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第一章・セブンスガール起動編
第一話 青い箱と箱の意味
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紅と共に自分の部屋に七つの箱を運んだ終夜は彼女に箱の色の意味を聞いたのです。
「わからないよ、たぶん葵なら分かるよ。」
「葵?」
「うん、そこの青い箱の中の子だよ。」
終夜は紅の言う通り青い箱の蓋を開け最初の時同様にネジを回しました。
やはり紅同様目を覚まし、終夜をマスターと呼んだのです。
「葵だよね?」
「はい、私の名前は葵です。」
「質問なんだけどこの七つの箱の色の意味を教えてほしいんだけど。」
「分かりました。簡単に言いますと感情です。紅姉さんは嫉妬、私は悲しみと言うように感情を箱の色に準えてるのです。」
葵の説明に納得してみたものの実感がわかない終夜だった。
終夜は時計を見ると深夜一時を過ぎていることに気づき一旦その場はお開きにして寝ることにしました。
外が明るくなってきたので目が覚めた終夜は着替えを手に脱衣所に行きました、理由は紅と葵がいたからだった、そういくら人形であっても女の子の前で着替えるのが恥ずかしかったのでした。
着替えが終わった終夜は紅達を起こしに自室に戻りました。が、部屋に戻ってみるとすでに葵は起床しており紅を起こしているところでした。
「葵、おはよう。よく眠れた?」
「マスター、おはようございます。快眠とは言えませんが眠れはしました。」
「だよね、アハハ…。」
終夜は苦笑いをしながら紅を起こす手伝いをしました。
「マスター、着替えたようですが出掛けるのですか?」
「俺は学生だから学校に勉強しに行くんだよ。あとさ、そのマスターって呼び方やめてもらえないかな?」
「では、何て呼んだら良いですか?」
「終夜で良いよ。」
葵は不思議に思いながらも承諾し頷きました。
暫くして紅が起きたので一緒にリビングにいきました。
リビングについた三人は終夜の母・楓におはようと声をかけ椅子に座りました、すると楓は終夜のところに来て紅と葵のことを聞いてきたのです。
「この二人は?」
「地下室にあった箱の中身だよ。」
「終夜、あなた地下室に行ったの?!」
終夜が頷くと楓は暫く考えて彼のことだからすべて開ける気であることがわかり人形である彼女達を学校に編入させることにしました。
「終夜、彼女達はあなたの通う学校に通わせるわよ。」
「わかった、これからは学校から帰ったら勉強を教えて編入試験に備えさせるよ。」
終夜は承諾と共に食事を終え席を立ち学校にいきました。
「わからないよ、たぶん葵なら分かるよ。」
「葵?」
「うん、そこの青い箱の中の子だよ。」
終夜は紅の言う通り青い箱の蓋を開け最初の時同様にネジを回しました。
やはり紅同様目を覚まし、終夜をマスターと呼んだのです。
「葵だよね?」
「はい、私の名前は葵です。」
「質問なんだけどこの七つの箱の色の意味を教えてほしいんだけど。」
「分かりました。簡単に言いますと感情です。紅姉さんは嫉妬、私は悲しみと言うように感情を箱の色に準えてるのです。」
葵の説明に納得してみたものの実感がわかない終夜だった。
終夜は時計を見ると深夜一時を過ぎていることに気づき一旦その場はお開きにして寝ることにしました。
外が明るくなってきたので目が覚めた終夜は着替えを手に脱衣所に行きました、理由は紅と葵がいたからだった、そういくら人形であっても女の子の前で着替えるのが恥ずかしかったのでした。
着替えが終わった終夜は紅達を起こしに自室に戻りました。が、部屋に戻ってみるとすでに葵は起床しており紅を起こしているところでした。
「葵、おはよう。よく眠れた?」
「マスター、おはようございます。快眠とは言えませんが眠れはしました。」
「だよね、アハハ…。」
終夜は苦笑いをしながら紅を起こす手伝いをしました。
「マスター、着替えたようですが出掛けるのですか?」
「俺は学生だから学校に勉強しに行くんだよ。あとさ、そのマスターって呼び方やめてもらえないかな?」
「では、何て呼んだら良いですか?」
「終夜で良いよ。」
葵は不思議に思いながらも承諾し頷きました。
暫くして紅が起きたので一緒にリビングにいきました。
リビングについた三人は終夜の母・楓におはようと声をかけ椅子に座りました、すると楓は終夜のところに来て紅と葵のことを聞いてきたのです。
「この二人は?」
「地下室にあった箱の中身だよ。」
「終夜、あなた地下室に行ったの?!」
終夜が頷くと楓は暫く考えて彼のことだからすべて開ける気であることがわかり人形である彼女達を学校に編入させることにしました。
「終夜、彼女達はあなたの通う学校に通わせるわよ。」
「わかった、これからは学校から帰ったら勉強を教えて編入試験に備えさせるよ。」
終夜は承諾と共に食事を終え席を立ち学校にいきました。
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