49 / 68
45.隣国王子様との恋愛フラグ
しおりを挟む
「全く気にしてないんだけどね」
これはウィル様の伯母様からも聞いていたこと。
ロナルド殿下は、王兄殿下と同じことをするんじゃないかって…多くの人に思われているの。
私達と同世代の親って、イコール王兄殿下と同世代が多いから…。実際に学園在学中、殿下の行動を間近で見ていた人もいる。これは隣国では有名な話で、どの家も娘を婚約者にしたがらないみたいなんだよね。
しかもロナルド殿下は沈黙を守り、一切否定してこなかったため、噂に拍車がかかってしまったの。
女にだらしないと嫌っている者もいるそうで…殿下に婚約者ができないのも、その噂のせいだとか。
いやー、女にだらしないとか絶対にないと思うけど。でも女性の気持ちが分かるからこそ、女性慣れしてるって思う人はいるかも?
ちなみに第二王子にはそんな噂は最初からなく、婚約者もいる。第二王子だから。
ごめんちょっと意味分からない。
そしてそんな状況に心を痛めたウィル様の伯母様は、妹である側妃様にお願いしにきたのだ。王兄殿下を公的に許すことで、ロナルド殿下の状況も好転するんじゃないかって。
実際、側妃様の許しが必要だと考えている貴族もいるみたいだし、間違ってはないと思う。
とはいえ一国の妃をそんな理由で動かせないし、ウィル様が母方の祖父母に婚約者を紹介しに行くって名目ついでに、側妃様は怒ってないよ~って私達が代わりに言いに来たのだ。
まぁ…ロナルド殿下は、今の状況を好都合だと思ってそうだけどね。
「それに私は、結婚するつもりがないからな」
「兄上!? 結婚は義務ですよ!」
「分かっている。でも無理なんだ。俺は…女性と恋愛できないんだ」
「兄上……」
ロナルド殿下の中身は女性だしね。
「ずっと伯父上のせいで婚約者がいないと思われていたが、それは違う。伯父上は知っていて噂を否定しないでくれている」
「このこと、父上は?」
「…………」
あー、まだ言ってないんだ。
「それで相談なんだが」
「王太子になるつもりはありませんよ」
食い気味で否定された第二王子。
別に王が結婚してなくても良くない? っていうのは甘い考えなのだろうか?
それより…私達ってこれ以上この話を聞いてていいの?
ウィル様と顔を見合わせ、断りを入れて私達は先に退室させてもらった。
*
*
その後兄弟で話し合い、弟にも協力してもらって両親を説得したそう。
まさか『別に王が結婚してなくても良くない?』って無意識に声に出してしまってたのが、解決の糸口になるとは思わなかったけど。
『元々3次元には興味なかったんだよね~』
『そうでしたか』
『だから可哀想だなんて思わないでね?』
『分かりました』
『うん! じゃあ…お米、頼んだよっ!』
『お任せください』
滞在中、味噌をなんとか見つけたいと盛り上がったり、いつか和菓子も食べたいと、小豆を見つけたら連絡し合おうと約束して、私達は帰国の途についた。
しばらくしてロナルド殿下は王太子となり、後継は弟の子にすると宣言した。
✽.。.:*・現在・*:.。.✽
「これ、ロナルド殿下から届いたよ」
差し出されたのは隣国の国印が入った手紙。ローズに狙われていると、ウィル様が早急に送っていた手紙の返事が来たのね。
「拝見しても?」
「うん」
手紙の内容は、教えてくれてありがとうってこと、貴族との関係が改善されつつあること、そして…今更婚約者に名乗りを上げてくる者がいて面倒だって事が書かれていた。
学園に入学し殿下と接することで、噂とは違うってことを知ったんだろう。顔も整っていてイケメンだったしね。
それから…
「小豆…気になります」
ロナルド殿下が見つけたみたいなの。なんでも友人となった令嬢の領地で栽培されてたとかで。令嬢ね…。楽しそうで何より、なのかな?
