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第五章 崩れ行くテリサバース宗教内部と生まれ変わるテリサバース教会。
130 テリサバース教会の法王への裁判が始まった。⑥
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――法王side――
嗚呼っ!! 恐れていたことが起きてしまった!!
しかしあのシスターには奴隷の首輪をしていた筈! それなのに何故バレたのだ!
心臓はバクバクとし、まだロスターナと出会う前にワシが犯した全ての罪と向き合う時間となってしまった。
恐怖と自分の都合のいいようにしようとした愚かさと……今になって後悔が押し寄せる。
何より、何も知らずワシをずっと信じてくれたロスターナを巻き込んでしまった!!
嗚呼ロスターナ! どうか、どうか無事でいてくれ!!
「テリサバースの女神よ。悔い改めます! 懺悔も何でも致します!! ですからどうか、どうかロスターナだけはお守りくださいっ! 何も知らないのです……何も知らず、ただワシを信じて下さったのです!!」
世間がワシを悪者だと言っていても、ロスターナだけは違った。
ワシを肯定し、不安を拭ってくれた。
お互いに初めて、生まれて初めて惹かれ合ったのだ。
獣人であっても、それであっても愛し合ったのだ!!
ワシにとって、初めての経験だった……人を、誰かをあそこまで愛する事などあり得る筈がないと思っていたのに、長い人生をそうやって歩いてきたのに……っ!!
苦しい時に訪れた彼女はまるで女神のように美しく、心さえも透き通った聖水のように美しかった……。
ワシを唯一人想い、一緒に逃げて生きることを選んでくれた。
あのような幸せ、二度とワシには訪れないだろう。
ワシを信じて……騎士に捕まったワシに必死に手を伸ばしたロスターナ。
兵士に突き飛ばされて怪我をしていなければいいが、それでもワシの名をずっと呼び続けたロスターナ。
清らかな身体に他の男共が手を付けるのがどうしても許せなかった。
何時もワシだけにそっと……美しい手を見せてくれていたのに。
だが、そうしてしまったのはワシの所為なのだと思うと自分が許せない。
ロスターナは何も知らないのだ、本当に何も知らぬ純粋で綺麗な心の持ち主なのだ!
まるで生まれたての精霊のように清らかで、それでいてとても美しいのだ……。
そのロスターナにワシの今までの悪事を――嗚呼!! 考えるだけで死にたくなる!!
だが、もうどうする事も出来ない。
ロスターナに嫌われてしまう……それは絶望だ。
自分のしてきたことが返ってきただけだと言うのに……涙が零れ落ちて止まりもしない。
歯を食いしばり、地面を見つめて幾つもの涙が弾けてはシミになって広がって行く。
「うぅぅ……ロスターナァア…」
ここまで人を、誰かを愛したことなど一度も無かった。
愛を知って初めて自分の犯した罪を全て理解した。
ワシは屑だ。
人として生きていてはならぬ程の……屑だ。
そのワシに想いを寄せてしまった生まれたての精霊のようなロスターナが哀れで堪らなく愛おしかった。
きっと今もワシの名を口にして泣いているに違いない。
「泣くのはおよし」と抱きしめてやりたいのに、そのような事すらも出来ない。
汚れ切ったワシでは、清らかな魂を持つロスターナの隣にいる事すら烏滸がましいのだ。
「ワシは……なんてことを……っ!」
そう言って只管自分を責め続ける時間が過ぎて行った――。
そして、どれだけの時間が過ぎただろうか。
鉄のドアが開き裁判騎士が現れるとワシの腕を掴み上げて立たせ、紐を持って歩かされる……。
どうか、どうかロスターナには聞かれたくないのだ。
ロスターナにだけは……。
そう願って裁判の開かれるドアが開き、法廷へと入って行くと多くの貴族たちと市民、そしてマントをバサリと音を立てて立ち上がったジュノリス王と王太子を前に、ワシは喉がカラカラになりそうだった。
目線だけで上を、横を見てロスターナがいるかどうかを確認した。
良かった……何処にもいない。
そう思った瞬間、フードを深くかぶった女性が部屋に入ってきた。
嗚呼、あああそんな!!
