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商品No.110：一から作るダンジョン

01：良いとこも悪いとこも教えて

　正直、舐めていたところはある。

　実際に人間に見られるくらいで、興奮するわけがないと。
　それなのに、直接ペニスを触られずにアナルと乳首だけで何度もイってしまった。潮を噴いて、おしっこまで大量に漏らして。……どんどん、戻れないところまで来てしまっている。


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「──フェリアス、魔道具の動作確認をお願いしてもいいかな」

　そんなエドガーからの提案は、ある程度予測していたものだった。

「別に構いませんよ。俺に知られないよう、こそこそと作っていたモノですか？」
「おや、バレていたんだね」
「フェリちゃんにはまっさらな状態で楽しんでほしーなって思ってさ。ちゃんと良いとこも悪いとこも教えてよ？」

　エドガーの後ろからひょっこり現れたリーヴァンも参戦してきた。俺が使うのは決定事項という前提で話を進めてくる。まあ、気持ちいいことは俺も好きだから、断る理由はないだろう。

「ええ、厳しくジャッジしてあげましょう。それで、どんな魔道具なんですか？」
「『おうちでダンジョン』って名前で～、大きいサイコロ型にしてみたんだよね。自分で好きなダンジョンを作れて、ジョブや配置も決められんの。もちろん、ぜーんぶすけべでえっちな仕様になってるから、淡白なフェリちゃんでも楽しめると思うよ」
「それはまた……面白そうですね」
「でしょ？　んじゃ、早速ヤってみよ～」
「設定はこちらで済ませておいたから、フェリアスは純粋に楽しんでくれるといいよ」
「え。い、今からですか？　それなら、その前に媚薬を……」
「必要ないよ。そういったモノはダンジョン攻略中に出てくるからね」
「いや、あれを飲まないと俺は──……」

　彼等に対して黙っていることを、思わず口走りそうになってしまった瞬間。

　目の前の景色が、一瞬で変化した。


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