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第0話 彼を取り巻くいくつか
第0-2話 登場人物紹介的な何か
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Appendix 0-2
5頭立ての荷馬車が走っている。荒れた道をゴトゴトと・・・いや、妙に静かでしかも荷車自体は安定している。後ろには、小さい荷馬車を連結していてかなりの長さと重さになっているようだ。しかし、5頭立てのその大きな荷馬車は静かに安定して走っている。
御者台には手綱を握った人がいる。その耳の特徴からエルフの女の子だと気づく。白い肌に整った顔立ち、目は青く金色の髪をポニーテールにしている。ニコニコと朗らかな表情で手綱を握っている。髪も揺れるがその豊満な胸も一緒に揺れている。
「も~、アーちゃん達~、私の方をチラチラ見ないでちゃんと前を見て走ってね~、エッチな視線は女の子にはわかるのよ~、気にしすぎると先頭のテンに失礼でしょ~」
のんびりと馬たちに声をかけるエルフ。そしてその声に動揺する馬たち。しかし、先頭のテンと呼ばれた馬は、後ろの馬たちをちらっと見たが気にした風でもない。
「まったく、エルフの胸を見てエロいことを考えている馬などついぞ聞いたことがないわ」
そう言って後ろの荷台から御者台にふわりと座った少女。この子は、茶色がかった長い金髪、少しおでこが広いがこちらも整った顔立ちの少女で、白いワンピースを着ている。しかし、エロと言った時の表情が、妙におじさんくさい。どうやら容姿と精神年齢にかなりの開きがありそうだ。
「ほら、おぬし達、前を向いて走らないと危ないからな。見とれているんじゃないぞ。わかっているよなあ」
子どもの笑顔でにやりと笑う。その雰囲気に馬たちがおびえている。
「も~、モーラ様~アーちゃん達をおびえさせちゃだめ~」
「エルフィ、それでよいのか?」
「男の子達だから~しょうがないんですよ~」
「おぬしも結構甘やかしぃだのう」
「私が甘いのは、アーちゃん達と旦那様にだけですよ~」
「そうじゃったのう」
「何をくだらない話をしているのかしら」
荷馬車の中から声がする。
「悲しいオスのサガの話じゃ」
「こっちには、サガのサの字もない男がいるけどねえ」
モーラとエルフィは同時に後ろを振り向く。薄暗い荷馬車の中、一番奥に座っている男がいる。荷馬車の中の人達も一斉にその男を見るが、居眠りをしている。その隣の似たような雰囲気の女性と肩を並べて寝ている。
女性の方はちょっと焦げ茶ぽいショートカットで、顔立ちは非常に妖艶な感じだ。しかし、寝顔は少しだけ幼い感じがする。ローブを着て、中からは赤い服が見えている。
「まったくよく眠る男じゃのう」
「本当にねえ」
そう答えた女の子は、金髪碧眼。この子も髪が長い。顔立ちは、さきほどモーラと呼ばれた女の子より少しだけ知的で毒を抜いた感じだ。気品もある。背も少しだけ大きいようだ。
「アンジー様、ご主人様はお疲れです。連日の皆様からの誘惑で疲弊しておられております」
眠りこけている男のそばにはメイド服の黒髪ロングストレートの女性が座っている。アンジーと呼ばれた金髪の少女は、あきれたようにこう言った。
「メア、そいつは誘惑したってどうなるものでもないでしょ。使い物にならないんだから。ましてや名前からDTだしねえ」
「アンジー様それは仕方が無いのではありませんか」
メアと呼ばれたメイド服の隣にいた体格の良い女性が言った。彼女は、肩幅も広く肌の色も人より少し濃い。耳の形状も少し違う。髪型はショートカットで胸は胸板と言った方が良いくらい厚いが、それなりにボリュームがある。しかし、体格は隣のメアと呼ばれた女性から比較して1回りは大きい。座り方もあぐらをかきその太もももかなりの厚みだ。
「そうねパム。あなた達みんな魅力的だからそれは仕方が無いけれど、それ以外にもねえ」
「昨日は、夜の見張りの時に何かまた研究していましたよ」
