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地下6階:催眠と羞恥のフーガ
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◆グレイの装備『メイド服』
◆状態異常『自慰中毒・お尻弱点・ドM・ゆるゆる・尿道性感』
愛液と潮と尿でびしょ濡れになったパンツは、もう使い物にならず。新しく穿くことになった下着は、大事なところがくり抜かれたオープンショーツだった。
歩く度に揺れる短いスカートから、チラチラと無防備な股間が見えてしまう。じくじく勃起したままのクリトリスがスカートの布地に擦れるのか、グレイからは悩ましい吐息が零れていた。
「…………う……、もう、嫌だ……。こんな、恥ずかしい、格好で……、何度もお前達に……お、おもらし、見られるなんて……っ」
いくら気丈とはいえど、度重なる羞恥で既に脳内はキャパオーバーだ。女体化だけだったのが、更にいらない追加デバフまで与えられたことも大きい。この調子でいくと、はしたなく彼等の性器を求めてしまいそうな自分がいて、余計に恥ずかしく感じてしまう。
正直、今の時点で、切なくひくつく膣を埋めてほしいと思ってしまっている。もちろん、口にすることなんて出来ないが。
「ん~……、別に、グレイちゃんがおしっこ漏らしてんのも可愛いし、気にしないけど」
「僕が気にするんだっ! さ、さっきかけられた時も、汚くて嫌だっただろ!?」
「あったかくて、ほかほかしてたぁ~」
「そっ、そそそんなことは聞いてないっ!!」
「ふふ。大丈夫ですよ、グレイ。これから先どれだけ漏らしたとしても私達が軽蔑することはありませんから。寧ろ飲みたいくらいですし」
「……え。のみ……、……え?」
にこにこと放たれた言葉を上手く処理することが出来ず、ひくりと口元が引き攣ってしまう。たちの悪い冗談を言っているだけ、と、そう無理矢理思い込むことにした。
そんなやり取りをしつつ6階のエリアを進んでいた彼等の前に、突然、甲高い鳴き声を放つ魔物が現れた。触手が絡みついたような、浮遊する球体。ギョロリとした巨大な一つ目。ビホルダーという名の魔物だ。
「(あ……)」
ばちん、と視線が合ってしまい、一瞬頭がクラリと歪む。そんなグレイを庇うようにして、コルクの剣技とメイズの魔法が間髪入れずに魔物を消し炭にした。鮮やかすぎる手際のワンターンキルだ。
「よっわ~。準備運動にもならないね」
ピッと剣を振って鞘に戻すと、つまらなさそうにそう吐き捨てる。
「……」
「グレイ? ぼんやりしているようですが大丈夫ですか」
「っ、うん。何でも、ない」
ふと、魔物が粒子になって消えた跡に、キラリとした物が落ちていることに気がついた。何らかのドロップアイテムだろう。
何故だか、それを拾わなくてはいけない気分になってくる。
「これは……」
「あれ、なんか落ちてた?」
近付いて拾い上げたそれは、3つのクリップだった。ピンク色で、ふにりと柔らかい。グレイの手のひらを覗き込んだコルクは、換金アイテムか何かの類かと判断してすぐに興味をなくした。
「あんまり高くなさそ~」
「売るなんて勿体ない。こんな激レア装備、滅多にないんだし」
「は? 装備?」
思わず聞き返したコルクと、何かに気づいたのか目を見張ったメイズの前で、グレイは何の迷いもなくトップスを捲り上げた。
ブラジャーごと持ち上げたせいで、質量のある胸がたぷんとまろび出る。
そして、さも当たり前のように、ふっくらとした乳首をクリップで挟み込んだのだ。
「……え? は……? なに、してんの」
「装備なんだから、身につけないと意味がないだろ?」
「やはり、これは……。……どうやらグレイは催眠状態になっていますね」
「さいみん? え、いつ……って、あぁ! さっきの目玉!!」
「ええ。催眠タイプのビホルダーだったんでしょう」
「はぁ? 催眠? この僕がそんなものにかかると思ってんの?」
たゆんと胸を張るグレイだが、その姿そのものが答えだった。勝手に振動し始めたクリップが、胸のいただきでブルブルと揺れている。翡翠の瞳には、ピカリとした星が浮かんでいた。催眠暗示をかけられている証だ。
「あの目玉倒したのに、何でこんなことになってんの?」
「このタイプのビホルダーは対になっているんです。催眠を解くためには、同じ形態をした個体を倒さないといけません」
「マジかぁ……」
「二人とも、何をブツブツ話してるんだ? 僕を除け者にするなよ」
ムッとした様子のグレイに、更なる変化が訪れる。乳首を挟むクリップから、魔法で形成されたワイヤーが伸びていったのだ。それはメイド服とは名ばかりの短いスカートの裾に固定されると、ふわりと吊り上げてしまう。
オープンクロッチから覗く女性器が、あっという間に丸見えになってしまった。
「っ、わ!?」
流石にこれは想定外だったのか、顔を赤らめて後ろを向くグレイ。ただし、Tバックのパンツのせいでお尻はバッチリ見えたままである。
「全く……、装備する前にこんなことをしないでほしいんだけど」
かと思えば、くるりと向き直ってきた。スカートは捲れたままで、股間を隠そうともしていない。
数秒前と違うところといえば、剥き出しのクリトリスが、最後のクリップに挟まれていることだ。ヴヴヴとくぐもった機械音を立てて、グレイの肉芽を責め立てている。
「ん……っ♡ 流石、希少な装備は違うな♡」
裸よりも恥ずかしい格好だというのに、それを全く認識出来ていないグレイは、星の瞳をぱちりと瞬かせた。
「……どうしたんだ、二人とも。顔が怖いけど」
「…………あのさぁ、グレイちゃん。自分が何をどこにつけてんのか、分かってんの?」
「なに、って……。当たり前じゃないか。僕の勃起乳首とえっちなクリトリスに、聖なる加護のリングを付けているんだよ。っん、はぁ……♡ 振動が、気持ちよくて……、効果をすごく感じる……っ♡」
「……それなら、もっと詳しく見せてもらっても? クリトリスが見えやすいようにしてくれますか」
「ちょ……、メイズ!?」
「今更欲しがっても遅いからな。この装備はもう僕の物だよ。……まあ、見るだけならいいけど」
メイズの発言に引くことも怒ることもなく、グレイは自らの性器に手をやると両側にくぱっと割り開いた。とろりと糸を引く媚肉がひくひくと収縮していて、クリップに挟まれた陰核が嬉しそうに震えている。
「どうだ? 僕のトロトロおまんこにぴったりだろ?」
催眠に淫語を喋らせる効果も含まれているのか、普段グレイが絶対口にしない単語まで飛び出してきて、コルクは軽く眩暈を覚えた。えっちなグレイは好きだが、これは最早グレイの形をした別の人間だ。それはそれとして興奮するよね~、と囁いてくる本能は頭の中でぶん殴っておいた。
「ねぇ、メイズ。対の目玉探す以外で、もっと楽に戻す方法とかないの?」
「…………」
「うわ。めっちゃガン見してる……」
「失礼な。解析をしていたんですよ。……この催眠ですが、グレイにとって強いショックがあれば、元に戻る可能性がありそうです」
「強いショック~? ……あ。そーだ、おしっこ漏らしたら恥ずかしくて戻るんじゃない?」
名案、とばかりに提示されたその言葉に、一番早く反応したのは、当人であるグレイだった。くぱぁと開かせていた手を外すと、胸と性器を剥き出しにしたまま踵を返す。そのまま逃げ出しそうな空気を感じたため、咄嗟にコルクが背後から抱き止めた。
「一人でどこ行くの、グレイちゃん」
「……お、お前がおしっこなんて言うから、おしっこしたくなったんだよ……っ♡」
「ふふ、正直だねぇ。だったらここで立ちションしちゃお」
「え、あっ」
言うが早いか、グレイの片足を膝裏から抱え、開脚させてしまう。片足立ちになり、大胆に晒された股間からは、とろりとした愛液が垂れていた。クリップに挟まれたクリトリスが跳ね、雫が散る。
「や、やだぁ……っ♡ 僕のおまんこよわいからっ、おしっこ我慢出来ないのに……っ♡」