「実物も送ってくれてるよ」
「本当ですか!?」
「うん。メープル伯爵家用に分けてもらってるから、帰りに渡すね」
「ありがとうございますっ」
しかも側妃様のご実家が協力してくれるそうで、私が自由にアレンジしていいって。
やったね!
嬉しくなり、隣に座っていたウィル様に抱きついた。そのまま膝の上に乗せられてしまったのは、不可抗力。
攻略対象者かぁ…。
あーあ。また悪い方向に考えてしまった。
ぎゅっとウィル様の服を掴み、気持ちを落ち着ける。
実はロナルド殿下から、私宛にメープル伯爵邸に手紙が届いたの。もちろん偽名で。日本人ぽい名前だったから、もしかしてと思って開いたのよね。
その手紙は全て日本語で書かれていた。
『ウィルハルト殿下からの手紙で思い出したんだけど、アークライト王国って乙女ゲームの世界だよ! 私、友達に勧められてやってたんだ。
プレイヤーのデフォルト名がローズ。
でもまさか自分が攻略対象者に転生してたとは思わなかったよ。
ちなみに私の攻略法なんだけど、自由恋愛を主張していて、婚約者がいないことを父親である王と揉めてるんだよね。それが煩わしくって隣国に留学し、ヒロインと恋に落ちる事で解決するんだけど…隣国の男爵令嬢とか問題しかないよねー』
実際のロナルド殿下の問題は学園入学前に解決済みで、留学することもなく自国の王立学園に通っているもんね。
うーん。ゲームって攻略後まで描かれないし、隣国王子ルートは友情エンドなのかも?
…………ロナルド殿下には婚約者がいないって意味では、彼との恋愛フラグを折る必要はなかったのかもしれない。
でも殿下は3次元に興味ないって言ってたし、中身女性だし、男爵令嬢じゃ王族に嫁げないし……怒らないでね?
これはウィル様の伯母様からも聞いていたこと。
ロナルド殿下は、王兄殿下と同じことをするんじゃないかって…多くの人に思われているの。
私達と同世代の親って、イコール王兄殿下と同世代が多いから…。実際に学園在学中、殿下の行動を間近で見ていた人もいる。これは隣国では有名な話で、どの家も娘を婚約者にしたがらないみたいなんだよね。
しかもロナルド殿下は沈黙を守り、一切否定してこなかったため、噂に拍車がかかってしまったの。
女にだらしないと嫌っている者もいるそうで…殿下に婚約者ができないのも、その噂のせいだとか。
いやー、女にだらしないとか絶対にないと思うけど。でも女性の気持ちが分かるからこそ、女性慣れしてるって思う人はいるかも?
ちなみに第二王子にはそんな噂は最初からなく、婚約者もいる。第二王子だから。
ごめんちょっと意味分からない。
そしてそんな状況に心を痛めたウィル様の伯母様は、妹である側妃様にお願いしにきたのだ。王兄殿下を公的に許すことで、ロナルド殿下の状況も好転するんじゃないかって。
実際、側妃様の許しが必要だと考えている貴族もいるみたいだし、間違ってはないと思う。
とはいえ一国の妃をそんな理由で動かせないし、ウィル様が母方の祖父母に婚約者を紹介しに行くって名目ついでに、側妃様は怒ってないよ~って私達が代わりに言いに来たのだ。
まぁ…ロナルド殿下は、今の状況を好都合だと思ってそうだけどね。
「それに私は、結婚するつもりがないからな」
「兄上!? 結婚は義務ですよ!」
「分かっている。でも無理なんだ。俺は…女性と恋愛できないんだ」
「兄上……」
ロナルド殿下の中身は女性だしね。
「ずっと伯父上のせいで婚約者がいないと思われていたが、それは違う。伯父上は知っていて噂を否定しないでくれている」
「このこと、父上は?」
「…………」
あー、まだ言ってないんだ。
「それで相談なんだが」
「王太子になるつもりはありませんよ」
食い気味で否定された第二王子。
別に王が結婚してなくても良くない? っていうのは甘い考えなのだろうか?