「ユーリ、見ていたのなら早めに寝かせなさい。こいつはいつもそうやって朝まで起きているんだから」
アンジーはあきれて言った。
ユーリと言われた少女は、肩までかかる黒髪の少女だ。華奢な体に見えて横には大剣を置いている。半袖にやや長めのキュロットスカートにニーソックスをはいている。何か思い出してうれしそうにしている。
「ユーリ、あんたあいつに買収されたわね」
「え?いえ、そんな」アンジーにそう言われて急に顔を赤らめるユーリ。
「はい、私見ていました。DT様の背中にずーっとくっついていました」
金髪巻き毛の少女が元気よく手を上げて言った。
「キャロル見ていたんですか。うわっ恥ずかしい」ユーリがうつむく。
「一応うちのルールでは、誰かに止められたら誘惑するのは、無しとしていたわよねえ」
アンジーは、キャロルをジト目で見ながら聞き直した。キャロルと呼ばれた子。その姿は、金髪はアンジーと同じだが、微妙にウェーブがかかったセミロング。佇まいは気品がある。目が薄緑色で、普通のブラウスにプリーツスカートにカーディガン。そして手元にはやや長めの細身の剣レイピアを置いている。優等生っぽい感じだが、アンジーに言われてアタフタしている。
「でも、あれは誘惑では無いと思います。父親に対する憧れが・・・」
キャロルのフォローにユーリがこう言った。
「誘惑に見えなかったのか・・・やっぱりまだ修行が足りませんとほほ」
ガックリと肩を落とすユーリ。
「あ、ユーリ様そんなつもりでは、でも誘惑していたのですね。DT様はうれしそうにお話ししていましたからきっと違うのだと」
「キャロル・・・もういいです」さらに落ち込むユーリ。
「エーネ、何かフォローして」
キャロルは、その隣にいた角が生えた肌の色が少し濃い女の子にフォローを求める。
エーネと呼ばれた子は、寝ぼけていたのか肩を揺すられ、角のある頭が揺れるたびに
「脳が揺れる・・・はっ!私は寝ていません。昨日DT様に見とれていて一睡もしてないなんてありませんから。え?何?」
そう言って目覚めたエーネは、体格はキャロルよりやや高めでキャロルと色違いのブラウスとプリーツなしのスカート。カーディガンではなく横にローブと杖が置いてある。
「エーネあんたねえ」
アンジーが頭を抱えている。
「そんなことはありませんです。はい」
エーネと呼ばれた巻角の子は、見えない空を見上げ、ごまかしている。
「いいわよ、わかったわよ。あんた達がこいつを大好きってことはね。あー頭痛い」
騒ぎの声に私は目覚める。どうして昼寝はこんなに幸せなのだろう。しかも胸にはもふもふが。
同じように隣には茶色髪の大人びた顔の女性も眠っていた。彼女は誰だろう。ああ、ブレンダでしたね。
「あ、皆さんご主人様が起きられましたよ」
メアが声をかける。お腹に乗っていたもふもふも目を覚ましてDTの顔をなめる。
「よう、カーr」寝ぼけて、そう言いかけたところにアンジーの張り扇が飛んでくる。
「はい!そこまで、そこまでよ。あんたが寝ながらモフっていたのは、レイよ。変な犬の名前呼ばないで!色々まずいから」
「そうです!僕の名前はレイです。なんですかその頭に浮かんだ動きの鈍そうなでかい犬は。僕は犬ではありません獣人でオオカミです」
顔だけ中途半端に獣人化してしゃべるのやめませんか。人面犬みたいです。
「また犬って言ったー!!親方様嫌い」
レイと呼ばれた人面犬もとい獣人は、パッとその男の胸から飛び降りてプイと横を向いた。
「はあ、いつものパターンね」とはアンジー
「はい。いつものパターンです」とはメア
「アンジー様仕方がありません」とはパム
「アンジー様あきらめましょう」とはユーリ
「いつもどおりが一番~」とはエルフィ。さすが良い耳です。
「まあ、そんなもんじゃろう」とはモーラ
「そうですね安心します」とはキャロル
「そう思います」とはエーネ
私は、みなさんの声を聞いてまた幸せになって眠ってしまいます。はい、これが夢だと解っているからです。
この世界で全員一緒にこんな風に長い旅をすることなんて決して来ないのですから。
