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異世界生活
五大禁忌~ペンタゴン~
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大物を釣り上げ、ご満悦の向日葵。
ユグドラシルに抱き上げられ褒められ大喜び。
その時向日葵があることに気がつき口にする。
「ユグちゃんおっぱいおおきいね!」
「え?そ、そんなことないですよ///」
子供特有の無邪気な言葉に驚き、恥ずかしがりながら、ユグドラシルは返答した、
どことは言わないが、向日葵はユグドラシルの豊満な何かに釘付けのようだ。
「おおきいよぉ!ねぇねよりおおきいもん!」
ピキィィン。
言葉にした直後、空気が凍りつき、向日葵に戦慄が走る。
振り返るとそこには桜が居た。
佇まいからわかる。
これは怒られる。
「ひまちゃん?何か言った?」
「う、ううん。な、なにもない。ねぇねだいすき」
向日葵の言葉でも、桜の表情は和まない。
御剣家に5つ存在する禁忌。
通称、 五大禁忌。
家族を悲しませないこと。
その次に明かされる禁忌。
それは『桜に胸のことを言わない』ということ。
桜の胸は決して小さくはない。
サイズにしてBはある。
Cがあるかは不明。
たぶんDはないだろう.
しかし、全くもって小さくはない。
容姿端麗、頭脳明晰の桜。
性格も良いため中学の時も、高校でも、学校で1番モテる。
みんな一度は恋をするとまで言われたほどだ。
それを妬んだ一部の女子が、桜に唯一勝れたものが胸の大きさだった。
決して小さくはないのだが、事あるごとに私の方が大きいと比較され続けてきたことで、胸の大きさに関しては過敏に反応してしまうのだ。
最も気まずいのはユグドラシル。
戦わずして、挑まずして、相対せずして勝者となってしまった。
「サ、サクラ様?」
どうして良いか分からずとりあえず話しかけてみるものの、桜の表情があまりにも怖くて何も言い出せない。
未だかつてユグドラシルをここまで追い詰めた者も状況もないだろう。
憤怒の波動Lv1 ……Lv3……Lv5。
桜は知らぬ間に新たにスキルを取得。
そのスキルは思いのまま成長していく。
ザザザザッ!
草木が怯え、湖がさざめく。
あまりの威圧に耐えかねて、ピチピチと跳ねて活きの良かったキングトラウトは絶命している。
ユグドラシルは向日葵と抱き合い震え、様々な手を考えたがどれも悪手。
諦めかけたその時。
救世主が現れた。
「おーい!ただいまぁ!」
蓮とリルが戻ったのだ。
蓮は森から抜け手を振りながら走った。
そして、あっという間に桜達に近づき、そのまま抱きしめた。
「ちょ!ちょっと!蓮兄!?」
「に゙ぃ゙に゙ぃ゙ぃ゙!」
再会を喜びながらも抱きしめられたことを恥ずかしがる桜。
緊張の糸が切れた向日葵は大号泣。
蓮はそんな事ととは梅雨知らず。
「そんな泣くほど嬉しいのかぁ」
泣くほど喜んでいるのだと、満更でもない表情を浮かべている。
側に居て怯えていたユグドラシルもそっと蓮の服の端を掴んだ。
「よかった……。本当に……。どうなることかと……」
これは一体どういう状況なのだろうか。
泣いている向日葵。
怯えたように側に寄り安堵するユグドラシル。
怒られてた?
何かあった?
「は、恥ずかしいよ!」
何かあったのかと尋ねようとしたが、桜の大きな声で遮られた。
蓮に抱きしめられ桜の雰囲気は一変。
耳まで赤くして恥ずかしがっている。
「おっと。ごめんごめん」
満更でもなさそうにも見えるが、流石にもう高校2年生。
再開を喜び思わず抱きしめたことを反省。
蓮は桜を解放し、泣いている向日葵だけを抱えた。
「大丈夫だよ。ただいま」
蓮は場の雰囲気を変えるために食事を促した。
気がつけばもうすぐ夕方。
早めに食事にして、早めにお風呂に入って、早めに寝たい。
昨日は浄化で済ませたが、今日は是非とも風呂に入りたい。
「あ、そうね。ゆっくり入りたいな」
蓮の提案に、風呂好きな桜が賛同する。
早速料理開始。
「何か獲れた?」
桜は蓮に、狩りが上手くいかずに獲物が持ち帰れていなくてもプレッシャーにならない様に配慮しながら尋ねた。
「ふふん。まぁ見たまえ」
蓮は持ち帰った獲物を一気に取り出した。
フレイムベア、メタルパイソン、ライトニングタイガー、デーモンボア。
帰りに平原で遭遇し倒したジャイアントホース。
森の上を飛んでいたところを撃墜したウマドリ。
群生地を見つけて大量に採取したウマミダケというキノコ。
どれも大物ばかり。
蓮自慢げな表情をして見せた。
「び゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ん゙」
「そんなの並べたら怖いに決まってるじゃないの!」
獲物の大きさと怖さと、見た目の悪さに向日葵が大号泣。
配慮のなさに桜は激怒。
すぐさま自身のアイテムボックスにしまった。
昨日、リルがウマドリで同じことをして怒られたばかりだ。
なんだったら、その時に一緒に蓮は怒っていた。
自身も同じことをしてどうするのだ。
しこたまお叱りを受けて、向日葵にただただ平謝り。
狩りの成果に年甲斐もなく浮かれてしまったのだ。
負と視線を向けた先で同類を見つけたように、少しほくそ笑むリルの表情は絶対に忘れない。
いつか一撃食らわせてやる。
蓮はひそかな決意をした。
ユグドラシルに抱き上げられ褒められ大喜び。
その時向日葵があることに気がつき口にする。
「ユグちゃんおっぱいおおきいね!」
「え?そ、そんなことないですよ///」
子供特有の無邪気な言葉に驚き、恥ずかしがりながら、ユグドラシルは返答した、
どことは言わないが、向日葵はユグドラシルの豊満な何かに釘付けのようだ。
「おおきいよぉ!ねぇねよりおおきいもん!」
ピキィィン。
言葉にした直後、空気が凍りつき、向日葵に戦慄が走る。
振り返るとそこには桜が居た。
佇まいからわかる。
これは怒られる。
「ひまちゃん?何か言った?」
「う、ううん。な、なにもない。ねぇねだいすき」
向日葵の言葉でも、桜の表情は和まない。
御剣家に5つ存在する禁忌。
通称、 五大禁忌。
家族を悲しませないこと。
その次に明かされる禁忌。
それは『桜に胸のことを言わない』ということ。
桜の胸は決して小さくはない。
サイズにしてBはある。
Cがあるかは不明。
たぶんDはないだろう.
