10 / 214
あの空の上に陽は昇る
陽天流六照型、双陽返燕刃
しおりを挟む
一方そのころスアロは。
「おいてめえ、良い加減に守りに入ってないで戦えよ! ずるだぞ!」
「立派な戦略だよ。それに敵の言うことなんて、わざわざ聞くかよ」
鳥人のスピードを活かし、相手にひたすら木刀を叩きつけるスアロ。それを難なく捌くヤマアラシ。クラウとブタの獣人が戦いを終えてもなお、この両者は互いの武器を打ち合っていた。
――そろそろ、やばいな。
内心でそう呟くスアロ。先ほどからどうにか相手を崩そうと攻めを繰り返しているが、このヤマアラシは一向に隙を見せる気配はない。そして、攻めと守りであれば当然、長時間の打ち合いで消耗するのは攻めの方である。
「どうした? 息があがっているぞ。こんなに力のない剣を振るうやつだったか? これなら俺にでも倒せそうだな!」
スアロの木刀を強く弾き、ガードの空いたところに針を刺しこむヤマアラシ。スアロは、どうにかそれをかわし、一度間合いを取る。
「はっ限界みたいだな」
ヤマアラシはスアロに対して落ち着いた様子でそう語る。
「どこがだよ? バリバリ元気だわ」
「嘘をつくな。本来のお前なら、いまかわす際には、日輪とか言う技を打ち込みに来るはず。それをしないということは。技を繰り出す体力もないんだろう?」
「…………」
スアロはその問いに対して何も応えることが出来なかった。正直、ハイエナとの戦いの傷も残っていることもあり、スアロの体は満身創痍だった。
「図星か。いつまで待ってもピグルが来ないあたりやつは負けたんだろうが、まあお前は俺一人で片付けよう。さてそろそろこの戦いを終わらせようか?」
――そうだなぁ。あいつの言う通り、もう俺が出せる技なんて1、2個程度だろう。
スアロは、息を吐き出し覚悟を決める。次の技で自分の力全てを出し尽くす覚悟を。
「なぁ、ハイエナとの戦いでお前らに見せた陽天流の型は確か5個だったよな?」
「急に何を言いたいのかは、わからないが、そうだな」
「だよな。陽天流は、突き技の木洩れ日、切り下ろし技の洛陽。返し技の日輪。切り上げ技の旭日。連撃技の白夜の五つ。俺も先生にはそれしか教わってない。でも陽天流には、これより先があるんだ」
木刀を中段に構え、じっとヤマアラシを、見つめるスアロ。何か仕掛けてくる、ヤマアラシもそう思い、自らが持つ長針をじっと構える。
「実はな。陽天流の六照型からは、技を継承した弟子自身が自分の力で作り出すことになってる。自分に備わった獣の力。その強みを生かして、好きに型を作って良いんだそうだ。ところで針野郎。この俺、ツバメの強みはなんだと思う?」
「ツバメ? あの小さな鳥に何ができると言うんだ?」
馬鹿にしたように笑うヤマアラシ。スアロは、そんな彼に落ち着いた様子で、応える。
「そうだよな。俺もそう思うよ。早く飛行できても結構猛禽類には勝てないし、鳥の中で秀でて目がいいわけでもない。でもな、どうやら体が小さいから旋回する速さはめちゃくちゃ速いみたいなんだ。将来的には、どこかの剣豪が『燕返し』なんて技を作るかもしれないな」
「いい加減にしろ。話が長いぞ。何が言いたい?」
「だからさ、特別に一番最初にお前に見せてやるよ。武器を打ち下ろす技、洛陽と、武器を上に弾く技、旭日を生かした俺の六照型を!!」
――ダンッ。
瞬間、スアロは大きく飛翔した、そのまま相手の針に向かって、着地の勢いを生かし、武器を上から打ち下ろす。
「――ぐっ」
短く声を漏らすヤマアラシ。しかし、スアロの攻撃は、そこでは終わらない。彼は、洛陽の勢いを殺さずに、そのまま旭日の動きにつなげる。相手の武器を打ち上げ、技を繰り出す隙を作る技。空に登る太陽が、自らの勝利を告げるように。
――カアァァン。
そのまま大きく打ち上げられたヤマアラシの針は、彼の手を離れ高々と打ち上がる。上下に激しい力が加わり持っていることができなかったのだ。
目の前には、武器も何も持たない、ただの獣人。
