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第二章・セブンスガール学校登校編
第四話 応援側の努力と挑戦側の努力(前編)
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家についた三人は終夜の部屋に行きそれぞれ作業分担し洋服を作り始めた。
「まず桃のから作るぞ、カラーはピンクを基準に白を入れたワンピースにしよう。」
「わかったわ。」
「よっしゃ、やるか!」
終夜はワンピースの型紙を引出しから出しピンクの布を型紙よりかなり長めに裁断し白い布を型紙通りに裁断したのを見た縁は疑問に思い彼に質問したのでした。
「藤堂君、なんでピンクの布の方は型紙通りにしないの?」
「ん?あー、それはこれから解るよ。」
終夜はワンピースの裾の辺りになるところを型紙のサイズになるように所々折ってはまち針で止めつつ白い布を当てその上からまち針で再び止めて最初のまち針を外したのでした。その行程をもう一回しミシンで縫いながらまち針を外し、そうしてできた二枚の生地を見て縁と湊は感心したのだった。
「流石終夜、慣れてるだけはあるわ。もう職人じゃねーかよ。」
「藤堂君凄い…もうお店開店できるよ。私達の高校実力主義だから藤堂君の腕なら飛び級で卒業できるのになんで申告しないの?」
縁の質問に終夜は謙遜しつつ今は勉学に励みたいと答えたのでした。
「終夜、それ学校の皆が知ったら嫌味になるぜ。」
湊の言葉に終夜は何故と言う顔で彼を見たのだった。
一方編入試験中の紅達はちょうど折り返しに入り休憩してた。
「葵、僕達受かるかな?」
「わかりませんが、私達は全力で勉強した努力を今回にぶつけるだけです。」
「そうよね…私も怖い。」
「翠…いつも通りにやりましょう。」
雑談していると時間が過ぎ午後の部に入りました、午後は先生が入ってきて学校の簡単な説明と合否の発表で試験は全員合格と言う結果になった。
しかし葵は先生の説明が気になっていました。そう、学力や技術など実力主義の学校で終夜が何故未だにこの高校に通い続けているのか疑問でならなかった。
彼女が考え続けていると銀が話しかけてきたのです。
「葵、大丈夫か?難しい顔しているぜ?」
「銀は不思議に思いませんか?さっきの先生の説明に。」
「先生の説明?」
「さっき、先生はこの高校が実力主義で技術など実力の度合いでは卒業就職の道を探すといっていました。…なのに、終夜はここに通い続けている。」
「葵、それ知りたいなら終夜本人に聞きな。」
銀は葵にそう言うと教科書や参考書の類いを持って帰ろうと言いました。
葵は黙って頷き荷物を持って教室を出て皆と学校の外に出たのでした。
「まず桃のから作るぞ、カラーはピンクを基準に白を入れたワンピースにしよう。」
「わかったわ。」
「よっしゃ、やるか!」
終夜はワンピースの型紙を引出しから出しピンクの布を型紙よりかなり長めに裁断し白い布を型紙通りに裁断したのを見た縁は疑問に思い彼に質問したのでした。
「藤堂君、なんでピンクの布の方は型紙通りにしないの?」
「ん?あー、それはこれから解るよ。」
終夜はワンピースの裾の辺りになるところを型紙のサイズになるように所々折ってはまち針で止めつつ白い布を当てその上からまち針で再び止めて最初のまち針を外したのでした。その行程をもう一回しミシンで縫いながらまち針を外し、そうしてできた二枚の生地を見て縁と湊は感心したのだった。
「流石終夜、慣れてるだけはあるわ。もう職人じゃねーかよ。」
「藤堂君凄い…もうお店開店できるよ。私達の高校実力主義だから藤堂君の腕なら飛び級で卒業できるのになんで申告しないの?」
縁の質問に終夜は謙遜しつつ今は勉学に励みたいと答えたのでした。
「終夜、それ学校の皆が知ったら嫌味になるぜ。」
湊の言葉に終夜は何故と言う顔で彼を見たのだった。
一方編入試験中の紅達はちょうど折り返しに入り休憩してた。
「葵、僕達受かるかな?」
「わかりませんが、私達は全力で勉強した努力を今回にぶつけるだけです。」
「そうよね…私も怖い。」
「翠…いつも通りにやりましょう。」
雑談していると時間が過ぎ午後の部に入りました、午後は先生が入ってきて学校の簡単な説明と合否の発表で試験は全員合格と言う結果になった。
しかし葵は先生の説明が気になっていました。そう、学力や技術など実力主義の学校で終夜が何故未だにこの高校に通い続けているのか疑問でならなかった。
彼女が考え続けていると銀が話しかけてきたのです。
「葵、大丈夫か?難しい顔しているぜ?」
「銀は不思議に思いませんか?さっきの先生の説明に。」
「先生の説明?」
「さっき、先生はこの高校が実力主義で技術など実力の度合いでは卒業就職の道を探すといっていました。…なのに、終夜はここに通い続けている。」
「葵、それ知りたいなら終夜本人に聞きな。」
銀は葵にそう言うと教科書や参考書の類いを持って帰ろうと言いました。
葵は黙って頷き荷物を持って教室を出て皆と学校の外に出たのでした。
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