それより…私達ってこれ以上この話を聞いてていいの?
ウィル様と顔を見合わせ、断りを入れて私達は先に退室させてもらった。
*
*
その後兄弟で話し合い、弟にも協力してもらって両親を説得したそう。
まさか『別に王が結婚してなくても良くない?』って無意識に声に出してしまってたのが、解決の糸口になるとは思わなかったけど。
『元々3次元には興味なかったんだよね~』
『そうでしたか』
『だから可哀想だなんて思わないでね?』
『分かりました』
『うん! じゃあ…お米、頼んだよっ!』
『お任せください』
滞在中、味噌をなんとか見つけたいと盛り上がったり、いつか和菓子も食べたいと、小豆を見つけたら連絡し合おうと約束して、私達は帰国の途についた。
しばらくしてロナルド殿下は王太子となり、後継は弟の子にすると宣言した。
✽.。.:*・現在・*:.。.✽
「これ、ロナルド殿下から届いたよ」
差し出されたのは隣国の国印が入った手紙。ローズに狙われていると、ウィル様が早急に送っていた手紙の返事が来たのね。
「拝見しても?」
「うん」
手紙の内容は、教えてくれてありがとうってこと、貴族との関係が改善されつつあること、そして…今更婚約者に名乗りを上げてくる者がいて面倒だって事が書かれていた。
学園に入学し殿下と接することで、噂とは違うってことを知ったんだろう。顔も整っていてイケメンだったしね。
それから…
「小豆…気になります」
ロナルド殿下が見つけたみたいなの。なんでも友人となった令嬢の領地で栽培されてたとかで。令嬢ね…。楽しそうで何より、なのかな?
「実物も送ってくれてるよ」
「本当ですか!?」
「うん。メープル伯爵家用に分けてもらってるから、帰りに渡すね」
「ありがとうございますっ」
しかも側妃様のご実家が協力してくれるそうで、私が自由にアレンジしていいって。
やったね!
嬉しくなり、隣に座っていたウィル様に抱きついた。そのまま膝の上に乗せられてしまったのは、不可抗力。
攻略対象者かぁ…。
あーあ。また悪い方向に考えてしまった。
ぎゅっとウィル様の服を掴み、気持ちを落ち着ける。
実はロナルド殿下から、私宛にメープル伯爵邸に手紙が届いたの。もちろん偽名で。日本人ぽい名前だったから、もしかしてと思って開いたのよね。
その手紙は全て日本語で書かれていた。
『ウィルハルト殿下からの手紙で思い出したんだけど、アークライト王国って乙女ゲームの世界だよ! 私、友達に勧められてやってたんだ。
プレイヤーのデフォルト名がローズ。
でもまさか自分が攻略対象者に転生してたとは思わなかったよ。
ちなみに私の攻略法なんだけど、自由恋愛を主張していて、婚約者がいないことを父親である王と揉めてるんだよね。それが煩わしくって隣国に留学し、ヒロインと恋に落ちる事で解決するんだけど…隣国の男爵令嬢とか問題しかないよねー』
実際のロナルド殿下の問題は学園入学前に解決済みで、留学することもなく自国の王立学園に通っているもんね。
うーん。ゲームって攻略後まで描かれないし、隣国王子ルートは友情エンドなのかも?
…………ロナルド殿下には婚約者がいないって意味では、彼との恋愛フラグを折る必要はなかったのかもしれない。
でも殿下は3次元に興味ないって言ってたし、中身女性だし、男爵令嬢じゃ王族に嫁げないし……怒らないでね?
63
お気に入りに追加
485
あなたにおすすめの小説
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
【完結】私ですか?ただの令嬢です。
凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!?