スアロは、打ち上げた技の勢いを生かし、自らの木刀を激しく打ち下ろす。
それがスアロの六照型。切り下ろしから切り上げへと瞬間的につなげ、最後の斬り下ろしで相手を打ち負かす型。ツバメの宙返りに見立てた、陽天流をいち早くマスターした彼にしかできない、完璧なまでに美しき剣技。
空に浮かぶ日の光は、水面みなもに映りて照り返し、二つの光が敵を射抜く。
「陽天流六照型、双陽返燕刃(そうようへんえんじん)!!」
スアロは上段から相手の頭目掛けて大きく振り下ろす。
刀は、相手を捉え、ガンッと勢いよく音を立てる。
あまりの衝撃にヤマアラシの脳は揺れ、彼はそのまま地面に倒れた。彼の針が地面に突き刺さる。KO勝ち。勝負を制したのは、スアロだった。
「おっしゃぁぁぁぁ! 勝負あったな!!」
スアロは、木刀をしまい、眼前に倒れている獣人を見つめる。
正直言って、決して楽な相手ではなかった。勝負に出ずにあのまま戦っていたら負けていたのは自分の方であったろう。まだまだ訓練中の技が上手くいってよかった、スアロは心からそう思った。
――さて、はやくここから逃げないとな。
そう思い、早くここから飛び去ろうとするスアロに対して、後ろから声がかかる。
「なるほどな。斬り下ろしからの超高速の切り上げか。これは確かに反応できないな。やはりお前は俺の手には負えなかったか」
それは辛うじて目を覚ましたヤマアラシの姿だった。
「あんま喋らない方がいいぞ。頭にめちゃくちゃ強く一発入れたんだ。安静にしてた方がいい」
「気にするなよ。だが、すごいなぁ、お前らは、ピグルも帰ってこない様子を見ると、イエナもピグルも俺もお前らにやられたわけだ。大したもんだよ陽天流は。だけどな、お前は、俺がただピグルを待つためだけに時間を稼いでいると思ったのか?」
「何言ってんだよ? お前」
その時スアロは、すさまじい翼の音がこちらに向かっていることに気づいた。そしてそれを聞き、彼は、このヤマアラシが最初から何を目的として時間を稼いでいたのかに気づく。
「きっとお前ら3人は一人でも捕まえていたら残り二人が助けに来るんだろ。そしてもうお前は逃げられない。試合に負けて勝負に勝ったとはこのことだな」
ヤマアラシの声を背中に受けながらも、夜空を見つめるスアロ。すると、彼の目の前に、羽音の主が降り立つ。
大きな翼をはためかせ、敵のボスは、スアロの前方に降り立った。
――あー、これは流石に勝てそうにないな。
「おいてめえ、良い加減に守りに入ってないで戦えよ! ずるだぞ!」
「立派な戦略だよ。それに敵の言うことなんて、わざわざ聞くかよ」
鳥人のスピードを活かし、相手にひたすら木刀を叩きつけるスアロ。それを難なく捌くヤマアラシ。クラウとブタの獣人が戦いを終えてもなお、この両者は互いの武器を打ち合っていた。
――そろそろ、やばいな。
内心でそう呟くスアロ。先ほどからどうにか相手を崩そうと攻めを繰り返しているが、このヤマアラシは一向に隙を見せる気配はない。そして、攻めと守りであれば当然、長時間の打ち合いで消耗するのは攻めの方である。
「どうした? 息があがっているぞ。こんなに力のない剣を振るうやつだったか? これなら俺にでも倒せそうだな!」
スアロの木刀を強く弾き、ガードの空いたところに針を刺しこむヤマアラシ。スアロは、どうにかそれをかわし、一度間合いを取る。
「はっ限界みたいだな」
ヤマアラシはスアロに対して落ち着いた様子でそう語る。
「どこがだよ? バリバリ元気だわ」
「嘘をつくな。本来のお前なら、いまかわす際には、日輪とか言う技を打ち込みに来るはず。それをしないということは。技を繰り出す体力もないんだろう?」
「…………」
スアロはその問いに対して何も応えることが出来なかった。正直、ハイエナとの戦いの傷も残っていることもあり、スアロの体は満身創痍だった。
「図星か。いつまで待ってもピグルが来ないあたりやつは負けたんだろうが、まあお前は俺一人で片付けよう。さてそろそろこの戦いを終わらせようか?」