「催眠にかかっていても我慢しようとするんですね。『三点責め』と『下着暴露』の状態異常までプラスされているというのに。……ふふ、大丈夫ですよ、グレイ。私が手伝ってあげますので」
「……ぇ、メイズ……?」
滑らかな所作で膝をつけたメイズは、グレイの秘部をじっくり見つめた後、『そこ』に指を伸ばした。
「ひあっっ♡♡♡」
ぴちゅっ、と水音を立てて触れられたのは、状態異常のせいで性感帯と化している尿道だった。
「おしっこが出来るように応援してあげますね」
「ぃぐっ♡♡ おうえ、ん、いらないぃっ♡♡」
小さな穴の表面を、指の腹で何度も優しく撫で上げる。既にチョロッと失禁が始まってしまっているが、グレイは星の瞳を瞬かせて必死に首を横に振った。
「おもらしっ、やだっ♡♡ 二人に幻滅されちゃ、うっ♡」
「幻滅なんてしませんよ」
「そーそー。ほら、がんばれグレイちゃん♡ 溜まったおしっこ出しちゃお♡」
「ん゛、ん~~~~っっ♡♡♡」
乳首と肉芽をいじめているクリップを二人から引っ張られ、バチバチとした快感が全身を焦がす。
ブシャアアッ、と弾けるように溢れ出した小水は、メイズの手を濡らしながら幾数もの放物線を描いた。
「ひ、あぁっ♡♡ ちくびっ、くりちゃんも、きもち、いぃっっ♡ おしっこしゅごい♡♡ おまんこずっとイってりゅぅ♡♡♡ やらっ、見られるの、だめなのにぃっ♡♡」
「駄目なのに勢いどんどん強くなってるね~♡ ほんとは見られるの好きなんでしょ」
「ちがっ、……ちが、うぅっ♡」
「ふふ、おまんこから愛液が溢れてますよ。こちらの方は正直ですね」
「んあぁっ♡♡」
太腿に垂れてきた透明なそれが、メイズの舌に舐め取られる。ぞくぞくとした快感と羞恥に、頭の中が真っ白になっていく。
「…………あ………………♡♡♡」
恍惚とした表情で喘ぐグレイの瞳から、チカチカとした星が流れ星のようにかき消えた。
──ジョオオオォッッ
「……は、……わあああぁ!!!??」
「いっった!?」
片足を持ち上げられ、いまだ続く放尿の最中。
とんでもない状況で理性を取り戻したグレイは、反射的に裏拳を放ってしまっていた。
◆状態異常『自慰中毒・お尻弱点・ドM・ゆるゆる・尿道性感』
愛液と潮と尿でびしょ濡れになったパンツは、もう使い物にならず。新しく穿くことになった下着は、大事なところがくり抜かれたオープンショーツだった。
歩く度に揺れる短いスカートから、チラチラと無防備な股間が見えてしまう。じくじく勃起したままのクリトリスがスカートの布地に擦れるのか、グレイからは悩ましい吐息が零れていた。
「…………う……、もう、嫌だ……。こんな、恥ずかしい、格好で……、何度もお前達に……お、おもらし、見られるなんて……っ」
いくら気丈とはいえど、度重なる羞恥で既に脳内はキャパオーバーだ。女体化だけだったのが、更にいらない追加デバフまで与えられたことも大きい。この調子でいくと、はしたなく彼等の性器を求めてしまいそうな自分がいて、余計に恥ずかしく感じてしまう。
正直、今の時点で、切なくひくつく膣を埋めてほしいと思ってしまっている。もちろん、口にすることなんて出来ないが。
「ん~……、別に、グレイちゃんがおしっこ漏らしてんのも可愛いし、気にしないけど」
「僕が気にするんだっ! さ、さっきかけられた時も、汚くて嫌だっただろ!?」
「あったかくて、ほかほかしてたぁ~」
「そっ、そそそんなことは聞いてないっ!!」
「ふふ。大丈夫ですよ、グレイ。これから先どれだけ漏らしたとしても私達が軽蔑することはありませんから。寧ろ飲みたいくらいですし」
「……え。のみ……、……え?」
にこにこと放たれた言葉を上手く処理することが出来ず、ひくりと口元が引き攣ってしまう。たちの悪い冗談を言っているだけ、と、そう無理矢理思い込むことにした。
そんなやり取りをしつつ6階のエリアを進んでいた彼等の前に、突然、甲高い鳴き声を放つ魔物が現れた。触手が絡みついたような、浮遊する球体。ギョロリとした巨大な一つ目。ビホルダーという名の魔物だ。