バッドエンドだらけの悪役令嬢。
しかし、
「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」
そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。
運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語!
※完結済です。
※作者がシステムに不慣れな時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
眠る呪いの王子様に解呪の口付けをしたらお城に連れて行かれてしまいました
石月 和花
恋愛
##本編完結しました##
田舎の地サーフェス領の伯爵令嬢アイリスは、領地の過疎化に頭を悩ませながらも、大好きなサーフェスの地で穏やかに暮らしていた。
そんなある日、父である伯爵が浮かない顔である依頼をアイリスに持ちかけたのだった。
“明日、サーフェス領に訪れる賓客をアイリスが管理する月影の森に案内するように”
そして父からの依頼を受けて出迎えた三人の男性は、揃いも揃って全員仮面を付けて、偽名の名乗るなど身分を明かさないように徹底していたのだが、その中の一人が森の中で急に倒れた事で、アイリスの穏やかな生活は一変してしまった。
「アイリス様、試しにどうか、主君に口付けをしてみてください。」
呪いで眠ってしまった主君を起こすために、側近の一人が、偶々その場にいた女性と言うだけで、アイリスに無茶な要求をしたのだ。
見返りに支払うと約束してくれた領地の運営資金と、自分のファーストキスを天秤にかけて、悩んだ末にアイリスはお金を取ったのだが、これが全ての始まりだった。
ここから、アイリスの16年間のサーフェス領での穏やかな暮らしが終わり、王宮でのいざこざに巻き込まれる事になったのだった。
#この話は小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~
咲桜りおな
恋愛
前世で大好きだった乙女ゲームの世界にモブキャラとして転生した伯爵令嬢のアスチルゼフィラ・ピスケリー。
ヒロインでも悪役令嬢でもないモブキャラだからこそ、推しキャラ達の恋物語を遠くから鑑賞出来る! と楽しみにしていたら、関わりたくないのに何故か悪役令嬢の兄である騎士見習いがやたらと絡んでくる……。
いやいや、物語の当事者になんてなりたくないんです! お願いだから近付かないでぇ!
そんな思いも虚しく愛しの推しは全力でわたしを口説いてくる。おまけにキラキラ王子まで絡んで来て……逃げ場を塞がれてしまったようです。
結構、ところどころでイチャラブしております。
◆◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◆
前作「完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい」のスピンオフ作品。
この作品だけでもちゃんと楽しんで頂けます。
番外編集もUPしましたので、宜しければご覧下さい。
「小説家になろう」でも公開しています。
家庭の事情で歪んだ悪役令嬢に転生しましたが、溺愛されすぎて歪むはずがありません。
木山楽斗
恋愛
公爵令嬢であるエルミナ・サディードは、両親や兄弟から虐げられて育ってきた。
その結果、彼女の性格は最悪なものとなり、主人公であるメリーナを虐め抜くような悪役令嬢となったのである。
そんなエルミナに生まれ変わった私は困惑していた。
なぜなら、ゲームの中で明かされた彼女の過去とは異なり、両親も兄弟も私のことを溺愛していたからである。
私は、確かに彼女と同じ姿をしていた。
しかも、人生の中で出会う人々もゲームの中と同じだ。
それなのに、私の扱いだけはまったく違う。
どうやら、私が転生したこの世界は、ゲームと少しだけずれているようだ。
当然のことながら、そんな環境で歪むはずはなく、私はただの公爵令嬢として育つのだった。
【完結】ヒロインであれば何をしても許される……わけがないでしょう
凛 伊緒
恋愛
シルディンス王国・王太子の婚約者である侯爵令嬢のセスアは、伯爵令嬢であるルーシアにとある名で呼ばれていた。
『悪役令嬢』……と。
セスアの婚約者である王太子に擦り寄り、次々と無礼を働くルーシア。
セスアはついに我慢出来なくなり、反撃に出る。
しかし予想外の事態が…?
ざまぁ&ハッピーエンドです。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる