います。良ければ冒険の話しを聞かせてくれませんか?」
「あ、ああ。俺はフェン。こっちが妹メイ。仲間のローだ」
狼人族の中でも珍しい白い毛で覆われた白狼族と言われる種族で、魔法は得意ではないが身体能力が高い種族らしい。
パーティ名は白狼の爪牙。
Bランク冒険者で、あと数回クエストをクリアするとAランクに昇格するそうだ。
「ん?おお。お前らか。今日も死ななかったんだな」
「なんだよ客に対してその言い方は。まったく……。奥の席使って良いか?」
フェン達が蓮と一緒に食事をするというとベアードが驚きを隠せず『あ、ああ』と返事をした。
フェンの人族嫌いは有名なのだろう。
「適当に運んできてやるから先に摘まんで待ってな」
ベアードはそう言うと、蓮が頼んでいた料理を外のテラス席に置き、厨房へと戻っていった。
メイがベアードの背中に『私はいつものお願いね!』というとベアードは背を向けたまま手を軽く上げて返事をした。
フェン達は常連なのだろう。
「お、おい。あのよ。一緒に居たのって本当にフェンリルなのか?」
席に付くとすぐにフェンが口を開いた。
「そうですよ。僕の妹の従魔なんです。びっくりですよねぇ」
敵意がない事を示すためと、話しやすい雰囲気にするために蓮は明るく笑いながら答えた。
その言葉にメイとローは顔を見合わせた。
「フェンリルなの!?どこにいるの!?」
メイは興奮気味に立ち上がり蓮を見た。
ローがそれを制止。
白狼族はフェンリルの末裔とも言われており、フェンリルに信仰にも似た強い思いがあるそうだ。
「あ、じゃあ食後に冒険者ギルドへ一緒に行きませんか?」
蓮は3度目の鐘が鳴る頃に冒険者ギルドで待ち合わせてしていることを説明。
メイは目を輝かせながら喜んでいる。
ローが礼儀正しく大丈夫なのかを聞いてくるが、いたって問題ない。
蓮からすると、ただの食いしん坊で向日葵に甘い狼なため、幻滅されないかが心配なだけだ。
「フェンさん。門の前では驚かせてすみませんでした」
ドラコとユグドラシルが荒ぶってしまい、威圧したことを謝罪。
メイとローは、ポーションなど冒険に必要なものをそれぞれ調達しに行っており、門前への増援には居なかった。
そのため、幸いにもドラコとユグドラシルの威圧を体感していない。
その時の心境をフェンは生きた心地がしなかったと語った。
「あ、あの女たちもただもんじゃねぇよな?精霊だって噂流れてるぞ」
噂というか事実というか。
蓮は隠すことを止め、人型に化けた竜族と精霊ユグドラシルだと説明。
蓮の言葉を聞いて、3人の時が止まる。
「レ、レン君はいったい何者なんだい?」
冷静に聞くのはロー。
あまり詳細を言いすぎるのは良くないが、隠すと相手も身構える。
この後に色々と教わるために、そして、異世界での交流を広めるために蓮はあえて正直に答えた。
「僕と妹2人は異界人というらしいです」
蓮は伝わりが良いように、この世界で学んだ言葉を使用した。
その言葉を聞いて三者三様の反応を示した。
そして蓮は言葉を続けた。
この世界に来て間もないこと。
運良くユグドラシルやリル、ドラコと仲良くなり行動を共に似ていること。
これからユグドラシルのと育てた果実を、商品化しようとしていることを話した。
「僕からも質問なんですが……」
この界隈にはどの程度の強さの魔物がいるのか。
今までの一番の大物はどんな魔物だったのか。
どんな危険な目に遭って来たのか。
パーティで魔物と戦う時はどう連携を取るのか。
蓮は興味が絶えず色々な質問をした。
人族に冒険譚を語る機会がなかったことと、興味を持って聞かれた事でフェンたちも嬉しくなり、様々なことを話してくれた。
わかったことは、ユグドラシルの森にいる魔物は規格外の強さだったこと。
山脈やり南側には、強くてもBランク程度。
フレイムボア未満程度の魔物しかいないこと。
魔法が得意ではない獣人にとって、傷を癒しながら体力も回復できるリンゴとミカンのポーションがあれば、助かる場面が多くあること。
そして浮いたお金があれば装備を整えてより上を目指せることがわかった。
話の途中に運ばれて来た料理が無くなりかけた頃。
フェンが思い出した事を口にした。
「そういや、最近はゴブリンの目撃情報が増えてるらしい。妹さんたち気をつけてやれよ」
ゴブリン。
様々なゲームや漫画に出て来たタチの悪い魔物の名前が出て来た。
ゴブリンは派生する種類が多い。
ホブゴブリン、ゴブリンレンジャー、ゴブリンジェネラルやゴブリンキング、ゴブリンロードなど、強さや得意武器、性質などによって名称が変わる。
成長するごとに強さは段違いにら強くなり、ゴブリンジェネラルにもなると、Bランクパーティで勝てるかどうかいうレベルだそうだ。
成長すれば知力もますが、どの種類も冷酷非道な性格には変わりない。
女は犯して繁殖に使う。
男は遊びながら殺す。
胸糞の悪い話しだが、食物連鎖だけの魔物以外がいると知っておいてよかった。
森で戦ったのは動物に近い感覚だったが、人間に近い魔物と戦うこともあると言うことだ。
こういう情報も安全のために桜たちと共有しておかなければならない。
もう少しでも3度目の鐘がなる。
蓮たちは残りの料理を平らげ、冒険者ギルドへ向かうことにした。
獣人が営む飲食店に人族の蓮が居たため、突っかかってきたが、食事を一緒にどうかと声をかけると戸惑われてしまった。
この街での交流を広めておきたい。
少し勇気を出してフェン達を食事に誘ったが、返事はない。
ただ、きょとんとした表情で見つめられてしまった。
「あ……。無理にとは言わないですが……」
「悪い。そうじゃねぇよ」
誘いを取り消そうとしたが、そういう訳ではなかったようだ。
「僕たち獣人は耳や尻尾の毛が食事に混じると言って、一緒に食事をしたがらない人族が多いんだよ」
フェンの横に居た男性が優しい言葉で説明をする。
「そうそう!人族に誘われたのなんて初めてでびっくりしちゃった!」
同じく傍に居た小柄な女性も驚きを口にした。
気分を害したのでなければ良かったと安心した。
「全然気にしないですよ」
ここ以外の店に入ったことが無いが、高級店には獣人の飲食スペースと、人族の飲食スペースが分けられている店もあるそうだ。
「獣人お断りって書いてやがる店もある」
怒り交じりにフェンが言う。
「僕は蓮と言います。良ければ冒険の話しを聞かせてくれませんか?」
「あ、ああ。俺はフェン。こっちが妹メイ。仲間のローだ」
狼人族の中でも珍しい白い毛で覆われた白狼族と言われる種族で、魔法は得意ではないが身体能力が高い種族らしい。
パーティ名は白狼の爪牙。
Bランク冒険者で、あと数回クエストをクリアするとAランクに昇格するそうだ。
「ん?おお。お前らか。今日も死ななかったんだな」
「なんだよ客に対してその言い方は。まったく……。奥の席使って良いか?」
フェン達が蓮と一緒に食事をするというとベアードが驚きを隠せず『あ、ああ』と返事をした。
フェンの人族嫌いは有名なのだろう。
「適当に運んできてやるから先に摘まんで待ってな」
ベアードはそう言うと、蓮が頼んでいた料理を外のテラス席に置き、厨房へと戻っていった。
メイがベアードの背中に『私はいつものお願いね!』というとベアードは背を向けたまま手を軽く上げて返事をした。
フェン達は常連なのだろう。
「お、おい。あのよ。一緒に居たのって本当にフェンリルなのか?」
席に付くとすぐにフェンが口を開いた。
「そうですよ。僕の妹の従魔なんです。びっくりですよねぇ」
敵意がない事を示すためと、話しやすい雰囲気にするために蓮は明るく笑いながら答えた。
その言葉にメイとローは顔を見合わせた。