――そうだなぁ。あいつの言う通り、もう俺が出せる技なんて1、2個程度だろう。
スアロは、息を吐き出し覚悟を決める。次の技で自分の力全てを出し尽くす覚悟を。
「なぁ、ハイエナとの戦いでお前らに見せた陽天流の型は確か5個だったよな?」
「急に何を言いたいのかは、わからないが、そうだな」
「だよな。陽天流は、突き技の木洩れ日、切り下ろし技の洛陽。返し技の日輪。切り上げ技の旭日。連撃技の白夜の五つ。俺も先生にはそれしか教わってない。でも陽天流には、これより先があるんだ」
木刀を中段に構え、じっとヤマアラシを、見つめるスアロ。何か仕掛けてくる、ヤマアラシもそう思い、自らが持つ長針をじっと構える。
「実はな。陽天流の六照型からは、技を継承した弟子自身が自分の力で作り出すことになってる。自分に備わった獣の力。その強みを生かして、好きに型を作って良いんだそうだ。ところで針野郎。この俺、ツバメの強みはなんだと思う?」
「ツバメ? あの小さな鳥に何ができると言うんだ?」
馬鹿にしたように笑うヤマアラシ。スアロは、そんな彼に落ち着いた様子で、応える。
「そうだよな。俺もそう思うよ。早く飛行できても結構猛禽類には勝てないし、鳥の中で秀でて目がいいわけでもない。でもな、どうやら体が小さいから旋回する速さはめちゃくちゃ速いみたいなんだ。将来的には、どこかの剣豪が『燕返し』なんて技を作るかもしれないな」
「いい加減にしろ。話が長いぞ。何が言いたい?」
「だからさ、特別に一番最初にお前に見せてやるよ。武器を打ち下ろす技、洛陽と、武器を上に弾く技、旭日を生かした俺の六照型を!!」
――ダンッ。
瞬間、スアロは大きく飛翔した、そのまま相手の針に向かって、着地の勢いを生かし、武器を上から打ち下ろす。
「――ぐっ」
短く声を漏らすヤマアラシ。しかし、スアロの攻撃は、そこでは終わらない。彼は、洛陽の勢いを殺さずに、そのまま旭日の動きにつなげる。相手の武器を打ち上げ、技を繰り出す隙を作る技。空に登る太陽が、自らの勝利を告げるように。
――カアァァン。
そのまま大きく打ち上げられたヤマアラシの針は、彼の手を離れ高々と打ち上がる。上下に激しい力が加わり持っていることができなかったのだ。
目の前には、武器も何も持たない、ただの獣人。
スアロは、打ち上げた技の勢いを生かし、自らの木刀を激しく打ち下ろす。
それがスアロの六照型。切り下ろしから切り上げへと瞬間的につなげ、最後の斬り下ろしで相手を打ち負かす型。ツバメの宙返りに見立てた、陽天流をいち早くマスターした彼にしかできない、完璧なまでに美しき剣技。
空に浮かぶ日の光は、水面みなもに映りて照り返し、二つの光が敵を射抜く。
「陽天流六照型、双陽返燕刃(そうようへんえんじん)!!」
スアロは上段から相手の頭目掛けて大きく振り下ろす。
刀は、相手を捉え、ガンッと勢いよく音を立てる。
あまりの衝撃にヤマアラシの脳は揺れ、彼はそのまま地面に倒れた。彼の針が地面に突き刺さる。KO勝ち。勝負を制したのは、スアロだった。
「おっしゃぁぁぁぁ! 勝負あったな!!」
スアロは、木刀をしまい、眼前に倒れている獣人を見つめる。
正直言って、決して楽な相手ではなかった。勝負に出ずにあのまま戦っていたら負けていたのは自分の方であったろう。まだまだ訓練中の技が上手くいってよかった、スアロは心からそう思った。
――さて、はやくここから逃げないとな。
そう思い、早くここから飛び去ろうとするスアロに対して、後ろから声がかかる。
「なるほどな。斬り下ろしからの超高速の切り上げか。これは確かに反応できないな。やはりお前は俺の手には負えなかったか」
それは辛うじて目を覚ましたヤマアラシの姿だった。
「あんま喋らない方がいいぞ。頭にめちゃくちゃ強く一発入れたんだ。安静にしてた方がいい」
「気にするなよ。だが、すごいなぁ、お前らは、ピグルも帰ってこない様子を見ると、イエナもピグルも俺もお前らにやられたわけだ。大したもんだよ陽天流は。だけどな、お前は、俺がただピグルを待つためだけに時間を稼いでいると思ったのか?」
