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第四章

野猿をやっつけるみたいです

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「冒険者のようだが、お前達は何者だ?」

 俺をリーダーと見定めたのか、初老の男が挨拶も無しに馬上から問い掛けてくる。それに対し、気に食わなかったから不機嫌な顔でぶっきらぼうに答えてやった。

「ああ、冒険者だ」

「北と南どちらに向かっているのだ?」

「北だ。ヴィラ・ププリに向かっている」

「ふむ……」

 騎士は後ろを振り返り何か合図をする。すると、一つに束ねた長い銀髪を馬上のリズムに合わせて揺らしながら、若い女の騎士が進み出てきた。

「私はこの隊を預かるエミン・ハシュトバという者だ。冒険者という事だが、プチカ族の村には何をしに行く?」

(さっきの親父が隊長じゃないのかい!?)

 俺は女が若くして隊を率いている事にも驚いたが、その整った顔立ちにも驚かされる。
 女性にしては長身であり、引き締まった身体に主張する所はきちんと主張している。外見ならアイシャも負けてはいないが、二十代前半という女盛りな年齢と、男を知っているだろう身体から滲み出る色香、成熟期の女の美しさという面ではエミンに及ばない。
 まだ見ていたい気持ちはあったが、あまりジロジロ見ても失礼だ。腰から上に一度だけ視線を這わせ、後は顔だけに視線を固定する。
 タキアは王政を敷いてはいるが、何人かの側近を除き、貴族などの特権階層がない実力主義の国だ。であれば、この女騎士も役職に見合った実力の持ち主であるのだろう。

「何かしに行くって訳でも無い。俺たちは港町ラカルンからラタ大森林を抜けて来たばかりでね、まずは休める場所として目的地にしているだけだ」

「この大森林を抜けて来ただと? 馬鹿を言うな!! 何日も大森林の中で野営しながら抜けてきたなど信じられるか。その少数でしかも子供までいるではないか! 虚言に決まっている」

 最初話しかけてきた初老の騎士が、絶対に嘘だと言わんばかりに怒鳴るような口調で否定する。

「ああ……言い遅れたが俺はS級冒険者のグランツという者だ。他の者も見掛け通りじゃない。タキアの騎兵隊こそこんな所で何をしている?」

「我々は昔からプチカ族と懇意にしている。最近プチカ族の集落が増えすぎた野猿に襲われ困窮しているらしいのだ。本来ならばグラーティア王国領であり我々の出る幕ではないのだが、今回はタキアに討伐させてもらう事になった。今日はその約束の日という訳だ。念の為あなた達が怪しくないか確認をさせてもらったが、S級冒険者まで一緒だというなら特に問題はないな。ではまたヴィラ・ププリで会おう」

「ああ……」

 エミンが背を向ける時に悲しそうな顔をしたのを俺は見逃さなかった。しかし、特に声を掛ける事はしない。何処かで会っているような気がするのだが、記憶を掘り起こしてみても思い出す事が出来ない。
 それより、女の人肉が好きな野猿を討伐するとなると、エミンは囮役なのだろうか。そこらへんが気になったが、此処でいろいろ考えるより、まずヴィラ・ププリへ行くのがよいだろう。
 ここから村まではもうそんなに距離が無いし、昼までには着く事が出来るはずだ。

『!?………』

 林道をひたすら歩き進む事数時間、ヴィラ・ププリの入り口となっているアーチ型の木細工が見え始めた所で全員足を止めた。その理由は得体の知れない何かを感じ取ったからだった。
 モンスターのものとは違うそれは、それでも人間の気配とは違う異質なものを周囲に放っている。

「今のを感じたか?」

「えぇ、村には一体何があるというの?」

 それに対しティアルカは感じたままの感想を口にする。

「なんだかエリーゼみたいな気配がする。でもよわよわしい」

「エリーゼか? ティアルカも上手い事を言うな。確かにやさしい感じがするし、今まで感じた事がないような異質な力の波動を感じるな……もう少し村に近付いてみるとしよう」