「(あ……)」
ばちん、と視線が合ってしまい、一瞬頭がクラリと歪む。そんなグレイを庇うようにして、コルクの剣技とメイズの魔法が間髪入れずに魔物を消し炭にした。鮮やかすぎる手際のワンターンキルだ。
「よっわ~。準備運動にもならないね」
ピッと剣を振って鞘に戻すと、つまらなさそうにそう吐き捨てる。
「……」
「グレイ? ぼんやりしているようですが大丈夫ですか」
「っ、うん。何でも、ない」
ふと、魔物が粒子になって消えた跡に、キラリとした物が落ちていることに気がついた。何らかのドロップアイテムだろう。
何故だか、それを拾わなくてはいけない気分になってくる。
「これは……」
「あれ、なんか落ちてた?」
近付いて拾い上げたそれは、3つのクリップだった。ピンク色で、ふにりと柔らかい。グレイの手のひらを覗き込んだコルクは、換金アイテムか何かの類かと判断してすぐに興味をなくした。
「あんまり高くなさそ~」
「売るなんて勿体ない。こんな激レア装備、滅多にないんだし」
「は? 装備?」
思わず聞き返したコルクと、何かに気づいたのか目を見張ったメイズの前で、グレイは何の迷いもなくトップスを捲り上げた。
ブラジャーごと持ち上げたせいで、質量のある胸がたぷんとまろび出る。
そして、さも当たり前のように、ふっくらとした乳首をクリップで挟み込んだのだ。
「……え? は……? なに、してんの」
「装備なんだから、身につけないと意味がないだろ?」
「やはり、これは……。……どうやらグレイは催眠状態になっていますね」
「さいみん? え、いつ……って、あぁ! さっきの目玉!!」
「ええ。催眠タイプのビホルダーだったんでしょう」
「はぁ? 催眠? この僕がそんなものにかかると思ってんの?」
たゆんと胸を張るグレイだが、その姿そのものが答えだった。勝手に振動し始めたクリップが、胸のいただきでブルブルと揺れている。翡翠の瞳には、ピカリとした星が浮かんでいた。催眠暗示をかけられている証だ。
「あの目玉倒したのに、何でこんなことになってんの?」
「このタイプのビホルダーは対になっているんです。催眠を解くためには、同じ形態をした個体を倒さないといけません」
「マジかぁ……」
「二人とも、何をブツブツ話してるんだ? 僕を除け者にするなよ」
ムッとした様子のグレイに、更なる変化が訪れる。乳首を挟むクリップから、魔法で形成されたワイヤーが伸びていったのだ。それはメイド服とは名ばかりの短いスカートの裾に固定されると、ふわりと吊り上げてしまう。
オープンクロッチから覗く女性器が、あっという間に丸見えになってしまった。
「っ、わ!?」
流石にこれは想定外だったのか、顔を赤らめて後ろを向くグレイ。ただし、Tバックのパンツのせいでお尻はバッチリ見えたままである。
「全く……、装備する前にこんなことをしないでほしいんだけど」
かと思えば、くるりと向き直ってきた。スカートは捲れたままで、股間を隠そうともしていない。
数秒前と違うところといえば、剥き出しのクリトリスが、最後のクリップに挟まれていることだ。ヴヴヴとくぐもった機械音を立てて、グレイの肉芽を責め立てている。
「ん……っ♡ 流石、希少な装備は違うな♡」
裸よりも恥ずかしい格好だというのに、それを全く認識出来ていないグレイは、星の瞳をぱちりと瞬かせた。
「……どうしたんだ、二人とも。顔が怖いけど」
「…………あのさぁ、グレイちゃん。自分が何をどこにつけてんのか、分かってんの?」
「なに、って……。当たり前じゃないか。僕の勃起乳首とえっちなクリトリスに、聖なる加護のリングを付けているんだよ。っん、はぁ……♡ 振動が、気持ちよくて……、効果をすごく感じる……っ♡」
「……それなら、もっと詳しく見せてもらっても? クリトリスが見えやすいようにしてくれますか」
「ちょ……、メイズ!?」
「今更欲しがっても遅いからな。この装備はもう僕の物だよ。……まあ、見るだけならいいけど」