しかし、全くもって小さくはない。
容姿端麗、頭脳明晰の桜。
性格も良いため中学の時も、高校でも、学校で1番モテる。
みんな一度は恋をするとまで言われたほどだ。
それを妬んだ一部の女子が、桜に唯一勝れたものが胸の大きさだった。
決して小さくはないのだが、事あるごとに私の方が大きいと比較され続けてきたことで、胸の大きさに関しては過敏に反応してしまうのだ。
最も気まずいのはユグドラシル。
戦わずして、挑まずして、相対せずして勝者となってしまった。
「サ、サクラ様?」
どうして良いか分からずとりあえず話しかけてみるものの、桜の表情があまりにも怖くて何も言い出せない。
未だかつてユグドラシルをここまで追い詰めた者も状況もないだろう。
憤怒の波動Lv1 ……Lv3……Lv5。
桜は知らぬ間に新たにスキルを取得。
そのスキルは思いのまま成長していく。
ザザザザッ!
草木が怯え、湖がさざめく。
あまりの威圧に耐えかねて、ピチピチと跳ねて活きの良かったキングトラウトは絶命している。
ユグドラシルは向日葵と抱き合い震え、様々な手を考えたがどれも悪手。
諦めかけたその時。
救世主が現れた。
「おーい!ただいまぁ!」
蓮とリルが戻ったのだ。
蓮は森から抜け手を振りながら走った。
そして、あっという間に桜達に近づき、そのまま抱きしめた。
「ちょ!ちょっと!蓮兄!?」
「に゙ぃ゙に゙ぃ゙ぃ゙!」
再会を喜びながらも抱きしめられたことを恥ずかしがる桜。
緊張の糸が切れた向日葵は大号泣。
蓮はそんな事ととは梅雨知らず。
「そんな泣くほど嬉しいのかぁ」
泣くほど喜んでいるのだと、満更でもない表情を浮かべている。
側に居て怯えていたユグドラシルもそっと蓮の服の端を掴んだ。
「よかった……。本当に……。どうなることかと……」
これは一体どういう状況なのだろうか。
泣いている向日葵。
怯えたように側に寄り安堵するユグドラシル。
怒られてた?
何かあった?
「は、恥ずかしいよ!」
何かあったのかと尋ねようとしたが、桜の大きな声で遮られた。
蓮に抱きしめられ桜の雰囲気は一変。
耳まで赤くして恥ずかしがっている。
「おっと。ごめんごめん」
満更でもなさそうにも見えるが、流石にもう高校2年生。
再開を喜び思わず抱きしめたことを反省。
蓮は桜を解放し、泣いている向日葵だけを抱えた。
「大丈夫だよ。ただいま」
蓮は場の雰囲気を変えるために食事を促した。
気がつけばもうすぐ夕方。
早めに食事にして、早めにお風呂に入って、早めに寝たい。
昨日は浄化で済ませたが、今日は是非とも風呂に入りたい。
「あ、そうね。ゆっくり入りたいな」
蓮の提案に、風呂好きな桜が賛同する。
早速料理開始。
「何か獲れた?」
桜は蓮に、狩りが上手くいかずに獲物が持ち帰れていなくてもプレッシャーにならない様に配慮しながら尋ねた。
「ふふん。まぁ見たまえ」
蓮は持ち帰った獲物を一気に取り出した。
フレイムベア、メタルパイソン、ライトニングタイガー、デーモンボア。
帰りに平原で遭遇し倒したジャイアントホース。
森の上を飛んでいたところを撃墜したウマドリ。
群生地を見つけて大量に採取したウマミダケというキノコ。
どれも大物ばかり。
蓮自慢げな表情をして見せた。
「び゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ん゙」
「そんなの並べたら怖いに決まってるじゃないの!」
獲物の大きさと怖さと、見た目の悪さに向日葵が大号泣。
配慮のなさに桜は激怒。
すぐさま自身のアイテムボックスにしまった。
昨日、リルがウマドリで同じことをして怒られたばかりだ。
なんだったら、その時に一緒に蓮は怒っていた。
自身も同じことをしてどうするのだ。
しこたまお叱りを受けて、向日葵にただただ平謝り。
狩りの成果に年甲斐もなく浮かれてしまったのだ。
負と視線を向けた先で同類を見つけたように、少しほくそ笑むリルの表情は絶対に忘れない。
いつか一撃食らわせてやる。
蓮はひそかな決意をした。
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