クラスまるごと転移したら、みんな魔族のお嫁さんになりました

桜羽根ねね

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番外編

温色フレグランス(ルトクロ)

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CP:ルトラ×黒河
時系列:第二部終了後


とってもすけべなルトクロファンアートに触発されて書いた短いお話です。

すっごく私好みすぎる二人でした、ありがとうございます!

コピペが必要になってしまいますが、以下のリンクから濃厚ルトクロを浴びれます♡

https://twitter.com/kinokoobake_il/status/1815716538160411020?t=LPpVQR7vOATzShuBf5OAcQ&s=19


☆☆☆☆☆


「じゃあ、行ってくる。すぐに終わらせて帰ってくるから」
「うん。いってらっしゃい。視察頑張ってね」

 軽めのキスを一つだけして離れようと思ったら、お互いの尻尾が絡まっていて苦笑してしまった。本当は離れ難いってことが態度に出てしまってる。ルトラより細くて短い尻尾だし、性感帯ってわけじゃないけど、触れ合っているだけでじんわり気持ちいい。

 それでも、今はルトラを見送らなきゃ。魔の国の奥地で未知の遺跡が見つかったってことで、研究を兼ねて数日間の視察に行くんだから。魔法に関することらしいし、行く場所が危険かもしれないともあって、僕は大人しく留守番だ。

 先端でちゅっちゅ触れていた尻尾を無理矢理解いて、笑顔でルトラを見送る。そう、離れるといってもたかだか数日間。部屋の掃除や料理の練習をしていたらあっという間に過ぎるはずだ。

 ──なんて考えていた朝の自分を、吹っ飛ばしてやりたい。

「──う、うぅ……、ルトラぁ……っ♡」

 今までずっと傍に居てくれた存在が居ないだけで、今日の僕はずっとダメダメだった。何かとルトラに話しかけてはそういえばいなかったんだとしょんぼりしたり、息子くんに授乳しながらハメられている灰島くんを見ておまんこが疼いたり、ルトラの好物を作ろうと意気込みすぎて初手で自分の指を切ったり。

 怪我は治癒してもらったけど、本当に情けない。ルトラが出かけてから、まだ一日も経ってないのに。触れ合いたくて、抱きしめてほしくて、堪らない。夜になっても眠れないままもだもだしてしまう。

「……あ。そうだ……っ」

 悶々とした気持ちのままベッドの上にいたけれど、いいことを思いついて飛び起きた。

 寝室にあるクローゼットを開けると、ルトラの大きい服がずらりと並んでいる。魔法で綺麗にされてはいるけど、嗅ぎなれたルトラのニオイは残ったままで思わず唾液が湧いてきてしまった。よく普段使いしているものを選んで、布の塊をシーツの上へ。

 そのままぼふんとダイブすれば、まるでルトラに包まれているような心地になった。これならゆっくり眠れそうだ。
 ミノムシになった気分で、尻尾でもしっかり服を抱きしめて、この日はすとんと眠ることが出来た。






「──ん……。あぇ……?あ、れ、……え、ルトラ……?なんで、もう……、んぐっ♡ほ……?おちん、ち、ハマっ、て……?」
「こら、駄目だろ。今のクロはちんぽケースなんだから。喋る時は語尾ににゃをつけねぇと」
「あ……。そうだったにゃん♡ごめんにゃぁ……♡」

 駅弁でハメられていてびっくりしたけど、そういえばそうだ、今はルトラのおちんぽケースなんだった。にゃあって鳴くのも当たり前のことなのに、どうして忘れてたんだろう。

「あ、んうっ♡おちんちん、きもちいいにゃん♡」

 ルトラが歩く度に前立腺をごりごり潰されてすごく気持ちいい♡我慢出来ない僕のおちんちんから、とろとろとおもらし射精が押し出されてしまった。

 その瞬間、お尻をバチンと叩かれる。

「ひに゛ゃっ♡」
「オレより先にイくなって教えたよな?」
「あ、んあっ、ごめんにゃさいっ♡き、もちよくて、我慢できなかった、に゛ゃあッ♡」
「次は気をつけろよ」

 どうしよう、叩かれた刺激でまたイっちゃうところだった……♡でも、あれ……?いつものルトラならこんな意地悪なことしないし、先にイくななんて言わないはずなのに……。

 なにか、おかしいような。

「鍛えなおしておくか。今から本気でピストンすっから、ちゃんとイキ我慢しろよ?」
「ふ、にゃあっ♡そ、そご……ッ、お、おほおおぉっ♡♡」

 腰を掴まれて、バチュバチュ激しい抽挿が始まって、考えていたことが全部飛んでしまった♡イかないように唇を噛んで耐えるけど、おまんこに響く快感がそれを許してくれない……っ♡