◇      ◇      ◇

 私達は周囲を警戒しながら村に近付いていく。特に住民の声などは聞こえず、村に入ってからも誰一人家の外には居ない。幾つかの家の中には人の気配が感じられるけど、特にこちらを警戒したりしているという事はないみたいだ。
 それよりも、幾つかの家屋が大きく破壊されていたり、野猿による襲撃の跡が痛々しく残り、先程聞いた話しが本当である事がわかる。
 暫く村の中央を走る広い道沿いに歩いていき、やがてタキアの騎士達が乗る馬が繋ぎ止めてあるのが見えてくる。その更に奥には大きな広場もチラチラと見えだした。
 そこには多くのプチカ族とタキアの騎士達が集まり、すでに話し合いが始まっている。
 歩く私達から見て広場の一番最奥になると思うけど、そこには大きな祭壇があり、奥でこちら側を向く祭祀二人が円柱状の物を大事そうに抱えているのが見え、それを見たウルが私の腕をギュっと強く掴んだ。

「どうしたの?」

「あの魔鉱石には僕と同じ同族が封じられてる」

「えぇっ!?」

 も、もしかしてまたウルみたいなカワイイのが入ってたりするのかな? と、少しだけ期待。
 私達は話し合いが始まっている広場へ堂々と近づいていく。広場の入り口にいるプチカ族の戦士二人が、槍を横に突き出して近づくのを牽制してきたけど、そのうちの一人がグランツの顔を見てニヤリと笑った。どうやら顔見知りらしい。

「久しいな戦士グランツ。お前も野猿を討伐しにきたのか?」

「まあ、さっきタキアの者に聞いたばかりだが、手伝うのもいいかもしれんなあ」

 そう言ってニヤリと笑い返すと、二人のプチカ族は槍を引いて通してくれた。
 そのまま広場の中央目指して進み、私達の存在が認識され始めると、グランツを知る者が多いからかあっという間に注目の的となる。
 先程のプチカ族と同様に、騒々と話し始める内容には『戦士グランツ』という言葉が聞き取れ、すぐエミンがこちらに近付いてきた。

「グランツ殿、随分到着が早かったな。さきほど話した野猿の討伐について話しあっている所だが、S級冒険者であるあなたにもいろいろと話しを聞きたいし、助言などをいただきたい。できれば助力も……というのは虫のいい話しか」

「助力か? 別にかまわないぞ」

 広場全体が更に騒ついた。どうやらグランツの強さをプチカ族は知っているようだ。

「ああ、女もウルを除いて他は冒険者だ。ラタ大森林の中でも野猿には随分襲われた。奴ら俺には目もくれずに女ばかり狙ってきたが、この二人は全部撃退したぞ」

 その話をきき、また広場全体が暫し騒ついた。

「よほど腕が立つのだな。もしやA級冒険者か?」

「そうではないが、まあ、二人とも普通の冒険者とは違うな」

「なるほど、本当に助力していただけるのであれば助かる」

「俺たちは修行の為に大森林を抜けて来たから野猿討伐はついでって事でいい。まあ、それに俺もプチカ族は知らない仲ではないからな」

「S級冒険者のパーティーともなると野猿も修行のついで……か。プチカ族の長トナテ殿、グランツ殿達にもご助力いただくという事になったがよいですか?」

 隣りに佇む男にエミンが最終確認すると、特に間を置く事なくトナテは頷いた。

「グランツは我々も認める戦士だ。こちらからお願いしたいくらいであったし異論はない」

 野猿討伐の参戦は、私達に意見を聞く事なくグランツが独断で決めたけど、仲間内から反対の声はあがらない。しかし、ウルは本当に考えているのか少し怪しい。それは、魔鉱石が気になるのか、注視したまま反応が乏しいからだ。

「封じられてるっていう同族が気になるのか?」

「うん。魔鉱石の力は枯渇しちゃってるんだ。今まではその力で守られてきたんだろうけど、中に封じられている者がもう限界なんだね……僕が話しかけても返事すら返ってこないよ。おそらくこの村が野猿に襲われる原因になったのはその魔鉱石の力が無くなったからだね」

 今度はプチカ族の長トナテがピクリと反応した。ウルの顔と魔鉱石に封じられている者の顔を何度か交互に見た後は、同族と言っていた事の確証を得たのか、目を大きく見開き驚きの表情となる。

「あなたは我々の御神体とどういう関係か?」

「出来る事や役割は違うけど、僕はその魔鉱石に封じられている者と同じ種族だよ」

 ウルは続く説明で、維持する為の処置をしなかったから力を失ったのだと説明した。
 本来は特殊な魔鉱石に生命維持の為のいろいろな力を持たせているのだが、それらを正常に機能させるには多くの魔力を必要とする。定期的にそれらを補充するか、もしくは同等の供給を出来るように多くの魔鉱石を近くに置く。それをせずに力を行使し続ければ中の者は何れ死んでしまうが、知っていて中の者は力を使い続けていたのではないかと説明する。

「つまり、我々プチカ族はこの御神体が命を削る事でずっと守られていたのだな」

「御神体かぁ。そうなんだろうね。でもその子が選んだ事だよ。少し前に最後の力を振り絞ったのか、反応がすごく弱いんだ。もう助からないかも……」

「………」

 ウルだってもしかしたら同じ事になっていたかもしれないのだ。力を使う事なく魔力の消耗が無かった事で、今まで生き続ける事が出来ていたのだから。
 話しは決まった。私達も野猿討伐に加わる事になり、改めて今から話し合いが行われる事になった。
 野猿の襲撃頻度はここ一週間前からほぼ毎日らしいけど、今日はまだ無いらしい。
 今まで犠牲になった者は女と子供ばかり七名で、このまま毎日襲撃が続けば、プチカ族は大きく人口を減らす事になってしまう。
 それを防ぐには徹底的に野猿を狩り尽くすか、何らかの防衛手段を講じる。または移住という事も考えなければならないかもしれない。トナテの話しでは、出来れば移住せずここでの生活を取り戻したいらしいけど。
 野猿は個体数が少なく群れで生活する訳ではないが、人種のように家族を構成する。今回襲撃に来ている野猿の数が七体らしいので、この集落はそこそこ大家族の野猿に目を付けられてしまったのだと思う。

「タキアの騎士達は野猿と戦ったことはあるのか?」

「ない」

 エミンが即答した。

「野猿は図体が大きいわりに動きが素早い。悪いがタキアの騎兵隊では相手をするのが難しいだろう」

「そこは私が囮になり、他の者が戦闘に徹すれば何体か相手出来るとは思うが?」

 エミンが役立たずと言われたと思ったのか、不機嫌な顔になってグランツに詰め寄る。

「囮役はやってもらおうと思うが、タキアの騎士には女子供を護る事に徹してもらいたい。プチカ族の戦士達も半数は護りだ。野猿の相手は俺とアイシャ、ティアルカの三人がメインで担当する。あとはプチカ族の戦士の中でも精鋭を組み入れてほしい」

「それでは我々は何をしに来たのかわからぬではないか!」

 エミンが顔を薄っすらと朱色に染めて更にグランツに詰め寄る。

「タキアの戦士達、落ち着いてほしい」

 トナテの言葉に深呼吸をすると、エミンは二歩ほど下がる。

「理由を話そう。野猿との戦闘経験があまり無いなら初見で相手をするのは無理だからだ。死人を出したくないなら言う事を聞いてくれ」

「………ッ」

「攻め手側は無理でも護る方ならば大丈夫だろう。一戦目はそれでどうだ?」

「一戦目?」

 エミンが訝しげに眉根を寄せる。

「そうだ。ニ戦目は寝グラを叩きに行く。ウル、お前は無理しなくていいが、例のアレで護りはいけるか?」

「大丈夫だよ」

 おおよその段取りが決まり、まだ無い本日の襲撃に備えてそれぞれ配置に付く。
 ティアはいつも野猿が集落に侵入してくる場所に囮として陣取り、その近場にエミンも騎士達に守られながら陣取った。
 私はウルが壊れたガーディアンを修理出するというので出してあげると、これが一番動きが速いと言い修理を始めた。
「あれは何処から持ち込んだんだ?」などとタキアの騎士やプチカ族が囁き合う中、それをまったく気にした様子はない。

<リバート>

 追加で出したガーディアンの壊れた腕と幾つかの魔鉱石、ウルが壊れた手に対して呪文を唱えると、湖底神殿で使った時と同じように魔鉱石に還元される。

<クリエイト>

 続いて唱えた呪文により今度は左右の腕が創りだされた。

<リプレイス>

 最後は出来上がった腕が破壊された部分と置き換わって簡単に修理が終わってしまった。私からすればスリーステップの簡単な作業に思えた。でも、『これでも難しいんだからね』とウルは自慢げに胸を逸らした。カワイイ!
 あとは野猿が襲撃してくるのを待つばかりだけど、冒険者三人である程度遠くまで気配を探ってみても近くに来ている感じはしない。グランツなんか『今日は野猿も襲撃の中休み?』なんて言ってる。しかし、そこでなんかフラグがたってしまったらしい。
 いきなり集落の西側に幾つものモンスターの気配が沸き上がり、何体もの野猿が集落に侵入してきたのだ。その数は聞いていた七体を大きく上回り、十体を楽に超えている。