「何言ってんだよ? お前」
その時スアロは、すさまじい翼の音がこちらに向かっていることに気づいた。そしてそれを聞き、彼は、このヤマアラシが最初から何を目的として時間を稼いでいたのかに気づく。
「きっとお前ら3人は一人でも捕まえていたら残り二人が助けに来るんだろ。そしてもうお前は逃げられない。試合に負けて勝負に勝ったとはこのことだな」
ヤマアラシの声を背中に受けながらも、夜空を見つめるスアロ。すると、彼の目の前に、羽音の主が降り立つ。
大きな翼をはためかせ、敵のボスは、スアロの前方に降り立った。
――あー、これは流石に勝てそうにないな。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
「聖女に丸投げ、いい加減やめません?」というと、それが発動条件でした。※シファルルート
ハル*
ファンタジー
コミュ障気味で、中学校では友達なんか出来なくて。
胸が苦しくなるようなこともあったけれど、今度こそ友達を作りたい! って思ってた。
いよいよ明日は高校の入学式だ! と校則がゆるめの高校ということで、思いきって金髪にカラコンデビューを果たしたばかりだったのに。
――――気づけば異世界?
金髪&淡いピンクの瞳が、聖女の色だなんて知らないよ……。
自前じゃない髪の色に、カラコンゆえの瞳の色。
本当は聖女の色じゃないってバレたら、どうなるの?
勝手に聖女だからって持ち上げておいて、聖女のあたしを護ってくれる誰かはいないの?
どこにも誰にも甘えられない環境で、くじけてしまいそうだよ。
まだ、たった15才なんだから。
ここに来てから支えてくれようとしているのか、困らせようとしているのかわかりにくい男の子もいるけれど、ひとまず聖女としてやれることやりつつ、髪色とカラコンについては後で……(ごにょごにょ)。
――なんて思っていたら、頭頂部の髪が黒くなってきたのは、脱色後の髪が伸びたから…が理由じゃなくて、問題は別にあったなんて。
浄化の瞬間は、そう遠くはない。その時あたしは、どんな表情でどんな気持ちで浄化が出来るだろう。
召喚から浄化までの約3か月のこと。
見た目はニセモノな聖女と5人の(彼女に王子だと伝えられない)王子や王子じゃない彼らのお話です。
※残酷と思われるシーンには、タイトルに※をつけてあります。
29話以降が、シファルルートの分岐になります。
29話までは、本編・ジークムントと同じ内容になりますことをご了承ください。
本編・ジークムントルートも連載中です。
とある辺境伯家の長男 ~剣と魔法の異世界に転生した努力したことがない男の奮闘記 「ちょっ、うちの家族が優秀すぎるんだが」~
海堂金太郎
ファンタジー
現代社会日本にとある男がいた。
その男は優秀ではあったものの向上心がなく、刺激を求めていた。
そんな時、人生最初にして最大の刺激が訪れる。
居眠り暴走トラックという名の刺激が……。
意識を取り戻した男は自分がとある辺境伯の長男アルテュールとして生を受けていることに気が付く。
俗に言う異世界転生である。
何不自由ない生活の中、アルテュールは思った。
「あれ?俺の家族優秀すぎじゃね……?」と……。
―――地球とは異なる世界の超大陸テラに存在する国の一つ、アルトアイゼン王国。
その最前線、ヴァンティエール辺境伯家に生まれたアルテュールは前世にしなかった努力をして異世界を逞しく生きてゆく――
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
魔王召喚 〜 召喚されし歴代最強 〜
四乃森 コオ
ファンタジー
勇者によって魔王が討伐されてから千年の時が経ち、人族と魔族による大規模な争いが無くなっていた。
それでも人々は魔族を恐れ、いつ自分たちの生活を壊しに侵攻してくるのかを心配し恐怖していた ───── 。