メイズの発言に引くことも怒ることもなく、グレイは自らの性器に手をやると両側にくぱっと割り開いた。とろりと糸を引く媚肉がひくひくと収縮していて、クリップに挟まれた陰核が嬉しそうに震えている。
「どうだ? 僕のトロトロおまんこにぴったりだろ?」
催眠に淫語を喋らせる効果も含まれているのか、普段グレイが絶対口にしない単語まで飛び出してきて、コルクは軽く眩暈を覚えた。えっちなグレイは好きだが、これは最早グレイの形をした別の人間だ。それはそれとして興奮するよね~、と囁いてくる本能は頭の中でぶん殴っておいた。
「ねぇ、メイズ。対の目玉探す以外で、もっと楽に戻す方法とかないの?」
「…………」
「うわ。めっちゃガン見してる……」
「失礼な。解析をしていたんですよ。……この催眠ですが、グレイにとって強いショックがあれば、元に戻る可能性がありそうです」
「強いショック~? ……あ。そーだ、おしっこ漏らしたら恥ずかしくて戻るんじゃない?」
名案、とばかりに提示されたその言葉に、一番早く反応したのは、当人であるグレイだった。くぱぁと開かせていた手を外すと、胸と性器を剥き出しにしたまま踵を返す。そのまま逃げ出しそうな空気を感じたため、咄嗟にコルクが背後から抱き止めた。
「一人でどこ行くの、グレイちゃん」
「……お、お前がおしっこなんて言うから、おしっこしたくなったんだよ……っ♡」
「ふふ、正直だねぇ。だったらここで立ちションしちゃお」
「え、あっ」
言うが早いか、グレイの片足を膝裏から抱え、開脚させてしまう。片足立ちになり、大胆に晒された股間からは、とろりとした愛液が垂れていた。クリップに挟まれたクリトリスが跳ね、雫が散る。
「や、やだぁ……っ♡ 僕のおまんこよわいからっ、おしっこ我慢出来ないのに……っ♡」
「催眠にかかっていても我慢しようとするんですね。『三点責め』と『下着暴露』の状態異常までプラスされているというのに。……ふふ、大丈夫ですよ、グレイ。私が手伝ってあげますので」
「……ぇ、メイズ……?」
滑らかな所作で膝をつけたメイズは、グレイの秘部をじっくり見つめた後、『そこ』に指を伸ばした。
「ひあっっ♡♡♡」
ぴちゅっ、と水音を立てて触れられたのは、状態異常のせいで性感帯と化している尿道だった。
「おしっこが出来るように応援してあげますね」
「ぃぐっ♡♡ おうえ、ん、いらないぃっ♡♡」
小さな穴の表面を、指の腹で何度も優しく撫で上げる。既にチョロッと失禁が始まってしまっているが、グレイは星の瞳を瞬かせて必死に首を横に振った。
「おもらしっ、やだっ♡♡ 二人に幻滅されちゃ、うっ♡」
「幻滅なんてしませんよ」
「そーそー。ほら、がんばれグレイちゃん♡ 溜まったおしっこ出しちゃお♡」
「ん゛、ん~~~~っっ♡♡♡」
乳首と肉芽をいじめているクリップを二人から引っ張られ、バチバチとした快感が全身を焦がす。
ブシャアアッ、と弾けるように溢れ出した小水は、メイズの手を濡らしながら幾数もの放物線を描いた。
「ひ、あぁっ♡♡ ちくびっ、くりちゃんも、きもち、いぃっっ♡ おしっこしゅごい♡♡ おまんこずっとイってりゅぅ♡♡♡ やらっ、見られるの、だめなのにぃっ♡♡」
「駄目なのに勢いどんどん強くなってるね~♡ ほんとは見られるの好きなんでしょ」
「ちがっ、……ちが、うぅっ♡」
「ふふ、おまんこから愛液が溢れてますよ。こちらの方は正直ですね」
「んあぁっ♡♡」
太腿に垂れてきた透明なそれが、メイズの舌に舐め取られる。ぞくぞくとした快感と羞恥に、頭の中が真っ白になっていく。
「…………あ………………♡♡♡」
恍惚とした表情で喘ぐグレイの瞳から、チカチカとした星が流れ星のようにかき消えた。
──ジョオオオォッッ
「……は、……わあああぁ!!!??」
「いっった!?」
片足を持ち上げられ、いまだ続く放尿の最中。
とんでもない状況で理性を取り戻したグレイは、反射的に裏拳を放ってしまっていた。
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