ですからすこしだけ自分の妄想を楽しみます。
Appendix 0-2 END
5頭立ての荷馬車が走っている。荒れた道をゴトゴトと・・・いや、妙に静かでしかも荷車自体は安定している。後ろには、小さい荷馬車を連結していてかなりの長さと重さになっているようだ。しかし、5頭立てのその大きな荷馬車は静かに安定して走っている。
御者台には手綱を握った人がいる。その耳の特徴からエルフの女の子だと気づく。白い肌に整った顔立ち、目は青く金色の髪をポニーテールにしている。ニコニコと朗らかな表情で手綱を握っている。髪も揺れるがその豊満な胸も一緒に揺れている。
「も~、アーちゃん達~、私の方をチラチラ見ないでちゃんと前を見て走ってね~、エッチな視線は女の子にはわかるのよ~、気にしすぎると先頭のテンに失礼でしょ~」
のんびりと馬たちに声をかけるエルフ。そしてその声に動揺する馬たち。しかし、先頭のテンと呼ばれた馬は、後ろの馬たちをちらっと見たが気にした風でもない。
「まったく、エルフの胸を見てエロいことを考えている馬などついぞ聞いたことがないわ」
そう言って後ろの荷台から御者台にふわりと座った少女。この子は、茶色がかった長い金髪、少しおでこが広いがこちらも整った顔立ちの少女で、白いワンピースを着ている。しかし、エロと言った時の表情が、妙におじさんくさい。どうやら容姿と精神年齢にかなりの開きがありそうだ。
「ほら、おぬし達、前を向いて走らないと危ないからな。見とれているんじゃないぞ。わかっているよなあ」
子どもの笑顔でにやりと笑う。その雰囲気に馬たちがおびえている。
「も~、モーラ様~アーちゃん達をおびえさせちゃだめ~」
「エルフィ、それでよいのか?」
「男の子達だから~しょうがないんですよ~」
「おぬしも結構甘やかしぃだのう」
「私が甘いのは、アーちゃん達と旦那様にだけですよ~」
「そうじゃったのう」
「何をくだらない話をしているのかしら」
荷馬車の中から声がする。
「悲しいオスのサガの話じゃ」
「こっちには、サガのサの字もない男がいるけどねえ」
モーラとエルフィは同時に後ろを振り向く。薄暗い荷馬車の中、一番奥に座っている男がいる。荷馬車の中の人達も一斉にその男を見るが、居眠りをしている。その隣の似たような雰囲気の女性と肩を並べて寝ている。
女性の方はちょっと焦げ茶ぽいショートカットで、顔立ちは非常に妖艶な感じだ。しかし、寝顔は少しだけ幼い感じがする。ローブを着て、中からは赤い服が見えている。
「まったくよく眠る男じゃのう」
「本当にねえ」
そう答えた女の子は、金髪碧眼。この子も髪が長い。顔立ちは、さきほどモーラと呼ばれた女の子より少しだけ知的で毒を抜いた感じだ。気品もある。背も少しだけ大きいようだ。
「アンジー様、ご主人様はお疲れです。連日の皆様からの誘惑で疲弊しておられております」
眠りこけている男のそばにはメイド服の黒髪ロングストレートの女性が座っている。アンジーと呼ばれた金髪の少女は、あきれたようにこう言った。
「メア、そいつは誘惑したってどうなるものでもないでしょ。使い物にならないんだから。ましてや名前からDTだしねえ」
「アンジー様それは仕方が無いのではありませんか」
メアと呼ばれたメイド服の隣にいた体格の良い女性が言った。彼女は、肩幅も広く肌の色も人より少し濃い。耳の形状も少し違う。髪型はショートカットで胸は胸板と言った方が良いくらい厚いが、それなりにボリュームがある。しかし、体格は隣のメアと呼ばれた女性から比較して1回りは大きい。座り方もあぐらをかきその太もももかなりの厚みだ。
「そうねパム。あなた達みんな魅力的だからそれは仕方が無いけれど、それ以外にもねえ」
「昨日は、夜の見張りの時に何かまた研究していましたよ」
「ユーリ、見ていたのなら早めに寝かせなさい。こいつはいつもそうやって朝まで起きているんだから」
アンジーはあきれて言った。