ロスターナ!!
カンカン! と言う木を叩く音と共に裁判が始まる。
あらゆる罪状を読まれ、その度に「相違ないか!」と叫ばれワシは歯を食いしばり震えながら自分の罪を、罪を――愛するロスターナの前で「はい」と口にする。
その度にロスターナのすすり泣く声が聞こえ、胸が張り裂けそうだった……。
「そなたの罪は我ら王族だけに留まらず、聖女ハルゥにもだろう。汚く狭い部屋で生活させ、身の回りの世話役も誰も付けず、みすぼらしい服装で教会の中では過ごし、式典や人々に会う時だけ法衣を着せていた。相違ないな!」
「……はいっ!」
「あああああっ」
「ロ、ロスターナ……すまぬ、すまぬ!!」
泣き崩れたロスターナを見つめ涙を流しながらワシは謝罪を口にし、涙をそのままに顔を上げさせられた。
何と滑稽な姿であろうか……。
「その上、貴様は聖女の両親を殺害! シスターを奴隷に落とす等の行為も多かったと聞き及んでいる! 実に許し難し!! 殺害は他にもあるな……? 祭壇の下には法王の秘密部屋があると言う証言がある。そこでは日々人体実験をし、沢山の貧しい者達が命を落としているという証言だ。現在騎士団が祭壇の下を調べに行っている。報告を待つが相違ないな?」
「――…はい」
「人殺しまで……していたの?」
「っ!」
愛しい女性から呆然とした声が上がった。
ワシは震えながら小さく「そうじゃ」と口にする。
嗚呼、もうロスターナの心はワシの元には戻ってこない。
余りにも罪が重すぎる……いっそ殺して欲しい程に。殺されればどれだけ救われるだろうかと思う程に!!
その言葉と同時に法廷のドアが開き、王国騎士団が入ってきた。
「報告致します! 祭壇の下を調べましたところ地下室が現れ、中に入ると実験器具と思えし物とジュノリス王と王太子を害そうとした毒薬も見つかりました! また、多くの民が息絶えている状態です。助かりそうな者にはただいま必死に回復魔法を掛けている所ですが、余りにも衛生状態が悪く……」
「もう、逃れられんな? 法王と言う座も貴様には必要もない。ただのトシリディに戻るが良い。罪人トシリディよ」
「………」
もう随分と聞いていなかったワシの本当の名。
ワシですら忘れかけていた本当の名。
【罪人トシリディ】か。……実にワシに相応しい名だな。
「そちらの娘に関しては犯罪助長罪として刑を執行する。斬首刑まではしないでおいてやろう」
「――ありがとう御座います!! ワシはロスターナを愛しているのです! 美しい娘なのです! お慈悲ありがとう御座います!!」
良かった!! 良かった!!!
ロスターナは助かる! 命だけは、命だけは助かる!!
ワシの所為で人生を棒にしてしまったかもしれないが、命だけは助かるのだ!
初めてホッと安堵し涙を流すと、ロスターナは立ち上がりワシの元へと歩み寄る。
背後にロスターナが立ったのを感じ喜びで顔を破顔させて振り返った瞬間――ボギャッ!! と言う音を立ててワシの身体が吹き飛んだ。
そして法廷の床に叩きつけられ頭ら血を流し目も回した。
遠くでロスターナが何かを叫んでいる。
叫んでいるが最後に見た姿は縄を解き、ロスターナが上着をたくし上げると見えたのは――素晴らしい腹筋と男らしい胸板!?
「ったく、やってらんなわよ。私は男だってーの!! アンタの愛なんて一度も貰っちゃいないわよ? そんなもの、ドブに捨てても邪魔な物だわ。ったく気持ち悪いったらない」
――その言葉を聞いて目が回りワシは意識が朦朧とした。
い、いや、今のはきっと違うのだ、間違いだ。
遭ってはならない事だ。
ロスターナが、あんなに美しいロスターナが……【男】である筈……無いのだから。
そう必死に思いながら事実を受け止めきれず泡を吹き、痙攣しながら意識を手放した。
嗚呼っ!! 恐れていたことが起きてしまった!!