「あ、あぁ、んお゛、いぐ、にゃあっ♡ざこいき、しちゃ、うぅ……ッッ♡♡」

 じわじわと潤んでいく視界が──、ぱちんと白く染まった。


「──っは!は、ぁ……?あ、あれ……、ゆめにゃん……?ん゛あっ、ほぉ゛!?」

 おまんこに感じた刺激で、一気に意識が覚醒する。
 どうやら今まで見ていたものは夢だったらしく、現実では……。ルトラの服に埋もれて、自分の尻尾でアナニーしながら射精してしまっていた。

「は、んっ♡あ……、はぁ……、汚し、ちゃったにゃあ……♡っ、いや、もう、にゃあはいらな……んぎゅっ♡」

 ぐぷっと抜いた尻尾の先がいやらしくテラついている。
 ああ……、僕の精液で汚してしまった服は洗濯しないと。

「ふ、う……♡初っ端からこんな調子じゃ、もう我慢なんて無理かも……♡♡」

 夢の中の少し意地悪なルトラを思い出しただけで、単純な僕の身体は甘くわなないた。





 そうして。

 朝から悶々とした状態で、ふとした瞬間にルトラのことを思い出しながら過ごした二日目の夜。

 僕はもう、吹っ切れることにした。

 どうせあと数日は帰ってこれないんだから。我慢せずに発散させよう、と。

 昨日よりも増やした服の砦にこもって、一番ルトラのニオイが染みついているシャツを素肌の上に羽織った。大きくてぶかぶかで、無機質なのにあったかい。

「ふふ……♡」

 勝手に笑みが零れて、尻尾がブンブン左右に揺れる。そのまま上体を服の山に埋めて、お尻を高く上げた。昨日は無意識の内にやってしまったけど、今度は意識して尻尾をおまんこに触れさせる。これはルトラの尻尾だと、自分に暗示をかけながら。

「あ、はぁ、う、ルトラぁ……っ♡」

 焦らすようにちゅぱちゅぱ表面をなぞった後、ハート型の先端がぬぷりと入ってきた。ぞりぞりとナカを擦っていくのが、じれったいくらい気持ちいい。最初はゆっくり、どんどん速く、的確に弱いところを責め続けて……♡

「お、お゛ぉ、ふ♡そこっ、押しつぶされる、の、だめ、きもち、いっ……♡♡」

 ぐっと爪先を丸めながら、尻尾をぐちゅぐちゅ激しく動かしていく。自分でやっているのに、本当にルトラにされているような気持ちになってきて……♡妄想の中のルトラが囁きかけてくる♡

『やらしいな、クロ。こんなに吸い付いてきやがって』
「あ、あぁ……♡だって、ルトラの、だからぁ♡ほっ、ごりごり、おかしくなる……っ♡」
『なっちまえよ。ああでも、そうしたらオレのちんこはいらねぇか?』
「や、だっ♡いる、ほしいっ。ん、ふ、ルトラのおちんちん、おちんぽぉ♡♡ふ、ぎゅ、ああぁっ♡♡ぼ、僕のおまんこ、いっぱいついて♡とろとろにして……っ♡」

 はしたない言葉を口にすると、もっと興奮してしまう。触っていない僕のおちんちんからも、たぱたぱカウパーが漏れていくのが分かった♡ああ、また服を汚しちゃった……♡でも、ルトラにマーキングしてるみたいでドキドキしちゃうな♡

『堪え性のないちんこだな。ほら、後ろだけでイけよ』
「あ、あぁ、ん、イく、も……、おまんこで、イぐ……ッ♡♡」

 夢の中の意地悪ルトラが妄想にまで侵食してくる♡

 尻尾がいいところを強くぐりっと抉った瞬間、僕は声もなく果てていた♡

「ひに゛ゃああぁっ♡♡はあっ、は、ぁ、はふ、ん、うぅ……♡」
「気持ちよかったか、クロ?」
「あ……♡う、ん。よかったにゃあ……♡でも、たりない……♡ルトラの、おちんちんほしい……っ♡ぎゅってされながら、いっぱいちゅーして、奥までびゅーびゅーされたいにゃん……♡♡」

 腰がべちょりと落ちて、玉とおちんちんが下を向いた情けない格好♡すりすりとルトラの服に擦り付けて甘い余韻に浸る♡昨日の夢に釣られてにゃあにゃあ言っちゃう自分が恥ずかしいけど、きっとルトラなら……。

「は……、可愛いこと言いやがって……。甘えた猫になっちまったみたいだな?」
「ん……♡うん……♡そうにゃん、ルトラに可愛がってほしいにゃあ♡」
「……ふー…………、即行で視察終わらせてきたオレへのご褒美か?遠慮なくいただくからな?」

 やっぱり♡ルトラなら喜んでくれると思った♡
 上からずっしり感じる体温が幸せ、……で、……体温?

 バチュンッッッッッ♡♡♡

「ふに゛ゃああああぁぁっっ♡♡あ゛っ♡ル、ルト、ラ……ッ!?ほ、ほんもの……?あ゛、ひっ♡」
「昨日の今日でオレの服集めてこもってオレをおかずに慰めて……、あんま可愛いことされると我慢出来なくなるわ。本物ちんぽ、全身で味わえよ」
「ひっ♡お゛ぁっ♡ま、まって♡これっ♡おぐまで、くる゛ぅ~~ッッ♡♡♡」

 寝バックそのものは初めてじゃないけど、ルトラの服に埋もれたままだから、ルトラからサンドイッチされてるみたいで……っ♡オークさんと三人でする時とも違う、頭の中がルトラ一色になる感覚……♡これ、だめ♡すぐにイく♡おかしくなる♡♡

 プシャアァッ♡♡
 ジョロ……ジョワアアアァッッ♡♡♡

 下向きおちんちんから潮とおしっこが漏れて、ルトラの服をどんどんマーキングしてしまう♡止めたいのに、止めなきゃなのに、おまんこ気持ちよすぎて止まんない……っ♡♡

「ふ……、っ、持ち上げんぞ」
「へぁ、あ、あ゛ぁっ♡♡」

 今度は膝を抱えて背面駅弁……♡僕がビショビショにしてしまった服とベッドが見えてもっと恥ずかしくなってしまう♡

「ん゛っ♡ルトラのっ、おちん、ぽ、深い、ぃ~~ッ♡♡」
「クロのまんこは健気に締め付けてきて可愛いな。……ああ、尻尾まで絡まってきてやがる」
「お゛っ♡おほぉ゛ッッ♡♡」

 気がつけば、僕の尻尾がルトラのおちんちんにぐるぐる巻きついて扱いていた。そのまま挿入されるから、ごつごつでこぼこおちんぽになって……♡♡堪らなく気持ちいい……っ♡♡

 ルトラの尻尾も僕のおちんちんをシコシコしてくれて、甘やかすように先っぽを撫でられて、嬉しくてまたおもらししちゃった……♡

「ルトラっ♡♡あ、あ゛ぁ♡なかっ、なかに、ちょうだい……っ♡♡寂しかったおまんこに、いっぱい注いで……ッッ♡♡」
「言われなくても、……っく、全部、ねこそぎ、クロにやるよ……!」
「ん゛、ぁ……っ♡♡んぎゅううぅっっ♡♡♡」

 ぐんっと喉が仰け反って、舌がだらしなく伸びてしまう。そんな舌ごとルトラにしゃぶられながら、僕はドクドク注がれてくる熱い精液にうっとりと目を閉じた。


*****


「……何してんだ、クロ」
「ど、土下座を……」
「する必要ねぇだろ。ほら、こっち来い。寝直すぞ」
「っわ……!」

 カーペットの上で土下座をしていたら、あっさりルトラに抱えられてベッドに逆戻りすることになった。
 僕が漏らして汚した跡も大量に置いていた服も綺麗さっぱり消えてるし、僕自身も小綺麗にされてネグリジェを着せられている。記憶にないってことは、気絶した僕をルトラが介抱して……、散々な状態になった場を現状復帰してくれたんだろう。いくら魔法で綺麗になるとはいえ、申し訳ないし恥ずかしい。

「その……、ご、ごめん。勝手に服を使って……、汚したりして……」
「怒ってねぇよ。寧ろ嬉しいくらいだ。クロがこんなに寂しがってくれるなんてな」
「ルトラ……」

 ちゅ、と優しいキスが降ってきて、たくましい腕に力がこもる。自然と絡まった互いの尻尾が、離れないとばかりにぐるぐる何重にも巻きついていくのが分かった。

「にゃんにゃん鳴いてたのも可愛かったしな」
「あ、れは……っ!ルトラがおちんぽケースなら語尾ににゃをつけろ、って……」
「は?ちんぽケース?」
「~~っっ!!な、なななんでもない!おやすみ!!」
「いや、寝かせるかよ。喋るまでベロキスな」
「ひ、んぷっ♡んううぅ~~っ♡♡」

 夢の中と違って、ルトラの意地悪は甘い。
 ああ、だけど、こんなの、意地悪どころかご褒美だけど、どっちにしろとろとろにされて喋っちゃう未来しか見えない……っ♡♡
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