ユーリと言われた少女は、肩までかかる黒髪の少女だ。華奢な体に見えて横には大剣を置いている。半袖にやや長めのキュロットスカートにニーソックスをはいている。何か思い出してうれしそうにしている。
「ユーリ、あんたあいつに買収されたわね」
「え?いえ、そんな」アンジーにそう言われて急に顔を赤らめるユーリ。
「はい、私見ていました。DT様の背中にずーっとくっついていました」
金髪巻き毛の少女が元気よく手を上げて言った。
「キャロル見ていたんですか。うわっ恥ずかしい」ユーリがうつむく。
「一応うちのルールでは、誰かに止められたら誘惑するのは、無しとしていたわよねえ」
アンジーは、キャロルをジト目で見ながら聞き直した。キャロルと呼ばれた子。その姿は、金髪はアンジーと同じだが、微妙にウェーブがかかったセミロング。佇まいは気品がある。目が薄緑色で、普通のブラウスにプリーツスカートにカーディガン。そして手元にはやや長めの細身の剣レイピアを置いている。優等生っぽい感じだが、アンジーに言われてアタフタしている。
「でも、あれは誘惑では無いと思います。父親に対する憧れが・・・」
キャロルのフォローにユーリがこう言った。
「誘惑に見えなかったのか・・・やっぱりまだ修行が足りませんとほほ」
ガックリと肩を落とすユーリ。
「あ、ユーリ様そんなつもりでは、でも誘惑していたのですね。DT様はうれしそうにお話ししていましたからきっと違うのだと」
「キャロル・・・もういいです」さらに落ち込むユーリ。
「エーネ、何かフォローして」
キャロルは、その隣にいた角が生えた肌の色が少し濃い女の子にフォローを求める。
エーネと呼ばれた子は、寝ぼけていたのか肩を揺すられ、角のある頭が揺れるたびに
「脳が揺れる・・・はっ!私は寝ていません。昨日DT様に見とれていて一睡もしてないなんてありませんから。え?何?」
そう言って目覚めたエーネは、体格はキャロルよりやや高めでキャロルと色違いのブラウスとプリーツなしのスカート。カーディガンではなく横にローブと杖が置いてある。
「エーネあんたねえ」
アンジーが頭を抱えている。
「そんなことはありませんです。はい」
エーネと呼ばれた巻角の子は、見えない空を見上げ、ごまかしている。
「いいわよ、わかったわよ。あんた達がこいつを大好きってことはね。あー頭痛い」
騒ぎの声に私は目覚める。どうして昼寝はこんなに幸せなのだろう。しかも胸にはもふもふが。
同じように隣には茶色髪の大人びた顔の女性も眠っていた。彼女は誰だろう。ああ、ブレンダでしたね。
「あ、皆さんご主人様が起きられましたよ」
メアが声をかける。お腹に乗っていたもふもふも目を覚ましてDTの顔をなめる。
「よう、カーr」寝ぼけて、そう言いかけたところにアンジーの張り扇が飛んでくる。
「はい!そこまで、そこまでよ。あんたが寝ながらモフっていたのは、レイよ。変な犬の名前呼ばないで!色々まずいから」
「そうです!僕の名前はレイです。なんですかその頭に浮かんだ動きの鈍そうなでかい犬は。僕は犬ではありません獣人でオオカミです」
顔だけ中途半端に獣人化してしゃべるのやめませんか。人面犬みたいです。
「また犬って言ったー!!親方様嫌い」
レイと呼ばれた人面犬もとい獣人は、パッとその男の胸から飛び降りてプイと横を向いた。
「はあ、いつものパターンね」とはアンジー
「はい。いつものパターンです」とはメア
「アンジー様仕方がありません」とはパム
「アンジー様あきらめましょう」とはユーリ
「いつもどおりが一番~」とはエルフィ。さすが良い耳です。
「まあ、そんなもんじゃろう」とはモーラ
「そうですね安心します」とはキャロル
「そう思います」とはエーネ
私は、みなさんの声を聞いてまた幸せになって眠ってしまいます。はい、これが夢だと解っているからです。
この世界で全員一緒にこんな風に長い旅をすることなんて決して来ないのですから。
ですからすこしだけ自分の妄想を楽しみます。
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