しかしあのシスターには奴隷の首輪をしていた筈! それなのに何故バレたのだ!
心臓はバクバクとし、まだロスターナと出会う前にワシが犯した全ての罪と向き合う時間となってしまった。
恐怖と自分の都合のいいようにしようとした愚かさと……今になって後悔が押し寄せる。
何より、何も知らずワシをずっと信じてくれたロスターナを巻き込んでしまった!!
嗚呼ロスターナ! どうか、どうか無事でいてくれ!!
「テリサバースの女神よ。悔い改めます! 懺悔も何でも致します!! ですからどうか、どうかロスターナだけはお守りくださいっ! 何も知らないのです……何も知らず、ただワシを信じて下さったのです!!」
世間がワシを悪者だと言っていても、ロスターナだけは違った。
ワシを肯定し、不安を拭ってくれた。
お互いに初めて、生まれて初めて惹かれ合ったのだ。
獣人であっても、それであっても愛し合ったのだ!!
ワシにとって、初めての経験だった……人を、誰かをあそこまで愛する事などあり得る筈がないと思っていたのに、長い人生をそうやって歩いてきたのに……っ!!
苦しい時に訪れた彼女はまるで女神のように美しく、心さえも透き通った聖水のように美しかった……。
ワシを唯一人想い、一緒に逃げて生きることを選んでくれた。
あのような幸せ、二度とワシには訪れないだろう。
ワシを信じて……騎士に捕まったワシに必死に手を伸ばしたロスターナ。
兵士に突き飛ばされて怪我をしていなければいいが、それでもワシの名をずっと呼び続けたロスターナ。
清らかな身体に他の男共が手を付けるのがどうしても許せなかった。
何時もワシだけにそっと……美しい手を見せてくれていたのに。
だが、そうしてしまったのはワシの所為なのだと思うと自分が許せない。
ロスターナは何も知らないのだ、本当に何も知らぬ純粋で綺麗な心の持ち主なのだ!
まるで生まれたての精霊のように清らかで、それでいてとても美しいのだ……。
そのロスターナにワシの今までの悪事を――嗚呼!! 考えるだけで死にたくなる!!
だが、もうどうする事も出来ない。
ロスターナに嫌われてしまう……それは絶望だ。
自分のしてきたことが返ってきただけだと言うのに……涙が零れ落ちて止まりもしない。
歯を食いしばり、地面を見つめて幾つもの涙が弾けてはシミになって広がって行く。
「うぅぅ……ロスターナァア…」
ここまで人を、誰かを愛したことなど一度も無かった。
愛を知って初めて自分の犯した罪を全て理解した。
ワシは屑だ。
人として生きていてはならぬ程の……屑だ。
そのワシに想いを寄せてしまった生まれたての精霊のようなロスターナが哀れで堪らなく愛おしかった。
きっと今もワシの名を口にして泣いているに違いない。
「泣くのはおよし」と抱きしめてやりたいのに、そのような事すらも出来ない。
汚れ切ったワシでは、清らかな魂を持つロスターナの隣にいる事すら烏滸がましいのだ。
「ワシは……なんてことを……っ!」
そう言って只管自分を責め続ける時間が過ぎて行った――。
そして、どれだけの時間が過ぎただろうか。
鉄のドアが開き裁判騎士が現れるとワシの腕を掴み上げて立たせ、紐を持って歩かされる……。
どうか、どうかロスターナには聞かれたくないのだ。
ロスターナにだけは……。
そう願って裁判の開かれるドアが開き、法廷へと入って行くと多くの貴族たちと市民、そしてマントをバサリと音を立てて立ち上がったジュノリス王と王太子を前に、ワシは喉がカラカラになりそうだった。
目線だけで上を、横を見てロスターナがいるかどうかを確認した。
良かった……何処にもいない。
そう思った瞬間、フードを深くかぶった女性が部屋に入ってきた。
嗚呼、あああそんな!!