サーバイン戦闘専門学校にて日々魔法の研鑽を積んでいたスズネは、本日無事に卒業の日を迎えていた。
卒業式で行われる『召喚の儀』にて魔獣を召喚する予定だっのに、何がどうなったのか魔族を統べる魔王クロノを召喚してしまう。
訳も分からず契約してしまったスズネであったが、幼馴染みのミリア、性格に難ありの天才魔法師、身体の頑丈さだけが取り柄のドワーフ、見習い聖騎士などなどたくさんの仲間たちと共に冒険の日々を駆け抜けていく。
そして・・・スズネと魔王クロノ。
この二人の出逢いによって、世界を巻き込む運命の歯車がゆっくりと動き出す。
■毎週月曜と金曜に更新予定です。
新日本書紀《異世界転移後の日本と、通訳担当自衛官が往く》
橘末
ファンタジー
20XX年、日本は唐突に異世界転移してしまった。
嘗て、神武天皇を疎んだが故に、日本と邪馬台国を入れ換えた神々は、自らの信仰を守る為に勇者召喚技術を応用して、国土転移陣を完成させたのだ。
出雲大社の三男万屋三彦は、子供の頃に神々の住まう立ち入り禁止区画へ忍び込み、罰として仲間達を存在ごと、消されてしまった過去を持つ。
万屋自身は宮司の血筋故に、神々の寵愛を受けてただ一人帰ったが、その時の一部失われた記憶は、自衛官となった今も時折彼を苦しめていた。
そして、演習中の硫黄島沖で、アメリカ艦隊と武力衝突してしまった異世界の人間を、海から救助している作業の最中、自らの持つ翻訳能力に気付く。
その後、特例で通訳担当自衛官という特殊な立場を与えられた万屋は、言語学者が辞書を完成させるまで、各地を転戦する事になるのだった。
この作品はフィクションです。(以下略)
文章を読み易く修正中です。
改稿中に時系列の問題に気付きました為、その辺りも修正中です。
現在、徐々に修正しています。
本当に申し訳ありません。
不定期更新中ですが、エタる事だけは絶対にありませんので、ご安心下さい。
魔法公証人~ルロイ・フェヘールの事件簿~
紫仙
ファンタジー
真実を司りし神ウェルスの名のもとに、
魔法公証人が秘められし真実を問う。
舞台は多くのダンジョンを近郊に擁する古都レッジョ。
多くの冒険者を惹きつけるレッジョでは今日も、
冒険者やダンジョンにまつわるトラブルで騒がしい。
魔法公証人ルロイ・フェヘールは、
そんなレッジョで真実を司る神ウェルスの御名の元、
証書と魔法により真実を見極める力「プロバティオ」をもって、
トラブルを抱えた依頼人たちを助けてゆく。
異世界公証人ファンタジー。
基本章ごとの短編集なので、
各章のごとに独立したお話として読めます。
カクヨムにて一度公開した作品ですが、
要所を手直し推敲して再アップしたものを連載しています。
最終話までは既に書いてあるので、
小説の完結は確約できます。
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
紋章斬りの刀伐者〜無能と蔑まれ死の淵に追い詰められてから始まる修行旅〜
覇翔 楼技斗
ファンタジー
「貴様は今日を持ってこの家から追放し、一生家名を名乗ることを禁ずる!」
とある公爵家の三男である『テル』は無能という理由で家を追放されてしまう。
追放されても元・家族の魔の手が届くことを恐れたテルは無理を承知で街を単身で出る。
最初は順調だった旅路。しかしその夜、街の外に蔓延る凶悪な魔物が戦う力の少ないテルに襲いかかる。
魔物により命の危機に瀕した時、遂にテルの能力が開花する……!
これは、自分を追放した家を見返して遂には英雄となる、そんな男の物語。
注意:
最強系ではなく、努力系なので戦いで勝つとは限りません。なんなら前半は負けが多いかも……。
ざまぁ要素も入れる予定ですが、本格的にざまぁするのは後半です。
ハ(検索避け)レム要素は基本的に無いですが、タグにあるように恋愛要素はあります。
『カクヨム』にて先行投稿してします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる