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音楽ランキング Sランク編 相対性理論
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相対性理論 Sランク
死ぬまでに聴かないと損する度 96 Sランク
【解説】
この音楽ランキングで筆者が高く評価しているのは、ここまで男性ボーカルの方が多いので、今回は女性ボーカルでこのバンドは素晴らしい!!と絶賛できるバンドについて。
タイトルにもある通り、そのバンドとは『相対性理論』というバンド。
ネットで検索するとアインシュタインの相対性理論とごっちゃになって出てきてしまうので、バンド名は他にどうにかならなかったのかと思わないでもないのだが(?)、これがもう、一度聴くと耳から離れなくなるぐらい素晴らしいバンドなのである。
相対性理論の音楽的な特徴といえば、まずはなんと言っても一度聴いたら耳を離れなくなる、その卓越したメロディーとポップセンスだろう。
メロディーが秀逸すぎて、聴いた後はずっとそのメロディーが永遠に頭の中をループしているというか、そのメロディー、ポップセンスはサカナクションレベルだと個人的には思っている。
歌詞は意味不明(?)というか、フレデリック等と同じく音楽にした時の『耳の気持ち良さ』で歌詞を形作っている感があり、この音楽に歌詞の意味を求めるのはナンセンスというものだろう。
また『癒し系ボイス』というかとても可愛らしいボーカルでその秀逸なメロディーが歌われるのにも、筆者は『こんな音楽今まで聞いたことない』と、初めて聴いた時本当に衝撃を受けたものだ。(以前ソールドアウトの解説でも語った通り、筆者が衝撃まで受けたほど個性のあるミュージシャンは数少ないし、サカナクションの曲やクリープハイプを初めて聴いた時にも衝撃を覚えた)
筆者が初めて相対性理論と出会ったのは、たしかもう15年近く前になると思うのだが、CDショップで『レコード店員さんが選ぶ素晴らしいバンド大賞』のような企画をやっていて、それで大賞に選ばれていたのを見たのが初めての出会いだった。
当時は今ほどネットも発達していない時代、内容を知るにはCDを買うか借りるかしかなかったため、『大賞を取るなんて一体どんなバンドなんだろう?』と興味を持ちながらも、その時は結局CDを買うまでには至らず、ずっと気になる存在として筆者の中にあり続けていた。
転機となったのは、近所のゲームやCDを取り扱っていたまた別の店で、相対性理論のデビューアルバムとセカンドアルバムを比較的安価で発見した時だった。(安価といっても2枚で2千円ぐらいはしたと記憶しているが)
あれだけ気になっていたバンドをようやく聴けると思い、早速家に帰ってプレーヤーを起動し、CDを入れる筆者。
そして、飛んだ。(?)
いや、長州力の「聴いてみな、飛ぶぞ」ではないのだが、『スマトラ警備隊』『LOVEずっきゅん』など、そのあまりの『音楽的革新性』というか、今まで全く聴いたことのない音楽性にぶっ飛んだのである。
そこからはもう完全に相対性理論の音楽性にハマり、今でも新作が出ないかなと心待ちにしているのだが、アルバム一枚のクオリティーがもうそれぞれがベストアルバムではないかと感じられるぐらい非常に高いため、その超えるべきハードルが高いだけに中々新作が出せないのではないかと思う。
今は気になることがあればすぐにネットで調べれば分かる時代のため、筆者が相対性理論を初めて聴いた時の『驚き』というか、自分が『なにこれ、凄いいいじゃん!!』と素晴らしいものを見つけ出したと思えた時の『感動体験』が、逆に希薄になっているような気さえする。
今の方が便利で良い時代なのかもしれないが、不便だったあの頃、何も分からなかったあの頃、何もかもを知りすぎるより、知らないからこそ良かったことが、世の中にはあるのかもしれないと感じた。
人と人との繋がりもまた、それと似たようなものなのかもしれない。
死ぬまでに聴かないと損する度 96 Sランク
【解説】
この音楽ランキングで筆者が高く評価しているのは、ここまで男性ボーカルの方が多いので、今回は女性ボーカルでこのバンドは素晴らしい!!と絶賛できるバンドについて。
タイトルにもある通り、そのバンドとは『相対性理論』というバンド。
ネットで検索するとアインシュタインの相対性理論とごっちゃになって出てきてしまうので、バンド名は他にどうにかならなかったのかと思わないでもないのだが(?)、これがもう、一度聴くと耳から離れなくなるぐらい素晴らしいバンドなのである。
相対性理論の音楽的な特徴といえば、まずはなんと言っても一度聴いたら耳を離れなくなる、その卓越したメロディーとポップセンスだろう。
メロディーが秀逸すぎて、聴いた後はずっとそのメロディーが永遠に頭の中をループしているというか、そのメロディー、ポップセンスはサカナクションレベルだと個人的には思っている。
歌詞は意味不明(?)というか、フレデリック等と同じく音楽にした時の『耳の気持ち良さ』で歌詞を形作っている感があり、この音楽に歌詞の意味を求めるのはナンセンスというものだろう。
また『癒し系ボイス』というかとても可愛らしいボーカルでその秀逸なメロディーが歌われるのにも、筆者は『こんな音楽今まで聞いたことない』と、初めて聴いた時本当に衝撃を受けたものだ。(以前ソールドアウトの解説でも語った通り、筆者が衝撃まで受けたほど個性のあるミュージシャンは数少ないし、サカナクションの曲やクリープハイプを初めて聴いた時にも衝撃を覚えた)
筆者が初めて相対性理論と出会ったのは、たしかもう15年近く前になると思うのだが、CDショップで『レコード店員さんが選ぶ素晴らしいバンド大賞』のような企画をやっていて、それで大賞に選ばれていたのを見たのが初めての出会いだった。
当時は今ほどネットも発達していない時代、内容を知るにはCDを買うか借りるかしかなかったため、『大賞を取るなんて一体どんなバンドなんだろう?』と興味を持ちながらも、その時は結局CDを買うまでには至らず、ずっと気になる存在として筆者の中にあり続けていた。
転機となったのは、近所のゲームやCDを取り扱っていたまた別の店で、相対性理論のデビューアルバムとセカンドアルバムを比較的安価で発見した時だった。(安価といっても2枚で2千円ぐらいはしたと記憶しているが)
あれだけ気になっていたバンドをようやく聴けると思い、早速家に帰ってプレーヤーを起動し、CDを入れる筆者。
そして、飛んだ。(?)
いや、長州力の「聴いてみな、飛ぶぞ」ではないのだが、『スマトラ警備隊』『LOVEずっきゅん』など、そのあまりの『音楽的革新性』というか、今まで全く聴いたことのない音楽性にぶっ飛んだのである。
そこからはもう完全に相対性理論の音楽性にハマり、今でも新作が出ないかなと心待ちにしているのだが、アルバム一枚のクオリティーがもうそれぞれがベストアルバムではないかと感じられるぐらい非常に高いため、その超えるべきハードルが高いだけに中々新作が出せないのではないかと思う。
今は気になることがあればすぐにネットで調べれば分かる時代のため、筆者が相対性理論を初めて聴いた時の『驚き』というか、自分が『なにこれ、凄いいいじゃん!!』と素晴らしいものを見つけ出したと思えた時の『感動体験』が、逆に希薄になっているような気さえする。
今の方が便利で良い時代なのかもしれないが、不便だったあの頃、何も分からなかったあの頃、何もかもを知りすぎるより、知らないからこそ良かったことが、世の中にはあるのかもしれないと感じた。
人と人との繋がりもまた、それと似たようなものなのかもしれない。
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