「何……だと? いったい何処から現れた?」

 グランツはモンスターの気配がいきなり湧き上がった事に驚くが、今はそんな事よりもこれからの指示をしなくてはならない。平常心に戻るとすぐ指示を飛ばした。

「アイシャ、出せるだけガーディアンを出してウルに預けろ。その後は武器を魔剣化して戦え。衝撃波は俺の指示で放つ場合もあるから聞き漏らすなよ! ティアルカはその間アイシャとウルを守ってくれ!!」

『了解!!』

「ウル、出されたガーディアンを使って守りを固めるだけでいい。攻撃は考えるな!」

「おっけ~」

 手短かに指示をすると、今度は混乱ぎみのタキア騎士達へ指示しに走る。
 私は指示された通りにガーディアンを出しては起動していく。そして、ウルはその制御を自分のものにしては守りを固める。しかし、やはり野猿は女ばかり三人の私達を放っておいてはくれない。何度蹴散らしても数体同時に襲い掛かって来るのだ。
 その中でもなぜか私が狙われているみたいだけど、ティアと複数体のガーディアンに阻まれ、攻撃が私の所まで届く事はなかった。

「とりあえず二十体くらいは出したと思う。あとは任せたわ」

 ガーディアンをウルに任せると、私はロングソードをスキルで出し魔剣化する。そのまま上から飛び掛かってきた野猿に衝撃波を叩き込むと、避ける事の出来ない野猿は吹き飛ばされながら体が上下に分かれ飛んだ。
 一方、ティアは一人で二体も相手にしているというのに余裕すら伺える。既に深紅の魔気を纏い、漆黒のハルバードと、強化された身体能力で野猿の皮膚を簡単に切り裂いてしまうのだ。
 一体目は右肩の付け根から腕を斬り飛ばされ、二体目の野猿も両足の膝下を斬り飛ばされたあげく、胸部を石突きの一撃で強打され大量吐血して絶命した。

(何なのあの者達は……)

 騎士達に護られながらアイシャ達の様子を見ていたエミンは、アイシャの衝撃波の威力、魔気を纏い戦闘するティアルカ、ウルの操る魔導兵などを見て呆気にとられる。
 自分の知らない力による戦闘が目の前で繰り広げられている事に、恐怖心ではなく歓喜や興奮といった別な感情がわいてくるのが自分でも分かるのだ。

(す、凄い!!)

 だが三体目は少し勝手が違った。白い毛並みなのは共通だが、目が青く顔等の見える部分も藍色の野猿。その野猿は戦闘に参加せずやや離れた所にいたが、仲間が殺られたのを見ると『キィキィ』と大きな奇声をあげたのだ。
 どうやらそれは仲間を呼ぶ合図だったようだ。タキアが相手にしていた数体、それにプチカ族が相手をしている野猿までがティアルカだけを的にして殺到してきた。

「ティア、僕のところに来て! 早く!!」

 ティアルカの反応は早かった。すっぱり戦いを放棄し、複数のガーディアンに護られるウルの横に移動する。二人がしゃがんで姿勢を低くした後は、ガーディアン六体がガッチリ囲むように防御を固めてしまった。
 野猿達はそれを力任せに壊そうと攻撃を繰り返すが、残りのガーディアンが牽制し思う様に寄り付く事が出来ない。

「よし、今のうちに野猿を狩れるだけ狩るぞ!」

 これが好機、グランツの見極めで全員が攻勢に転じようとした時だった。最初にモンスターの気配が湧き上がった場所、今は外柵が破壊され見通しが良くなっている所にまたモンスターの気配が湧き上がったのだ。そして、今度はグランツも見た。何も無い所に複数の魔法陣が浮かび上がり、突如としてモンスターが出現するのを。
 現れたのは野猿ではない。オーク、ゴブリン、コボルト、ボアの中でも最大級の大きさを誇るキングボアが数える事が出来ないほど大量に転移されてきた。

(ま、まずい……何が起こっているのかわからないが、まずこの状況をどうにかしなければ! 何か手はないのか!!)

 グランツでさえどうするか判断に迷っていると、アイシャが前に出て魔剣化したロングソードを大きく振りかぶった。
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