「フェンリルなの!?どこにいるの!?」
メイは興奮気味に立ち上がり蓮を見た。
ローがそれを制止。
白狼族はフェンリルの末裔とも言われており、フェンリルに信仰にも似た強い思いがあるそうだ。
「あ、じゃあ食後に冒険者ギルドへ一緒に行きませんか?」
蓮は3度目の鐘が鳴る頃に冒険者ギルドで待ち合わせてしていることを説明。
メイは目を輝かせながら喜んでいる。
ローが礼儀正しく大丈夫なのかを聞いてくるが、いたって問題ない。
蓮からすると、ただの食いしん坊で向日葵に甘い狼なため、幻滅されないかが心配なだけだ。
「フェンさん。門の前では驚かせてすみませんでした」
ドラコとユグドラシルが荒ぶってしまい、威圧したことを謝罪。
メイとローは、ポーションなど冒険に必要なものをそれぞれ調達しに行っており、門前への増援には居なかった。
そのため、幸いにもドラコとユグドラシルの威圧を体感していない。
その時の心境をフェンは生きた心地がしなかったと語った。
「あ、あの女たちもただもんじゃねぇよな?精霊だって噂流れてるぞ」
噂というか事実というか。
蓮は隠すことを止め、人型に化けた竜族と精霊ユグドラシルだと説明。
蓮の言葉を聞いて、3人の時が止まる。
「レ、レン君はいったい何者なんだい?」
冷静に聞くのはロー。
あまり詳細を言いすぎるのは良くないが、隠すと相手も身構える。
この後に色々と教わるために、そして、異世界での交流を広めるために蓮はあえて正直に答えた。
「僕と妹2人は異界人というらしいです」
蓮は伝わりが良いように、この世界で学んだ言葉を使用した。
その言葉を聞いて三者三様の反応を示した。
そして蓮は言葉を続けた。
この世界に来て間もないこと。
運良くユグドラシルやリル、ドラコと仲良くなり行動を共に似ていること。
これからユグドラシルのと育てた果実を、商品化しようとしていることを話した。
「僕からも質問なんですが……」
この界隈にはどの程度の強さの魔物がいるのか。
今までの一番の大物はどんな魔物だったのか。
どんな危険な目に遭って来たのか。
パーティで魔物と戦う時はどう連携を取るのか。
蓮は興味が絶えず色々な質問をした。
人族に冒険譚を語る機会がなかったことと、興味を持って聞かれた事でフェンたちも嬉しくなり、様々なことを話してくれた。
わかったことは、ユグドラシルの森にいる魔物は規格外の強さだったこと。
山脈やり南側には、強くてもBランク程度。
フレイムボア未満程度の魔物しかいないこと。
魔法が得意ではない獣人にとって、傷を癒しながら体力も回復できるリンゴとミカンのポーションがあれば、助かる場面が多くあること。
そして浮いたお金があれば装備を整えてより上を目指せることがわかった。
話の途中に運ばれて来た料理が無くなりかけた頃。
フェンが思い出した事を口にした。
「そういや、最近はゴブリンの目撃情報が増えてるらしい。妹さんたち気をつけてやれよ」
ゴブリン。
様々なゲームや漫画に出て来たタチの悪い魔物の名前が出て来た。
ゴブリンは派生する種類が多い。
ホブゴブリン、ゴブリンレンジャー、ゴブリンジェネラルやゴブリンキング、ゴブリンロードなど、強さや得意武器、性質などによって名称が変わる。
成長するごとに強さは段違いにら強くなり、ゴブリンジェネラルにもなると、Bランクパーティで勝てるかどうかいうレベルだそうだ。
成長すれば知力もますが、どの種類も冷酷非道な性格には変わりない。
女は犯して繁殖に使う。
男は遊びながら殺す。
胸糞の悪い話しだが、食物連鎖だけの魔物以外がいると知っておいてよかった。
森で戦ったのは動物に近い感覚だったが、人間に近い魔物と戦うこともあると言うことだ。
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