ロスターナ!!
カンカン! と言う木を叩く音と共に裁判が始まる。
あらゆる罪状を読まれ、その度に「相違ないか!」と叫ばれワシは歯を食いしばり震えながら自分の罪を、罪を――愛するロスターナの前で「はい」と口にする。
その度にロスターナのすすり泣く声が聞こえ、胸が張り裂けそうだった……。
「そなたの罪は我ら王族だけに留まらず、聖女ハルゥにもだろう。汚く狭い部屋で生活させ、身の回りの世話役も誰も付けず、みすぼらしい服装で教会の中では過ごし、式典や人々に会う時だけ法衣を着せていた。相違ないな!」
「……はいっ!」
「あああああっ」
「ロ、ロスターナ……すまぬ、すまぬ!!」
泣き崩れたロスターナを見つめ涙を流しながらワシは謝罪を口にし、涙をそのままに顔を上げさせられた。
何と滑稽な姿であろうか……。
「その上、貴様は聖女の両親を殺害! シスターを奴隷に落とす等の行為も多かったと聞き及んでいる! 実に許し難し!! 殺害は他にもあるな……? 祭壇の下には法王の秘密部屋があると言う証言がある。そこでは日々人体実験をし、沢山の貧しい者達が命を落としているという証言だ。現在騎士団が祭壇の下を調べに行っている。報告を待つが相違ないな?」
「――…はい」
「人殺しまで……していたの?」
「っ!」
愛しい女性から呆然とした声が上がった。
ワシは震えながら小さく「そうじゃ」と口にする。
嗚呼、もうロスターナの心はワシの元には戻ってこない。
余りにも罪が重すぎる……いっそ殺して欲しい程に。殺されればどれだけ救われるだろうかと思う程に!!
その言葉と同時に法廷のドアが開き、王国騎士団が入ってきた。
「報告致します! 祭壇の下を調べましたところ地下室が現れ、中に入ると実験器具と思えし物とジュノリス王と王太子を害そうとした毒薬も見つかりました! また、多くの民が息絶えている状態です。助かりそうな者にはただいま必死に回復魔法を掛けている所ですが、余りにも衛生状態が悪く……」
「もう、逃れられんな? 法王と言う座も貴様には必要もない。ただのトシリディに戻るが良い。罪人トシリディよ」
「………」
もう随分と聞いていなかったワシの本当の名。
ワシですら忘れかけていた本当の名。
【罪人トシリディ】か。……実にワシに相応しい名だな。
「そちらの娘に関しては犯罪助長罪として刑を執行する。斬首刑まではしないでおいてやろう」
「――ありがとう御座います!! ワシはロスターナを愛しているのです! 美しい娘なのです! お慈悲ありがとう御座います!!」
良かった!! 良かった!!!
ロスターナは助かる! 命だけは、命だけは助かる!!
ワシの所為で人生を棒にしてしまったかもしれないが、命だけは助かるのだ!
初めてホッと安堵し涙を流すと、ロスターナは立ち上がりワシの元へと歩み寄る。
背後にロスターナが立ったのを感じ喜びで顔を破顔させて振り返った瞬間――ボギャッ!! と言う音を立ててワシの身体が吹き飛んだ。
そして法廷の床に叩きつけられ頭ら血を流し目も回した。
遠くでロスターナが何かを叫んでいる。
叫んでいるが最後に見た姿は縄を解き、ロスターナが上着をたくし上げると見えたのは――素晴らしい腹筋と男らしい胸板!?
「ったく、やってらんなわよ。私は男だってーの!! アンタの愛なんて一度も貰っちゃいないわよ? そんなもの、ドブに捨てても邪魔な物だわ。ったく気持ち悪いったらない」
――その言葉を聞いて目が回りワシは意識が朦朧とした。
い、いや、今のはきっと違うのだ、間違いだ。
遭ってはならない事だ。
ロスターナが、あんなに美しいロスターナが……【男】である筈……無いのだから。
そう必死に思いながら事実を受け止めきれず泡を吹き、痙攣しながら意識を手放した。
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